TM-SQUARE ZC32S リアキャンバーシム 正式リリースです!! ①
2016年09月23日(金)
いや~、やっと、
TM-SQUARE 「ZC32S」 リアキャンバーシムの
リリースが、 「スタンバイOK」 となりました!
現在、WEBサイトも、製作中となりますが、
本日から、数回に分けて、WEBの内容を少し・・・・(ホントは全部・・・・笑)
リークしながら、キャンバーシムのことを徹底解説してみたいと思います。
まず、キャンバーシム というパーツは、
どんなパーツなのか・・・・、アウトラインから解説しますと
(以下、WEB文章の抜粋です)
FF特有のアンダーステアを減少させるためには、
リアのトーイン調整は、非常に有効な手段となります。
アンダーステアが強い場合は、リアのトーインを少なくすることで、
コーナリング中(特に進入部分)に、リアが回り込んでくれ、
アンダーステアを抑制します。
なお、このセットアップは、走行抵抗が減少することから、
ストレートスピードにも、影響 を与えます。
また、トーションビーム式のサスペンションでは、
ストロークによるキャンバー変化がほとんどありません。
よって、クリッピングポイント近辺では、タイヤの外アタリ
(タイヤの外側のみが接地している状態)が強くなりますので、
コーナーにおいて、タイヤのグリップを
有効活用するためにも、キャンバーが必要となります。
TM-SQUARE リア キャンバーシム は、
通常トーションビーム式のサスペンションでは、調整の行えない
トーイン値 & キャンバー値 の両方を変更できるよう
ダブルテーパーのシム(2方向にテーパーになっているシム)を
リアハブとトーションビームの間に装着するセットアップアイテムです。
車輌の状況や、セットアップに合わせてチョイスできるように、
キャンバー値、トーイン値が異なる組み合わせにて、
ZC32S では4種類のキャンバーシムを設定しました。
といった感じとなり、
アイテム バリエーション & プライスは、以下のとおり です。
商品名 :キャンバーシム 並盛(トーイン 0°40’レス)
品番 : TMCS-C01903
価格 : 35,000円(税込)
素材 : スチール製 (カラー:ブラック)
付属品 : M12キャップボトル8本 M12ワッシャ8枚
M10キャップボトル4本 M10ワッシャ4枚
商品名 : キャンバーシム 並盛(トーイン 1°00’レス)
品番 : TMCS-C01904
価格 : 35,000円(税込)
素材 : スチール製 (カラー:グリーン)
付属品 : M12キャップボトル8本 M12ワッシャ8枚
M10キャップボトル4本 M10ワッシャ4枚
商品名 :キャンバーシム 大盛(トーイン 0°40’レス)
品番 : TMCS-C01901
価格 : 36,000円(税込)
素材 : スチール製 (カラー:ゴールド)
付属品 : M12キャップボトル8本 M12ワッシャ8枚
M10キャップボトル4本 M10ワッシャ4枚
商品名 :キャンバーシム 大盛(トーイン 1°00’レス)
品番 : TMCS-C01902
価格 : 36,000円(税込)
素材 : スチール製 (カラー:シルバー)
付属品 : M12キャップボトル8本 M12ワッシャ8枚
M10キャップボトル4本 M10ワッシャ4枚
となります。
では、詳しく説明しましょう!!
TM-SQUARE リア キャンバーシム(ZC32S) は、
変更できる キャンバー値 が2種類 (並盛仕様 & 大盛り仕様)
また、変更できるトーイン値 が、2種類
(0°40’レス仕様 & 1°00’レス仕様)
の組み合わせにより、合計4アイテムをバリエーションしました。
※トーインは、左右のトーインを合算した「トータルトー」の表記となります。
ですから・・・・、
たとえば、並盛キャンバーシム(トーイン0°40’レス)を装着すると、
トーイン値 & キャンバー値の変化量は、
装着前よりキャンバーが、1°25’ネガ方向に変化し、
トーインが、0°40’レス方向に変化したアライメント値となります。
そうです、ポイントとなるのは、
装着前のアライメント値から、
上記のとおり、アライメントが変化しますので、
装着前のアライメントをしっかり把握しておくことが、
とっても重要なのであります。ハイ。
ちなみに、弊社デモカー(TM 5号車/ZC32S 2型)による
実測値(キャンバーシム装着後のアライメント)は、以下のとおりです。
※ トーションビームには、製造上の公差がありますので、
純正状態でのアライメントは、すべての車両で同一ではありません。
よって、装着後のアライメント値は、上記と同一にならない場合があります。
※ 上記の数値は、車高40mm ダウンでの計測値です。
※ 純正車高では、上記数値からトーが、0°20’ マイナスになります。
(トーインが減る方向です)
また、キャンバーシムの装着により、
リアキャンバーがネガティブ方向に変化しますので、
タイヤの上端部がフェンダー内に収まりやすくなり、
ハブセンターならびに、タイヤの下端部は、外側に張り出します。
タイヤ/ホイールの各部の位置は、下記のとおり変化します。
※ 上記の数値は、計算上の数値で、実測とは異なる場合があります。
+表記 → タイヤが外に出る
-表記 → タイヤが内側に入る となります。
いかがでしょうか?
なんとな~く、キャンバーシムが、どんなパーツなのか、
わかってきましたでしょうか??
まぁ~、超簡単に、ザックリ説明すると、
ZC32S スイフトのリアに装着すれば、通常では調整/変更できない
リアキャンバー と、リアトーイン を同時に、
変更できてしまうパーツなのであります。ハイ。
では、次回は、
リアキャンバー と、リアトーイン を変化させることに、
どんな メリット・デメリット が発生し、
そして、どのようにして、セットアップに生かすことができるかを
じっくり解説したいと思います!!
なんだか・・・・、
解説マニアになりそうな・・・・、予感が・・・・(笑)
あと・・・・、匠の日でも、もちろん対応可能です!