秘密のパーツと、謎のオッチャン!!
2016年11月09日(水)
現在、製作中のとあるパーツ!
デザイナーの佐藤さんが、カッコよく、モデリング中・・・・・・・。
(ホントにできんの??)
でも、まぁ~、あのボンネット に、このサイズの箱が、
大丈夫なんですよね~(ちょっとビックリ!!)。
しかし、どっかで見たことのある オッチャン だなぁ・・・・・・・(笑)
えっと・・・・、誰だっけ・・・・・・・・・(笑)
(ちなみに、匠工房で、ご来店!!)
現在、製作中のとあるパーツ!
デザイナーの佐藤さんが、カッコよく、モデリング中・・・・・・・。
(ホントにできんの??)
でも、まぁ~、あのボンネット に、このサイズの箱が、
大丈夫なんですよね~(ちょっとビックリ!!)。
しかし、どっかで見たことのある オッチャン だなぁ・・・・・・・(笑)
えっと・・・・、誰だっけ・・・・・・・・・(笑)
(ちなみに、匠工房で、ご来店!!)
病み上がりの 田中ではありますが、
今日は、新製品のこと、気合を入れて、ご紹介したいと思います。
ということで、先日、TM エキマニ 専用 DATA を
リリースしたばかりなのですが、
本日は、TM ECU Ver.4 DATA のご案内です。
「エッ~、また出るの??」 と言われそうですが、
弊社のECU 開発は、まったくもって、STOP しておらず、
Ver.1 → Ver.2 (中速域の強化)
Ver.2 → Ver.3 (スロットルマップの変更)
そして、
AB DATA (TM インテークBOX 専用 DATA)
EM DATA (TM エキマニ 専用 DATA)
と、バリエーションは増える一方ですからね・・・・・。
この Ver.4 DATA も、
開発には、1年以上かけており、ようやく準備が整った次第です。
でもって、
この Ver.4 は、どんな DATA なのかと言いますと、
社内では、通称 「LT DATA」 と呼ばれる ローテンプ対応の DATA なのであります。
スイフトの場合、純正サーモスタット(※1)の
開弁温度(※2)は、82℃です。
※1 サーモスタットとは、水温により、冷却水をラジエターに送るか、
エンジン内を循環させるかをコントロールしているパーツです。
※2 サーモスタットが、開き始める温度を 開弁温度と呼びます。
また、サーモスタットは、開弁温度から、12~15℃ぐらい高い温度で全開となります。
もちろん、気温の低い状況で、暖機運転を短縮するため
サーモスタットは必要不可欠です。
また、十分な冷却容量がある場合、
水温は、サーモスタットの開弁温度 + 5~10℃ あたりで安定します。
(このあたりは、電動ファンの始動温度も、影響しますね)
ですから、純正のサーモスタット装着車であれば、
水温は、82℃ + 5℃ = 87℃ または、 82℃ + 10℃ = 92℃
となり、87 ~ 92℃ あたりを行ったり来たりとなるハズです。
もちろん、冬場にエンジンが温まるスピードや、ヒーターの効きを考えると、
純正の開弁温度(82℃)ぐらいが、ちょうど良いのですが、
発熱量が多い、スポーツドライビング には、少々水温が高くなる・・・・・。
という、デメリットも、持ち合わせております。ハイ。
また、電動ファンの始動温度をはじめ、ラジエターへの風の抜け具合等によっても、
水温の上昇は、左右されますが、暖機運転終了後は、
サーモスタットの開弁温度以下になることはありません。
では、この水温、いったい何度ぐらいが、一番パワーが出るのか?
って、考えたことありませんか??
経験的に、サーキット走行をはじめ、スポーツドライビングにおいて、
95~100℃ ぐらいになれば、パワーダウンを感じると思います。
(なんだか、回転は上がるけど、フワァ~ とした感じで、力強さがなくなりますよね?)
この理由は、
① 水温が高い → 空気がエンジン内部に取り込まれてから燃焼するまでに、
温度が上昇してしまいます(吸入空気の温度が高くなる)。
温度が高くなると、空気は膨張しますので、エンジン内に取り込める酸素が減少し、
パワーダウンとなります。
② 水温が上昇すると、燃焼室内の温度も上昇しますので、デトネーション
(異常燃焼により、ピストンが溶ける)を抑制するために、
ECUのエマージェンシー機能が働き、パワーダウンとなります。
もちろん、反対に水温が低過ぎると、ある程度 濃い燃料でないと、
うまく爆発ができず、ピストンも、熱膨張により、真円になっていないことから、
圧縮が上がらず、こちらもNG。
一般的に、通常の濃さの燃料でエンジンが作動し、ピストンがほぼ真円となる水温は、
約70℃あたりからと言われています(車種により、若干前後します)。
ということは、水温を70~80℃ あたりに設定できれば、
低温時に発生するデメリットを受けることなく、
また、吸入した空気を低温の状況で燃焼室に送り込めますので、
「一番パワーが出る!」 となります。
が、しかし!
じつは、ここにもうひとつの 「足かせ」 があるのです。
それは、ECU プログラミング の中に
可変バルブタイミング が、最大に変化する 温度 が、設定 されているのです!!
(なんだか、難しい言葉が、イッパイで、すいません・・・・・)
ご存知のようにスイフトのエンジンは、中回転域にて十分なトルクを発生できるように、
インテーク側のバルブが開閉するタイミングが変化します。
(通称 可変バルブタイミング システム)
でも、水温80℃を越えないと、この可変バルブタイミングは、
最大 まで作動しないんです・・・・・。
だから、水温 75℃ vs 80℃ なら、シリンダー内に吸入される 空気のクォリティは、
75℃ の方が高いけれど、可変バルブタイミングが、最大まで変化しない ことから、
80℃ の方が、パワーが出るという結果となってしまいます・・・・・・。
そこで!
TM ECU Ver.4 DATA では、この可変バルブタイミングが、
最大まで変化する 水温を 80℃ → 70℃ と、ECU の中で、
変更しちゃっているんですよね~。
ですから、80℃以上の水温より、70~80℃ の水温の方が、
吸入空気のクォリティが、高い分、パワーが出るのであります!
(このパワーの差は、ベンチでもハッキリと確認ができました)
もちろん、ノーマルサーモスタットの使用による
通常水温 87~92℃ ですと、Ver.3 と、Ver.4 は、同じ性能となりますが、
もし、水温を下げるチューニングが、行われていたら、Ver.4 は、とっても効果的となります。
具体的に、走行中の水温を 70~80℃ に維持するには、
① BILLION スーパーサーモ (開弁温度 68℃ のローテンプサーモスタット)
② BILLION スーパーサーモ LLC
③ TM ファンシュラウド
あたりのチューンニングが、必要となります。
上記の中でも、開弁温度が 68℃ の
BILLION スーパーサーモ (ローテンプ サーモスタット) は、
MUST アイテムとなります。
だって、いくらラジエターを冷やしても、サーモスタット により、
水温はコントロールされちゃいますからね・・・・・・。
それから、超風通しの良い TM フェンダー も、効果絶大だと思いますよ~。
ということで、すでに冷却チューニングが行われていて、
走行中の水温が、70~80℃ のレンジに入っている車両、
または、将来的に、冷却チューニングを予定されている車両には、
とっても、オススメの ECU DATA となります。
TM ECU Ver.4 + BILLION スーパーサーモ (ローテンプ サーモスタット)
のチューニングは、今後のトレンドになるように、思いますね~、田中は!
気になる バージョンアップの料金は、
Ver.1 → Ver.4
Ver.2 → Ver.4
Ver.2(AB)→ Ver.4(AB)
Ver.3 → Ver.4
Ver.3(AB)→ Ver.4(AB)
上記の場合 ¥15,000(税込)!
Ver.1 → Ver.4(AB)
Ver.2 → Ver.4(AB)
Ver.3 → Ver.4(AB)
TM インテークBOX を同時に装着される場合、 バージョンアップは、無償!
Ver.4
Ver.4(AB)
の新規導入は、通常料金 ¥85,000(税込)です。
また、TM エキマニ 専用 DATA (通称 EM DATA) は、
すでに、Ver.4 に変わっております。ハイ。
いや~、またまた、マニアックな解説となりましたが、
気温の高い今の時期も、
すぐにやってくる、タイムアタック シーズン でも、
効果 ◎ の ECU DATA となりますので、
みなさん、どうぞ、よろしくお願いいたします。
以上、かなり複雑な説明となりましたが、TM ECU Ver.4 DATA のご案内でした!!
ちなみに、明日、明後日 に開催する
月刊 「匠の日」 でも、TM ECU Ver.4 DATA は、
絶賛発売中 でございます!!
発売以来、たくさんのみなさまに、
ご使用いただいている TM インテークBOX
インテークを換えるだけで、
まるで、ボアアップしたように太くなるトルクと、
淀みなく、真っ直ぐ 高回転まで回る、エンジンパワーは、
なんと言っても、TM インテークBOX の真骨頂 ですよね~!
特に、このインテークBOX に、データを合わせ込んだ
TM ECU とのコラボは、TM デモカー の速さの秘密と言っても、
過言ではないぐらいです。
このたび、その TM インテークBOX を
仕様変更 いたしました!!
で、何が違うかと言うと・・・・・・、
TM の ロゴマーク だけではなく・・・・・・、
な、な、なんと!!
ドライカーボン製 に、なったのであります!
いや~、憧れの プリプレグ・・・・・・。
そして、驚愕の軽さでございます。
でも・・・・・、お値段が、少々、変更となりました・・・・・。
(すいません・・・・・)
TM エアインテークBOX (ドライカーボン仕様)は、
税込 ¥65,000
となります。
製品は、御殿場工場より、
1週間で、約2個 生産ペースで、出来上がる予定ですので、
みなさん、どうぞ、よろしくお願いいたします!!
※ 現行の ウエットカーボン タイプは、販売中止となり、
今後は、ドライカーボン タイプのみの販売となります。
フレッシュエアーを、
そのまま、エンジンに供給する
TM エア インテーク。
その エアインテークに、
もっと、大量のエアーを導入することに成功した
スイフト オーナーが、昨日の 「匠の日」 に、ご来店されました。
そのアイデアとは・・・・・・・・・、
コレだー!
1・2・3 !!
なんと、ステキな、ギャグのセンスでしょう!!
田中をはじめ、
弊社スタッフ、ご来店いただいていた 大勢のみなさん ともども、
かなり、ウケ てしまいました・・・・・・。
そうです、この正体は・・・・・・、
鼻腔テープ。
そう、スポーツをやるとき等、少しでも、酸素を有効に
吸い込めるように装着する そう、アレ なのであります。
あと、コンマ1 が、欲しいとき、
きっと、効果があると思いますので、ぜひ、お試し下さいね!
(ホントか~?)
先日、TM-SQUARE インテークBOX を
装着いただいている スイフトオーナーさんから、
こんなご質問を受けました。
「インテークBOXを装着すると、
下側に、ほんの少し、クリアランスがあるのですか、
これって、水抜きなのでしょうか?」 って。
エッー、そんなクリアランスがあるの???
(すいません、田中は、知りませんでした・・・・・)
ということで、現物を見てみると、
確かに・・・・・。
そして、純正形状のフィルターを装着すると・・・・・・・。
この部分に、ほんの数mmだけ、
隙間ができるような、設計になっていました。
エンジン側は、こうなっていますので・・・・・、
純正形状フィルターのゴムパッキンにより、
エンジン側には、水も、フィルターを通らない空気も、
入らない構造になっています。
(すんげ~っ)
基本、TM-SQUARE インテークBOX は、
形状的に、立ち上がりの角度を大きく取っていることから、
雨の日に、水分は、上部に上がってこれないのですが、
それでも、フィルター付近まで水分が上がってきた場合は、
このクリアランスによって、水分が排出される仕組みだったのです。
(ホント、やるなぁ~)
このインテークBOXを作ってくれたのは、
某レース関係の工場ですが、
水抜き形状を、お願いしたわけでも、ないのに、
何も言わず、こんな 「愛のある形状」 に、してくれるなんて、
やっぱり、レーシングネットワーク!
シビレてしまいました!!
ということで、
TM-SQUARE インテークBOX を装着中のみなさん、
大雨の日でも、安心してご使用くださいね!!
でも・・・・・・、
この形状に気が付いた、オーナーさんも、かなりスゴイかも!!
今日は、TM インテークBOX に交換したときの ECU データ についてのお話です。
TMインテークBOX が完成して、いったいぜんたい、吸気温度にどれぐらいの差が生じるのか、
タッシーファクトリーにクルマを持ち込み、比較を行ったんです。
結果は、WEBサイト のとおり、「想像以上!」 でしたが、
せっかくだから、インテークBOXに合わせ込んだデータも作ってみることにしました。
(ハイ、100%趣味の世界です・・・・・)
でね、
完成した、インテークBOX 専用 データと、
通常のVer2.0 を比較すると、最高出力には、ほとんど違いがなく、ほぼ、同じだったんです。
しかし、インテークBOX & 通常のVer2.0 だと、中速のトルクが、ほんの少し(0.1~0.2k)
振れがあるのですが、インテークBOX 専用 ECU データは、
この振れが、完全に抑制されるんです。
確かに・・・・・、
まったくもって、体感できるレベルではありませんが、
イベント時などでは、その場で、ECUデータを入れることができますから、
TM ECU をご使用いただいているみなさんへ、「まさに、趣味の世界」 として、
楽しんでいただけるかと思い、商品化はせず、イベント特権として、
インテークBOX 専用 ECU データを設定しました。
(まぁ~、ほんの軽い気持ちだったんですよ、最初は・・・・・・)
でもね・・・・、
最初の適合は、2型のデモカーだったもので、1型や、3型、AT等のバリエーションのために、
あれから数回、タッシーファクトリーにて、適合を進めていたんです。
そしたら、タッシーが、インテークBOXの特性を、なにやら発見したらしいんです・・・・・・。
で、再び2型のデモカーも、インテークBOX をつけた状態で、再適合。
(だ・か・ら、いったいどんだけ開発にお金をかければ、気が済むのでしょうか・・・・・、
田中ってヤツは・・・・・)。
そして、出来上がったデータは、思わず ニヤニヤ してしまいそうな、
曲線を・・・・・、描いてました・・・・・。
と、いうことで、この曲線を見たら、イベントだけ・・・・とか、趣味の世界・・・・・・とか、
言えなくなってしまい、正式な商品として、発売することになりました。
データのコードネームは、Ver2.0-AB です。
ビジネスを考えると、こんだけ、お金がかかっているので、
バージョンアップデータとして、販売することも考えました。
でも、インテークBOX を装着しないと、使用できないデータですから、
当分の間、TM ECU をご使用の方で、インテークBOXを購入いただいた場合は、
無償バージョンアップを行いたいと思います。ハイ。
もちろん、イベント時のみではなく、全国のお店で購入いただいた場合でも、
ご一報をいただいた上で、弊社まで ECUをお送りいただきますと、瞬時に対応いたします。
(ECU のユーザー登録をいただいている方、限定となります)
でも、将来的には、バージョンアップ料金(20,000円)をいただくことになると思いますので、そ
のときは、事前に、ブログ等でご案内しますね。
また、インテークBOXと同時に、新規で TM-SQUARE SPORT ECU をご購入いただく場合は、
購入時にTM-SQUARE インテークBOX 専用 ECU データとご指定ください。
その方が、より適合のとれた状況で、ご使用いただけると思いますので!
それから、よく、「雨は大丈夫ですか?」 って、質問をいただきます。
形状を見ていただければ、わかるのですが、空気の導入部分から、
垂直にインテークBOXは、立ち上がっていますので、
大雨でも、水は、超入りにくい構造となってますから、安心してご使用いただけます。ハイ。
イカツイ吸気音と、図太いトルク、そして、気持ちの良い高回転で、
サーキットでもストリートでも、誰でも効果を感じ取れる、TM-SQUAREのインテークBOX。
みなさん、ぜひぜひ、よろしくお願いします!
今日の朝、
TM 1号車の
インダクションBOXの形状が、
「大体できたよ~」 と、
連絡があったので、ちょこっと行ってきました。
前回(GW前)、発泡剤で、
おおまかな形ができていましたので、
今回は、それをファイバーで、
作り込みです。
でもって、こんな感じになりました。
ジャジャ~ン!
なかなか、カッコいいでしょ?
この形状なら、4スロも、バッチリ見えます!
当初、問題視されていた、
容積も・・・・・・・・、
バッチリ稼ぎました!!
しかし、販売しない商品に、
こんなに、手間とお金をかけて
良いんでしょうかね・・・・・・。
でも、エンジンルームの熱い空気を
吸うのと、フレッシュエアーを吸うのとでは、
雲泥の差・・・・・。
それぐらい、吸入空気の温度は、
重要なのです。
ベンチで試すと、
計測した数値(エンジンパワー)を見て、
愕然としてしまいますよ・・・。
絶対に・・・。
特に、これからの季節は、
ラップタイムに大きな影響を及ぼす部分だけに、
シッカリ作りこみたいと思います。ハイ。
インダクションBOX 製作日記は、
まだまだ、続く! なのです。
純正交換タイプ
乾式のエアクリーナーを
発売することになりました!
フィルター部には、
医療用マスクや、空気清浄機に
使用されている不織紙を採用!
吸入抵抗の減少と
集塵効果を両立しました。
こだわりは、
フィルター部の薄さ!
見てください、この薄さを!!
また、不織紙と、フレーム部には、
TM-SQUARE の
ブランドカラーである、
チャンピオンイエローを採用!
これなら、汚れや、目詰まりも、
一目瞭然!
そして、お値段は・・・・・・、
な、なんと、¥4,000 !!
エアーフィルターは、
消耗品ですので、
とっても、頑張ってみました。
まだ、WEB サイトの準備は、
できていませんが、
デリバリーは、
本日から可能ですので、
どーぞ、よろしくお願いします!!