TM リアキャンバーシム 大盛り ZC32S スペック 絶賛販売中!!

2016年07月09日(土)

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イベントにて、TM製品をご装着いただいた場合、
装着後、可能な限り、みなさんのクルマに試乗させていただき、
パーツが的確に装着されているかを確認しているのですが・・・・・・、

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こちらのパーツ (そうです! キャンバーシム大盛り ZC32S スペック!!) の
試乗では、驚きを越えて、まさに、感動でございました。

装着前に、リアトーを計測したところ
IN  0°55’ (トータルトー)  といった数値でしたので、
自信を持って、TM-SQUARE リアキャンバーシム大盛り を装着。

ちなみに、リアトーが、IN  0°55’ の場合、
TM-SQUARE リアキャンバーシム大盛り (トーイン 0°40’レス 仕様)
を装着すると、リアトーが、IN  0°55’  →  IN  0°15’ に変化します。

で、装着後に試乗してみると・・・・・・・、
ブレーキングから、ターンインにかけて、
「すんげ~、クルマが曲がる!!」 と、
感動・・・、いや感激してしまいました!

また、コーナリング中の抵抗感が、大幅に減少し、
とってもスムーズなのに、
コーナーの最大ロール時は、キャンバー効果により、
安定して、しっかり グリップ してくれますので、安心感が増大!

いや~、曲がって欲しい部分では、曲がり、
安定して欲しい部分では、安定する と、まさに、イイことずくめでございました。

まぁ、お値段的には、ZC31S と比べると、
ブレーキ キャリパーが、ハブではなく、
トーションビームに装着されていることから、
部品点数も増え、少々高くなってしまいますが、
やっぱり、リアトーイン が、変化する(減少する)
ONLY ワン アイテム である
TM-SQUARE リアキャンバーシム は、イイ仕事しますよね~。

(あのコーナー前半の曲がり感、たまりませんよ~!)

ということで!
TM-SQUARE リアキャンバーシム大盛り (トーイン 0°40’レス 仕様)
絶賛、販売中となりますので、
ZC32S 乗りのみなさん! どうぞよろしくお願いします!!

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TM-SQUARE リアキャンバーシム大盛り (トーイン 0°40’レス 仕様) 

価格    ¥36,000

在庫      あり!


商品の詳細は、こちらの ブログ にて!

エンジン
オートポリス で発生した 油圧計トラブルの原因 !

2016年06月15日(水)

2016 勝手に 「道場破り」 in オートポリスにて

発生した、油圧系のトラブル・・・・・・・・・・・。

エンジンを オーバーホールして、

原因を探ってみると、2箇所、不都合がありました。


トラブル①

シリアスなレベルではありませんが、

メタル にキズが入っていました・・・・・・。


トラブル②

オイルポンプのリリーフバルブ に、引っ掛かりがありました・・・・・・。

(規定値以上に油圧が上がったときに、オイルをバイパスさせるラインが、

いつも、少し開いた状態になるトラブルです・・・・・・)

だから、油圧が、3k ぐらいまでしか、上がらなかったり、

通常の圧力まで上がったりしていたのですよね・・・・・・・・・・・。

以上のように、油圧低下の直接的な原因は、

オイルポンプのリリーフバルブ でしたので、

まぁ~、結論から言えば、「もう1日、走れたかも・・・」 となりますが、

「自走で帰ってくること」 も、道場破り には、重要なテーマですので、

今回の判断は、正しかった と思います。ハイ。

また、今回、使用したエンジンは、10万キロ以上走っているエンジンを

ベースに作っていますので、オイルポンプ ASSY (21,700円) は、

交換しておけば良かったと、いまさらながら、思います・・・・。ハイ。


でも、大問題は、メタルのキズです!

だって、オイルのライフも、油量も、シッカリと管理している状況で、

メタルにキズが入るということは・・・、走行中、オイルのデリバリーが、

途絶える瞬間があったと言うことですからね・・・・。

もちろん、今回、使用したエンジン には、

TM-SQUARE オイルパン バッフルプレート (SPEC1)  が、装着されておりますが、

オートポリスを リミット ぎりぎり の アタックモードで走ると、

それでも、不十分な状況が発生していることに、驚きました・・・・・。

ちなみに、オートポリオスと言えば、日本で一番 油圧に厳しいサーキット ・・・。

GT でも、スーパー耐久 でも、ワンメイク でも、

間違いなく、油圧の厳しさ No1 のサーキット なのであります。

その理由は、長く強烈な 「G」 + 高回転 といった図式です。

また、特に、スイフトのエンジンは、右コーナーに弱く・・・・・、

(オイルが、片寄りやすいんです・・・)

ですから、ジェットコースターから先は、油圧にとっては、

まさに地獄なのであります。

だって、ヤバイぐらいに、強い 「G」 が、ずっと続き、

おまけに、全開 & 高回転ですからね・・・。

それに、油圧系のトラブルは、ラップタイムにも、大きく左右されるのであります。

もちろん、ラップタイムが速くなればなるほど、この 「G」 は、加速度的に増加し、

エンジン回転数も、アクセルの全開率も、上がることから、エンジン(油圧)にとっては、

強烈に厳しい状況となってしまうのです。

そういった意味では、今回は、

2分15秒台のラップタイム・・・、

通常より回転リミットを引き上げたECU・・・、

高回転を多用するクロスミッション・・・

と、条件的にもかなり厳しかったと思います。

そして、まぁ~、関東圏なら、

TC2000 の最終コーナー あたりが、油圧が厳しい 名所? となりますが、

やっぱ、オートポリスのジェットコースターから先は、まさに、別格 なんですね・・・・・。

改めて今回のアタックで、思い知らされました・・・・。ハイ。

では、なぜ、

右コーナー

強烈な 「G」 が長く続く

全開 & 高回転

にて、油膜切れが発生するのか・・・・、を解説したいと思います。

それは、オイルポンプにて、エンジン各所に送られたオイルが、

「G」 により、エンジン内部の側面や、窪みに貼り付くことから、

オイルパンに戻ってくるまでの時間が、長くなり・・・・・・、

この状況で、アクセル全開 & 高回転 の状態が続けば、

オイルの吐出量は、ずっと、Max をキープしていることから、

オイルパン内の油面が下降してしまいます。

そうです、こうなると、たとえ、オイルが片寄らないように、

オイルパン内に作られた仕切り板 (オイルパンバッフルプレート) があっても、

そこに戻ってくるオイルの量が少ないことから、

オイルパン内の油面は、下がってしまうのです。

そして、油面が下がると、ストレーナ(オイルの吸い込み口)から、

エアが入り込み、一気に油圧が低下・・・・・・・・・。

結果、メタルに十分なオイルを届けることができないことから、

油膜切れにより、メタルにキズが入ってしまうのであります。ハイ。

また、スイフトが、右コーナーで、油圧系トラブルが発生しやすいのは、

オイルパンの形状と、深い関係があります。

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この写真は、オイルパンの後方、正面から撮った写真なのですが、

右側は深く、左側は浅くなっていますよね??

そうです、だから、右コーナーでは、

「G」 にて、オイルは、矢印の方向に引っ張られ、

ストレーナのある、オイルパンの深い部分に、

溜まりにくくなることから、エアを吸っちゃうのであります。

そこで!

TM-SQUARE では、4号車に搭載した

あのエンジンにて、徹底的に学んだ、

オイルパン バッフルプレート SPEC2 をリリースすることにしました。

(だって、まぁ~、回転域も、「G」 も、強烈でしたので、

徹底的な油圧管理が、必要不可欠だったのであります!!)

SPEC1 から、進化した特徴は、2つ!


進化①

クランクシャフトとオイルパンの間にセットされるプレートが、

エンジンに対して水平から、地面に対して水平へと、変更されました。

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まぁ・・・、かなり細かなことですが、

スイフトのエンジンって、少し前傾した状態でクルマにセットされますので、

エンジンに対して水平にセットされたプレートと、実際の油面とは、

必ずしも同じアングルにはならないのです。

そこで、SPEC2 では、より効率よく、エンジンオイルを

オイルパン内に閉じ込めておけるよう

このプレートを、地面に対して水平になるように、セットしました。


進化②

より、エアを吸い込まないように、ストレーナの形状を変更しました。

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これが純正のストレーナ形状となりますが、

油面が一瞬でも、金網の中のパイプ部分まで低くなると、

そこからエアを吸ってしまいますので・・・・・、

こんなカタチに加工しました。

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(左 純正品   右 TM オイルパン バッフルプレート SPEC2)

そうです、金網の上部は、金属板で覆われていますので、

オイルは、ストレーナー下部からのみ、取り込まれます。

すると・・・、「G 」や、エンジン回転で、少々、オイルパン内の油面が下っても、

エアを吸い込みにくい 構造となるのであります。ハイ。

みなさん、いかがでしょうか?

数々のレーシングエンジンを 世に送り出している

いかにも、スーパーエキスパートらしい発想ですよね~~!!

ちなみに、

TM-SQUARE オイルパン バッフルプレート SPEC2 は、

すでに、在庫も、OKだったりします!!

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TM-SQUARE オイルパン バッフルプレート SPEC2 (ストレーナー付き)

¥45,000(税込)

(ZC31S / ZC32S  共通品)

また、匠工房でも、装着が可能となっており、

工賃込みのプライスは、

¥67,000(税込) となります。

※ オイル代 別途。

※ 作業は一日で終了します。

ということで!

「転ばぬ先の杖」 として、

そして、油圧の厳しいサーキットを安心して走るためにも、

テクノロジーがギッシリ詰まった

TM-SQUARE オイルパン バッフルプレート SPEC2

みなさん、どうぞよろしくお願いいたします!!

(と、最後は宣伝になってしまいました・・・・・・笑)

あっ!

WEB サイト も、完成しております!!

 

エンジン
2016-05-25 匠工房 TM-SQUARE ボンネット ZC32S!

2016年06月03日(金)

さぁ~、今夜は!

先日、「匠工房」 にて、

TM-SQUARE ボンネットを ご装着いただいた

ZC32S オーナーさん をご紹介したいと思います。


新しい塗り分け !!

現行エアロとのマッチング !!

強烈な車高 !!

いや~、とっても、斬新であります。

と、いうことで! 動画をどうぞ!!

(By TM-SQUARE TV)

「匠工房」 のご利用、ありがとうございました!

エンジン
TM-SQUARE クラッチカバー & ディスク (ZC32S) 新発売!

2016年06月01日(水)

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今夜は、TM-SQUARE の新商品!

クラッチカバー & ディスク  (ZC32S仕様) リリースの

お知らせでございます。ハイ。

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じつは、ZC31S と、 ZC32S のクラッチシステムでは、

構造の一部が、大きく異なります。

クラッチが切れたり、つながったりするのは、

① ドライバーが、クラッチペダルを踏む

↓     ↓     ↓

② 油圧によってレリーズシリンダーが作動する

↓     ↓     ↓

③ クラッチ カバーのダイヤフラム が押される

↓     ↓     ↓

④ クラッチ が切れる

といった、一連の動作によるものなのですが、

ZC31S では、上記 ②と③ の間に、複数のパーツを経由して、

クラッチカバーに力が加わる構造となっています。

ですから・・・・・、

クラッチカバーの圧着力と呼ばれる 

クラッチ カバーが、クラッチ ディスクを押さえつける 力を

強く設定し過ぎると、この ②と③ の間に、使用されているパーツが変形し、

とてもフィーリングの悪いクラッチになってしまうのです。

だから! TM-SQUARE の ZC31S 仕様のクラッチは、

これらパーツの変形により、クラッチのフィーリングが悪化する直前に、

圧着力を設定したのであります。

対して、ZC32S のクラッチは、

上記の ②と③ が、ダイレクイト となりますので、

変形するものが 「ない」 構造となります。

ですから~、

クラッチ カバーの 圧着力は、少々高めでも、問題がありません!

ということで、TM-SQUARE 強化クラッチ (ZC32S) の開発に対して、

田中ミノル のニーズは・・・・、

① 圧着力は、純正の40%アップ近辺とする (約180PS 対応品)

② クラッチペダルの重さは、ドライバーに負担にならないレベル

③ 半クラッチの操作が、純正並みにカンタンなこと

④ クラッチが切れるポイントは、純正と同じ場所であること

⑤ 純正クラッチより、ライフが長くなること

以上の5つです。

まぁ~、これらの開発コンセプトにより、出来上がったのが、

TM-SQUARE クラッチカバー & ディスク (ZC32S) なのであります。

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ですから・・・・、

ECU & 吸排気チューニング はもちろん、

過給器を装着している車両 ( 出力により、適合しない場合もあります ) にも

対応する安心の圧着力と、

半クラッチ領域でも、マイルドでコントロール性、

そして、スポーツドライビング等の厳しい環境下でも、ロングライフを実現しました。

また、クラッチ ディスク は、ZC31S 用の  SPEC2 で学んだ、

ライニングとライニングの間に、純正同様の波型ディスクスプリングを装着!

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これで、操作がより簡単となりましたので、ストリート派にも自信を持って、

オススメできる仕様にて仕上がりました。

(もちろん、ライニング部は、高温対応のハイグリップ スポーツタイプ を採用しています)

それから・・・・、1点、注意事項があります。

それは、クラッチ カバー  と、 クラッチ ディスク が、

SET でないと使用できないことです。

たとえば、クラッチ カバー は、TM-SQUARE の商品で、

クラッチ ディスク を純正品といった組み合わせでは、

ご使用できませんので、ご注意をお願いいます。

で!!

お値段は、


TM-SQUARE クラッチ カバー

TM-SQUARE クラッチ ディスク   SET    ¥48,000

TM-SQUARE クラッチ カバー

TM-SQUARE クラッチ ディスク   

純正 レリーズベアリング       SET    ¥53,000

となり、在庫も ◎ です!!

WEB ページは、こちらから!

まぁ~、この商品も、機能と快適性を追い求めた、

いかにも、TM らしい 商品なのであります。

ということで!

TM-SQUARE パワートレイン事業部から

TM-SQUARE クラッチカバー & ディスク (ZC32S) 新発売! 

のお知らせでした!!

エンジン
大盛り キャンバーシム (ZC32S) 検品中!

2016年05月25日(水)

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現在、佐藤さんが、絶賛検品中の 

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6種類の箱には・・・・、

TM-SQUARE 大盛り キャンバーシム

ZC32S 仕様 の 構成部品が入っているのであります。ハイ。

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あっ!  ボルト & ワッシャ も、付属しております。

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で、このパーツは、

TM-SQUARE として、ZC32S をはじめてサーキットにて走らせたときから、

デモカー用としては、存在していたのですが・・・、なかなか、量産が、できませんでした・・・。

理由はね・・・、

TM-SQUARE のキャンバーシムは、他社製品とは違って、

キャンバーとトーが、両方とも変化する仕様ですので、

1枚のシムを縦方向にも、横方向にも、角度を付けて削る必要があります。

(まぁ~、この部分が、田中の 「こだわり」 なのであります!)

でも・・・・・、

ZC32S の場合、

キャリパーが、トーションビームに、固定されていることから、

この部分にもシムを使用する必要があり・・・・、

シムを削ることに、すご~く、精度が求められる・・・・・。

(だって、こうしないと、ブレーキパッドが斜めに削れちゃいます)

結果、製作コストが、驚く金額になってしまうことから、

いままでリリースが、できませんでした・・・・・・。

(すんげ~、長い言い訳・・・・・・笑)

しかし!

見つけちゃったんです。

みなさんに購入いただける金額で、精度◎ のシムが作れるところを!!

(とあるお方が、すんごい、ジグを作ってくれました!

さすが! レーシングネットワークでございます!)

で、このシムの 仕様はと言いますと・・・・・・、


① キャンバー    2°30’ネガ ( 2.5°ネガ)

② トー        0°40’レス

といった感じでございます。

表記のキャンバーは、

2度30分(60進法) = 2.5度(10進法)ネガ  といった表記となります。

詳しく、説明しますと・・・・、

このキャンバーシム を装着すると、

たとえば、装着前、リアのアライメントが、

キャンバー      1°00’ネガ 

トーイン        1°00’イン   (トータルトー)  

の場合、

装着前         装着後

キャンバー      1°00’ネガ  →   3°30’ネガ

トーイン        1°00’イン  →   0°20’イン (トータルトー)

といった、アライメントに変化します。

要するに! 

装着前のキャンバー値から、 2°30’ネガ 方向に変化し、

装着前のトーイン値から、 0°40’アウト 方向に変化 するのが、

TM-SQUARE 大盛り キャンバーシム  トーイン 0°40’レス 仕様なのであります!!

で、田中が重要視しているのは、

キャンバー値が増える(ポジ方向に変化する)こと以上に、

トーイン値が、減る(ゼロに近くなる) ことが、コーナーでは、大きく効くんですね~。

そうです、このトーイン値が、適正な範囲の中で、減少することにより、

コーナーの進入の部分で、大きく U/S(アンダーステア)が、

抑制されるのであります。ハイ。

また、コーナーの中で、一番荷重がかかる部分では、

キャンバー値が、より、ネガ方向に変化していますので、

しっかりとグリップしてくれるのであります!!

(ね! なかなか、やるでしょ? キャンバーシム!)

ただ・・・・、キャンバーシムは、セットアップパーツであり、

この効果(メリット)は、適正なるセットアップにより得ることができ、

装着前に、トーインがあまり強くない車両への装着等、

美味しい領域を越えてしまうと、

不安定な(O/S方向)セットアップになる可能性もあります。

ですから、装着前の数値をしっかり計測して、

装着後の数値と、セットアップしたい方向性が、合致することが重要なのであります。

リアのトーインに関する ウンチク は、こちらの ブログ から!

そして、正式リリースは、もう少し先になりますが、

今週末の SA京都ワンダー イベント には、限定 10 set (刻印無しの仕様です)

持ち込みたいと思いますので、

まずは、リアトーを計測して、

装着後のイメージや、マッチングに関して、ガッツリと、打ち合わせを行ってから、

装着するかどうかを決定していただけますよ~。

(もちろん、装着しない! となった場合でも、リアトーの計測代金は、0円 です)

ちなみに、この キャンバーシム の お値段は、



パーツのみ        →  ¥36,000

パーツ&装着工賃   →   ¥42,480 (イベント限定プライス)

となります。

でもって、TM-SQUARE では、ZC32S 用として、

今回の キャンバーシム 大盛り & トーイン 0°40’レス 仕様 を皮切りに、

以下の4種類を 今後、バリエーションする予定です。

1)並盛  & トーイン 0°40’レス 仕様

2)並盛  & トーイン 1°00’レス 仕様

3)大盛り & トーイン 0°40’レス 仕様  →  今回、京都ワンダーに持ち込む仕様

4)大盛り & トーイン 1°00’レス 仕様

並盛   →   キャンバー  1°25’ネガ (1.4°ネガ) 仕様

大盛り  →   キャンバー  2°30’ネガ (2.5°ネガ) 仕様

いや~、これで、ZC32S のセットアップが、

大幅に、そして劇的に進む予感がするのは、田中だけでしょうか・・・・? (笑)

アライメントは、ステア特性を大きく進化させてくれる

セットアップ ファクター となりますので、

TM-SQUARE ZC32S専用 リアキャンバーシム

みなさん、どうぞよろしくお願いしま~~す!!

(正式 リリース 急ぎます!!)

駆動系パーツ
TM デュアルコア LSD (ZC31S) に、タイプ RR 登場!

2016年05月21日(土)

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ZC31S オーナーのみなさん!
TM-SQUARE の新商品が登場しましたよ~。

その商品とは・・・・、

現在、好評販売中の
ZC31S デュアルコアタイプ LSD をベースに、
LSDディスクの表面処理を変更することで、
よりLSD の効きを強めた
ZC31S TM デュアルコア LSD  「タイプ RR」 なのであります。

で、なぜ、この仕様をリリースするのか?
ですよね~。

それはね・・・・、

TM-SQUARE デュアルコア LSD ZC31S仕様が、
リリースされたときに解説しました
ZC31S と、ZC32S のデフケースの違い って、覚えてますでしょうか?

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そうです!

右   ZC32S スペック   →   デフケースが深い

左   ZC31S スペック   →   デフケースが浅い

でもって、この、デフケースの中には、
LSD ディスク というものが組み込まれており、
そのディスク面の摩擦にて、LSD の効きが決定されるのであります。

しかし!

デフケースの中に入っている LSD ディスク の組み数が、
ZC32S仕様と、ZC31S仕様では、違っているのです。

ZC32S スペック   →   片側 5組  (だから、デフケースが深い)

ZC31S スペック   →   片側 3組  (だから、デフケースが浅い)

ですから・・・、

デュアルコア タイプ の採用にて、
通常の機械式LSD より、ロックは強くなりますが、
(同じディスクの組数、同じイニシャルトルク、同じカム角の場合)
デュアルコア 同士で比較すると、
どうしても、「サーキットにおけるロックの強さ」 という面では、
片側 5組 のディスクを有する ZC32S スペック に軍配が上がります。

そこで、3組のディスクのままで、LSD のロックを強くするには、

① イニシャルトルクを上げる

② カム角をより強いタイプへ変更する

③ ディスクの表面処理を変更しディスクの摩擦を向上させる

といった手法が考えられますので、
テストしてみると・・・・・、

③ のディスクの表面処理を変更した仕様が、
ロックが始まる部分が扱いやすいまま、ロックを強くすることができたので、
「タイプ RR」 として、発売することになりました。

要するに、ZC31S LSD の限られたディスク面を より有効に使用するため、
表面処理を変更し、強い摩擦を発生させることで、
LSD の効きを向上させるのが、「タイプ RR」 なのであります。

もちろん、LSD のロックが強くなることで、
サーキット走行では、デュアルコアとの相乗効果により、
「より曲がる」 が体感でき、ラップタイムの短縮にもダイレクトにリンクします。

(田中の個人的な見解では、通常品 「タイプ SR」 から、
20~30% LSD のロックが強くなるイメージです)

しかし、ストリートの快適性といった面では、デメリットも発生します。

それは、交差点等で、ステアリングを大きく切った状態にて、
クルマを発進させると、チャタリングが発生することです。

通常品(タイプ SR)では、ほとんど感じることがない、このチャタリングは、
快適性といった面では、やはり大きなデメリットです。

また、LSDの効きが強くなることで、路面の凹凸や、ワダチに乗ると、
直進安定性が、悪化する場合もあります。

これらのメリット/デメリットを 考慮して、
この 「タイプ RR」 は、どんな ZC31S ユーザーに、マッチングするのか・・・・、
すべて、田中ミノルの私的な見解とはなりますが、以下のとおり考えてみました。

ストリートメインでの使用

ストリート & ワインディング がメインで、サーキットを 年間1~2回走行。
速さも、快適性も重視する といったユーザー なら →「タイプ SR」

ストリート/サーキット を両立して使用

ストリート & ワインディング のウエイトが、50 – 50
ラップタイムも、快適性も重視する といったユーザー なら  →「タイプ SR」

サーキットメインの使用

サーキット専用車、または、サーキットの頻度がかなり高く、
快適性より、ラップタイム重視 なら →「タイプ RR」
といった感じです。

ちなみに、「タイプ RR」 の登場にて、
「タイプ SR」 は、LSD のロックが強くないようなイメージになりがちですが、
弊社のすべての商品群(ZC31S LSD)で比較すると、

初期のタイプ(KAAZ製) < デュアルコア 「タイプ SR」 < デュアルコア 「タイプ RR」


となり、決して、 「タイプ SR」 が弱いという意味合いではありませんので、
誤解なきようお願いいたします。

ということで、
ZC31S TM デュアルコア LSD  「タイプ RR」 は、
快適性を少々犠牲にして、「タイプ SR」 のロックをより強め
LSD の効きを優先させた仕様となりますので、
「もっと、強いロックの LSD が欲しい!!」 といったニーズがあり、
ストリートの快適性より、ラップタイムを優先させるユーザーのみに
マッチングする商品なのであります。

ハイ。

そして、プライスは、
「タイプ SR」  「タイプ RR」  ともに、178,000円(税込) となります。

詳しくは、TM-SQUARE  の WEB サイト にて!

以上、ますます、マニアック路線を突っ走る
TM-SQUARE パワートレイン 事業部 からの お知らせ でした!!

駆動系パーツ
2016 ハイパーミーティング QFの動画!

2016年04月04日(月)

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まったく、疲れが抜けない、

オッサン 田中です・・・・・(笑)

でも、佐藤さんが、動画をまとめてくれましたので、

本日は、QF ベスト の 動画をお届けしたいと思います!!

まぁ~、路面的には、乾きはじめておりますが、

リアタイヤが思ったほど温まらず・・・・、

かなり O/S 気味でしたので、

ガッツリと 「雨ライン」 にて、走行いたしました。

それでは、かなり DRY に近い、セミ WET

1:09:068 の Lap をどうぞ!!

(動画を見ていると、もう少し、DRY ライン寄りでも、良かったかもですね・・・・・・)

駆動系パーツ
2016 ハイパーミーティング 速報!

2016年04月03日(日)

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雨でのスタートなった、

2016 ハイパーミーティング in 筑波!!

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(写真は、まだ、みなさんが、入場する前のサーキット!)

ですから、予選は、WET コンディションの中で、スタート!

ちなみに、田中は雨が降ると、テストは・・・、

一切しない派ですので・・・・・・・・・・・・・、

恐らく、5年ぶりぐらいの、WET走行となりました。

(あっ! もちろん、予選は、WET でも、走りましたよ・・・・。ハイ  笑)

でもって、1:09:068 にて、PP ゲット! です!!

(そうです、練習はしなくても、やるときは、やるのです!!)

もちろん、ドライバーの腕は、賞味期限が切れておりますので、

すべて、クルマ(4号車)のパフォーマンスでございます・・・(笑)

その後、雨はあがり・・・、

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コンディションは、DRYへ!!

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でもって!

完全リバースグリッドにて、スタートした決勝では・・・・・・、

カモ編集長の厚き壁に、阻まれてしまいました・・・・・・(うっ~ん、残念・・・・・)。

このあたりの展開は、ぜひ、REV SPEED で!

そして、そして、TM-SQUARE ブースへ、

お越しいただきました みなさん! 

感謝、感謝でございます!!

本当に、ありがとうございました!!!

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(別に、怖いもの売ってたわけじゃ~ありませんよ~!!  笑)

また、WET コンディション の動画(QF)、

スイフト 5LAP とは、別企画の DRY での動画も、

バッチリ、撮影してきましたので、また、近々公開したいと思います!!

いや~、遠征続きで、少々、ヨロヨロではありましたが、

本日は、とっても楽しく、充実した一日でした!!

やっぱ、サーキットは、自分で走るほうが、楽しいですね!! (笑)

ご来場いただきました みなさん!

ありがとうございました!!

駆動系パーツ
今週末は、ハイパーミーティング2016! in TC2000!!

2016年03月31日(木)

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もう、すでに、ご存知だとは思いますが、

今週末は、TC2000 にて、

ハイパーミーティング2016 が開催されます!

イベントの詳細は、こちらのサイトにて!

そして、TM-SQUARE & 田中ミノル は、

今年も、スイフト 5LAPS バトル に参加しますよ~!!

あの官能的なサウンド、ぜひ、ぜひ、聞きに来て下さい!!

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(そうです、4号車にて参戦であります!)

また、TM-SQUARE 恒例の 

スーパーアウトレットセール(今年も掘り出し物があると思いますよ~) に、

TMメンバーズ限定の 「あの商品」 のスペシャルプライス 等々、

まぁ~、年に一度の ハイパーミーティング ですから、盛りだくさんの企画でございます。

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ちなみに、直前にはなりましたが、

TMメンバーズのみなさんには、会報にて詳細をお送りしました!  

届いていますでしょうか??

あっ! 内容は、シークレットで、お願いします・・・・・(笑)

もちろん、

スイフトチューニングの ご相談も、

HYPERCO スプリングの レート相談も、

ZONE ブレーキパッドの 摩材相談も、

気になることがあれば、なんなりと、TM-SQUARE ブースまで、お越しくださいね!

(黄色いテントが目印です!)

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ということで、

今週末(日曜日)は、筑波サーキットにて、

みなさんのお越しをお待ちしておりま~す!!

駆動系パーツ
2016 勝手に 「道場破り」  in オートポリス  ドラテク編! ②

2016年03月30日(水)

p16

オートポリス の ドラテク 

お楽しみいただいていますでしょうか?

少々、マニアック過ぎる 嫌いがあるように、感じますが・・・・・(笑)、

今夜も、オートポリス フリークのみなさんに、お届けしたいと思います。

(あっ! 本日が最終回です!!)

そう、続きは・・・・、

ジェットコースター ストレートからですよね!

オートポリス名物 ジェットコースター ストレート を下ると、

強烈な G がかかる スーパー高速コーナー ⑨コーナー がやってきます。

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この⑨コーナーは、進入が下り (かなりの下り) となっていますので、

最大のポイントは、ブレーキを強く踏まないことです。

だって、下り坂 + ガッツリ ブレーキを踏んだ状態 にて、 

ステアリングを切ると、そこには、オーバーステアしか、待っていませんから・・・・・(笑)

ですから、

ビギナーは、少し手前から、優しいブレーキング。

(アクセルOFFのタイミングを少し早くして、優しいブレーキングです)

そして、エキスパートは、レイトブレーキにて、ガッツリ 飛び込んで、優しいブレーキング。

(これがなかなか、難しい・・・・・)

また、クリップは、点ではなく、領域にて、少々長めに取り、

ヨコG と、タテG を感じた状況にて、アクセルON!!  アウトの縁石に向かいます。

(いや~、この爽快感! まさにオートポリス!!)

※ TM2号車の場合、ギアは4速ですが、純正ファイナルなら、3速の可能性もありそうです。

まぁ~、このコーナーは、ドラテクと言うより、

ダウンフォース

スプリングレート(ある程度、ハイレート)

十分なリアキャンバー

といった、セットアップがとっても重要だと思います。ハイ。

また、次の⑩コーナーは、アウトいっぱいから、タイヤのグリップと相談しながら、

進入スピードを決定します。

イメージ的に、

進入スピードが高いほど、ステアリングを切り込むタイミングは早くなり、

イン側のクリップに付いている距離も長くなります。

それに、このあたりは、かなり、上りになっていますので、

少しでも、車速を落としてしまうと、挽回できなくなります・・・。

(レイアウト的に、⑨コーナーが、コース上で、一番標高が低く、その後、上りが続きます)

よって、可能な限り、ハイスピードでコーナーをつなぐ必要があります。

⑨ ⑩コーナーのポイントをまとめると、

○ ⑨コーナーは、たとえ飛び込んでも、ブレーキは優しく!

○ ⑩コーナーは、タイヤのグリップと相談しながら、アクセルコントロールのみで!

× ⑨ ⑩コーナーは、強いブレーキ、クイックなステア操作は、NG!

× イン側、アウト側とも、縁石の活用はリスクを伴う!

で、お次!

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⑪コーナーは、スイフト(ノーマルエンジン)なら、全開で行けると思いますので、

⑫コーナーの手前(ブレーキング区間)で、可能な限り、右側にGが残らないラインにて、

走ることを心掛けます。

もちろん、少しでも、⑪コーナーの出口でアウト側に膨らんでしまうと、

⑫コーナーの手前で、右側にGが残りやすくなることから、

⑪コーナーは、シッカリとアウトから進入し、出口のラインが膨らまないように、

ラインを設定することが重要です。

そして、なぜだか、難しい・・・・・と言われている ⑫ ⑬コーナーに向かいます。

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田中もはじめてオートポリスを走ったとき (オープンした年ですが・・・、なにか・・・?笑)

この ⑫ ⑬コーナーは、難しいなぁ・・・・、と感じました。

なぜなら、他のコーナーの コーナーリングスピード と比較して、

そんなに速く感じないスピードなのに、タイヤのグリップが、限界を迎えてしまうからです。

で、現役時代に、乗り方、ライン等々、いろいろなことを試して、田中が出した結論

それは、⑫ ⑬コーナーは、いくら遅いと感じてても、「タイヤのグリップ なり」 にしか、

走れないということです。

なんとなく、イメージ的には、もっとグリップさせられる 走り方があるように、思えるのですが、

⑫ ⑬コーナーは、タイヤの状況によって、スピードが大きく異なるものの

結局、その状況に合わせて、走る以外に、手がありません・・・・・・。

ですから、たとえ感覚的に、遅い! と感じても、悪あがきせず、

「タイヤのグリップ なり」 に、走ることを心掛けます。

(特別なドラテクがなくて、すいません・・・・・・)

ちなみに、ドラテク的なポイントとなるのは、

○ ⑫コーナー のブレーキングは、たとえ飛び込んでも、優しく!

(コーナーの中は、急激な上り坂なので、うまくスピードを持って進入する!)

○ ⑫ と、⑬コーナーのつなぎ部分は、あまりアウトまで膨らまない!

× ⑫コーナー のブレーキが強いと、タイヤが横に使えず曲がらない!

× 進入スピードが足りないと、アクセルONが早くても、勢い良く 坂を上れない!

× 進入スピードが遅く、アクセルON が早いと、アンダーステアになりやすい!

そして、続く ⑭コーナーは・・・・、

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イン側クリップを外し、少々コース中央よりを走行し、⑭ ⑮コーナーの中間に位置する 

アウト側縁石 ギリギリに立ち上がれるラインを選択します。

なぜなら・・・、

このラインこそが、⑮コーナーをハイスピードで走るための準備なんです!

で、うまくアウト側縁石に沿って、立ち上がれると・・・・・、な、なんと!

⑮コーナーの R が、大きくなるのであります (そうです!これが狙いなんです!!)。

ですから・・・、もし、⑭コーナーのクリップをガッツリ取れば、

ライン的に、アウト側縁石には、少し余裕を持った位置に立ち上がりますので、

⑮コーナー の R は、大きく取れず、どうしても、タイトになるんですよね・・・・・。

そして、そして、タイムへの感度が高い ⑮コーナー攻略方法は・・・・・・・、

これまた、早めに曲げて、早めにアクセル! ではなく、

「いかに、アクセルを戻さないか!」 がポイントとなります。

いや~、オートポリスのアタックは、本当にチャレンジングでございます・・・・。

ちなみに、ですが・・・、

田中 + 2号車 にて、NEWタイヤ & アタック モード なら、

きっと、⑮コーナーは、全開のまま だったような気がします。

(気がするだけですよ・・・笑)

いや~、少々勇気が必要ですが、

⑮コーナーを攻略するには、1にも、2にも、スピードが必要となりますので、

ライン取りにも、工夫が必要となります。

⑭ ⑮コーナーの中間に位置する アウト側縁石 ギリギリから、

大きな R でアプローチした後・・・・、

田中は、⑮コーナーのクリップを微妙に外します。

詳しく解説しましょう。

もし、⑮コーナーのクリップをガッツリと取ると(通常のライン)、

コース幅を有効に使えるというメリットはありますが、どうしても、イン側 縁石近辺の

R がタイトになってしまい・・・、結果、アクセルの戻し量が大きくなってしまうのです・・・。

また、クリップをガッツリ取るラインでは、クルマが曲がったことを確認してから、

アクセルが全開になるため、立ち上がりのアウト側縁石付近にも、少し余裕が生まれます。

(そうです、縁石ギリギリに立ち上がれず、少しスペースがあると思われます)

そこで、田中ミノル式 エキスパート限定 ⑮コーナードラテクは、

とにかく、アクセルの戻し量を最小限にしたいことから、

可能な限り 大きな R で旋回したいと考えて、微妙にですが、イン側のクリップを外します。

するとね・・・、立ち上がりのアウト側縁石にギリギリに つながる 

すんげ~ラインが、そこには、あるのです。

ただ・・・・、このライン、

クルマが曲がったことを確認してから、アクセルが全開となる 通常のラインとは違い、

クルマの向きが変わっていない状況で、「アクセルを踏みながらクルマの曲がりを確認する」

という ちょっとハイレベルなドラテクが必要となります。

(感覚的に、雨ラインのイメージに似ています)

ですから、トライされる方は、必ずステップByステップにて、少しずつ スピードを上げて、

決してアウトの縁石にタッチすることなく、時間をかけて、挑戦してみてください。

まとめると、

○ ⑭コーナーのクリップは、外すべし!(クルマ1台分ぐらい)

○ ⑭ ⑮コーナーの中間に位置する アウト側縁石ギリギリを走行すべし!

○ ⑮コーナーの R は、可能な限り大きく取るべし!

× ⑭コーナーのクリップを取ると、その先がタイトになるので、NG!

× ⑮コーナーのクリップをガッツリ取ると、大きな R を描けなくなるので、NG!

そして、最終コーナー(⑯ ⑰コーナー)は・・・・・、

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⑮コーナーのアクセル量を求め、アウトいっぱいに立ち上がっていますので、

⑯コーナーへのアプローチは、アウトには振り切れず、コース中央 あたりからとなります。

まぁ~、ライン優先の方々から、

「最終コーナーのアプローチは、アウトからに決まっている!」 と ご指摘を受けそうですが、

最終コーナーは、意外と回り込んでおり、アウトからでも、インからでも、

ボトムスピードは、あまり変わりません・・・・。

おまけに、インからの方が、走行距離が短くなりますので、やっぱり、田中はアウトには、

振りませんね・・・・・。

そして、イン側のコンパクトなラインを使用しながら、小細工をせずに、

ひたすら、アクセルが踏めるタイミングになるのを待つ・・・・・・・。

で、⑯コーナーの出口 & ⑰コーナー が、全開のまま走行できる 角度/タイミング

になれば、そこからアクセルON となるのが、田中ミノル式 ⑯コーナーの攻略です。

(もちろん、⑰コーナーは、全開のまま駆け抜けて、メインストレートへ)

まぁ~、このコーナーも、タイヤのグリップ状況により、コーナリングスピードが

大きく変わるコーナーですので、特別なドラテクは必要なく、

ジッと我慢のコーナーなのであります。

まとめると、

○ ⑯コーナーは、コース中央より イン側からアプローチ!

○ ブレーキは、優しく、コーナーの中まで、スピードを持って入るイメージ!

× 一旦 アクセルON した後、もう一度、アクセルOFF になるなら、アクセルONが早過ぎる!

× ⑯コーナーのコーナリング中、コースのアウト側は使用しない!

といった感じでございます。

なお、ギア的には、⑫~⑰コーナーまで、ずっと 3速 になると思います。

(TM 2号車は、クロスミッションを使用していますので、最終手前で、一瞬 4速に入りました)

いや~、かなりの長文となりましたが、みなさんお楽しみいただけましたでしょうか?

スイフトに限らず、もし、田中ドラテクを読んで、少しでも 「速くなった!」 

という方がいれば、田中は最高に、嬉しいですね~。

また、これから、オートポリスを はじめて走る方は、

各コーナーの特徴、そして、攻める順序や、リスクの大きさ、難易度 等々を

事前に理解することで、きっと、お役に立てることが、あるのではないかと、

勝手に思っています。ハイ。

では、最後の最後に、田中が刻んだ 2:15:3 の動画を もう一度 どうぞ!!

ということで!

オートポリス フリークのみなさん!!

これからも、エキサイティング な走行を ぜひぜひ、楽しんでくださいね~!!

以上、 2016 勝手に 「道場破り」  in オートポリス  ドラテク編! でした!!

明日から、86 Rcinig 開幕戦のため 茂木におります。

(そうです、テクニカル デレクター なのであります!)

ご参加の方、関係者のみなさん どうぞよろしくお願いします!!