勝手に 「道場破り」 Vol 4 in 岡山国際サーキット攻略法 (セットアップ編)
2011年03月16日(水)
岡国が本拠地のみなさん、大変お待たせしました。
今回は、セットアップ編から、お届けしましょう!
まずは、
岡国 持込 セッティングデータは、以下のとおりです。
タイヤ/ホイール F BBS 7.5J 16 +46 クムホ V700 225-45-16
F BBS 7.5J 16 +46 クムホ V700 205-45-16
タイヤ内圧 F 2.8 R 2.9 (ともに温間)
ホイールスペーサー F 10mm R なし
リヤスタビ 38φ
スプリング F 65-07-600 R 60-06-600
ダンパー 減衰 F MAX 5戻し R MAX 8戻し
車高 F 605 R 585
ブレーキパッド F 10F R 88B
トー F OUT 0:20
キャンバー F -5.8度 R 大盛りシム
コンディション的には、2日間とも、気温は4~6℃
路温 は、8~12℃ レベル。
初日は、奇跡的に走行時間だけ、雪が止み、問題なく走行できましたが、
2日目は、雪の影響で、ほとんどドライで走れませんでした・・・・・・・。
イニシャルのバランスは、
全体的にロールが大きく、パワーの食われ感も強かったので、
迷わず、スプリング変更。
バランス的には、悪くなかったんですけどね・・・・・。
また、この段階での、BESTタイムは、1:56:1 でした。
この日は、走行が2セッションあったのですが、連続だったので、
交換に、少々時間がかかるフロントは、そのままとし、
リアのスプリングのみ
60-06-600ポンド → 60-06-800ポンド に変更。
(なんと、交換時間 10分間! さすが、安部/佐藤ペアー)
すると、思ったとおり、全体にロールが小さくなり、ステアリング舵角が小さくなりました。
また、コーナーリング中の グリップ変化も小さくなり、パワーの食われ感が減少しました。
そして、初日のBESTである、1:55:2 をマーク!
(道場破り、成立です!!)
でもって、翌日のセット変更は、
フロントスプリング 65-07-600 → 65-07-800
リアスプリング 60-06-800 → 60-06-1000
フロントパッド 10F → 08H
ブレーキパッドは、大きな不満はありませんでしたが、
ま、トライ ということで、08H に、変更です。
でも・・・・・・、雪が・・・・・・・。
最初のセッションは、タイヤが温まる前に、
3ラップで中断・・・・・・。
BEST 1:56:4
ブレーキの効きが、少々不足していたので、
フロントパッドを 08H から、10F に戻し、
最後のセッションに望みましたが・・・・・・・・・、
走行前に雪が降り、完全ウエットで、スタート。
最後には、ほぼドライになりましたが、2つぐらいのコーナーで、
まだ、路面は、乾ききらず・・・・・・・・。
BEST 1:55:8 でした。
クルマのバランスは、ハイレートにしたことで、かなりいい感じになったのですが、
少々、アンダーステアが発生し、最終コーナーで、「待ち」 の時間が長くなりました。
ということで、田中ミノル式、岡国に適合するスプリングレートは、
F 600ポンド R 700ポンド
F 700ポンド R 800ポンド
F 800ポンド R 800ポンド
F 800ポンド R 900ポンド
あたりではないかと思います。ハイ。
(もちろん、タイヤにもよると思います)
また、ブレーキパッドは、
F 10F R 88B が、基本ですね。
では、ここで、動画を2つ。
まずは、
フロントスプリング 65-07-600ポンド
リアスプリング 60-06-800ポンド
の組み合わせから。
(1:55:2)
そして、お次は、
フロントスプリング 65-07-800ポンド
リアスプリング 60-06-1000ポンド
の組み合わせです。
(1:55:8)
ちなみに、ほんの少し濡れています。
かなり、ブレブレで、申し訳ありませんが、
セットアップ違いによる、クルマの挙動を感じていただければと思います。
ガンバレ東北!
ガンバレ関東!