勝手に「道場破り」 Vol 6 in 本庄サーキット(セットアップ編)

2011年04月13日(水)

 

 

 

取材の合間に、いや、取材終了後に、

ちゃっかり行った、「道場破り」・・・・・・・・。

 

 

 

でも、気温が 24℃ もあり、タイム的には、少々厳しい、

46秒7 でした・・・。

 

 

確か、アリーナ宏有 さんのデモカー(スーパーチャージャー仕様)が、

46秒1 だったと思いますので、

NAのノーマルエンジンでは、おそらく「道場破り」 になったかと思います。ハイ。

 

 

(もし、道場破り が成立していない場合は、教えてください!

修正します・・・・・・・)

 

 

 

まず、今回の持ち込みセットは、以下のとおり。

 

 

タイヤ/ホイール    F  BBS  7.5J 16 +30  クムホ V700 225-45-16(中古品)

              R  BBS  7.5J 16 +46   クムホ V700 205-45-16(中古品)

内圧           F  2.7   R 2.9 (温間)

リアスタビ        38φ 

スプリング        F  65-07-700  R  60-06-600

ダンパ 減衰      F  MAX 5戻し  R  MAX 8戻し

ブレーキパッド     F 05K   R 88B 

車高           F 605mm R 585mm 

トー           F  OUT 0:20  R  OUT 0:10

キャンバー       F  -5.8度  R  並み盛り シム  

 

 

今回は、半日以上、デモカーを外から見ていたのですが、

(取材だから、田中が乗れるわけないですね・・・・)

 

どうも、リアのスプリングレートが、マッチングしていないように感じました。

 

 

本庄サーキットは、180度ヘアピンが、多いイメージでしたので、

フロントに対してリアのレートを落とし、

コーナー前半に、回り込ませるセットアップで、持ち込んだのですが、

 

思ったより、縁石から降りるときに、リアの動きが大きく、

それが収まるまで 「待ち」 となってしまっているように、見えました。

(かなり、小さな世界での話しですが・・・・・)

 

 

で、取材終了後に、田中が乗ったフィーリングも、まったく同じ。

 

 

ということで、まずは、Fダンパーの減衰をアップです。

(リアが動いて、フロントのレスポンスが悪くなっている場合、

フロントの減衰を上げれば、少しレスポンスするので、その確認です)

 

そしたら、案の定 レスポンスが少し向上しましたので、

やっぱり、リアのレートを上げるセットが、効くと判断し、

リアのみ  600 → 800 と、ハイレート化 しました。

 

 

 

1

 

 

 

 

今回の持込みセットは、縁石にタッチせず、走行する予定で、

このバランスとなったのですが、

 

やっぱり、本庄サーキットで、縁石を使用しないで、走行するのは、

非常に困難だということが、よ~くわかりました。

(縁石に関しては、ドラテクで詳しくお伝えします)

 

 

 

リアをハイレートにしたことで、フロントのレスポンスは向上。

グリップレベルも安定し、クルマの動きは、かなりいい感じになってきました。

 

がしかし、

縁石の上では、やはりハイレートにした、デメリットも発生・・・・。

 

ラップタイム的には、0.1秒のみ短縮という結果でした。

 

 

 

 

また、本庄サーキットは、

ブレーキ的にも、そこそこ厳しいですね~。

 

1発タイムなら、フロントは、 

05K で十分ですが、連続ラップ(10ラップ以上)のアタックなら、

最終コーナーのブレーキングが、少しだけ厳しくなってきます。

 

ただ、05K では、ダメ というレベルではなく、

おまけに、最終コーナーのブレーキングは、強いと、クルマがつんのめり、

ピーキーになるので、田中的には、ちょうどコントロールがしやすい感じです。

 

 

 

 

また、一番強い効きが必要な1コーナーは、

ストレート区間でブレーキが冷えることから、問題はありませんでした。

 

 

 

 

よって、田中がオススメする ZONE の適合摩材 in 本庄サーキットは、

F 05K   R 88B  です。

 

もし、10周以上のレースで使用するなら、

F 08H   R 88B  も、候補に入るかと思います。

 

 

 

あと・・・・・、もうひとつ、サスペンションパーツを

テストしたのですが、これは、スイフトマガジンにて、

取材ページがありますので、そちらをご参考にいただければ、ありがたいです。

 

このパーツ、田中はサーキットでの比較は行えませんでしたが、

ストリートの比較で、かなり違いがあり、改めて「良いパーツなんだ!」 と、

確信を持ってしまいました。ハイ。

(特に、巡航中の高速道路は、◎ ですね~)

 

 

 

以上、勝手に「道場破り」 Vol 6 in 本庄サーキット

セットアップ編でした。