エンジン
インダクションBOX 製作日記

2010年05月07日(金)

今日の朝、

TM 1号車の

インダクションBOXの形状が、

「大体できたよ~」 と、

連絡があったので、ちょこっと行ってきました。

 

 

 

前回(GW前)、発泡剤で、

おおまかな形ができていましたので、

 

 

 

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今回は、それをファイバーで、

作り込みです。

 

 

 

でもって、こんな感じになりました。

 

 

ジャジャ~ン!

 

 

 

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p1180250

 

 

 

なかなか、カッコいいでしょ?

 

 

 

 

この形状なら、4スロも、バッチリ見えます!

 

 

 

p1180256

 

 

 

 

当初、問題視されていた、

容積も・・・・・・・・、

 

 

 

 

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p1180264

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バッチリ稼ぎました!!

 

 

しかし、販売しない商品に、

こんなに、手間とお金をかけて

良いんでしょうかね・・・・・・。

 

 

 

でも、エンジンルームの熱い空気を

吸うのと、フレッシュエアーを吸うのとでは、

雲泥の差・・・・・。

 

 

それぐらい、吸入空気の温度は、

重要なのです。

 

 

ベンチで試すと、

計測した数値(エンジンパワー)を見て、

愕然としてしまいますよ・・・。

絶対に・・・。

 

 

 

特に、これからの季節は、

ラップタイムに大きな影響を及ぼす部分だけに、

シッカリ作りこみたいと思います。ハイ。

 

 

インダクションBOX 製作日記は、

まだまだ、続く! なのです。

エンジン
2型 M/T SPORT ECU Ver2 適合終了!

2010年02月12日(金)

たった今、タッシーから

連絡が入りました。

 

「SPORT ECU の Ver2 適合

バッチリ取れたよ~」 とのことです。

 

 

なにやら、Ver2.0 は、裏技にて、

トルクの谷を埋めまくった仕様です。

 

MAXパワーは、変わりませんが、

4000rpm 付近では、

「なるほどね!」 と必ず感じていただけると思います。ハイ。

 

じつは、一足先に、このテクノロジーは、

1号車に投入されていましたが、

なかなかのものですよ~~~。

 

もちろん、お約束どおり、

Ver1.0 投入済みの方には、

「無償!」 で、ご対応いたします。

 

対応方法は、

TM-SQUARE の WEB サイトに

買い物カゴを作りましたので、

こちら から、ご連絡下さい。

 

 

それに、今回の適合で、

みなさんお待ちかねの、

「ビッグスロットル」 の適合も取りましたよ~。

 

こちらも、本日から、

対応可能となりますので、よろしくお願いします。

 

 

現在のところ、Ver2.0 も、

「ビッグスロットル」 への対応も、

2型 M/T のみとなりますが、

 

急いで、1型も適合を行いますので、

1型 のみなさん、

今しばらくお待ち下さい。

 

 

そうそう、本日より、

2型 M/T に関しては、

新規の書き換えの場合も、Ver2.0 となりますので!

 

 

タイトコーナーの立ち上がりで、

必ずや、ラップタイムに貢献する

中速トルクの底上げ。

 

ストリートでも、

きっと違いを感じていただけると思います!!

 

 

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エンジン
1型 ECU 適合終了です!

2009年12月01日(火)

昨夜、サクラムさんから

お借りしていた、ピカチュウー3号を

お返しに行ってきました。

 

と、言うことは、

そうです、1型の適合終了なのです。

 

1型と、2型では、

基本的な部分は同じですが、

燃調も、回転数も違うので、

少々、時間がかかったようです。

 

ピカチュウー3号は、

引き取りも、納車も、

田中が行ったのですが、

行きと帰りでは、別物です。

 

このパワーとレスポンスの違い、

ぜひ、みなさんにも

体感していただきたいです。ハイ。

 

 

また、2型と違う部分は、

リミッターにあたる回転数です。

 

2型では、

純正      TM ECU

回転リミッター     7500 rpm → 7800 rpm

スロットル戻り回転  7250 rpm → 7750 rpm

となり、

7750 rpm に、アクセルが戻り、

7800 rpm でリミッターとなりますが、

1型ではこの機能がなく、

直接、回転リミッターによる制御となります。

 

でもって、バルブスプリングが

違うことから、回転域が少し低くなり、

 

純正      TM ECU

回転リミッター     7000 rpm → 7400 rpm

としました。

 

もちろん、バルブスプリングを交換されていたり、

「少々なら、サージングしてもOKよ!」 という方には、

7600 でも、7800 でも、お好きな回転数に

合わせることもできます。

 

後は、現在、タッシーが資料等を

まとめていますので、

それが出来上がり次第、

最終的な打ち合わせをして、

リリースとなります。

 

遅くても、12月の中旬には、

リリースできると思いますので、

1型のみなさん、あと、2週間ほど

お待ちくださいね!

 

バックオーダーは、

本日中に、WEB サイトから

入れられるようにしますね。

 

もちろん、行きつけのショップさんへ、

オーダーいただいてもOKです。

 

事前に、

書類等のやり取りがありますので、

今からなら、ちょうど、

いい感じかもしれません。

 

みなさんのご注文、お待ちいたしております!!

 

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エンジン
TM-SQUARE SPORT ECU 「匠パック」!

2009年11月16日(月)

現在、2型 MT みの発売中の

TM-SQUARE SPORT ECU 。

(来週に、1型の適合予定!!)

 

でも、スイフトは、イモビの関係上、

ECU の書き換えが必要となりますので、

どうしても、4~5日は、

クルマに乗ることができません。

 

そこで!

関東圏の方がメインとなってしまうのですが、

「匠パック」 なるシステムを作りました!!

 

このシステムは、横浜市金沢区にある、

タッシーのファクトリー、

いや工場、いやいや、作業場まで、

行っていただければ、

その場で、ECU の書き込み対応を可能としました。

 

作業時間は、約1.5時間ですので、

もちろん日帰りでOK!

 

ECU の脱着も、始動確認も、

ぜ~んぶ、ECU の匠 「タッシー」 に

お任せで、大丈夫!!

 

でもって、作業工賃は・・・・・、いりませ~ん!

商品代金のみで、バッチリ対応します!!

 

また、この作業は、

完全予約制で、事前に決済が必要です。

決済終了後、日程を打ち合わせ、

横浜へGO! となります。

 

もちろん、土曜日、日曜日(午後3時まで)も、OKなのですが、

半分ぐらいは、レースで出掛けている人なので、

希望される日程と、タッシーの日程が合うタイミングとなります。

 

WEB サイト 内の買い物カゴ も完成した、

TM-SQUARE SPORT ECU の「匠パック」。

どーぞ、よろしくお願いしま~す。

 

 

TM-SQUARE SPORT ECU

 

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エンジン
SPORT ECU 販売価格 決定!

2009年10月26日(月)

かねてから、開発をしておりました、

TM-SQUARE スポーツ ECU の

プライスが決定しました!

 

価格面に関しては、

事前に、たくさんの方々の

意見を聞く機会があり 、

みなさんの熱い要望と、

開発費、書き換えのコスト等、

よ~く考えて、決定しました!

 

その、プライスは・・・・・、

 

 

 

¥100,000(税込)!!!

です。

 

少しでも、たくさんの方々に、

ご使用いただけるように、

頑張りました。

 

 

では、TM-SQUARE SPORT ECU  の

詳細を説明しましょう!

 

 

まず、ECU データの変更点は、

 

燃料 プログラム変更

点火時期 プログラム変更

可変バルタイ プログラム変更

回転リミッター  7500rpm(2型純正)    →  7800rpm

回転によるスロットル戻し  7250rpm(2型純正)    →  7750rpm

スピードリミッター 180km/h  →  280km/h

 

となります。

 

 

電子スロットルに関しては、

解析の結果、

 

アクセル開度より、

スロットルが閉じている状況が、

スポーツ走行時には、ないことから、

ストリート走行、排ガスの

問題も考慮し、純正作動としています。

(回転リミッターによる、スロットルの戻りは、

変更されています)

 

また、パワー/トルクの数値は、

計測する機材、計測方法、係数値により、

異なるため、非表記となりますが、

パワー/トルク そして、ラップタイムともに

自信アリアリです。

(なんといっても、アスリート集団で作りましたから・・・)

 

ま、圧倒的だと思います。

 

 

そして、本当に納得して購入して

いただきたかったのと、

購入後のアフターフォローも

万全にするため、下記のような、

システムを実施します。

 

(このあたりは、みなさんの

意見を元に考えました!)

 

 

まず、商品が到着して15日間は、

返品が可能です。

 

スイフトのECU は、イモビの関係で、

車輌固有のECU でないと、

エンジンがかかりません。

 

ですから、装着されているECU を

送っていただいて、

データを書き換えてお送りします。

 

で、到着後、15日の間であれば、

実際に TM-SQUARE SPORT ECU を

体感いただだいて、

もし、「気に入らない」 となれば、

元の純正データに戻し、

商品代金を全額返金するシステムとしました。

 

どーです、男らしいでしょ?

というか、自信がなければ、

できないシステムですよね。

 

これなら、メーカーが発信した、

広告やインプレッションではなく、

自分のクルマで、シッカリ体感して、

使用するかどうかを自分自身で、

決められるでしょ?

 

 

そして、この15日間で、「気にいった!」 となれば、

ユーザー登録をしていただきます。

 

ユーザー登録 最大のメリットは、

もし、今後、プログラム変更があれば、

¥20,000(税込)で、

バージョンアップ が可能となることです。

 

(もちろん、バージョンアップするかどうかは、

ユーザー登録いただいた方のチョイスです)

 

ま、田中の性格ですから、

これからも、ECU の開発は、

続けますので、

もし、プログラム変更があった場合は、

必ず、ユーザー登録いただいた方に、

お知らせしますね。

 

買ったら、「それで終わり」 ではなく、

購入して、ユーザー登録していただけると、

ずっと、お付き合いできる、

そんな、ECU にしたかったのですよ、田中は。

 

 

リリース開始は、

2型MT に関しては、まさに秒読み。

取説等が出来上がれば、

すぐにリリースとなります。

 

1型 & AT に関しては、

もう少しだけ、時間を下さいね。

今、詰めの段階です。

 

 

そうだ!

もうひとつ、言い忘れてました!!

 

今回、発売する、Ver1  は、

なんと! Ver2  へのバージョンアップ時に限り、

0円 で、対応としたいと思います。

(これは、最初に購入いただいた方だけへの、

スペシャル メリットです!)

 

 

購入して、15日までの間に、

返品するか、ユーザー登録するかを

決められて、

バージョンアップにも、対応する

TM-SQUARE ECU 。

 

みなさん、なが~いお付き合い、

どーぞ、よろしくお願いします!!

エンジン
ECU テスト報告 in 富士スピードウェイ ⑤

2009年09月09日(水)

さあ、今日は、

ECU テスト報告 in  富士スピードウェイ

の最終回。

 

じつは、ECU のマップの作り方により、

前回お話した、

出力特性が決まってしまう部分が、

かなりあるのです。

 

 

ECU の適合を取る場合、

大きく分けて、

2パターンの考え方があります。

 

 

ひとつ目は、

通称、「ベンチ屋」 と呼ばれる

人たちの考え方です。

 

この人たちは、

エンジンベンチや、ダイナパックで、

ひたすら、最高出力の数値が

上がる適合を行います。

 

1PS でも、2PSでも、

最高出力を上げるため、

アクセル全開 + 最高出力を発揮する

回転域に重点を置き、ECU 適合を

行うのです。

 

 

 

対して、タッシーをはじめ、

レース界には、

「セッティング屋」 と呼ばれる人たちの

考え方があります。

 

この人たちの、ECU 適合は、

中低速を中心に、

「いかに、速く、上の回転につなげて行くか」 、

をメインに、適合を行うのです。

 

そう、「到達スピード」 を

重要視した考え方となり、

 

たとえ、最高出力が落ちても、

この、「上の回転へのつながり」 を

最優先にした、ECU 適合を行います。

 

結果、どの回転域からでも、

どのようなアクセルの踏み方をしても、

 

そして、上りや下りのように、

負荷が変わっても

スムーズに、力強く、

上の回転へ、つながります。

 

そして、コレこそが、

ラップタイムの出る、

ECU 適合なのです!!

 

しかし、

この ECU 適合を行うには、

エンジンベンチに、

表記される数値を追うのではなく、

 

どういった状況で、

どこを強化すれば、

ラップタイムが上がるかを

熟知していなければなりません。

まさに、ノウハウがすべてとなります。

 

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TM-SQUARE のECU は、

この、「セッティング屋」 と

呼ばれる人たちに、よって、

開発しましたので、

 

サーキットでの

ラップタイムの短縮はもちろん、

 

ストリートでも、快適に、

どの回転域からでも

パフォーマンスを発揮する、

ECU に仕上がりました。

 

 

発売には、もう少し、

時間がかかりますが、

みなさん、楽しみにお待ちくださいね!

 

 

以上、ECU テスト報告でした。

エンジン
ECU テスト報告 in 富士スピードウェイ ④

2009年09月08日(火)

今日は、エンジンの出力特性の

話をしたいと思います。

 

 

よく、エンジンの優劣を決めるため、

出力(パワー)が、表記されていますよね。

 

もちろん、

150 ps と 140 ps なら、

当然ですが、最高出力は、

150 ps の方が、上です。

 

でも、サーキットで、

ラップタイムが速いのは、

必ずしも、150 ps のエンジンとは、

限りません。

 

またまた・・・、と思われるかも

しれませんが、事実です。

 

では、カンタンに説明しましょう!

 

 

もし、これらのエンジンが、

下のグラフのように、

全域で、150 ps のエンジンの方が

勝っているなら、

150 ps のエンジンの方が、

ラップタイムは速くなります。

 

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しかし、下記のグラフのような、

出力特性になれば、

140 ps のエンジンの方が、

ラップタイムが速くなるのです!!

 

e587bae58a9be789b9e680a7e291a12

 

理由は、最高出力に

なるまでの過程にあります。

 

図のように、

4000 ~ 5500 rpm では、

140 ps のエンジンの方が、

150 ps のエンジンより、

出力にアドバンテージがあります。

 

 

「その代わり、高回転域では、

150 ps のエンジンの出力が

逆転しているので、互角じゃないか!」

 

という、意見が聞こえてきそうですが、

それでも、

140 ps のエンジンの方が、

ラップタイムが速いのです。

 

なぜなら、そこには、

「到達スピード」 という

考え方が、存在するからです。

 

 

たとえばですが、

グラフのエンジンを搭載した

2台のクルマが、同じスピードで

コーナーをクリアーしたとしましょう。

 

そして、

150 ps のエンジンの回転が、

図のA点まで上がったとしましょう。

 

このとき、

コーナーの出口からこの地点まで、

出力にアドバンテージがある、

140 ps のエンジンでは、

同じタイミングでも、

A点よりも、少し回転が高い、

B地点に到達しているのです。

(もちろん、スピードも少し高くなっています)

 

この領域で、回転が少しでも高いと、

グラフでわかるように、

パワーも上がります。

 

この相乗効果により、

140 ps のエンジンは、

どんどんスピードを

のせていくのです!!

 

結果、2台のクルマが、

同じスピードになるまでに、

140 ps のエンジンは、

大きなアドバンテージを築くことから、

ラップタイムを短縮することが

出来るのです。

 

もし、ストレートが、3km 続くなら、

この状況は、逆転し、

150 ps のエンジンを

搭載したクルマの方が速くなります。

 

しかし、加速している途中で、

次の減速がある、サーキットでは、

最高出力より、出力特性の方が

ラップタイムには重要なのです。

 

 

ちょっと、複雑ですが、

ご理解いただけましたか?

 

 

エンジンの出力特性って、

奥が深いでしょ??

 

次回は、

ECU テスト報告 in  富士スピードウェイ

の最終回です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エンジン
ECU テスト報告 in 富士スピードウェイ ③

2009年09月07日(月)

富士スピードウエイでの

ECU 比較テストを終え、

 

完全な睡眠不足から、

頭はクラクラ・・、

身体はヨロヨロ・・・、

 

まだ、お昼でしたが、

メニューは、キッチリと

消化しましたので、

 

弊社、新人の大出君と、

タッシーと、別件で富士に来ていた

望月さんに、別れを告げ、

 

p1060170

 

帰ろうと思ったときに、

あの人が現れました。

 

 

あの人とは・・・・、

FTRS 校長の関谷さんです。

 

でもって、ECU の違いと

凄さを話すと・・・・・、

 

「だったら、ショートコースでも、

確認した方が、より信憑性がある!」

と、厳しいお言葉・・・・・。

 

またまた・・・と思っていたら、

勝手に(失礼!)

ショートコースに電話をしているでは

ありませんか!

 

「あ、もしもし、関谷ですが、

今から、ミノルがそっちに行くから、

走らせてやって」 って、

こっちは、身体が限界なんだって!!

 

 

でも、よく考えれば、

スイフトユーザーは、

どちらかと言えば、ミニサーキット派が

多いのは確かです。

 

ということで、

関谷校長の温かい、ご配慮? で、

午後からは、ショートコースで、

ECU の比較テストと、相成りました。

 

p1060200

 

疲れた身体にムチを打ち、

新人の大出君のTシャツには、

何やら怪しい、ホワイトラインが・・・・・、

 

p1060267

 

まずは、もう一度、

ECU の中身をノーマルに戻して走行。

 

その後、中身を書き換え、

TM-SQUARE ECU で走行です。

 

 

想像通り、

ラップタイムは、コンスタントに

0.3~0.5秒

TM-SQUARE ECU の方が速く、

 

短いストレートでも、

同じ位置で、減速を始めると、

1コーナーへの進入が

オーバースピードになってしまいます。

 

また、最終コーナー手前で、

REV による、電スロの戻りが

なくなったことも、

実感できました。

 

これを

ロガーで見てみると・・・・・、

 

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こんな感じで、

最終コーナーからストレートで

見てみると、

 

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こうなります。

 

この検証結果から、

TM-SQUARE ECU は、

コースレイアウトに関係なく

アドバンテージが

あるということが、

実証されたのです!!

 

ご理解いただけたでしょうか?

 

 

しかし、疲れ果てました・・・・・・。

 

 

つづく!!

エンジン
ECU テスト報告 in 富士スピードウェイ ②

2009年09月05日(土)

今日は、昨日の続き。

(土曜日も働いてますよ~)

 

 

まずは、内圧を合わせ、

各部をチェックした後、

10ラップほど、全開で走行。

 

今回は、ストリート仕様の

2号車ということで、

ベストラップは、2分18秒台前半。

 

足はやわらかいし、

LSD は、装着されていないので、

ま、仕方ないところですね。

 

 

また、今回は、

データロガーも装着されていません。

 

そこで、タッシーが持参した、

ドリフトBOXという、

簡易的なロガーを装着し、

車速のロギングを行いました。

 

 

そして、いよいよ、

TM-SQUARE の ECU の登場です!

 

 

p1060188

 

まず、驚いたのは、

ニュートラルでアクセルを、あおると、

「音が乾いている!」 のです!!

 

オマケに、アクセルOFF では、

パリパリ音も出ているではありませんか!

 

純正触媒が2つ付いていて、

車検対応のマフラーでも、

この違いは、ハッキリと

感じてもらえると思います。ハイ。

 

 

 

でも、走行前

ひとつ、気になることが・・・。

 

それは気温です。

 

ノーマル ECU で走ったときは、

朝一 で、曇っていたこともあり、

気温 26℃  路面温度 27℃

の、ナイスなコンディション。

 

しかし、ECU を交換した、

2回目の走行前に、

計測した温度は・・・・・、

 

気温 35℃  路面温度 40℃ !!

 

 

ありえないぐらい上昇していました・・・(汗)

 

コレじゃ、0.5秒は、ビハインド・・・、

間違いナシです・・・・・。

 

と言っていても仕方ないので、

腹をくくって、コースイン。

 

 

が、しかし!

ピットを出て、すぐに感じる、

加速の鋭さ。

 

5000 →  7500rpm が、

一直線で回る感じです。

 

ストレートエンドのスピードも

明らかに高い!!

 

そして、約10ラップ、アタックを行いましたが、

ラップタイムは、ほとんどが、

2分17秒台で、

BEST は、2分17秒170 !!!

 

ECU 以外、何も変えず、

両セッション、全開で走り、

これだけ、コンディションが

悪化しているのに、

コンスタントに、1秒以上の

ラップタイムの違いは、すばらしい!

 

もちろん、扱い難い部分は何もなく、

ノッキングも皆無。

 

やりますね~、タッシー。

 

で、ロガーでスピードで比べると・・・、

こんな感じになりました。

 

 

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青ラインが、TM-SQUARE の  ECU

赤ラインが、ノーマル  ECU です。

 

凄くないですか?

このスピード差!!!

 

このグラフは、

時間軸になっていますので、

後半、グラフがずれているのは、

ラップタイムが青ラインの方が、

速いからです。

 

 マニアな解析ですが、

100R出口(どこかわかるかな?)で、

青ラインの方が、

車速が低くなっているのは、

まさに、コンディションの違いです!

 

そう、路面温度が高くなり、

アンダーステアが強くなっています!!

 

 

 

そして、最終コーナーから

ストレートの区間だけを

グラフにすると、

こんな感じです。

 

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最終コーナーは、

路面温度の影響で、

アンダーステアが強くなり、

青ラインの方が、ボトムスピードが

落ちています。

 

ですので、仕方なく、

曲がるまで、ボトムスピードを

落として走るパターンに

切り替えています。

 

ですが、なんか、立ち上がり重視?

に見えるのも悔しいので、

もう一枚、ご用意しました。

 

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これなら、最終コーナーは、

ほぼ同じ。

 

おまけに、2速で、

少し、レブリミッターに

入ったことから、

青ラインの方が、立ち上がりが

遅れています。

 

それなのに、この加速、

凄くないですか!!!

 

ECU だけで、

コレほどまで、違うんですね~。

 

条件が悪くて、この差ですから、

同条件なら・・・・・、

すんごい ことになりそうです。

 

つづく!

エンジン
ECU テスト報告 in 富士スピードウェイ ①

2009年09月04日(金)

今日は、今週火曜日に行った、

ECU の比較テスト

富士スピードウェイの報告を。

 

 

その悲劇?は、東名高速の

大井松田 →  御殿場 間で、

発生しました。

 

いつもなら、左右に続く「Gフォース」 で、

後部座席に積み込んだ、

田中のレースグッズ 

「ヘルメット/スーツ等」 が、

左右に振られ、「ゴトゴト」 と、

異音を発するのですが、

なんだか今日は、静か・・・・・。

(もちろん、法定スピードです?)

 

で、なんでだろう? と思い、

後部座席を見ると、

積んだはずのバッグが・・・、

「な~い!!」

 

 

そういえば、昨夜は、

雑誌原稿の確認等で

寝たのが、4時半・・・。

 

6時に起きて、

寝ボケたまま、富士へ向かったのが、

いけませんでした・・・。

 

玄関まで、レースグッズの入った

バッグを持っていった

覚えはあるのですが・・・・・、

これって、積み忘れ???

 

サーキットテストなのに、

レースグッズがない・・・。

 

もちろん、今から帰ると、

テストの時間には、間に合わない・・・。

 

現役時代からを含めても、

レースグッズ を忘れたことなんて、

一度もないのに・・・。

 

と言っても仕方ありませんので、

朝から、御殿場のレーシングチームめぐり。

 

ということで、

今回のコスチューム? は、

こんな感じになりました・・・・・。

 

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スーツは、TOM’Sスピリットの

スーパー耐久用!

 

グローブは、メカニックさんが使う

ゴムグローブ!!

 

そして、ヘルメットは、

な、なんと、元F1ドライバーの

エディー・アーバイン です。

 

知り合いのメカニックさんが

エディー・アーバイン が、

日本で走っていた頃の

チーフメカニックで、

そのとき、記念にもらった、

正真正銘の本物です!!

 

いや~、手ぶらで来ても、

なんとかなるもんですね。

(ていうか、お恥ずかしい・・・・・)

 

 

気を取り直して、

ECU テストです!

 

今回のテストは、

いつもの

TM-SQUARE 1号車 ではなく、

 

比較ごとがあると登場する

TM-SQUARE 2号車 です。

 

p1060166

 

なぜかと言うと、

「エンジンがノーマルだから」

なんですね~。

 

1号車は、

1710cc に、なってますので、

それで、テストしても、

比較にならないと思い、

今回は、ド・ノーマル の

2号車の登場なのです。

 

ド・ノーマル といっても、

オーリンズダンパーに、

ハイパコのストリートスプリング、

そして、以前試作で作った

車検対応の

リアピースマフラーは、

装着してあります。

 

要するに、ノーマル触媒×2 付き、

吸気系は、TM-SQUARE の

インテークフィルターのみ、

LSD なしの、ストリート仕様です。 

 

で、まずは、ベンチマークのため、

ノーマルECU で走行開始です。

 

 

つづく!