HYPERCO
よくわかる! パーチェ の解説!! ①

2013年03月21日(木)

 

まだ、リリースされていないにも かかわらず、

最近、何かと話題の 「パーチェ」 なる パーツ・・・・・・・。

 

 

 

試しに、サンプルで取り寄せて、スイフトに装着したみたら、

「まぁ~、ビックリ の パフォーマンス」 ・・・・・・。

 

 

 

で、姫路の アライズ さんや、

みんカラ のお友達にも、試しに装着していただくと、

みなさんのコメントが、ピッタリと同じ・・・・・・・。

 

 

 

「ストリートが、ハイレートで、まったく問題ない」

「信じられないぐらいの 乗り心地」

「サーキットでのレスポンスが安定する」

「フロントに装着したら、必ずリアにも装着したくなる」

 

 

 

と、いったものでした。

(ホント驚きです・・・・・・)

 

 

 

 

 

ということで

現在、リリースに向けて、バタバタしている最中ではありますが、

今回から、数回に分けて、この 「パーチェ」 というパーツを

徹底解説したいと思います。

 

 

 

 

 

 

元来、パーチェ は、レーシングカーのみに、

使用されているパーツで、

(まぁ、HYPERCO スプリングも、田中が代理店をはじめるまでは、そうでしたが・・・・・)

 

いかに、スプリングを 「リニア」 に、ストロークさせるか

ということを追求した結果、生まれた商品なのであります。

 

 

 

 

 

まず、下の図を見てください。

 

 

 

 

 

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じつは、すべてのコイルスプリングは、ストロークする時に、

スプリング上面および下面が、図 のように変形するのです。

 

 

 

これは、リニアなレート特性で、評判の 

HYPERCO スプリングであっても、例外ではなく、

ある面、コイルスプリングの宿命です。

 

 

 

変形のパターンとして、

直巻きスプリングの 巻き終わりの部分が、一番 縮みにくく、

巻き終わりの対面が、一番 縮みやすくなります。

 

 

 

 

 

 

では、この変形が、どのようなデメリットを 

発生させるかを解説しますね!

 

 

 

 

 

この変形は、スプリング単体 で縮めると、上図のようになりますが、

 

コイルスプリングが車輌に装着されている状態では、

スプリングシートが、常にスプリングに対して、垂直に荷重を受けていますので、

スプリング上面および下面では、こんなことが起こっています。

 

 

 

 

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だって、そうですよね・・・・・・。

ダンパーにセットされた状態では、スプリングは、変形したいけれど、

垂直に、スプリングシートがセットされていますから、変形できない・・・・・・。

 

 

 

だから、スプリングの上面および下面では、レートの高い部分と、

レートの低い部分が、混在してしまいます・・・・・・・。

 

結果、ストローク中に、荷重が均一にかからないことから、

スプリングレートが 表記どおり 推移しないという症状が 発生してしまうのです。

 

 

そこで! パーチェ の登場なのであります。

 

 

 

 

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パーチェ の構造を、カンタンに説明すると、

上下2分割のスプリングシート構造の間に、オイル室があり、

片側が固定されていても、もう片側は、自由に動くようになっています。

 

 

ですから、スプリングとの接点は、

スプリングの変形に合わせて、角度が変わるんです!!

 

 

 

 

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ですから、スプリングが、少々変形しても、

スプリングの上面 および下面では、場所による、レート差は、

ほぼ、なくなり、均一のレート となるのです!!

 

 

 

 

 

 

 

(なかなか、いや、かなりの 優れものですよね~、パーチェ って!!)

 

 

 

 

では、次回は、ストローク中に発生する

「ツイスト」 に関して、解説を行いたいと思います。ハイ。

HYPERCO
Z33、Z34 の みなさん、新設定の HYPERCO 入荷です!

2012年09月08日(土)

Z 乗りのみなさん、

ID95 の Z33 Z34 リア専用 HYPERCO スプリング に、

新しい設定が加わりました。

 

 

 

 

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で、何がすごいかと言うと・・・・・・・、

レートが、ハンパない・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

だって、品番が、

 

HC95-Z3-1100

HC95-Z3-1200

ですから・・・・・・・・・、

 

 

1100 ポンド  →   19.6kg/mm

1200 ポンド  →   21.4kg/mm

いやはや、 

Z の スプリングレートも、スゴイ領域に突入してきています。ハイ。

 

 

 

でも、こんな、ハイレート 必要なのか?

 

と、思われる方も、たくさん、いらっしゃるかと思いますが、

田中が、Zファイター のクルマ に乗って、

 

テスト したとき、

 

間違いなく、ハイレートの必要性を感じました。

(このとき、ファイター車には、1000ポンド のスプリングを装着してました)

 

 

 

 

そしたらね、

 

木更津にある、スゴーく 速い Z 乗りの M社長 から、ご連絡をいただき、

 

「1000ポンドじゃ、足りないから、もっと、ハイレートを作って!」 と、

 

ご要望もいただきましたので、

すぐさま、HYPERCO社に、新規製造の依頼をかけました。

(やっぱり、感じたことは、一緒なんですね~、M社長!!)

 

 

 

それから、仕様のやり取りを、数回行い、

やっと、出来上がってきたのであります。

 

 

 

ということで、

スーパーハイレート も、設定になった、

HYPERCO の Z 専用 リアスプリング。

 

 

 

 

 

タイヤが進化し、

セットアップが進化し、

ドライバーが進化したら、

やっぱ、どんどん、ハイレート化 は、進みますよね~。

 

 

みなさん、どうそ、よろしくお願いします!

 

 

HYPERCO Z 専用 リアスプリング  WEB サイト ①

HYPERCO Z 専用 リアスプリング  WEB サイト ②

 

 

 

もちろん、V35 V36 にも、ご使用いただけます!!

 

 

 

 

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HYPERCO
ZONE / HYPERCO プレゼント キャンペーン のお知らせ

2012年02月10日(金)

みなさ~ん!

今日は、プレゼント企画のお知らせですよ~!

(なんだかとっても、久し振り~~!)

 

 

今回、プレゼントするのは、

 

 ZONE ブレーキパッド (1台分) × 10 名様 

 HYPERCO スプリング (1台分) × 10 名様 

 

なのであります。

 

 

 

 

でもって、応募方法は・・・・・・・・、

 

少し前の話になりますが、

全国の ZONE/HYPERCO を取り扱っていただいている店舗さん専用で、

「こんなPRボードを作りました!」 って、お伝えしましたよね。

 

 

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この PRボードも、

 

 

 

 

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少しずつですが、

全国の店舗さんに、設置されてきました。

 

 

 

 

 

そこで!

 

今回のプレゼント キャンペーン に、応募する方法は・・・・、

 

 

① このPRボードを配布した店舗にて、PRボードを「パチリ」と、写真撮影。

② 応募者自身のブログ/ツイッター等(閲覧限定がないもの)にて、
 
   このPRボードの写真を公開(ぜひ、宣伝してください!)。

③ プレゼント キャンペーン専用フォームからの応募。

   (応募締め切りは、2/27 24:00)

④ 抽選により、当選者発表!!

   (発表は、3/2 22:00)

 

といった、流れになります。

 

 

 

もちろん、

 

ZONE は、すべての摩材、すべてのバックプレート が対象!

HYPERCO は、すべてのレート/レングス/ID が対象! です。

 

 

 

また、摩材や、レートのご相談も、ウエルカムでございます。

田中が、ニ-ズにピッタリとマッチしたアイテムをチョイスしますね!

 

 

 

 

で、問題の 現在PRボートを設置いただいているお店は、

下記、サイトにて、

 

 

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このマークが付いている、店舗となります。

 

 

 

ZONE PRボード 設置店

 

HYPERCO PRボード 設置店

 

(2011年2月10日 現在)

 

 

 

※ 店舗の方へ

  もし、お店には、PRボードがあるのに、

  WEBに、掲載されていない場合は、

  大変お手数ですが、ご一報いただければ、ありがたいです。

 

 

 

ZONE は、まだまだ、少ないですが、

PRボート設置店は、今後も増えますので、

どこかで見つけたら・・・・・、

「パチリ!」と、デジカメで撮影して、どんどん、応募してくださいね! 

 

 

 

 

 

そして、応募は、

下記、専用サイトから となりますので、よろしくお願いします。

 

 

 

ZONE プレゼント キャンペーン専用フォーム

 

HYPERCO プレゼント キャンペーン専用フォーム

 

 

 (もちろん、ダブル応募も、OKです!)

 

 

 

 

また、本キャンペーンに関する ご質問、お問い合わせは、

 

TEL    03-5706-1888 (ミノルインターナショナル 月~金 9:00~19:00)

メール   info@bm-zone.com  (ZONE専用)

       support@hyperco.jp  (HYPERCO専用)

 

となりますので、よろしくお願いします。

 

 

 

 

さぁ~、

ZONE & HYPERCO をよ~く知ってる人は、

無料で、セッティングアイテムをガッツリ増やす、BIG チャンス として、

 

そして、

まだ未体験の人は、

ZONE & HYPERCO が、どんな実力を持っているか、

無料でガッツリお試しできる、BIG チャンス として、

ぜひぜひ、ご活用下さいね!

 

 

 

 

みなさんからのご応募、お待ちしております!!

 

 

ZONE WEB サイト

 

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HYPERCO WEB サイト

 

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HYPERCO
HYPERCO/ZONE 販売店のみなさんへ!

2011年10月18日(火)

いつも、
HYPERCO スプリング & ZONE  ブレーキパッド の
拡販に、ご協力いただきありがとうございます。

さて、このたび、
HYPERCO & ZONE  の販売店様向けに、
PRボードを製作いたしました。

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大きさは、

タテ 300mm  ヨコ 900mm  となります。

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11月中には、弊社 代理店より、
ご案内させていただきますので、
ご活用いただければ、幸いでございます!

また、もし、届かないような場合は、
大変お手数ですが、

TEL 03-5706-1888(月~金 9:00~19:00) まで、

ご一報いただければ、大変ありがたいです。
何卒、よろしくお願いいたします!!

HYPERCO
Z33用 ジェラコンスペーサー について。

2011年08月05日(金)

先日発売しました、

Z33 の リアに使用する、ジェラコンスペーサー。

 

 

 

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発売以来、

「Z34 には、装着できないの?」 と、

多数、ご質問をいただきました。

 

 

と、いうことで、

早速、装着確認を行ったところ、

Z34 にも、問題なく装着できることが、確認できました。

 (イイですね~!)

 

 

 

 

 

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ですから・・・、

HYPERCO スプリング に、

専用車高調整式アタッチメント

 

そして、ジュラコンスペーサーが、

Z34にも、セットでご使用いただけます。

 

 

 

 WEB サイトは、こちらから!

 (WEB サイトの情報も充実しましたよ!)

 

 

 装着による メリットは、こちらを

 

 

 

 

 

ダンパーの全長に、多少制約はありますが、

HYPERCO 特有の 「フラットライド」 感に、

いっそうの磨きをかけてくれる、ジェラコンスペーサー。

 

 

リアの動きが大きくて、

どんどんスプリングレートを上げて対応しても、

なんだかシックリ来ない、

Z33/Z34 オーナーのみなさん、

 

シャキッとした、リニアな足になり、

安心してトラクションがかけられますよ~~。

 

 

 

ど-ぞ、よろしくお願いします!!

 

 

 

PS  Z33/Z34専用 スプリングアタッチメントのプライスが、

    2011-09-01 より、 

    ¥31,500  →   ¥35,700   

    に、価格改定が行われます。

 

    8月中なら、¥31,500 ですので、

    装着ご予定の方は、お早めに!!

HYPERCO
スプリングスペーサー 発売開始 です!

2011年07月09日(土)

ID65 の直巻きスプリング 専用

1インチ 厚の スプリングスペーサーを

作りました。

 

 

 

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このパーツは、直巻きスプリングの

自由長を調整するためのパーツです。

(通称、ゲタ と呼ばれたりもします)

 

 
たとえば、8インチ(約200mm)スプリング専用のダンパーに、

このスプリングスペーサーを使用すると、

 

7インチ(約175mm)のスプリングを

使用することが可能となります。

 

短いレングスのスプリングを使用したい場合や、

設定の無いレングスのスプリングを使用したい場合に、

便利なスペーサーなのです。

 

 

 

最近よくお聞きするのは、

GDBインプレッサに、ワイドホイールを

装着すると、スプリングシートの位置が、かなり限定されてしまい、

9インチ(約229mm)のスプリングでないと、入らない場合があります。

 

 

 

そんなとき、このスペーサーを使用すると、

9インチの設定がないスプリングでも、

8インチスプリング + スプリングスペーサー  で、

対応ができちゃうんですね~。

 

(HYPERCOは、9インチの設定が極端に少ないですからね・・・・・・)

 

 

 

スプリングシートの位置に、制約がある車輌には、

かなり重宝な、パーツなのであります。ハイ。

(ID65 のみの設定です) 

 

 

 

WEB サイトは、こちら。

 

 

 

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(いや~、さすが、今西先生らしい、作品ですね~)

HYPERCO
Z33専用 ジェラコンスペーサー 発売!

2011年06月30日(木)

今日は、最近発売となりました、

Z33専用 ジェラコンスペーサー のご説明を少々。

 

 

数年前、HYPERCO に無理を言って作ってもらったて以来、

かなり、たくさんご購入いただいている、

Z33専用 リアスプリング(ID95タイプ)

& 専用スプリングアタッチメント。

 

 

 

詳しくはこちら。

 

 

 

でも、スプリングを販売した当初から、

作りたいパーツが、田中にはありました。

 

 

 

ご存知のように、Z33のリアスプリングの

上部には、ドデカイ ゴムブッシュが、

装着されています。

 

 

 

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スプリングアタッチメントは、このゴムの下に装着され、

その下に、スプリングが装着される仕組みになっています。

 

 

 

 

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HYPERCO 最大の魅力は、

ストローク中のレート変化が、圧倒的に少ないことです。

 

 

 

でも、ここに、ゴムがある限り、

スプリングや、ダンパーがストロークしなくても、

タイヤはストロークしてしまいます・・・・・・・・・。

 

 

要するに、このゴムが収縮することで、

メインスプリング  +  ゴムスプリング

といった、状況になり、

ダブルスプリング状態となってしまうのです・・・・・・。

 

 

 

 

うっ・・・・・・、コレでは、メインスプリングを

HYPERCO  に交換しても、ゴムのスプリングは、

そのままですので、効果/メリットが、半減してしまうのです・・・・。

 

 

 

 

と、いうことで、作ってしまいました!

ジェラコンスペーサー と呼ばれるパーツを!!

 

 

 

 

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その名のとおり、

ジェラコンスで、できている ペーサー です。

 

 

 

 

 

コレを、ゴムブッシュの代わりに装着すると・・・・・、

 

 

 

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こうなります。

 

 

 

 

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そうです。

 

素材が、ジェラコンですので、

ゴムのように、収縮しません。

 

 

 

ということで、

ストローク中は、ずっと、HYPERCO が、

良い仕事をしてくるんですね~。 

 

 

 

 

 

 また、開発テストを担当いただいた、

SAサンシャイン神戸 のデモカーでも、

絶賛の評価をいただきました!

(現在発売中のREV SPEED に掲載)

 

 

 

 

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もちろん、金属ではなく、ジェラコン製ですから、

異音の心配も、不要!!

 

 

 

なんだか・・・・・・・、

これからの、Z33チューンの トレンドになるよな気がしますね~。

 

 

 

 

詳しくは、こちらのサイトにて!!

 

 

 

 

お値段は、2枚セットで、

¥29,400(税込) となります。

 

 

価格表はこちらです!

 

 

 

 

 

 

Z33オーナーのみなさん、

動きがスッキリして、セットアップが進みますよ~。

 

 

 どーぞ、よろしくお願いします!!

 

 

 

 

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HYPERCO
HYPERCO が、HYPERCO である理由。

2010年06月22日(火)

先日、HYPERCO を

取り扱っていただいている、お店の方から、

お叱りを受けました・・・・・。

 

 

 

「なぜ、同レート、同レングスでも、

商品が届くたびに、形状が違うのか?」

という内容でした。

 

 

 

確かに、他社のスプリングでは、

以前に使用したものと、

まったく、同形状のものが送られてきます・・・・・。

 

 

 

もちろん、その理由については、

数年前に、HYPERCO の本社 (アメリカ インディアナポリス) を

訪問したときに、工場内で、半日以上かけて、説明を受けています。

 

 

 

でも、私が説明を聞いてから、

数年経っていることもあり、自分の勉強のためにも、

再度、HYPERCO のマネージャーに

問い合わせを入れてみました。

 

 

 

 

結果・・・、

 

以前に聞いたことと、まったく同じ内容が、

返信されてきました。

 

 

 

 

内容をカンタンに説明すると、

 

競技用スプリングにとって、

最も重要なことは、ルックスではなく、

スプリングレートをはじめとする、各部の性能が、

設定値により近く、均一していることが、

HYPERCO のプライド だということです。

 

 

 

返信されてきた、英文を

英検無級? の田中が翻訳すると・・・・・、

 

 

 

スプリングは「機械加工」や、「組み立て」 によって製造される製品ではなく、

「形成」 により、製造される製品です。

 

機械加工されて組み立てられた製品は、コンピュータ管理による、

マシンがあれば、設計どおりに製品は製造されますが、

形成部品は”CNC”製造設備があってもそれに似ていません。

 

なぜなら、スプリングは、「フォーム」 して作るものだからです。

(フォーム=形成です)

 

まず、ベースワイヤの製造者はどんなワイヤ直径にも製作公差を設定します。

「私たちが使用するサイズの場合では、その変化は+/-0.002です。」

さらに、私たちが使用するワイヤの引張り強度には、27万5000psiから

29万5000psiの範囲があります。

 

これは世界中の一般的な産業習慣です。

 

我々は、この材料の進化をいち早く取り入れているので、

ワイヤ径や、巻き数等、完成品での見た目に変化が出ることがあります。

 

 

もちろん、設計力も絶えず進化していますので、

新しいワイヤ径と巻き数のバランス等、スプリング性能が向上するものは、

すぐに取り入れています。

 

 

 

 

という、内容でした。

 

 

 

また、マネージャーから送られてきた、メールの最後に、、

いかにも、HYPERCO らしい言葉がありました。

 

 

 

I hope this helps clarify issues for your customer.

In the highly competitive world of motor racing,

we at Hyperco are constantly trying to improve our product

to stay on top of our market.

I have worked in the high performance aftermarket

for 38 years for some of the most respected names in performance.

I can honestly state that no company I have previously been associated

with has ever been so dedicated to the improvement

of the product line as Hyperco.

 

 

私は、これがあなたのユーザーに対して、問題をはっきりさせる手助けに

なることを望みます。

 

モーターレーシングの非常に競争的な世界で、我々Hypercoは、

絶えず業界TOPにとどまるために、製品を改善しようとしています。

 

私は、パフォーマンスで名の知れた数社で、

38年間、高性能アフターマーケット業界で働いてきましたが、

私が以前に関わった、どの会社も、Hyperco ほど、

製品ラインの改善を行っていないことを、私は正直に述べることが出来ます。

 

 

 

 

 

HYPERCO が、HYPERCO であり続けられる理由。

それは、いつまでも進化し続けると言うことなんですね。

 

 

 

改めて、HYPERCO スプリングを販売できることを

誇りに思います。

 

 

 

いや~、やっぱ、スゴイです。

HYPERCO !

 

また、好きになっちゃいました。

 

 

 

 

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HYPERCO
ZC31S マッチングデータ (トラスト社製車高調の場合)

2010年06月03日(木)

スイフトのリアサスペンションは、

ダンパーとスプリングが、セパレートのタイプですので、

ダンパーの長さによって、使用できるスプリング、

設定できる車高が決まってしまいます。

 

 

先日の「匠の日」 にて、

トラスト社製車高調に、HYPERCO を

装着したとき、データ取りを行いました。

 

マッチングデータ & お奨めスプリングは、以下のとなります。

 

 

① スプリングのチョイスによっては、

   スプリングアタッチメントは、不要ですので、

       HYPERCOスプリング4本のみの購入で装着が可能です。

  (要、ノーマルスプリングに使用されていた、リア側のゴムシート)

 

② スプリングのアイテムは、

   フロント ID60 7~8インチ (スプリングレートチョイスいただけます)

   リア   ID65 TM サーキットスプリング

 

③  車高

   フロント 全長調整部の範囲で、設定いただけます。

   リア   スプリングが遊ばない状況で、フェンダーアーチから地面まで、

         615mm(純正比、-30 ~ -35mm) まで、

        車高を下げることが出きます。

 

 

 

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田中ミノル式、スプリングチョイスは、サーキット & ストリートの両立で、

フロント                     

ID60 7(8)インチ 350ポンド (6.3k)

ID60 7(8)インチ 450ポンド (8.0k)

ID60 7(8)インチ 500ポンド (8.9k)

以上から、チョイス

 
リア TM サーキットスプリング  

ID65 6.34イン 410ポンド (7.3k)

が、とってもよろしいかと思います。

 

 

車高のバランスは、

フロント  625mm(純正比 -20~-25mm) から、

       615mm(純正比 -30~-35mm) 

 

リア    615mm(純正比 -30~-35mm) 

 

あたりが、田中のお奨めです。

 

 

交換された方からは、すご~く、高評価をいただいておりますので、

トラストユーザーの方、ぜひ、お試しを!

 

 

 

 

また、リアスプリングに直巻きタイプを装着される場合は、

ID65スプリングのチョイスの場合は、ロアシート(¥4,000 × 2枚)

ID60スプリングのチョイスの場合は、

直巻きスプリングアタッチメント(¥32,000) が、別途必要となります。

 

 

設定できる車高は、スプリングの長さとレートにより違ってきます。

ジャッキアップ時に遊びがないように、車高を設定すると、

6インチスプリングで、610mm(純正比 -35~-40mm)近辺、

7インチスプリングで625mm(純正比 -20~-25mm)近辺です。

 

 

より詳しい、マッチング確認等は、

TEL 03-5706-1888

または、mail@tm-square.com まで!

HYPERCO
HYPERCO は、やっぱ スゴイ!(匠の日編)③

2010年05月01日(土)

GW 真っ只中ですが、

みなさんいかがお過ごしでしょうか?

 

 

さて、本日は、

「匠の日」 に行った、車高調整のお話を!

 

 

じつは、田中は、ずっとスイフトの開発を

やってきて、クルマを見るだけで、

だいたいの車高がわかるようになってきました。

(マニア、マニア・・・)

 

 

でね、スイフトの場合、

なぜだか、多くのクルマの車高が、

フロント下がりになっているような気がするんですよ・・・。

 

 

おそらく、理由は、

「アンダーステアの抑制」 だと思うのですが、

じつは、このセットアップ、あまり有効ではありません。

 

 

なぜなら・・・・・、

みなさんもご存知のように、スイフトはFFで、

フロントヘビー・・・。

 

 

この状況で、フロント下がりにすると、

 

 

 

① コーナーの進入時に不安定になります。

 

元々、200kg ぐらいしかない、

リアのコーナーウエイトが、ブレーキングにより、

フロントに移動しますので、

リアの荷重があまりにも少なくなり、

ステアリングが少しピーキーになります。

 

この状況だと、高速道路を走っていても、

手に力が入っていないと、少々不安な感じとなります。

 

また、ブレーキングを伴うコーナーでは、

ステアリングを、自信を持って、

思い切って切れません。

 

少しステアリングを切ったら、

ステアリングが、ズッシリ重くなり、

反応が、ピーキーな感じとなるため

そこから、ステアリングを

切り足していけないようなら、まさにこの症状です。

 

 

 

② コーナーの頂点寸前でアンダーステアが出る

 

コーナーで、一番スピードが落ちる直前に、

アンダーステアが出る場合、

それは、荷重が載り過ぎて、出ている場合があります。

 

コーナーの入口で、

ピーキーな感じがするので、ステアリングを

徐々に切り足すことができず、

その後、ステアリング切っても、

思ったより曲がらないなら、

ブレーキング中の荷重配分が、

あまりにも、

フロント寄りになっている可能性が大きいです。

 

 

だから、スイフトの車高バランスは、

ちょっと後傾ぐらいが、◎ です。

 

 

 

ちょうど、「匠の日」 に、

車高調整を希望されているスイフトオーナーさんがいて、

そのクルマを見ると、まさに、前傾・・・。

 

しかし、リアには、車高調整のブラケットが

付いていませんでしたので、

フロントで合わすことにしました。

 

 

でも、フロントスプリングには、

すでに、プリロードがかかっていて・・・・・・、

 

少々迷ったのですが、

匠に、プリロードを、

「+5回転にしてください」 と指示を入れました。

 

 

普通、これぐらい、強烈なプリロードは、

乗り心地のためにも、トラクションのためにも、

あまりかけないのですが、

車高の方が、絶対に、影響が大きいと考え、

ガッツリ プリロードをかけました。

 

 

でもって、田中データと照らし合わせて、

一番美味しそうなバランスに、SET 変更を行いました。

 

 

 

 

その後、ユーザーさんと試乗に出かけましたが、

格段に乗り心地は向上し、

ステアリングを切るときの不安感も

大きく抑制されたことは、言うまでもありません。

 

 

たかが車高、されど車高です。

 

 

「匠の日」 は、こんなことまでできるところが、

田中的には、とっても気に入っています。

 

 

もちろん、このオーナーさんも、ご満悦。

 

 

ちなみに、この車輌は、某車高調メーカーの

吊るしの状態で、スプリングも、

HYPERCO 等ではありません。

 

 

「匠の日」 は、やっぱ、スゴイです。

 

なんてったって、テストによる情報量が、

圧倒的ですから・・・・・。

 

 

もし、症状のところに、ひとつでも、

気になる部分があれば、車高を疑ってみてください。

 

 

 

スイフトのBEST車高は、水平より、後傾ですよ!

 

 

 

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