勝手に 「道場破り」 Vol 5 in 鈴鹿ツイン 攻略法(セットアップ)
2011年04月01日(金)
花粉が、杉からヒノキになったら、
急激に花粉症患者になりつつある、田中です。ハイ。
では、張り切って、鈴鹿ツイン (Gコース) の 攻略法
セットアップバージョンをお伝えしましょう!
まず、今回の持ち込みは、
イニシャルSET
タイヤ/ホイール F BBS 7.5J 16 +30 クムホ V700 225-45-16(中古品)
R BBS 7.5J 16 +46 クムホ V700 205-45-16(中古品)
内圧 F 2.7 R 2.9 (温間)
リヤスタビ 38φ
スプリング F 65-07-700 R 60-06-600
ダンパ 減衰 F MAX 5戻し R MAX 8戻し
ブレーキパッド F 03C R 88B
車高 F 605mm R 585mm
トー F OUT 0:20 / R OUT 0:10
キャンバー F -5.8度 / R 並み盛り シム
で、コンディションは、
天気 晴れ/DRY
気温 14.0℃
路温 26.2℃
と、タイムアタックには、少々、厳しい気温でした・・・・・・。
走りはじめて、まず思ったのは、
コースがとってもタイト で、 LSD は、MUST のサーキットだということです。
LSD の効き方で、タイムもクルマのバランスも、決まる、
とっても、LSDへの依存度が高いサーキットなのです。
だから、LSD のチョイスは、かなり、重要です。
セットアップ的には、
リアキャンバー は、並盛で、◎
しかし、フロントのパッドは、ZONE 03C では足りません・・・・。
このコースは、4箇所で、ブレーキを踏みますが、すべて、強いブレーキが強いられ、
冷える時間がないため、ローター温度が、かなり高くなる ことが原因です。
ブレーキの温度を計測すると、
F 600℃
R 210℃
と、ミニサーキットでは、かなり厳しい部類に入ります。
走行中に、ブレーキパッドは、
03C → 04M → 05K と、変更したのですが、
05K でも、10LAP 連続でアタックすると、少々厳しそうな感じです。
よって、鈴鹿 ツイン Gコース の ZONE 適合は、
フロントパッド
1発なら 05K
連続ラップなら 08H となります。
(後に、10F に変更されます・・・・)
リアパッド
88B
となります。
また、スプリングレートは、もう少しフロントのレートを落として、
コーナーの中で(奥で)最大ロールにした方が、
クリップ付近でのアンダーステアは抑制できそうな感じでしたので、
途中で、フロントを 700ポンド → 600ポンド に、変更。
すると、
ターンインのレスポンスは、700ポンド の方が◎
しかし、クリップ付近のアンダーステア量は、600ポンド の方が少ない・・・・・・・。
と、両者、良いところがあり、ラップタイムは、変わりませんでした・・・・・・。
ただ、出口では、600ポンドの方が、
ハンドルを戻す位置が遅い(縁石までステアを切っている) ことから、かなり微妙です。
もちろん、乗りやすさでは、ハイレートの 700ポンド の方が、運転はカンタンです。
でも・・・・・、もしかすると、リアのスプリングレートも落として、
全体的に、もう少し、柔らかいセットの方が、良かったのかも知れません・・・・・。
ということで、田中が想像する、
鈴鹿 ツイン Gコース の 適合は、
F 700 R 600
F 600 R 600
F 500 R 550
あたりのような気がします。
リアのレートをあまり上げないのは、
やはり、このコースは、タイトなヘアピンが多く、
あまり、リアのロール剛性を上げると、アンダーステア方向になるからです。
いや~、今回も深いですね~。
走行時間が多く、価格もリーズナブルで、予約も不要なサーキットですので、
練習には ◎ ですよね~、鈴鹿ツインは。
ドラテクも、近々、頑張ってアップしますね!