鍛造 と 鋳造 の違いって、何なのよ。
2010年02月16日(火)
今回から、数回に分けて、
アルミホイールの神秘?をお届けしたいと思います。
今日は、その第一回目、
ホイールの豆知識、
鍛造 と 鋳造 の違いを少し。
でも、このブログを読んでる方には、
「そんなこと知ってるよ」 って、
言われそうですが・・・。
まず、鋳造とは、
アルミを高温で溶かし液状にして、
それを型に流し込み、成型するする手法。
ま、プリンや、ゼリーを作るのと、
同じですね。
メリットは、
デザインに自由度があり、
大量生産に向き、
低コストでホイールが製造できること。
デメリットは、
強度の問題から、ある程度の
肉厚を確保しなければならないことから、
鍛造に比べて重量が重くなることです。
そして、鍛造とは、
大型のプレス機により、
アルミに圧力をかけて、
型に押し込み成型する手法です。
メリットは、
圧力をかけることから、
アルミの金属粒子が緻密になり、
強度が上がることから、
非常に薄い肉厚で製造でき、
重量が軽く、剛性に優れます。
デメリットは、
設備、型、加工とも非常に高価で、
量産スピードが、鋳造より遅いことです。
次回は、
「なぜ、鍛造すると、強くなるのか」 を、
お届けしま~す。