サスペンション
ダンパーテスト in 本庄サーキット③
2009年10月02日(金)
みなさん、動画、いかがでしたでしょうか?
もっと修行して、上達するように
頑張りますね。
さて、今回は、
ダンパーテストの内幕を
ちょこっと紹介しようと思います。
で、どんな、内幕かと言うと、
こっそり、田中のテストレポートを
リーク しちゃいましょう。
いや~、ちょっと照れますが、
本邦初公開!!
(なんか、パンツの中、見られてる心境・・・)
あっ、同業他社の方は、
すぐに、「戻る」 ボタンをクリックしてください!
特に、TF社のM社長は、
絶対、閲覧禁止です(笑)!!!!!
なんか、ドキドキする・・・・・。
090929 本庄 ダンパーテスト コメント
日時:2009/09/29
サーキット:本庄サーキット (②~⑧は、ショートカットコース)
天候 セミドライ
気温 23℃ 路温 23℃
ドライバー:田中 ミノル
車輌:ZC31S スイフト1号車
タイヤ 前後 AD08 215/40/17
リアスタビ: 40φ
スプリング F:65-07-0700 R:60-06-0800
ブレーキパッド F 05K R 88B
断熱インダクション装着
TM LSD
車高 F 605 R 585
キャンバー F 5.7 R 4.5
トーイン F OUT15分 R ゼロ
① ベンチマーク 49.015〈通常コース〉
雨で、1コーナー出口、折り返しクリップ、
最終コーナークリップは、濡れている。
前回のテスト時から、バランスは大きく変わらない。
エンジンは、ECU適合により、
約3kmストレートエンドでスピードアップ!
② NEWダンパー F -15 R -15 47.220(ショートコース)
路面は、あちらこちら濡れており、そこでU/S O/S になる
最終コーナー手前で、少し上下動が大きい(ポンポッシング)
フロントがやわらかく感じる
※ -15とは、一番硬い調整位置から、15段階緩めたという意味合いです。
③ F -10 R -10 46.531(ショートコース)
路面は、②より、ドライ化している
全体的にグリップが高まり、フロントの余計な動きが減少
最終のポンポッシングも、減少し、クルマは確実に速くなった
④ F -5 R -5 F内圧2.4→2.2 45.929(ショートコース)
路面は、③より、ドライ化している
よりフロントが入り、多少O/S も発生
(1コーナークリップ、S入口、最終入口)
曲がるのに使えるレベルのO/S
フロント/リア ともに、硬いとか、ハネルといったデメリットなし
バランスは、悪くない
⑤ F -1 R -15 48.129(ショートコース)
少し、雨の量が多くなっている(②と同様レベル)
O/S が強い
進入でフロントが沈み、それがリリースで上がらず、前傾のままO/S になる
⑥ F -1 R -1 46.894(ショートコース)
コンディションは、⑤より悪い
⑤より、O/S は、少しBETTER
しかし、進入でO/S を抑えると、U/S が大きい
典型的な、U/S O/S
⑦ F -5 R -10 47.557(ショートコース)
コンディションは、本日の中で、一番ウエット
フロントの減衰↓ により、O/S は、大幅に減少
各コーナーの限界が低い ← 雨のため
⑧ F -5 R -10 (KEEP) 秘密兵器装着 45.628(ショートコース)
コンディションは、⑦より、改善したが、④より悪い
フロントにグリップ感じ進入 → リアが出る → その瞬間にアクセルオン
バランスはかなりの高次元
ダンパーの減衰に関して
フロント
-10~-15の領域では、バンプがやわらかすぎる
(ギャップでの動きが不安定で大きい)
-1~-3の領域では、リバンプが強すぎる
フレキションの少なさは、とっても良いと思う
(入力に対して、動きが単純 バネだけが入力に対して反応してくれている)
減衰を強めることにより、O/S を作れることは、必要かもしれない
(特に、DRY U/S バランスには、効果的??)
リア
クリックによる、減衰の変化が少ない
リアを固めると、U/S 方向にバランスが変わる
バンプ/リバンプのバランス的には、リバンプが強い
減衰調整を 弱 に振ったとき、もっと、リバンプがやわらかくなって欲しい
減衰調整を 強 に振ったとき、もっと、バンプが効いて欲しい
いや~、恥ずかしいですね・・。
と、言うことで、
現在、フロントはシムの積み方、変更。
リアは、ピストンの形状変更中です。
まだまだ、やりますよ~。
「えっ、、早くリリースしろ?」
まあまあまあ・・・、
そのかわり、いいもの作りますから。
あっ、言い忘れましたが、
NEWダンパ
ストリートの乗り心地、最高です!!
同乗走行で体感した方、
あの乗り心地を超えましたよ~。