• tm-sq ボディーワーク
  • tm-sq サスペンション
  • tm-sq ブレーキパッド
  • tm-sq エンジン
  • tm-sq クーリング
  • tm-sq エキゾースト&インテーク
  • tm-sq 駆動系
  • tm-sq ホイール
サイト内検索 :

フロントコーナーの形状

TM-SQUAREがフロントバンパーに求めた性能、それは有効なダウンフォースを的確に得ることです。ダウンフォースとは、ボディーの上面、下面を流れる気流から、タイヤを地面に押し付けるため、下向きの力を発生させることをいい、このダウンフォースの作り方は、時代とともに変化してきました。

そして、世界でも有数のダウンフォースを誇る、“スーパーGT”での最近のトレンドは、 「いかにタイヤハウス内の圧力を減少させるか」です。そうです、現在の、ダウンフォースへの戦いは、フロントタイヤハウス内の圧力との戦いなのです。

なぜなら、フロントタイヤハウス内の圧力が高くなると、ダウンフォースの発生源であるフロントバンパー下面への空気流入量および、流入スピードが落ち、ボディー下面のダウンフォースを有効に利用できなくなってしまいます。そこで、“スーパーGT”では、数種類の方法にて、フロントタイヤハウス内の圧力を抜く工夫がされています。

中でも、“カギ”となる部分は、フロントコーナーになります。では、下の写真(イラスト)を見て下さい。 コンセプトスケッチ①の形状により、気流は大きく角度が付いた状態で、外側に向けられるようになります。

②の翼端版、内側の形状が後方に向けてスロープが付いていることから、気流は斜め上方に跳ね上げられます。

③の形状は、バンパーの真上に気流が抜けないように、気流を塞き止めます。

この、フロントコーナー部分では、ボディー前面に当たった空気が、フロントタイヤハウス直前で、斜め上方に角度を付けて抜けるような形状となっています。

この強力な気流により、タイヤハウス内の空気が、タイヤとフェンダーのクリアランスから吸い出されることで、タイヤハウス内の圧力が下がります。結果、フロントバンパー下面へ空気が入りやすくなることから、大きなダウンフォースが発生するのです。

アンダーパネル形状

TM-SQUAREのフロントバンパーは、アンダーパネル部が後方まで延びた形状となっています。(最長部430mm)これは、車体前の空気がアンダーパネルの下面へ流れ込む際、流速を増すことで、地面との隙間に高い負圧を発生させる、といった空力特性を有効に利用するためです。この部分は、いかにきれいに空気を流すかがポイントとなりますので、より流速が上がるように、できるだけ低く、そして後方までフラットな形状を保つように、こだわりを持ちました。

-

写真のようにアンダーパネルのコーナー(下面側)は、溝加工が施され、風がタイヤに当たる直前で、斜め上方に角度を付けて抜けるような形状となっています。装着するとほとんど見えない部分ですが、直接タイヤに風を当てるのではなく、少しでも有効なダウンフォースを得るための工夫となります。

この他にも、フェンダーアーチの形状や、翼端板形状も、すべてフロントタイヤハウスから、空気を吸い出し、圧力を抜く形状となっています。

AIRFLOWIMAGE

フロントバンパースポイラー

TM-SQUAREのフロントバンパーは、上下2分割式となります。(補修部品として、単品販売も可能です)
※本製品は下地処理を行っておりません。


TMDF-A00101

  商品名 : フロントバンパースポイラー(CFRP)
  品番 : TMDF-A00101
  価格 : 144,000円(税込)
  素材 : バンパー本体=FRP、
      バンパーアンダー部=カーボンファイバー

※ 本製品は生産終了致しました。




TMDF-A00101

  商品名 : フロントバンパースポイラー
  品番 : TMDF-A00102
  価格 : 118,000円(税込)
  素材 : バンパー本体=FRP、
      バンパーアンダー部=FRP
※ 白ゲルコート(未塗装)でのお届けとなります。
  (塗装済み製品の発送は承っておりません)
※ 本製品は大型商品の為、ショップ様等の
  業者様宛のみへのお届けとなります。
  ご注文時に、お届け先の指定をお願い致します。

 個数 

カゴに入れる


エアロパーツ補修部品
田中ミノルBLOG 「フロントバンパースポイラー ZC31S」 関連記事リスト




イベント告知&パーツのお話をジックリと解説!










ECU書き換え、エアロ装着のお問い合わせはこちら




   

全国のサーキットを勝手に走って、そのデータを皆さんにお届けする、壮大なプロジェクトです。