サスペンション
スタビライザーの適合完成!
2009年03月12日(木)
今回の本庄サーキットでのテスト内容は、
スタビライザーの適合確認でした。
ご存知のように、TM-SQUARE のトーションビームは、
スタビライザーの交換が可能となります。
ですので、スタビライザーの硬さは、
セットアップや、使用するサーキット、タイヤサイズにより、
マッチングが異なります。
なので、購入したいけど、
「どの硬さを選んで良いのか、わからない!」 といった
ことになってはいけないと思い、事前にマッチングを
取ってきたと言う訳です。
ということで、マッチングは下記のとおりです。
(あくまでも、田中の個人的な意見としてとしてご活用くださいね)
サーキット/16インチ とは、
サーキット走行を、16インチのラジアルタイヤで
行った場合のマッチングデータです。
もちろん、28φ、32φも、
純正よりコーナリング性能は向上しますが、
タイヤのたわみが大きい分、
少し硬めの方がマッチングが良いという
テスト結果が出ました。
サーキット/17インチ とは、
サーキット走行を、17インチのラジアルタイヤで
行った場合のマッチングデータです。
38φ、40φでは、
少しクルマがピーキーに感じますので、
あえて△を付けました。
Sタイヤでは、このあたりも、候補に入ってくると思われます。
ストリートの乗り心地 とは、
ストリートを快適に走行できるかどうかを
判断しました。
38φ、40φでは、
路面の凹凸がダイレクトに感じるので、
やはり乗り心地は良くありません。
また、フロントの接地が安定して強くなる分、
ちょっとピーキーにも感じます。
もちろん、スタビライザーの硬さは、
装着されているリアスプリングの
レートによって、左右されます。
トータルで適正なロール剛性になるように、
スプリングが、やわらか目なら、
スタビライザーは、少し硬くてもOKとなり、
反対にスプリングが硬ければ、
スタビライザーは、そんなに硬くする必要はありません。
また、テストの時の車輌スペックは下記のとおりです。
スプリングレート
F スプリング HYPERCO 直巻き 550ポンド (9.8kg/mm)
Rスプリング HYPERCO スイフト専用品 410ポンド (7.3kg/mm)
タイヤサイズ
16インチ 215/45/16 RE11 空気圧(温感) 2.1kg/㎠
17インチ 215/40/17 RE11 空気圧(温感) 2.1kg/㎠
マニアと語るだけ、マニアなテストもやってるでしょ?
さあ、いよいよ、デリバリーも間近です。
(製品は入荷済み! 現在、取説作成中!!)
装着するスタビの太さに関して、
何かわからないことがあれば、ジャンジャン ご連絡ください!