2016  勝手に 「道場破り」  in FSWショート 車載動画①

2016年02月16日(火)

 

 

 

 

少々、アップが遅くなってしまいましたが、

 

本日は、2016 道場破り FSWショート の陣

車載動画 の 第一回をお届けしたいと思います!!

 

 

 

まず、今回は、大金を投入して 試作した 

3-4 クロスギアの評価を 的確に行うため、

ベンチマークのために、アタックに行った、 

1月28日 の動画をご紹介したいと思います。ハイ。

 

 

 

 

でもって、スタート時の仕様は・・・・、

 

 

タイヤ           BS RE-71R    F:235-40-17(中古)    R:215-45-17(中古)

エンジン          ミノカム仕様 エンジン

ECU            TM-SQUARE

エキマニ         TM-SQUARE

LSD            TM-SQUARE LSD SPEC.2 (デュアルコア!)

ミッション         ノーマル

ファイナル         アールズ4.7

クラッチ          TM-SQUARE

E/Gマウント       TM-SQUARE

ダンパー         TM-SQUARE

スプリング        F:65-06-600 パーチェ装着

               R:58-05-700 パーチェ装着

トーションビーム    TM-SQUARE  35φ

ブレーキパッド      F 04M   R 88B

内装関係         助手席・リアシート 外し

 

 

 

 

 

 

 

といった感じで、

マイスター戦ルールですと、NA-2 スペック となります。

 

 

 

で、セットアップ の流れとしては・・・・・、

 

 

 

走行①   BEST 34.6   気温11℃

  →  タイヤのグリップが弱い(コンディション?)
     
      デュアルコア LSD ◎!

セット変更  

R スプリング  700 → 500 ポンド

R スタビ     35φ → 32φ

Fハイト      3T ↑ (フェンダータッチ対策)

内圧変更    オール 1.9

 

 

 

 

 

 

 

走行②   BEST 34.5   気温11℃

  →  1~2コーナーの縁石の上で、クルマの安定感 ↑

      B3コーナー  切り返しのレスポンス ↓

セット変更  

Rハイト     3T ↑ (フェンダータッチ対策)

内圧変更    F 2.0  R 1.8

 

 

 

 

 

走行③   BEST 34.4   気温10℃

  →  1~2コーナーの縁石の上で、クルマの安定感 ↑

      内圧は、F/R とも、1.8 の方が、ラップタイムが安定している

 

 

 

 

 

といった感じでございました。

 

 

まぁ、田中的には、

いっぱい いっぱい のタイム ですので、

ベンチマークとしては、良いアタックだったと思います。ハイ。

 

 

 

 

 

では、3セッション目

BEST 34.4 のラップを 動画でどうぞ!!

 

 

 

 

自分で言うのもなんですが・・・・・、

この歳でも、まだ、速くなってるように、感じるんですよね~(笑)

 

 

 

以上、

2016  勝手に 「道場破り」  in FSWショート 車載動画①  でした!

 

 

 

 

2014  勝手に 「道場破り」  in 鈴鹿 ツイン  ドラテク 編!

2014年03月21日(金)

さぁ~、今夜は、鈴鹿 ツイン の ドラテク 編 です。

まず、鈴鹿ツイン の Gコース は、こんな感じ!

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ストレート の左端を 3速全開で走り、

1コーナー (①②) に アプローチ。

ブレーキング & 3→2 へ シフトダウン。

少々、早目から、ゆっくりと ステアリング を切り、

やや ナナメ に、ブレーキ を リリース しながら進入します。

ここ 1コーナー (①②) の ポイント は、

◎ イン の縁石は、ギリギリを狙う

◎ イン の縁石に向かう時、あまり強い前荷重にならないようにする

(ブレーキ の リリース は、早めに)

◎ イン の縁石は、タッチ ではなく、少し沿って走る

◎ イン の縁石付近では、少しだけ クルマ が曲がってくれるのを待つ (最重要)

◎ イン の縁石付近で、クルマ が曲がったことを確認して、アクセル ON → アウト の縁石へ

◎ 立ち上がりは、アウト の縁石に沿う様な ライン で!

でもって、NG な パターン は・・・・・・、

× 強い ブレーキ のまま、ステアリング を切り始める

× 十分に、ブレーキリリース ができていない状況で、イン の縁石を タッチ する

× イン の縁石付近で、クルマが曲がる前に アクセル ON

× アウト の縁石に向かって、アンダーステア の状況 + アクセル ON 

× アウト の縁石に、乗り上げる

となります。

要するに、1コーナー は、少しだけ前荷重になった、

一番曲がりやすい アングル を KEEP して、

「曲がるまで待つ」 ことが重要なのであります。

でもって、お次が、

G コース で、タイム の感度がいちばん高い、Z コーナー (③④) です。

22

いや~、とにかく、鈴鹿 ツイン で、

タイムを出すための 最重要 コーナー は、

間違いなく、この Z コーナー です。

それぐらい、この コーナー の中には、たくさんタイムが隠れているのです。

この コーナー、まず、ポイント となるのは、進入する角度。

進入の ポイント を まとめると、

◎ 1コーナー の立ち上がりから、Zコーナー の進入を 1つの コーナー として、つなげる

◎ 1コーナー から、Zコーナー の進入 まで、ずっと左に 「G 」 が、かかるように走る

NG なパターンは・・・・・・、

× 1コーナー から、Zコーナー の進入まで、一瞬でも、直線的な区間がある

× ライン 的に、Z コーナー を アウト から進入できない

となります。

そして、Zコーナー の中は、

やはり、どこで シフトアップ するかが、ポイント です。

田中が試したところ、

コーナー の中(③と④の中間地点)で、レブリミット になるのなら、

③の手前で、シフトアップ する 場合と、

しっかり、ギリギリ まで、2速で引っ張って、

③と④の中間地点で、シフトアップ する 場合で、

同じ全開でも、コンマ 2~3 は、ありましたから・・・・・・。 

でも、「レブリミット ギリギリ まで、引っ張る」 って、

口で言うのは カンタン ですが、

コーナー の中での シフトアップ は、かなり難易度が高いですよね・・・・・。

ですから、ここの シフトアップ は、地道に練習して、

少しずつ レブリミット に近い回転数で、シフトアップ ができるよう

トレーニング するしか手はありません。

(回転 リミッター に入らないように、気をつけて下さいね!)

もちろん、レブリミット や、ファイナル & タイヤ 径 によっては、

2 → 3速 の シフトアップ が、コーナー を抜けてからになる場合もあります。

(ECUにて、レブリミット が上がっている ZC32S なら、コーナー を抜けてからですね! )

それから、縁石をどこまで使うかも、とっても重要。

ちょっとだけなのか、ガッツリ なのか・・・・・・、悩む部分ですよね~。

まず、縁石に乗るには、「掟」 があるます。

それは、「必ず、アクセル を踏んだ状態で、縁石に乗ること」

これは、MUST です。

最悪なのは、縁石の上で、アクセル ON → OFF という パターン。

この場合、あらぬ方向に、クルマ は飛んで行き、

かなりの確率で 大クラッシュ となります・・・・・・・・・・。

※ この Zコーナー は、タイム の感度が、一番大きな コーナー ですが、

クラッシュ の リスク も、一番大きな コーナー ですので、十二分に注意してくださいね!

また、Z コーナー の縁石にどれぐらい乗れるかは、

スプリングレート や、ダンパー減衰の強さによっても、大きく異なります。

もちろん、

ローレイト  →   ガッツリ 乗れます

ハイレート  →   あまり乗れません

となり、

攻略の順序としては、

1) ③の手前で、アクセル OFF  縁石は踏まない

2) ③の手前で、アクセル OFF  縁石を少し踏む (縁石の上は、アクセル ON)

3) ③の手前で、アクセル OFF  縁石をある程度 踏む (縁石の上は、アクセル ON)

4) ③の手前の アクセル OFF を 少しずつ短く

5) ③の手前で、全閉にならない アクセル OFF 

6) ③を全開で進入 + 縁石をある程度 踏む 

7) ③を全開で進入 + 縁石を少し 踏む 

※ 全開の場合、縁石をあまり踏まない方が、難易度が高くなりますが、

ラップタイム は、速くなります。ハイ。

もちろん、 4) から先は、たくさんの練習と、

有効な セットアップ ができていないと、クリアー できませんので、

ジックリ と挑戦してみてください。

注  上記は、 スイフト + ノーマルエンジン + スポーツラジアル での バランス となり、

もっと パワー のある車両や、タイヤ の グリップ、セットップ によっては、

③ が、全開で進入できない場合もありますので、 ご注意下さい。

そして、お次は、⑤ コーナー

33

この コーナー

イン 側の縁石に、

ガッツリ 乗る方が速いのか、

少しだけ乗るのが速いのか、

それとも、まったく乗らないのが、速いのか・・・・、

いままで、セットアップ別には、明確な答えが出ていなかったので、

今回は、徹底的に、TRY してみました。

でもって、田中が出した 結論は、

すべてのセットアップにて、

ほんの少しだけ乗る (縁石を微妙に、かすめる レベル ) が、◎ でした。

縁石に ガッツリ 乗ると、

最短距離は、走れますが、

どうしても、アクセル ON が遅れ、

縁石に タッチ しないと、

ワイド な ライン になってしまい 走行距離が長くなります。

ということで、

いろんな、ライン、いろんな乗り方を TRY しましたが、

タイム 的に、一番速かったのは、ほんの少しだけ乗る パターン でした。

では、⑤コーナー の ポイント をまとめますと、

◎ ブレーキリリース & ターンイン は、少し早めの イメージ

◎ 左 フロントタイヤ で、縁石を微妙に タッチ

◎ アクセル ON は、可能な限り 早める (縁石の少し手前から、アクセル ON)

◎ 立ち上がりは、アウト 側 ギリギリ に!

NG な パターン は・・・・・・、

× ブレーキ を コーナー の中まで、残し過ぎると、アンダーステア になりやすい

× 少しでも、縁石に弾かれる感じがあれば、縁石に乗り過ぎ

× アクセル が一気に全開になるなら、アクセル ON の タイミング が遅い

となります。

また、この コーナー は、セットアップ が、とっても重要ですね!

そして、非常に難しい、⑥⑦ コーナー に向かいます。

42

この、⑥⑦ コーナー は、かなり タイト で 、

少しでも、飛び込み過ぎると、すべてが、後手後手となり、

ラップタイム は期待できません・・・・・・・。

でも、かといって、飛び込まないと・・・・、

荷重移動が大きく活用できず、アンダーステア が強くなってしまいます・・・・。

だから・・・・、一番大切なこと、

それは、進入時の スピードコンロール。

ポイント をまとめますと、

◎ 思い切って、飛び込みまが、減速は ジックリ、そして、ゆっくり

◎ 特に、ハンドル を切り込むときは、十分な ブレーキリリース を!

◎ ずっと、ステアリング が重い状況を KEEP する ゆったりとした ステアリング 操作 

◎ イン の縁石は、ノータッチ

◎ アクセル ON の タイミング は、可能な限り早く、そして、少し時間をかけて全開に

◎ 立ち上がりは、アウト 側 縁石も活用!

NG な パターン は・・・・・・、

× 飛び込み過ぎて、ブレーキリリース が遅れる

× 減速が早すぎて、コーナー の中まで、最適な フロント 荷重を持ち込めない

× 進入時、ステアリング を切るスピードが早い (ステアリング が急に軽くなる)

× イン 側縁石にタッチして、トラクション が、かからない (または、アクセル ON が遅れる)

× アクセル が一気に全開になるなら、アクセル ON の タイミング が遅い

となりますが、やはり、この コーナーの 「キモ」 になるのは、

減速区間での スピードコントロール です。

ですから・・・・、進入の ライン は、

極端に、大回りをするのではなく、

飛び込んでも、ブレーキ を

じっくり リリース できる ナチュラル な ライン がよろしいかと思います。

そして、最後の難関 ⑨ 最終 コーナー に向かうのであります!
52

まず、⑨ コーナー の手前には、

軽く左に曲がっている ⑧ コーナー があるのですが、

ここの縁石は、ゼッタイ に踏んではいけません・・・・。

(踏むと、⑨ コーナー の進入で、クルマ が、暴れます・・・・・・・)

かといって、縁石から離れ過ぎると、ライン 的に厳しくなりますので、

狙うのは、縁石 ギリギリ のライン なのであります。

でもって、 最終 コーナー ⑨ のポイントは・・・・、

◎ 進入の ステアリング は、できるだけ、ゆっくりと、一定の スピード で!

◎ 「ギュ」 と、強く踏みたくなる ブレーキ を 弱く、長く の ブレーキ に!

◎ イン の縁石は、軽くタッチする レベル までとする

◎ 立ち上がりは、縁石 ギリギリ まで、ワイド に!

NG な パターン は・・・・・・、

× 進入時のブレーキが強い (アンダーステア になっちゃいます・・・)

× 進入時に、ハンドル を切る スピード が速過ぎる (ステアリング が軽くなったら NG です)

× イン の縁石で、クルマ が跳ねてトラクション がかからない (縁石に乗り過ぎです)

× アウト の縁石で、クルマ が ハネる (縁石に乗り過ぎです)

となります。

鈴鹿ツイン の G コースは、コーナー の数も少ないので、

地道に、細かなことを積み重ねないと、ラックタイム を短縮できません。

(まぁ、それが、タイムアタック の醍醐味ですが・・・・・・)

そのためには、熱くなり過ぎることなく、

タイヤ の グリップ をいかに ラップタイム に結び付けられるかを

ジックリ 考えながら走ることが、とても大切なのであります。ハイ。

ということで、

先日、公開した TM 2号車 (ZC31S) の動画 と、

ちょっとだけ走らせた、TM 4号車 (ZC32S) の動画 を どーぞ!

TM 2号車 (ZC31S)   ラップタイム 38.8

TM 4号車 (ZC32S) 雪降ってる!!・・・(笑)

以上、鈴鹿ツイン Gコース の ドラテク でした!

バックナンバーは、こちら!

2011  鈴鹿ツイン ドラテク

2012  鈴鹿ツイン ドラテク

2014  勝手に 「道場破り」 in 鈴鹿ツイン  セットアップ編!

2014年03月18日(火)

 

 

いや~、少々時間が、かかってしまいましたが、

やっと、DATA が、まとまりましたので、

今夜は、鈴鹿ツイン のセットアップ編を お届けしたいと思います。

 

 

使用車両は、ご存知、TM 2号車 (ZC31S) となり、

持ち込み時のセットアップは・・・・・・、

 

 

 

 

イニシャルSET

 

ホイール           CLEAWAYS      F:7.5J-16+30      R:7.5J-16+46

タイヤ             KUMUHO V700   F:225-45-16(中古)  R:205-45-16(中古)

内圧              F:2.7(温間)    R:2.9 (温間)

リアスタビ          φ35

スプリング          F 65-06-700 パーチェ装着    R:58-05-600 パーチェ装着

(リバウンドストローク 0G 0タッチ)

ダンパー 減衰       F:MAX 5戻し    R:MAX 8戻し

キャリパー          F 純正         R 純正

ブレーキパッド        F 10F         R 03C

LSD              TM-SQUARE

ミッションオイル       BILLION FF-730

エンジンオイル       TM-SQUARE M16A 5W-40(継続使用)

オイルクーラー       TM-SQUARE  (純正ヒートエクスチェンジャー外し)

E/Gマウント         開発品

ファイナル          R’s  4.7

ドライブシャフト       開発品

車高             F  610         R 590

トー              F OUT 0:30   /   R トーレスシム(-30) + (-15)

キャンバー          F 実測5.8度   /   R 並盛り

フロントロアアーム     TM-SQUARE ロングアーム

ナックル           TM-SQUARE キャンバーナックル

空力デバイス        カナード・サイドカバー装着

エンジン           ミノカム・32ピストン

エキマニ           TM-SQUARE + BILLION バンテージ100

ECU              Ver.CP-EM

 

 

 

セットアップ的に、いつもと違うのは、

ミノカム・32 ピストン を使用した エンジン ですね、やっぱり。

 

 

仕様的には、匠工房限定の TM カムシャフト  (かなり低~中回転域重視) に、

ZC32S の純正 ピストン を組み込んだ、あの エンジンです・・・・。ハイ。

 

それを、純正 ECU にて、適合 (Ver.CP-EM) を 合わせ込んであります。

(弊社にて、エンジン オーバーホール をされるスイフトオーナーさん限定のメニューです!)

 

 

 

でもって、走り始めの 田中の コメント は・・・・・、

 

 

 

 

 

① 走行1  雪  セミウエット   BEST 39.449

 

路面は、完全 ドライ ではない

アタックは、4~5Lap のみ

 

バランス

1コーナー(①②)    進入~真ん中 弱U/S    出口 中U/S

Zコーナー(③④)    進入 OK    真ん中~出口  U/S方向

左90°(⑤)       進入~真ん中 弱U/S

ヘアピン(⑦)      OK

最終(⑨)        進入~真ん中 弱U/S

 

 

14

 

 

2nd ギヤ が ショート すぎる

ブレーキ の効きが強い(温度が低すぎる?)

 

変更

F タイヤ   225-45-16 → 235-40-17 (V700)

R タイヤ   205-45-16 → 205-50-16 (V700)

 

 

 

天候も微妙だったので、

今回のテストで、一番の目的だった、タイヤテスト を行いました!

 

 

そうです、禁断の 235 投入なのであります!!

 

 

21

 

31

 

41

 

51

 

 

 

まぁ~、以前に、245 を トライ した時は、

 

コーナー の ボトム が、速くなることと、

グリップ により、パワー が食われることで、

 

 

不発に終わりましたからね・・・・・・・・・・。

 

 

 

2年前の 「道場破り」 in 袖ヶ浦 セットアップ編は、

こちらから!!

 

 

 

で、マッチング は・・・・、いかに!!

 

 

 

 

 

 

 

② 走行2  DRY    BEST  38.910

 

良く曲がる  フロント グリップ は、かなり↑

O/S はない

フェンダータッチ は、ゼロ ではないが、問題ない レベル

 

 

 

 

 

61

 

 

フロントタイヤ の温まりが独特

なかなか温まらない状況から、急激にグリップが立ち上がる ↑(時間もかかる)

 

バランス 的にNG なのは、Z コーナー の 進入~真ん中 (ライン がずれる レスポンス 悪し)

(リアタイヤ が、たわんで、 ロール が大きく感じる)

 

タイヤが、少しだけ大径になった分、2nd ギアのレシオ は、最適になった

 

ブレーキは、温まると、鈴鹿ツインに 完全適合!  効きの強さ ◎

 

 

 

235 なかなか、やりますね~。

 

フロント の グリップ が上がった分、

鈴鹿ツイン では、タイムアップ 成功です!!

 

コンディションが違うので、的確なことは、言えませんが、

おそらく・・・・、0.2秒は、あるのではないかと・・・・・・。

 

 

また、リアタイヤ に関しては、

205-45-16 → 205-50-16 に変更したことで、

フロントグリップ が勝ちすぎて、O/S になることもありませんでした。

 

(前回の TC1000 でも、45 → 50 にすることで、リアグリップ が安定しましたからね~)

 

 

 

※ 注意

鈴鹿ツイン (特にGコース)は、U/S のバランスが強いサーキットです。

ですから・・・・、今回のように、セットアップ を かなり、O/S 方向に 振っても、

問題なく走れてしましますが、他の サーキット の場合、このままのバランスだと、

O/S になる可能性が高いと思われます。

 

 

 

変更

内圧     F 3.2  →  2.7

R 2.4  →  2.9

 

 

F/R とも、想定の内圧になっていない

リアタイヤ のたわみは、コレが原因! と思われる

R スタビ  35 → 38φ

 

 

 

 

Zコーナー の レスポンス 遅れは、リアタイヤ の内圧と思われましたが、

どうも、メカニカル 的にも、リア の ロール が大きく感じましたので、

リアスタビ も、硬くしてみました。

 

 

 

 

③ 走行3  DRY    BEST  38.873

 

Z  コーナー OK (ステアレスポンス向上)

 

バランス

1コーナー(①②)    進入 弱U/S   真ん中 OK   出口 弱U/S

Zコーナー(③④)    進入~真ん中 OK    出口 U/S方向

左90°(⑤)       OK

ヘアピン(⑦)      OK   少しだけ U/S 増

最終(⑨)        OK   少しだけ U/S 増

 

 

 

走行② との比較で、Z コーナー が速くなっている

他の タイトコーナー は、タイヤ の グリップ↓  (NEW タイヤ の エクストラ グリップ がない)

R スタビ の変更により、タイトコーナー は、少し U/S 方向に

 

 

 

これで、 「道場破り」 達成!! なのであります。

 

いや~、NEW タイヤ からの グリップダウン より、

セットアップ を詰めた メリット の方が、少しだけ勝り、

なんとか、タイム を短縮できましたが、かなり際どい挑戦でしたね・・・・・・・・・。

 

 

 

 

おまけに、タイム が出た瞬間、

 

 

 

71

 

 

 

ドカッ~っ と、雪が降ってきましたからね・・・・・・。

ホント、我々は、かなり、ラッキー だったと、思います。ハイ。

 

 

 

 

 

ちなみに、走行後の タイヤ は・・・・・・・、

こんな感じで、ございました!

 

 

81

 

 

まぁまぁ、イイ感じですよね~。

 

 

 

 

 

 

さぁ~、これから、235 が、

スイフト タイムアタック の スタンダード になるのか!

それとも、215~225 の方が、カバーできるサーキットが多いのか!!

 

 

 

ジックリ、他のサーキットでも、確認したいと思います。

乞うご期待です!

 

 

 

 

佐藤さん・・・・・、

17インチの CLEAR WAYS 作る・・・・・?!

 

 

 

 

今夜のおつまみ (TM 2号車 鈴鹿ツイン 車載動画)

2014年03月13日(木)

 

みなさん、こんばんは!

 

 

 

「道場破り」 の疲れから・・・・・、

なかなか、セットアップ 資料が まとまらない 田中です・・・・・。

(ま、言い訳ですが・・・・・)

 

 

 

ということで、

本来なら、ドラテク編 で、公開しようと思っていた

車載動画が、出来上がってきましたので、

フライング にて、公開したいと思います!!

 

 

 

 

 

では、今夜の おつまみに、

鈴鹿ツイン Gコース 38秒8 の ラップ を どーぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(佐藤さん、編集の仕事が早くなったなぁ・・・・・・・)

2014 勝手に 「道場破り」 in  鈴鹿ツイン!  速報!!

2014年03月11日(火)

 

 

いや~ ・・・・・・、

今回も、辛く 厳しい 戦いでした・・・・・・・。

 

 

 

 

まず、今日は、朝から、雪が・・・・・・、

 

 

11

 

 

降ったり、止んだり の 厳しいコンディション・・・・・・。

 

 

 

 

 

マジで、めげていたところに、

 

本日、最初の 相乗り 参加者が、

奈良県から、やってきました!!!

 

 

2

 

3

 

 

ちなみに、この時点で、TM ダンパー装着率 100%!! (笑)

 

 

 

 

 

 

そして、このお方が、登場すると・・・、

 

 

4

(そうです、エンジントラブルを乗り越えて、S田さんが、やってきました!)

 

 

 

 

 

TEAM 京都ワンダー の みなさんが、次から次へと、続々と登場!

 

 

5

 

 

 

 

さすが、S田さん ・・・・・、すげ~、影響力!!

 

 

 

でもって、BBSホイール の装着率が、とっても、高い!!

 

 

6

 

 

7

 

(あざ~す!)

 

 

 

 

 

 

そして・・・・・、

TEAM 京都ワンダー ですから、

 

8

 

 

もちろん、チャンピオン (マイスター → スイチャレ 連勝中!) も、参戦!!

(なんと、3日連続・・・・・・・笑)

 

 

 

 

 

 

途中、吹雪になる状況もあり、

 

9

 

 

10

 

 

 

チャンピオンも、思うようにタイム更新ができない 厳しい状況でしたが、

 

 

 

我々は、いつものように、クルマのセットを

徹底的に合わせ込んで・・・・・・・、

 

 

 

111

(そうです、本日のアタックは、ZC31S & 匠2名体制!)

 

 

12

(佐藤さん 考案の 超メガ盛りキャンバー!! ・・・・・、冗談です・・・・・)

 

 

 

 

天候が回復した、わずかなタイミングで、アタック開始!

 

 

 

 

 

そしたらね・・・・・、

 

初の38秒台 が、出ちゃったんですよ!!

 

 

 

13

 

 

 

でもって、マーボーのレコードは、

38.875 ですので、な、な、なんと!レコード更新 なのであります!!

 

 

 

 

いやはや、これが 我々の 執念 です・・・・・・・(ウレシ~!)

 

 

 

 

ということで、1000分の2秒差ではありますが、

「道場破り」 成立 なのであります!!

 

 

 

 

 

 

 

しかし、まぁ~、フクチャンといい、マーボーといい・・・・・、

あなたたちを倒すのは、本当に、疲れる・・・・・(笑)

 

 

 

 

詳細 & 動画は、また後日に、ゆっくりと!

 

 

 

2014 勝手に 「道場破り」 in TC1000  極秘映像!

2014年02月06日(木)

 

 

極秘映像!

なかなか、怪しい響きですよね~。

 

 

 

 

じつは、今回の 「道場破り」 には、

約、10分間 でしたが、TM 4 号車 も、コッソリ 走らせました!

 

 

 

 

ただ、仕様的には、

12月の アタック で使用した 制御系を 完全 ノーマル に戻し、

ノーマルエンジン + ノーマル ECU (REV リミット も、純正 ECU のままです)

 

で走りました。

(まぁ~、何事も徹底的に、ゼロ 出しを行ってからでないと、

作りたいものが 途中で ブレ ますからね!!)

 

 

 

13

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで、本邦初公開 ZC32S TM 4号車 の車載動画でございます!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだまだ、ゼロ 出し の状況ですので、

ラップタイム は非公開となりますが、

 

 

どうも このお方は、ノーマルエンジン + ノーマル ECU での タイム が、

お気に召さないようで・・・・・、穴が開くほど・・・・・・・・・・・・(笑)

 

 

 

 

 

26

 

 

 

 

 

飽くなき探究心・・・・・・。

さすが、ミスターX ですね~!!

 

 

 

 

2014 勝手に 「道場破り」 in TC1000 ドラテク編

2014年02月05日(水)

 

 

みなさん、お待たせしました。

今夜は、 勝手に 「道場破り」 2014 TC1000 ドラテク編です!

 

 

関東圏のサーキットでは、走る機会も多く、

スピード域も、さほど高くないので、安全な部類に入る サーキット ですよね~。

 

では、早速、はじめてみたいと思います。

 

 

 

 

12

 

 

 

 

最終コーナー (⑩) を立ち上がり、2 → 3 へ シフトアップ。

ストレート の アウト 側を走り、1コーナー (①) に向かうのですが、

この ストレート は、右に曲がっています。

 

 

ですから、1コーナー の角度を少しでも緩やかにできる

ライン 取りが、◎ となります。

 

 

 

 

そして、1コーナー (①) の ポイント は、

ずっと前の ブログ にも書いたように・・・・・、

 

 

(以下、前回の ブログ 引用)

 

 

 

① の 1コーナーは、3速 のまま進入し、
イン側の クリップ を シッカリ とるのですが、
重要なのは、ブレーキング の タイミング と 強さ です。

まず、タイミング ですが、
コース に慣れるまでは、
ブレーキ そして ステアリング の順。

そこそこ慣れてくると、
ブレーキ と ステアリング が、ほぼ同じ タイミング。

ラップタイム が速くなってくると、
ステアリング、そして ブレーキング の順となります。
(車種によっても、若干変わってくるかと思います)

よって、ブレーキ の強さも、
ステアリング より先に ブレーキ のときは、
強く踏むことができますが・・・・・・、

同時とか、ステアリング が先になると、
強く踏むことができません・・・・・・・・。

もし、同時とか、ステアリング が先の状態で、
ブレーキ を強く踏むと、一気に、サヨナラ です。

また、ステアリング を切ってから、
ブレーキ を踏むということは、
進入 スピード もかなりあるということですよね。

だから、どうしても、強く踏みたくなる・・・・。

ここは、自分との戦いです。

では、どう戦えばよいか。

それは、ブレーキ を やさしく、長く踏むんです。
(これは、かなりの ポイント となります!)

すると、フロント 荷重が効いて、クルマ は、曲がり出します。

このとき、いつまでも長く ブレーキ を残したり、
曲がりはじめてから、スピード 感に負けて、ブレーキ を強く踏むと、
リア が ブレイク して オーバーステア になりますので、ご注意を!

でもって、クリップ 近辺で、リア が軽くなったら、
アクセル を踏んで、バランス させます。

アクセル を踏むと、荷重が リア に移りますので、
ブレイク しそうな リア が、落ち着きを取り戻し、
そのまま、加速状態で一気に ①コーナー を クリアー します。

(この感覚が、たまりません・・・・・)

といった感じになります。

もう少し、詳しく補足すると、

この「やさしく、長く踏む ブレーキング」

じつは、自分を 「騙す」 ための手段なんです。

なぜなら・・・・、

「ブレーキ をやさしく、踏みたい」 けれど、

飛び込めば、飛び込むほど、スピード 感と恐怖心から、

どうしても、ブレーキ を踏む力が、強くなりがちな 1コーナー。

そこで、「長く踏んでいれば、良いんだ!」 と思い込むことで、

安心感が生まれ、落ち着いて、ブレーキ をやさしく踏むことが可能となるのです。

そして、ブレーキの最初の部分を やさしく踏めれば、

あとは、ブレーキ を長く踏んで、大きく減速する必要がない

コースレイアウト になっていますので、すぐに加速体勢に入ることができます。

要するに、レイトブレーキ で飛び込んでも、

落ち着いて、やさしく ブレーキ を踏みはじめることが、できるように、

「長く踏んでいれば大丈夫!」と思い込むことが、とっても重要なのです。

いや~、いつもながら・・・・、深い・・・・・(笑)

 

 

 

また、もちろん、② の部分は、「インベタ」  となりますので、

可能な限り、イン 側にくっ付いてください。

 

すると、コーナー 出口では、アウト 側へと、自然な ライン になると思います。

 

1コーナー を速く走る 「コツ」 は、

 

 

1) 思い切った進入スピード

2) やさしいブレーキング

3) リアがブレイクする前に、アクセル

 

 

となります。

 

 

 

 

 

25

 

 

 

 

 

1コーナー (①②) を ハイスピード で クリアー すると、

次の ヘアピン ③ は、自然に アウト から進入できます。

 

ブレーキング & 3 → 2 へシフトダウン して、

イン に ステアリング を切り込みます。

 

 

 

このコーナー、じつは、4通りの走り方があります。

 

 

まずは、イン の縁石に乗るのか、乗らないのか

という チョイス があります。

 

田中の独断と偏見では、スイフト の場合、

600ポンド (約10k) あたりまでの スプリングレート なら、「乗る」

600ポンド 以上なら、「ノータッチ」

 

 

また、600ポンド 以下の レート でも、

減衰力が強い ダンパー は、「ノータッチ」 が オススメとなります。

 

 

 

ここで、縁石に乗る メリットは、

コースがよりワイドに利用できる

走行距離が、短くなる

 

の2点。

 

 

 

反対に、デメリットは・・・・・、

 

 

 

縁石から降りるときには、加速体勢に入っていますので、

トラクションが伝わりにくい

 

 

 

という点です。

 

 

 

 

そして、ライン 的にも、2つの チョイス があります。

 

 

 

まず、ひとつ目は、王道である

早目から ステアリング を切りはじめ、

めいっぱい ブレーキ を残しながら、ナナメ に進入する パターン。

 

 

 

 

グリップ の タテ と、ヨコ を 上手く オーバーラップ させた ドラテク で、

田中も以前は、この パターン で、この ヘアピン (③) を走っていました。

 

 

 

で、問題のもうひとつの ライン は、

 

ヘアピン (③) の頂点に向かって、ナナメ に進入するのではなく、

真っ直ぐに、ブレーキング を行う ライン となります。

 

要するに、グリップ の タテ と、ヨコ を あまり オーバーラップ させずに、

タテ もしくは、ヨコ を単独に近い状態で、活用する方法です。

 

 

このラインの メリット は、進入区間は、速くありませんが、

出口で アクセル ON になる タイミング が少し早まることです。

 

 

 

たま~に、田中が雑誌の コラム 等で書いていますが、

これは、昨今のスポーツタイヤの特性が、

グリップ の タテ と、ヨコ を オーバーラップ させず、

単独に近い状態で使った方が、グリップ に旨みがある作り方を

していることに起因しています。(まぁ、このあたりは、今度 ジックリ と!)

 

 

ですから、クルマ の セットアップ (スプリングレート) と

タイヤ 特性に合致した ライン で 走行することが重要となりますので、

少し頭を柔らかくして、どの組み合わせが、自分の クルマ に合っているのか?

そして、一番速いのかを いろいろ トライ してみてください。

 

 

 

 

 

37

 

 

 

 

そして、次の ④ コーナー まで、シフトアップ は、

必要がありませんので、そのまま 2速 で ブレーキング。

 

そして、この ④ コーナー の走り方も、2年前の 「道場破り」 から進化しました!

 

 

 

 

以前は、クルマのバランスで ④ コーナーを

どのあたりから進入するかを決めていました。

 

 

 

 

 

前回の ドラテクブログ を引用しますと・・・・、

 

 

バランス がよければ(クルマ がよく曲がる状態なら)、
コース の中央から、少し インサイド を狙って進入
(④の クリップ は少し空けます)

アンダーステア 気味なら、
潔く、イン に、スペース を空けながら、
アウト から、少しだけ、スピード を落として、大回りします。
(ほんの少しだけですよ)

 

 

となります。

 

 

 

しかし、田中は発見したのです!!

 

この④ コーナー、小さく回った方が、圧倒的に速いことを!

(某開発車両のテストにて、立川裕路 選手から パク ったことは、ここだけの ナイショ)

 

 

要するに、コース の真ん中や、アウト 側から、

④ コーナー の イン 側を空けた状態で進入し、

その後、⑤ のクリップを取りにいくのではなく、

 

④ コーナーも、⑤ コーナーも、シッカリ と クリップ を

取りにいく作戦なのです(あ~あっ、言っちゃった・・・・・)

 

 

 

理由は、④ コーナー の クリップ を空ける走り方だと、

 

1) 進入でオーバーステアになりやすく、ラップタイムが安定しない点

2) 外からのアプローチだと、走行距離が長くなってしまう点

 

といった デメリット があり、

 

⑤ コーナー を外から アプローチ し、コーナー の R を大きくしても、

上記の デメリット を超える メリット が、見当たらないからです。

 

 

 

おそらく・・・・、TC1000 のスペシャリスト と、

呼ばれる人たちは、うまく小回りしていると思いますよ~。

 

 

 

また、出口 アウト 側は、路面が落ち込んでいるため、

ステアリング を大きく切り、アンダーステア を出したまま、

外側に向かうとかなり デンジャー ですので、十分ご注意を!

 

もし、アンダーステア を出してしまったのであれば、

それは、その手前の処理が悪いのであって、それをなんとか ステアリング を切って、

⑤ コーナーを クリアー しようなんて、ちょっと虫が良すぎますよね~、やっぱり。

 

 

 

 

43

 

 

 

 

⑤ コーナー を 2速 で立ち上がったら、

コース を見ながらも、 タコメーター も シッカリ 見て

⑥ コーナー の少し手前あたりで、2 → 3 へ シフトアップ。

 

 

全開で、⑥ コーナー を クリアー し、

最後の難関 ⑦⑧⑨⑩ コーナー に向かいます。

 

 

 

 

少々、右に G が残っている タイミング で、

ブレーキング & 3 → 2 とダウンし、⑦ コーナー に進入するのですが、

この右への G が、とっても曲者・・・・・。

 

 

 

だって、右に G が かかっている状態で、ブレーキング & 右へハンドル を

切るのですから、(荷重が、右 → 前 → 左 と変化する)

クルマ の挙動はかなり不安定になります。

 

 

だから、できるだけ、右に G が残らない状況を作る必要があります。

そのために ポイント となるのが、⑥ コーナー の走り方です。

 

もし、少しでも、イン が空いた状態で、⑥ コーナー を走ると、

右にかかる G が、長く続いてしまいますので、

G が残っている状態で ブレーキング が スタート してしまいます・・・・。

 

ですから、⑥ コーナー の イン は、ガッツリ と クリップ し、

できるだけ、G が右に残っていない状況にて、⑦ コーナー に アプローチ することが、

準備として重要となります。

 

 

 

 

53

 

 

 

 

また、⑦ コーナー も、スプリングレート & ダンパー の減衰力によって、

イン 側の縁石に 「乗る」 か 「乗らないか」 の チョイス となります。

 

ヘアピン と同様に、

「乗る」 メリット は、コース が ワイド に使えること。

デメリット は、降りる時に、クルマ が バウンド することです。

 

 

 

ただ・・・・・、

「田中 ライン 」 なら、この縁石は、

まったく使用しません!(あっ、また、秘密を言っちゃった・・・・・)

 

 

「田中ライン」 は、縁石を使用せず、縁石の外側 ギリギリ を目指し、

強く踏みたい ブレーキ も、グッ とこらえて、やさしく踏みながら、

コーナー の中で 3 → 2 へと シフトダウン。

 

 

要するに、進入 スピード をいかに高くできるかが、

この コーナー の ポイント となります。

 

 

 

 

その理由は・・・・・・、

 

通常なら、

⑦ コーナー を クリアー すると、⑧ コーナー で、アクセル ON となり、

⑨ コーナー の手前で、また、アクセル が OFF となりますよね?

 

 

でもって、⑦ コーナー の進入 スピード が低ければ低いほど、

⑧ コーナー のアクセル 量は、大きくなります。

(人によっては、一瞬、全開になることが、あるかも知れません・・・・・)

 

 

要するに、⑦ コーナー の スピード が低いと、

⑧ コーナー で たくさん アクセル が必要となることから、

アンダーステア を招きやすいのです。

 

 

でも、「田中ライン」 では、ライン 的には、少々外側の タイト な部分を走りますが、

(この部分に関しては、ミスの許容範囲が狭くなりますので、ご注意を!)

 

強く ブレーキ を踏んで、大きな前荷重になることもなく、

そして、縁石を使用しないので、クルマ はバウンド することもありませんので、

安定した グリップ により、⑦ コーナー のスピード がとっても、高い状態となります。

 

 

すると、⑦ コーナー → ⑧ コーナー に向けて、

やさしく、長~い 減速区間が続くことから、

荷重的にも一番曲がりやすい状況となり、どんどん向きが変わってくれます。

 

もちろん、⑧ コーナー では、荷重 コントロール の アクセル

(アクセル 開度 20~30%)はあるものの、

大きく加速する必要がありませんので、安定して フロントタイヤ が グリップ します。

 

 

 

ですから、あとは、フロント の グリップ に合わせて、

⑨ コーナー の イン 側縁石に向かって、徐々に アクセル を踏みながら アプローチ し、

(縁石は、ガッツリ と クリップ します)加速状態で、⑩ を クリアー できば、OK となります。

 

 

要するに、「田中ライン」 では、

⑦⑧⑨⑩ コーナー を、ひとつの大きな コーナー に見立てて、

前半を減速区間、後半を加速区間として、走るという考え方です。

 

 

 

では、この、⑦⑧⑨⑩ コーナー の ポイント をおさらいすると、

 

1) ⑦ コーナー の進入 スピード が、とっても大切!

(可能な限り、ハイスピード で!)

 

2) ⑧ コーナー では、できるだけ アクセル を踏まない!

(アクセル をたくさん踏む = ⑦ の進入 スピード が遅い証)

 

3) ⑨ コーナー の アクセル 量 は、タイヤ の グリップ と相談しながら!

 

4) ⑩ コーナーは、しっかり タテ に トラクション を使える ライン で!

 

となります。

 

 

 

 

また、⑩ コーナー の外側は、路面が凸凹で、とっても危険ですので、

アンダーステア 状態のまま、強引に、アクセル を踏んで立ち上がろうとすると、

大きな リスク となりますので、くれぐれもご注意下さい。

 

この凸凹を使用するには、

必ず クルマ の向きが、凸凹路面までに変わっていること

(出口方向を向いていること)が、条件です。

 

 

 

 

 

 

いや~、今回も、マニアック ですよね~(笑)

 

 

 

それでは、夕日で少々 見にくいですが、

TC1000 41秒3 のラップを 動画でどうぞ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1コーナー・・・・・・・・、

マジ で、ギリギリ ですね・・・・・。

(ちょっと行き過ぎ感はありますが・・・・・・・・・・・)

 

 

 

この ブログ で、みなさんの ラップタイム が、短縮できますように!

 

 

 

 

 

以上、

2014 勝手に 「道場破り」 in TC1000 ドラテク編  でした!!

 

 

 

 

 

2014 勝手に 「道場破り」 in TC1000 セットアップ編

2014年02月04日(火)

 

本日は、先日決行しました、

勝手に 「道場破り」 in TC1000 の セットアップ 編 です。

 

 

 

日時     2013-01-29
サーキット  TC1000
ドライバー  田中 ミノル
メカニック   阿部/佐藤
車輌     ZC31S スイフト2号車
時間      13:00~16:00 (20分刻み)

 

 

 

 

まず、持ち込み時の イニシャルSET は・・・・、

 

 

 

 

ホイール CLEARWAYS       F:7.5J-16+30      R:7.5J-16+46

タイヤ  KUMHO V700       F:225-45-16(中古)   R:205-45-16(中古)

内圧                   F:2.7 R:2.9 (温間)

ホイールスペーサー          F 10mm  R なし

リアスタビ               φ38

スプリング                F:65-06-800 パーチェ装着

R:58-05-800 パーチェ装着

ダンパー 減衰            F:MAX 5戻し R:MAX 8戻し

キャリパー               F 純正  R 純正

ブレーキパッド             F 03C(ZONE)  R 88B(ZONE)

LSD                    TM-SQUARE LSD 50-20 6.5kg

ミッションオイル            FF-730

エンジンオイル            TM-SQUARE M16A 5W-40(継続使用)

オイルクーラー            TM-SQUARE  (純正ヒートエクスチェンジャー外し)

E/Gマウント              強化タイプ 試作品

ファイナル               4.7(アールズ)

スタビリンク              開発品調整式

車高                   F 605mm  R 585mm

トー                    F OUT 0:20  R トーレスシム(-30)

キャンバー               F  -5.8度  R 並盛りキャンバーシム

フロントロアアーム          TM-SQUARE ロングアーム

ナックル                TM-SQUARE キャンバーナックル

空力デバイス             サイドインテーク塞ぎ カナード装着

エキマニ                TM-SQUARE Φ38+バンテージ

エンジン                TM-SQUARE カムシャフト(ミノカム)

ZC32S ピストン

ECU                   TM-SQUARE ECU Ver.CP-EM

 

 

 

 

 

 

以上の仕様となります。

 

昨年からの変更点は、エンジン が、 ミノカム & ZC32S ピストン に、なり、

この仕様に合わせ込まれた、TM ECU DATA になっていることが、

一番の変更点だと思います。ハイ。

 

 

 

 

でもって、走り出してみると・・・・・、

 

 

 

11

 

 

 

 

 

 

① イニシャル   BEST 41.9

 

× コンディション が悪い (強風/土埃により、表面が サラサラ)

× とにかく、グリップ しない (F/R とも)

× 特に、トラクションは、まったく持って NG アクセル に足が乗った瞬間 グリップ↓

最終コーナー (⑦⑧⑨)  左左の連続コーナー (④⑤) の出口

× フロント 荷重時の、リア の ブレイク も大きい

× Pラップ 作動せず (佐藤のやろう・・・・・)

 

 

 

いや~、マズイ です・・・・・・。

路面が、まったく よろしくない・・・・・。

ここまで グリップ しない、TC1000 を田中は走ったことがありません・・・・・・。

 

 

いや~、参りました・・・・。

 

 

 

 

 

でも、イイこともありました。

 

 

 

 

 

◎ エンジン は速い

◎ ミッション 問題なし

◎ LSD の効きは、強くなっている

 

 

 

 

ミッション & LSD は、オーバーホール したところ、

かなり調子よくなりました。

 

 

 

 

 

そして、セッション 中 に、内圧を合わせて、もう一度 コース へ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

② イニシャル-2   BEST 41.8

 

○ ラップタイム は、揃っている

× F/R ともに、レート が高過ぎる (特にリア)

× F の トレッド が広くて、トラクション が効かない?

 

 

セット 変更

F ナロー トレッド (10mm ぺーサー 外し)

LSD オイル 抜き換え (慣らし終了!?)

 

 

 

 

どうしても、トラクション が弱いので、

ホイール スぺーサー を外し、フロント トレッド を ナロー に変更しました。

 

※ フロント トレッド が、ワイド 過ぎると、トラクション 性能が低下します。

(今回は、エンジンパワー が向上していることも、ひとつの要因かと思われます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③ 走行2-1  BEST 41.5

 

○ トラクション は、向上 (まだ、足りない・・・)

○ 全体的に、マイルドな方向

 

 

 

ナロー トレッド により、トラクション 性能が向上してきました!

 

ただ・・・・、まだ、完全には足りていませんが、

オーバーステア も気になるので、タイヤ の サイズ 違いを

トライ してみることにしました。

 

というか、どんだけ、グリップ しないんだ・・・・、この日の路面・・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

セッション 中 の変更

R タイヤ 205-45-16 → 205-50-16 に変更

 

 

 

 

これは、前からやってみたかったのですが、

V700 205-45-16 を使用していた 田中の インプレッション は、

 

フロントタイヤ (225-45-16) に対して、

リアタイヤ (205‐45‐16) はハイトが低い分、

少々、タテ 剛性 が強いと感じていましたので、

45 → 50 とすることで、もう少しだけ、タテ 剛性 をやさしくしたかったのであります。

 

まぁ~、簡単に言えば、タイヤ が持っている スプリングレート を

少し落としたかった という感じでございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

④ 走行2-2  BEST 41.5

 

 

○ 安定感は、205-50-16 の方が強い (O/S になる瞬間が マイルド)

1コーナー (①②)  左左 (④⑤)  最終コーナー (⑧⑨) にて、R グリップ ↑

○ U/S への デメリット は、極小

 

× バランス が、NG な コーナー は、

最終 (⑧⑨) コーナー の真ん中 & 出口 で、U/S

左左 (④⑤) 入口で、O/S

 

 

 

 

イイじゃないですか!

205-50-16 サイズ!!

 

狙い通り、グリップ の離れ際が、マイルド になり、運転も カンタン !

 

また、懸念していた、アンダーステア の増殖も、

思ったほど強くなく、◎ な結果となりました。

 

 

 

そして、最終 セッション に向けて、

ここで セット を大きく変更することにしました。

 

 

 

セット 変更

R スプリング  800ポンド → 700ポンド

R スタビ     38φ →  35φ

R ウイング    レスダウンフォース HOLE

 

 

 

24

 

 

 

 

まず、スプリングレート は、

走りはじめから、高いと感じていましたので、

 

前後とも、下げたかったのですが・・・・・、

「30分で両方は無理!」 と、勇気のない? 佐藤さんが言うので、

仕方なく、リア のみ 100ポンド ソフト 方向に(笑)

 

 

 

それに、左左 (④⑤) の挙動が、

アンダーステア なのに、少し行き過ぎるだけで、オーバーステア に変化することから、

R スタビ が強いと判断し、38φ →  35φ

 

 

 

おまけに、どうしても、破らなければならないタイムが あったので (笑)

リアウイング を レスダウンフォース のHOLE に調整しました。

 

 

※ 通常は、必ず ひとつひとつ セットアップ を行いますが、

いかんせん、時間がなく (午後だけの走行ですから・・・・・)、

自分の感性を信じて、まとめて、弄ってみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⑤ 走行3-1  BEST 41.3

 

◎ 左左 (④⑤) でかなり曲がる

○ 1コーナー (①②) で、曲がる

○ 最終コーナー (⑧⑨) で少し曲がる

◎ リア が動くことで、入口 & 真ん中  で、クルマ が曲がる

 

× トラクション の安定感が減少

× リア の ストローク が大きく、リアフェンダー に タイヤがタッチ

 

 

 

 

 

セットアップ 的中!

おまけに、100分の2 差ですが 「道場破り」 成立です!!

 

 

いや~、本当に、ハード な半日でした・・・・・・。

 

 

 

 

 

ということで、ZC31S & TC1000 のセットアップ をまとめますと、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

想定される BEST な スプリングレート

 

F 700ポンド  R 700ポンド

または、

F 600ポンド  R 700ポンド

(600ポンド → 10.7k   700ポンド → 12.5k)

 

 

 

 

 

 

R スタビ

 

38φ→35φ にて、コーナー真ん中の回り込みが強くなったので、

32φ の可能性あり

 

 

 

 

 

 

ブレーキパッド

 

ミノカム エンジン だと、ヘアピン (③) の到達 スピード が高くなるので、

F 03C では厳しい

F 04M R 88B または、F 04M R 89R~03C が適合すると思われる

 

 

 

 

 

 

リアタイヤ サイズ

 

205-45-16 vs 205-50-16 では、50 のメリットが大きいが、

フェンダータッチ がNG (車高↑ が、MUST)

 

 

 

 

以上となります。

 

 

 

 

しかし、まぁ~、今回の 「道場破り」 は、

路面のグリップ に、ミスターX の登場 と、2つの困難を

セットアップ を駆使して 乗り越えられたこと、嬉しかったですね~!!

 

 

 

かなり、疲れましたが・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

ということで、

2014 勝手に 「道場破り」 in TC1000 セットアップ編  でした!!

 

 

 

2014 「道場破り」 in TC1000! 速報!!

2014年01月29日(水)

 

 

昨夜は、弊社 No1 代理店の

美人社長 と 尾山台で会食!

 

 

 

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そして、本日は、TC1000 にて、

勝手に 「道場破り」 2014 の開幕なのであります!

 

 

 

フリー走行は午後からでしたので、

我々は、昼前に、筑波サーキットに到着。

 

 

 

そしたらね・・・・・、

みなさん、走ってる・・・・・・・・・。

 

 

 

 

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聞いてみると・・・・・、

本日の午前中は、プロアイズ さんの 走行会があったのです!

 

(佐藤さん・・・・・、午前中から走れるじゃん・・・・・・・)

 

 

 

 

気を取り直して、準備をはじめ、

 

 

 

 

 

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ちなみに、今回は、タイヤ3セット 投入!!

 

 

 

 

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1110

(ほとんど、中古ですが・・・・・・笑)

 

 

 

 

 

そして、もう少しで、午後からの走行スタートと いうところで、

 

 

 

 

 

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ミスターX が登場・・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

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(本人の強い希望で、ミスターX ということで・・・・・笑)

 

 

 

 

 

 

ただ・・・・、この ミスターX

朝一のコンディションで、すんげ~タイムを 出していたのであります!!

 

 

 

 

 

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(41秒3 だなんて、まったくの想定外・・・・・。というか、なんで、TC1000 にいるの!!?)

 

 

 

 

 

 

 

とまぁ~、ミスターX の とんでもない パフォーマンス にて、

絶望感と ともに、「道場破り」 2014 は、スタートしたのであります。

(正直、かなりのテンションダウン・・・・・・・・。だって・・・ねぇ・・・・・・)

 

 

 

 

 

そして、ラップタイムは、42秒台からはじまり、

なんとか、41秒後半へ。

 

 

 

本来なら、「出た! 41秒台!!」 と、

ハッピーエンドで、帰路につける タイムなのですが、

なんと言っても、ミスターX は、41秒3 ですから・・・・・。

 

 

 

 

仕方ないので・・・・、

 

 

バネを換え・・・・、

Rスタビを換え・・・・、

 

 

 

 

 

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161

 

 

 

 

悪あがき・・・。

 

 

 

でも、ラップタイム は、41秒5 止まりでした・・・・・・。

 

 

 

 

171

 

 

 

 

 

このままでは、あまりにも悔しいので、

リアウイングの調整を行い、

レスダウンフォース仕様にて、最終セションを迎えました。

 

 

 

 

 

でも、セッション中、小トラブルが発生し、ピットにて対応・・・・・・・。

 

 

 

そして、ラスト3分 久し振りに、シビレルぐらい集中したら、

ラストラップに・・・・・・、


出ちゃったんですね~!!

 

 

 

 

181

 

191

 

 

 

 

いや~、

ミスターX に、何とか、100分の2秒差にて、

辛勝 の瞬間なのであります!!

も~、ホント、お願いしますよ・・・・・・・・(ホッ・・・)

 

 

 

 

 

と言うことで、本日、応援に駆けつけていただきました みなさん!

相乗りいただいた みなさん!!

ありがとうございました!

 

 

 

20

 

 

 

 

 

そして、病み上がりの 田中を

最後まで苦しめて いただきました ミスターX 氏 (笑)

 

ありがとうございました!!

(も~、ホント勘弁してくださいよ~~!)

 

 

 

 

 

 

しかし、ミスターX 氏の あくなき探究心・・・・・・・、

 

 

 

214

 

 

 

 

脱帽でございます・・・・・・・。

 

 

 

 

 

そんなこんなの非常にタフな一日は、

あっと言う間に、通り過ぎていったのであります!!

 

 

 

 

 

221

 

 

 

 

詳細 & 動画は、また ゆっくりと!

 

 

 

 

2013 勝手に 「道場破り」 in 仙台ハイランド  ドラテク編

2013年04月24日(水)

 

 

今夜は、 

2013 勝手に 「道場破り」 in 仙台ハイランド ドラテク編 です。

 

 

 

 

もちろん、スイフト をベースに、今回もドラテクを書いていますが、

きっと、他の車種にも、共通点が多いと思いますので、

うま~く、ご活用いただければ、嬉しいです。ハイ。

 

 

 

 

 

 

 

まず、仙台ハイランド の 攻略に、

理解しておかなければ、ならないことは・・・・・・、

 

 

 

 

1) 高速レイアウトであること理解すべし (4kmのコースで、2速 を使用するのは、1箇所のみ!)

2) 縁石を有効に、使用すべし

3) コースを ワイド に使用する部分と、ナロー に使用する部分 の メリハリ を付けるべし

 

 

 

となります。

 

 

 

また、

コースレイアウトは、下記のとおり。

 

12

 

 

では、早速 はじめましょう。

 

 

ストレートを 4速全開で、駆け抜けて、

① コーナーに、アプローチします。

 

 

22

 

32

 

 

 

 

本来なら、ブレーキポイントとなる、コーナー外側の看板は、見ずに、

コーナーのクリップあたりを見るのがオススメですが、

下り坂により、①コーナーのクリップは、手前から 見にくいので、

ここだけは、特例として、コーナー外側の看板を ボンヤリ 見ます。

(凝視すると、その後、視線が大きく動くことから、クルマが振られますので、ご注意を!)

 

 

で、田中のブレーキポイントは、50m 看板の少し手前です。

 

 

このあたりから、ブレーキング & 3速に シフトダウン。

ブレーキを残しつつ、インの縁石に向かいます。

 

 

①コーナー インの縁石は、スプリングレートにもよりますが、

ハイレートだと、弾かれますので、軽くタッチするレベルでOKです。

 

 

そして、縁石にタッチしたあたりで、

② コーナーに向けて、ステアリング を切りはじめます。

 

 

 

 

この ② コーナーは、② ③ のコーナーを

大きな ひとつのコーナーとして捉え、

ひたすら、イン側で、ガマンガマン・・・・・・。

 

(ギアは、3速のままです)

 

 

 

そして、出口は、コース幅 いっぱいに、外へと、立ち上がります。

 

 

 

 

縁石への タッチは、

 

① コーナー は、触る程度。

② コーナー は、乗りたいけど、乗り切れない・・・・(少々アンダーステアでした)

③ コーナー は、ガッツリ と

 

といった感じでした。

 

 

 

 

ポイントは、

 

① コーナーでは、進入のスピードが落ちすぎないように、シッカリ飛び込んで、

③ コーナーのクリップ付近から、少しでも(アクセル開度10%でもOK!)良いので、

早いタイミングから、アクセルが踏めれば、◎ です。

 

 

ちなみに、この ③ コーナーで、早めのアクセルが決まれば、

クルマは、微妙なタテ揺れ とともに、アウト側縁石に向かいます。

 

(トラクションと、コーナリングフォースが、同時にリミット近くになれば、発生する症状です)

 

 

 

 

そして、しばし、3速のまま 短いストレートを走り、

④ コーナーにアプローチします。

 

 

43 

 

 

このコーナーは、2速か、3速か、迷うコーナー なのですが、

今回は、4.7 ファイナルが入っていましたので、

田中は、迷わず、3速 のチョイス。

 

 

 

3速 チョイスですから、ナナメのラインで進入せず、

少々奥のクリップを取るラインで、進入し、

軽くブレーキング & ターンイン。

 

 

 

ここの イン側 縁石も、スプリングレート により、

使用できる領域が変化します。

 

ローレート なら、ガッツリ 使用し、

ハイレート なら、ハネにより、トラクションに支障が出ない レベルで 使用します。

 

 

そして、出口は、コース幅を 1/4 ぐらい残せる ところへ、

(かなり、アウト側) 立ち上がります。

 

 

 

でもって、ストレート手前の S字 部分は、

可能な限り、無駄な距離を走りたくないので、縁石をうまく使って、直線的に走ります。

 

 

 

 

それから、4速にシフトアップし、ストレート アウト側 を走行して、

 

 

52

 

 

⑤ ⑥ ⑦ と続く、高速シケイン へと アプローチします。

 

 

61

 

 

この ⑤ ⑥ ⑦ と続く、高速シケイン は、

タイムへの感度が、かなり デカイ コーナーですが、

仙台ハイランドで、もっとも、デンジャー な コーナー でもあります。

 

 

 

 

71

 

(でしょう・・・・・・)

 

 

 

 

まずは、⑤ コーナー のイン側クリップに向かって、

減速 & 3速に シフトダウン。

 

 

 

で、ここからは、真っ直ぐに、

シケイン の 縁石 を つないだライン を走行します。

 

 

 

 

どれぐらい 真っ直ぐかというと・・・・・・、

 

 

 

81

 

 

こんな感じです!

(田中の BEST ラップのロガーです)

 

 

 

 

 

 

ただ、この シケインでの 秘技 縁石マタギ には、「掟」 があります。

 

それは、必ず、アクセルを 踏んだ状態 で、縁石上を ショートカット しないと、

大きな代償を支払うことになってしまいます・・・・・・・。

 

 

 

少しでも、フロント荷重が残っている状態で、縁石にタッチすると、

クルマは、大きく弾かれて、あらぬところへ・・・・・・、行ってしまうからなのです。

 

 

 

ですから、絶対に、アクセルが踏める

十分低い スピードではじめて、徐々にスピードを上げていくのですが、

 

ある一定レベルのスピードになれば、誰でも恐怖から、

アクセル ON  のタイミングが遅れます・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

ここが、運命の分かれ道!!

 

「ヤバイ!」 と思った瞬間、

ブレーキペダルから足が離れなかったら・・・・・、地獄です・・・。

 

 

反対に、「ヤバイ!」 と思っても、アクセルさえ踏めれば、

少々、ライン が ズレ ようが、何とかクリアーできるはずです。

 

(ここは、勇気を持って、アクセルを踏んでください)

 

 

 

また、アクセル さえ シッカリ 踏めれば、

クルマに大きな衝撃もなく、縁石の上でも、何事もないように

走ることは可能なのですが、

 

 

この技は、かなり、エキスパート 限定となり、

ビギナーには、絶対にオススメしないです・・・・・・・・。

 

 

 

 

ビギナーは、ある程度、コースなりのラインをトレースするか、

絶対に、アクセルを踏んでイケる スピードで、進入することから、

はじめてくださいね!

 

 

 

 

 

で、リズミカルに、⑤ ⑥ の縁石上を走って(飛び越えて?)、

⑦ コーナーに向かいますが、

このストレートのラインで、⑦ コーナーの縁石上を全開のまま走行すると、

その先の ⑧ コーナーで、コースが足りなくなってしまいます・・・・・・・。

 

 

 

 

ですから、田中は、⑦ コーナーでは、縁石に乗る前と、

縁石に乗った後、少しアクセルを抜きました。

 

 

 

もちろん、縁石に乗る量を増やせば(縁石よりもっと内側を走れば)、

全開でイケるかもしれませんが、⑦ コーナー の縁石内側は、

掘れている部分もあり、

 

ハイレートスプリングでは、大きな衝撃とともに、大きなハネとなり、

その先で、コントロールが効きません・・・・・・・。

 

 

もちろん、エキスパートの中には、

一番ハネないラインを探って、一発勝負 という方も

いらっしゃると思いますが、田中は、根性がなく できませんでした・・・・・。

 

 

ここは、リスク との戦い となり、

相当、プレッシャーもかかる状況・・・・・・・。

 

一つ間違えば、おそらく 全損 クラッシュ に、なると思いますので、

田中は、勇気を持って、アクセルを抜くことを オススメいたします。ハイ。

 

 

 

 

で、ハネるクルマを何とか押さえ込み、⑧ コーナー の イン側をキープし、

高速 S 字 セクションへ向かいます。

 

 

91

 

この高速区間は、

コースが上っていることもあり、ラップタイムへ大きく関与します。

 

 

 

 

リズミカルに、そして、できるだけ ボトムスピードを落とさないように、

アクセルコントロールにて、⑧ ⑨ コーナーをクリアー!

 

ここでの キモは、必ず ⑨ コーナーの イン側 縁石の上に、クルマがいることです。

もし、⑨ コーナーで、少しでも、イン側クリップからクルマが離れる(アンダーステア)と、

その後、すべてが、後手後手となってしまいます・・・・・。

 

 

 

 

そして、これまた、タイムに大きく影響する

⑩ ハイポイントコーナー にアプローチします。

 

 

 

このコーナーのポイントは、

⑧ ⑨ より、R が小さいので、3速 ホールドのまま、ブレーキにより軽く減速。

 

そして、ブレーキングも、ターンインも、

すべて、早め早めに対応することが重要なのです。

 

 

もちろん、このコーナーも、

イン側の縁石を ガッツリ使用して、

縁石手前から、アクセルに足が乗っている状態を作ることができれば、◎ です。

 

 

 

 

そして、下りながら、4速へシフトアップし、

これまた、難関の スプーンコーナー(⑪ ⑫ ⑬) へと向かいます。

 

 

 

101

 

 

まずは、⑪ コーナーのクリップを取りに行きますが、

路面は、かなりの下り となっていますので、

ブレーキは、優しく、そして、残し過ぎないように注意して、3速にシフトダウン。

 

 

 

 

で、ここからのライン取りは、いろいろあるようですが、

田中ミノル式 は、あまりアウトに、出ない作戦です。

 

 

 

⑪ コーナー イン側をクリップしたら、いったんアウトに出るのではなく、

そのまま、⑫ コーナーも、イン側を走行。

 

 

それでも、ヨコG により、少しずつ アウトには向かいますが、

⑫ コーナーと ⑬ コーナーの 中間地点は、

真ん中ぐらいまでと考え、アウト縁石 付近には、寄り付きません!

 

 

BEST の動画を見ると、

⑫ コーナーと ⑬ コーナーの 中間地点では、

ある程度、アウトまで出ているように見えますが、

田中の意識は、真ん中レベルです。

 

 

 

 

その理由は、アンダーステアの状態で、⑬ コーナーのアプローチにて、

アウト縁石まで行ってしまうと、路面がグリップせず、

アクセルON が、遅れてしまうからです。

 

 

明確な理由は、田中にもわかりませんが、

おそらく、路面がカマボコ状になっており、

外側は、バンクが少なくなっているのではないかと思います。

 

 

 

ちなみに、このアプローチ区間で、

目いっぱいアウトまで使用するラインと、

真ん中近辺を使用するラインで、⑬ コーナー 出口での車速が、

4km/h ほど違いました・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

気持ちよく、ハイスピードで、スプーンコーナーを駆け下りてきたら、

4速にシフトアップし、とっても不思議な? ⑭ コーナーに向かいます。

 

 

 

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⑭ コーナー進入は、軽いブレーキング & 3速に シフトダウン。

で、コーナーのイン側クリップを取りに行くのですが・・・・・・、

 

 

 

摩訶不思議!

 

 

 

1本だけ、恐ろしく グリップするラインが存在します!!

 

 

 

 

そのラインは、⑭ コーナー を アウト側 から  進入すると、

「出会う」 ことができず、

イン側を小さく回るラインで走行すると、発見することができるのです!

 

 

 

ですから、

⑬ コーナーと、⑭ コーナー をつなぐ直線は、

クルマを ⑭ コーナーに対して、アウトに振らず、

真ん中あたりを走行し、早めにターンイン!

(この方が、距離的にも、有利!)

 

 

 

そして、ガッツリ と、このラインに乗って、スーパーグリップ状態で、クリアー。

(マジ 驚きのグリップです!!)

 

 

 

そして、連続する ⑮ コーナー も、ド・アウトからではなく、

真ん中のちょっとアウト寄り あたりから、アプローチします。

(こちらも、距離的にも、有利!)

 

 

 

この ⑮ コーナー は、イン側縁石の有効利用と、

ライン取りで、かなり、アクセルを早くから踏むことが可能になるんですね~。

 

 

 

下り坂なので、超優しいブレーキングで、

右フロントタイヤを縁石に乗せ(ガッツリ 乗せます)、

 

コースを ワイド にした状態で、かなり早目から、アクセルON です。

(3速ホールドです)

 

 

 

 

この部分は、文章より、動画で確認していただいたほうが、

手っ取り早いですね、きっと・・・・・・。

 

 

 

この ⑮ コーナーをアウトいっぱいに、立ち上がったら、

縁石を使用し、できるだけ 真っ直ぐ走れるように、坂道を下り、

⑯ コーナーに向かいます。

 

 

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⑯ コーナーの進入で、2速へシフトダウン!

(あっ、はじめての 2速ギアコーナーだ!!)

 

 

 

ただ、この コーナーも、下り坂での進入となりますので、

ブレーキは、早め & 優しく が、鉄則ですね。

 

 

 

 

でまた、イン側の縁石を ガッツリ 使用し、

コーナーの R を ワイド にして、早いタイミングから、アクセルON !

 

出口は、これまた、ワイドに、縁石を使用し立ち上がります。

 

 

 

 

 

そして、最終コーナーまでの直線で、シッカリ加速し、4速にシフトアップ。

最終コーナー(⑰ コーナー) に向かうのです。

 

 

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最終コーナーで重要なポイント、

それは、ブレーキにより、フロント荷重になり過ぎないように注意し、

ボトムスピードが高い状態で、ターンイン。

 

また、このコーナーのインの縁石は、高さがありますので、

タッチせず、ギリギリを 舐めるように クリップ。

 

 

あとは、、向きの変わりに合わせて、徐々にアクセルを入れていき、

アウトいっぱいに立ち上がれば、OKです。

 

もちろん、このコーナーの出口スピードは、

ストレートに大きく影響しますので、とっても重要となります。

 

 

いや~、今回も、マニアックです・・・・・・。

 

やはり、仙台ハイランドは、縁石の使用方法と、

コース幅をどのように利用するか (もしくは、利用しないか) がとっても重要ですね!

 

 

 

 

ということで、田中の BEST 2:07:9 の動画を どうぞ!

 

 

 

 

 

 

以上、ハイスピードで、

とっても チャレンジング な、仙台ハイランド の ドラテクでした!