TM-SQUARE
エアロプロジェクト 発進!
2008年07月05日(土)
ジックリとイラストで形状を絞り込んで、いよいよ、現車でのエアロ製造がはじまりました。
ずばり、コンセプトは「悪いピカチュー」!(笑)
ま、レース界にドップリ浸かっていた、田中が作るわけですから、お洒落でスッキリしたエアロなんて、
所詮無理 (それぐらいは自分のこと理解してますから・・)。
だったら、ダウンフォースに拘るしかありません(すいません汗臭くって・・)。
そうなると、某自動車メーカーの空力開発を数年間にわたり行なった経験が生きるってもんです。
このテストは、GT500の開発車輌にて、1日中時速300kmで走るという、それは過酷というか、
心臓バクバクのテストでした。おまけに、このテストは、7日ぐらい続けてやるんですよね。
そこで、「チョー恐がり」の田中の性格が幸いしたことがあります。
それは、いつも「ビビッて」乗っているせいか、ちょっとしたダウンフォースの増減が、
けっこう敏感に感じ取れるということです。
たとえば、「今の空力デバイスなら、一個前より、フロントだけ50kgぐらい上がっているな」とか、
「フロントが減った分だけ、リアが上がった」等々。
そしたら、「何をどうやればダウンフォースが増えるか」にも、だんだん興味が沸いてきて、
“空力オタク”の世界へまっしぐらと相成ったのです。
ただ、ひとことで空力といっても、多種多様のパーツと、それらの相互関係、車高による変化等、
いろんな要因はあるのですが、押さえなければならないポイントは、だいたい決まっています。
TM-SQUAREのエアロプロジェクトは、これらのポイントを可能な限り、取り入れるつもりです。
最終的には、どんな形になるかまだまだわかりませんが、
誰でも「走ればダウンフォースを感じられる!」ことを目指して、ぐぁんばりマス!!