TM-SQUARE キャンバーナックル
特徴① フロントキャンバー 1.2度 ネガ仕様
ストラットタイプのフロントキャンバーは、ナックル(アップライトとも呼ばれる、ハブベアリングが入る部分です)と、
フロントダンパー装着部分の(位置関係)角度を変えることで、変更することができます。
一般的には、この部分に使用するボルトを、細くしたり、偏心させることより、「ガタ」を発生させ、その「ガタ」の中で、
一番キャンバーが付く状態で固定する方式が取られています。
しかし、この方式では、走行中、大きな入力(大きなGフォースや、縁石の使用)が
ストラットにあると、「ズレ」が発生し、大きくアライメントが狂ってしまいます。
TM-SQUARE キャンバーナックル は、ダンパー装着部を加工し、スリーブを装着。
キャンバー「ズレ」を発生させることなく、現状から、1.2度 ネガティブ方向にキャンバー変更が可能となるパーツです。
キャンバー変更例
現状キャンバー 装着後のキャンバー
1.0度 → 2.2度
2.0度 → 3.2度
3.5度 → 4.7度
フロントキャンバーの必要性について
※ また、現行キャンバーから、0.6度 ネガティブ方向にキャンバーが変更になるスリーブも、
オプション設定されています。
特徴② 新品ハブベアリングに交換
走行距離が、40,000km を越えると、少々気になるフロントハブベアリング。
特に、ハイグリップタイヤでのスポーツ走行が多い場合は、どうしてもライフが短くなってしまいます。
そこで、TM-SQUARE キャンバーナックル は、新品のハブベアリングがすでに装着されておりますので、キャンバー変更というチューニングと、ハブベアリング交換というメンティナンスを、同時に行うことが可能です。
特徴③ スペシャル ベアリング グリス 「イソフレックス」を使用!
ハブベアリングの寿命が飛躍的に延び、高荷重時でのベアリング抵抗を大きく抑制させる、レーシングカーでは、絶対的なシェアーを誇る 「イソフレックス」ベアリング グリスを使用してハブベアリングを組み付けます。
ハブベアリングのトラブルは、
○ 走行距離の蓄積
○ 大きなキャンバー値
○ ハイレートスプリングの使用
○ ハイグリップタイヤの使用
といった条件で、非常に厳しい状況となり、発生するタイミングが早まります。
一度、組み付けると、メンティナンスができない箇所だけに、「転ばぬ先の杖」として、信頼の「イソフレックス」を!
安心感が違います!!
※ ハブベアリングの交換は、フロントのみとなります。
特徴④ 新品スタッドボルトへの交換が、オプションとしてチョイス可能
ホイールの脱着回数、トルクレンチによるトルクチェック回数が多いほど、スタッドボルト(ホイールを装着するための5本のボルト)のダメージは進行します。
もし、ボルトの山が「ナメて」しまうと、交換のため、また、ハブを分解しなければ なりません。ハブベアリング交換時は、ある面、スタッドボルト交換のチャンスです。
また、ホイールスペーサーをご使用中か、今後使用される可能性がある場合は、10mmロングのスタッドボルトも
ご用意しております。
最低限必要なナットの掛かりについて
プライス
TM-SQUARE キャンバーナックル
新品ハブベアリング
イソフレックス ベアリング グリス
交換工賃一式(含む、フロント アライメント)
¥82,000
(作業時間 5時間)
TM-SQUARE キャンバーナックル
新品ハブベアリング
イソフレックス ベアリング グリス
純正スタッドボルト 10本
交換工賃一式(含む、フロント アライメント)
¥87,500
(作業時間 5.5時間)
TM-SQUARE キャンバーナックル
新品ハブベアリング
イソフレックス ベアリング グリス
10mmロング スタッドボルト 10本
交換工賃一式(含む、フロント アライメント)
¥88,000
(作業時間 5.5時間)
※ 取り外したナックルは下取り品となり、ダメージ等がある場合は、純正部品代が別途必要となります。
※ 本製品は、「匠工房専用」となりますので、パーツのみの販売は行っておりません。