TM-SQUARE のサイドステップは、フロントタイヤハウス内の空気を効率よく後方へ排出する形状とし、ダウンフォースの大敵である、タイヤハウス内の圧力上昇(リフト)を徹底的に抑制します。
そして、負圧(有効なダウンフォース)が発生しているボディ下面には、車両のサイドから乱れた空気が入り込まないように、左右に張り出した形状のフラットパネルを採用しました。
サイドステップ 前方の 「アウトレットホール」
ルーバー 形状の整流板
少しだけ、左右に張り出した ワイド な フラットパネル
フラットパネル が、左右に張り出していても、ドア の中央部や、フロントフェンダー の方が、ワイド となりますので、 全幅が変わるようなことはございません。(純正 サイドステップ には、穴あけ加工が必要となります)
ダウンフォース発生メカニズム vol.4 サイドステップ編 ①
「タイヤハウス内の圧力を減少させるべし 」
サイドステップ前方(フロントフェンダーアーチ後端)には、タイヤハウス内の空気を後方へ抜くための「アウトレット」を設定しました。また、開口部には、ルーバー形状の整流板も装着されていますので、クルマのサイドを流れる風に、タイヤハウス内の空気が引っ張られ、強制的に後方へ排出されることから、タイヤハウス内の圧力が低下し、安定したダウンフォースが発生します。
そして、タイヤハウス内の圧力が低下することで、より多くの空気がフロントバンパー下部(アンダーパネル下)を通過することから、この部分の流速が速まり、ダウンフォースが増加します。
(純正サイドステップ上部ピースに、穴あけ加工が必要となります)
ダウンフォース発生メカニズム vol.2 サイドステップ編 ②
「乱れた空気は、せき止めるべし」
左右に張り出したフラットパネルにより、有効なダウンフォースを発生しているボディ下面(負圧状態)へ、側面からの乱れた空気の流入を抑制することで、負圧を維持します。また、発生しているダウンフォースを より効率良く受け止めるため、フラットパネルの底面は、幅135mm と、面積をできるだけ広げた設計となっています。※ ジャッキポイントは、フラットパネルの内側となりますので、問題なく確保されています。
TM-SQUARE サイドステップ ZC32S用
田中ミノルBLOG 「サイドステップ ZC32S」 関連記事リスト
2019/07/04 2019.06.13 匠工房 TM-SQUARE サイドステップ! <ZC32S>
2014/12/30 TM エアロセレクション (ZC32S 新車) 発売のお知らせ!
2014/02/19 TM-SQUARE ZC32S ボディワーク 空力解説 サイドステップ
2014/02/07 TM-SQUARE ZC32S ボディワーク 空力解説 (イントロ)