TM-SQUARE 強化クラッチディスク SPEC 2 登場!
2015年06月17日(水)
今夜は、TM-SQUARE 新製品 のお知らせであります!
(正確には、マイナーチェンジ モデル の登場です)
発売以来、みなさんに、ご好評をいただいております
ZC31S の 強化クラッチ。
そうです!
圧着力 を 一般的な強化クラッチと、純正クラッチの中間となるように、
新規レートのダイヤフラムスプリングを採用し、
純正比 20% UP を実現した クラッチディスク と、
スポーツタイプ の ライニングを使用した クラッチディスク のセット
TM-SQUARE 強化クラッチ が、マイナーチェンジしたのであります!!
※ 圧着力とは・・・・。
クラッチディスク は、クラッチカバーとフライホイールの間に挟まれています。
クラッチをつないだ状態では、クラッチカバーのダイヤフラム(スプリング)により、
クラッチディスク は強く押し付けられており、これらから発生する摩擦にて、
エンジン動力が、ミッションへと伝わります。
そして、このクラッチカバーが、クラッチディスクを 押し付ける力 を 「圧着力」 と呼びます。
もちろん、圧着力が高いほど、大きなパワーに対応できますが、
クラッチを踏む力が必要となり、クラッチが重くなります。
それでは、何がマイナーチェンジしたのか、詳しく説明しましょう!!
まず、変更となった部分は、
クラッチカバー → 今までと同じ製品です
クラッチディスク → SPEC 2 へ 変更しました
そうです、マイナーチェンジしたのは、「クラッチディスク」 のみです。
でもって、クラッチディスク の 何が変更になったかと言いますと・・・・・、
この部分に・・・・・・・・、
波型ディスクスプリングを追加したのであります!
理由は・・・・、
「半クラッチ領域のコントロール性を向上させるため」 なんですね~。
じつは、この波型ディスクスプリング、
純正クラッチディスク には、装着されているのですが、
よりダイレクトなフィーリングを求められる スポーツ対応品には、装着されていない・・・・・・。
イメージで解説すると、
半クラッチ から、クラッチをつなげる瞬間、
波型ディスクスプリング なし の方が、半クラッチ領域が狭く
波型ディスクスプリング あり の方が、半クラッチ領域が少し広く
なります。
だったら、
よりスポーティーな 波型ディスクスプリング なし の方がイイ!
となるのですが・・・・・・・、
じつは、スイフト (特に ZC31S) は、クラッチペダルを踏んで、
クラッチカバーを押すまでの間に存在する 各パーツに、
あちこちで、「タワミ」 が発生してしまうのです・・・・・・・・・。
ですから、クラッチカバー の 圧着力を向上させると、
この 「タワミ」 が、より大きくなってしまい、
その状況で、クラッチディスク を
半クラッチ領域が、少ないタイプに交換すると、
非常にデリケートな クラッチミート となってしまうのです。
そこで!!
TM-SQUARE クラッチディスク SPEC 2 では、
純正同様 の 波型ディスクスプリング を採用し、
より扱いやすい仕様に、変更した次第でございます!
このTM-SQUARE クラッチディスク SPEC 2 の登場にて、
強化クラッチでありながら、クラッチミート の操作性が、より簡単となりましたので、
ストリート派にも自信を持ってオススメできる製品なのであります。ハイ。
また、もちろん、ライニング部は、
高温対応のハイグリップ スポーツタイプ を採用していますので、
吸排気 & ECU による パワーアップにも、サーキットの連続走行にも、とっても安心です。
ただ・・・・・、デメリットもあります・・・・・。
それは、価格が、¥2,000 アップ になりました。
(すいません・・・・・)
(TM-SQUARE 強化クラッチ WEB サイト)
以上、TM-SQUARE 強化クラッチディスク SPEC 2 のご紹介と、
クラッチに関する プチウンチク でした!!