エンジン
TM SPORT ECU 1型MT Ver2.0 リリースです!

2010年11月05日(金)

いや~、大変お待たせいたしました。

 

かねてから、開発を進めておりました、

TM SPORT ECU  1型MT Ver2.0 が、

やっと、リリースです!

 

 

 

 

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今回の変更点は、

2型MT Ver2.0 と、同様に、

3000rpmからの、中速域の強化です。

 

 

イメージ的には、

3000rpmから、7000rpm が、

真っ直ぐつながった感じです。

 

 

そうです、トルクの谷と呼ばれる、

4000rpm近辺も、とってもフラットとなりましたので、

サーキットでの低速コーナーからの立ち上がりも、

ストリートでのクルージングも、

大きな違いを感じていただけると思います。

 

 

もちろん、田中がこだわり抜いた、

再現性もバッチリ確保。

 

 

 

 

ということで、今日は、この再現性のお話を少し。

 

 

 

田中が、はじめて、スイフトで

FSW を走ったとき、????? と

なったことがありました。

 

 

その症状とは、最終コーナーを

上手く立ち上がれたときほど、

ストレートのスピードが遅いんです・・・・・・。

それも、体感できるレベルで・・・。

 

 

 

 

 

でね、タッシーに調べてもらったら、

その原因は、ノッキングでした。

 

 

じつは、M16A エンジンは、

ノーマルの状態でも、ノッキングが発生しています。

 

 

そのノッキングをノックセンサーが感知して、

ノックリタードという機能により、

点火の進角が戻されます。

 

 

この、進角の戻りが入ると、

ストレートが遅くなるんです・・・・・。

 

 

 

最終コーナーを

「ハイスピードで抜ける」 ということは、

コーナーでの、アクセルオンのポイントも

手前に来ていますので、

クルマとしては、かなり負荷のかかった状況で、

加速することになりますよね。

 

 

だから、このときに、ノッキングが、発生し、

リタ-ド機能により、進角が戻され、

次のギアに換えても、今までより、

進角を進めないようにします。

(学習機能です)

 

 

だから、ストレートが、遅くなるわけなんです。

 

 

でね、この学習機能は、

その後、ノッキングが、発生しないと判断されると、

また、設定された点火時期へと、戻っていくんです。

 

 

 

 

でも・・・・・・・、

こんな、不律儀なこと、

ドライバーとしては、許せません・・・・・。

 

だって、上手くいったラップに、

ストレートスピードが落ちるなんて、

ドライバーとしては、

どうして、ラップを縮めたらよいのか、

わからなくなってしまいます。

 

 

 

だから、タッシーと田中で開発した

TM SPORT ECU は、

このドライバビリティーを無視した設定に、

ならないように、セットアップを行いました。

 

 

手法としては、むやみに、進角を攻めるのではなく、

他の、部分を徹底的に、攻め込みました。

 

 

だから、ベンチで何回パワーチェックをしても、

グラフは、同じラインを描いてくれるんですね~。

 

 

コレ、元競争自動車運転手としての

絶対に譲れない、こだわりです。

 

 

 

 

 

とま~、話は、少々それましたが、

本日から、1型 MT Ver2.0 は、

発売となりましたので、

みなさんどうぞよろしくお願いします。

 

 

Ver1.0 からの、バージョンアップも、

対応できますので、

そちらもよろしくお願いします。

 

 

 

また、田中が了解を取って、

すでに、Ver2.0 が、投入されている

ごく一部の方々。

 

場合によっては、データの変更が必要かと、

ご説明しておりましたが、

まったくもって、問題ございませんでしたので、

そのまま、安心して、ご使用下さい!

 

 

みなさんからの、ご注文&バージョンアップ、

お待ちしております!

 

 

TM SPORT ECU   WEBサイト

サスペンション
TM-SQUARE ピロアッパーマウント 発売開始!

2010年09月30日(木)

みなさん、大変お待たせしました。

 

TM-SQUARE ピロアッパーマウントが、発売開始となりました!

 

 

お値段は、

 

¥18,000(税込)です。

 

 

WEBページも、大出君の頑張りで、

本日アップすることができました!

 

 

TM-SQUARE  ピロアッパー ページへ

 

 

 

もちろん、お近くのTM-SQUARE 商品取扱い店でも、

ご購入可能となる予定ですが、

 

現時点では、弊社、代理店への案内も、まだ行えていませんので、

おそらく、来週後半ぐらいには、問題なく購入いただける予定です。

 

 

また、

TM-SQUARE ピロアッパーマウント には、オプションパーツが存在します。

 

 

 

オプションパーツ①  スラストシートセット

 

これは、ステアリングを切ったときに、

異音がすることを防止するためのシートです。

 

オーリンズダンパーへは、必須アイテムとなりますので、

オーリンズダンパーへの装着の場合は、必ずご使用下さい。

 

もちろん、オーリンズダンパー以外でも、

スプリングのストロークをより、スムーズにしてくれますので、

絶対とは言いませんが、装着した方が、田中は良いと思います。ハイ。

 

 

スラストシートの解説は、こちら。

 

 

お値段は、3枚セットで、¥1,000

 

左右に使用しますので、1台分なら、¥2,000(税込) となります。

 

 

ID65 タイプと、ID60 タイプの2種類がバリエーションされています。

(すいません、ID60 タイプは、もう少々、リリースに、時間がかかりそうです)

 

 

オプションパーツ② ピロアッパー専用カラー オーリンズ タイプ

 

こちらのオプションパーツは、オーリンズダンパーで、スプリング交換を

行っているユーザーの必需品です。

 

 

 

特に、スプリングにプリロードが、4回転以上かかっていない場合は、

ピロアッパーの交換により、車高が、少し上がってしまいます。

 

 

この車高の変化を防止するパーツです。

 

 

詳しい説明は、こちらを!

 

 

 

お値段は、2個セットで、¥2,800(税込) です。

 

 

 

オーリンズ純正スプリングで、車高がオーリンズの推奨値に、

セットされている場合は、不要ですので、ご注意を!

 

 

 

オプションパーツ③ ピロアッパー専用カラー トラスト タイプ

 

 

こちらは、TM-SQUARE ピロアッパーマウント を

装着すると、トラストダンパーの手動減衰力調整の調整部分が、装着できなくなることを

防止するパーツです。

 

 

詳しい説明は、こちらを!

 

 

 

お値段は、こちらも 2個セットで、

 

¥2,800(税込) です。

 

 

室内から、ダンパーの減衰をコントローラーにて

調整するパーツは、同時装着できませんので、ご注意下さい。

 

 

 

以上、オプションパーツを含め、フルラインナップとなりましたので、

みなさんのご注文、お待ちしておりま~す!

 

 

 

サスペンション
新型スイフト 「試乗記」!   By  REV SPEED

2010年09月25日(土)

 ☆ このインプレッションは、

   REV SPEED との連動企画です!

 

 

 

9/16に、ジャーナリストを対象に行われた 新型スイフト試乗会。

でも、この日は、雑誌REV SPEED の校了日と重なり、9月売りには掲載できない・・・・・・。

かといって、10月売りでは速報性がない・・・・・。

 

 

ということで、なんと! 

新型スイフト試乗インプレッションの掲載を、テスター田中ミノルの個人ブログである、

みんカラ で行ってしまうという、REV SPEED の太っ腹企画なのです。

 

新型スイフト の奥の奥を、スイフトマニア田中ミノルが、

バッチリみなさんに、お伝えする(それも、無料で!!)スペシャル企画なのであります。ハイ。 

 

では、はじまり、はじまり~。

 

今回の試乗前に、田中が一番気になっていたこと・・・・・、

それは、事前情報で知っていた、新型スイフトのディメンション(ホイルベースとトレッド)が

大きくなっていることです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ま~、「世の中の流れ」 なのでしょうが、衝突安全面から、必ずと言って良いほど、

モデルチェンジでクルマは、デカくなります。

そして、そのほとんどで、ステア特性がダサクなります・・・・・。

 

広報資料とやらを見ると、

ホイルベース    +40mm

フロント トレッド  +20mm

リア トレッド    +15mm

全長         +95mm 

全幅          +5mm

フロント オーバーハング   +45mm

リア オーバーハング      +5mm

 

(すべて、31型から大きくなった寸法です)

  前モデルは、31だけではないことは、わかっていますが、

新型もZC が、頭に付く関係で、ZC型とも書けず、旧型という表現にも、抵抗がありましたので、

この表現となってしまいます・・・・。11 21 71 オーナーのみなさん・・すいません・・・・・。

 

 

 

 

正直、ヤバイ香りが、プンプンとします・・・。

 

でも、これまた、広報資料を見ると、車体ねじり剛性は、15%向上とあります。

設計の方にも、ボディー剛性が上がったことは、十分にご説明いただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、しかし・・・・・・・・、

これは、田中の独断と偏見ですが、

 

車体ねじり剛性(ボディー剛性) = スポーツ性能として必要な剛性

 

とは、ならないように、感じるんです。

 

たとえばですが、レーシングカーを製作する場合でも、剛性が必要な部分と、

必要でない部分が、あります。

 

スポット増しといった、チューニングでも、どの部分をスポット増しするかには、

かなりのノウハウが、そこには、存在するはずです。

 

ですので、全体の剛性が上がっていたとしても、走るために、いや、速く走るために

必要な剛性というのは、どうも、別じゃないのかなと、田中は思うんです。

 

また、今回は、ディメンションが、大きくなっているのですから、

速く走るために必要な剛性も、今まで以上に、求められることは間違いないし・・・・・。

 

田中が31スイフトを愛して止まない、最大の理由である、「速く走るために必要な剛性感」。

これが、受け継がれているのか否か、この部分が、一番知りたいのでありました。ハイ。

 

 

 

 

 

 

でもって、試乗スタート!

 

 

 

 

 

 

 

まず、運転席に座って思うことは、ダッシュボードが少し高くなったこと。座高の低い? 

田中でも、クルマのすぐ前の視界は、ほんの少しですが、悪くなったような気がします。

(ちっちゃいことは、気にすんな・・・・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メーターは、少々アルテッツアのような雰囲気があり、なかなか、洗練されていて、

カッコいいですね~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、今風にキーレス&スタートスイッチで、エンジンスタート。

ワインディング全開アタックインプレのはじまりです。 (注 もちろん、制限速度内です・・)

 

走り出すと・・・・・、「加速こんなもの・・・・・・・・?」。

でも、まぁ~ 1200cc だし、燃費に振っているんですから仕方ないですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エンジンパワーの話は、さておき、本題のシャシバランスのことを。

 

今回、お借りしたのは、XGグレードの5速MT。

ベースグレードのマニュアルモデルです(タイヤサイズ 175-65-15)。

 

タイヤサイズからも、グリップは、それなりなのですが、田中の予想に反して、

動きはとっても「クイック」でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

ステアリング操作に対して、キビキビと反応し、クルマのデカさをあまり感じません。

 

それに、当然と言えば、当然ですが、ディメンションが大きくなった分、

限界域でのコントロール性もかなりのものです。

 

「あれ?イメージと違う??」 と、思ったのですが、それには秘密がありました。

 

 

 

 

 

 

それは、ステアリングのギア比です。

 

下のグラフを見てください。

 

 

 

 

 

 

ステアリング操舵角が小さい部分では、ギアレシオがハイギアードに設定されていますよね。

ただ、操舵角が小さいといっても、角度でいうと、中立ポジションから、

右または、左に270度の間は、ハイギアードなのです。

(グラフ左側の点線部分まで)

 

270度と言えば、スポーツ走行中は、すべてこの角度内に、操舵は収まりますので、

要するに、少しのステアリング操作で、大きな操舵になっているのです。

(車庫入れ等で、ハンドルが重く感じないように、後半部分のギア比が変えてあるのです)

だから、ディメンションが大きくなって、クルマの動きが少々ダルになる分を、

 

 

このギアレシオで打ち消していたのですね~。

(なるほど、なるほど・・・・・・、だからキビキビと走るんだ・・・・・)。

 

ちょっと、余談ですが、田中は、31スイフトの電動パワステのフィーリングが、大好物です。

この、ジオメトリーを含めた、電動パワステの完成度は、「奇跡」 と言って良いぐらい、

素晴らしいできばえだと思っています。

 

そしたらね、新型にも、31スイフトと、同じ電動パワステが使用されており、

モーターの搭載位置こそ、少々違いがありますが、「あのフィーリング」 は、まさにそのまま。

これは、嬉しかったですね~。

 

また、リアサスペンションも、31スイフトから変更されています。

これは、トーションビーム自体を強化することで、31スイフトでは、トーションビーム内に

搭載されていたスタビライザーが取り外されています。

 

それでも、トーションビーム本体の剛性を上げることにより、31スイフトに対して、

25%の剛性アップとなっているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フィーリング的にも、コシがあるのに、しなやかでしたよ~。

これも、なかなか、良い感じです!

 

それに、トーションビームのボディー側の取付け部分に角度を付けて、

左右に「G」フォースが、かかっているときに、外側のタイヤが、トーアウト方向に、

「ずれ込む」 ことも、抑制してるんですよね~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オマケに、リアスプリングのレートも、ほんの少しですが、

31スイフトより、ハイレートになっていました。

 

要するに、 「FFは、リアの剛性がコーナリングのキモ!」 と、

田中がいつも言っていることが、新型スイフトでは、実践されているのです。

ね、田中は、嘘つきじゃないでしょ?

 

 

話は戻りますが、このリアの剛性と、ステアリングのギア比で、

確実に、そして、完全に、ディメンションが大きくなったデメリットを打ち消している。

これが、新型スイフトに乗った、田中の印象です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ならば、買いのなの? 

というと、「スポーツが出るまで、わからない・・・」 、というのが、田中の本音です。

 

なぜなら、今回のバランスの良さは、175-65-15 のコンフォート系のタイヤだったので、

成立したかもしれないと、思っているからです(かなり、うたぐり深い・・・・・・)。

 

 

そうです、

ハイグリップラジアルになれば、どうなるのか?

 

より、ボディーへの負担の大きいサーキットならどうなるのか?

といったことが、未知数だからです。

 

だって、ハイグリップになって、はじめて新型のボディー剛性(速く走るための剛性)が、

理解できると思うんですよね~。

 

ステアリングのギア比も、今回のグリップだから、成立したけど、ハイグリップになれば、

ピーキーになる可能性もありますからね。

 

また、ホイルベースが伸びたことは、良い方向だと思うのですが、

フロントのアーム類の変更で、フロントタイヤが前方に伸びており、

なおかつ、フロントのオーバーハングも伸びているんですから、

このあたりも、かなり微妙かと・・・・・(運転席から、先だけで、+85mmロングですから・・・・・・)。

 

31スイフトの軽快さ、キビキビさは、あのオーバーハングの短さも、大きなポイントだと、

田中は思いますから・・・。

 

 

 

時代のニーズと、時代の流れで進化した、新型スイフト。

今回発売された、スポーツ以外のモデルでは、良い意味で田中の予想を遥かに超えており、

素晴らしい新化を遂げたと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、やっぱり、田中もみなさんも、気になるのは、スポーツグレードですよね~。

 

今回の変更点が、スポーツグレードでは、どのような味付けで登場するのか?

また、それは、味付けだけで、名車31スイフトを超えられるのか?

とっても気になります。

 

なんと言っても、31スイフトは、ハイグリップタイヤでも十分なボディー剛性を持ち、

絶妙なオーバーハング量と、シビレルぐらい優秀な、電動パワステ&サスペンションジオメトリーで、

コーナーをキビキビ走るんですからね~。

 

 

 

 

 

田中が、新型を買うか、買わないか、いや、新型のパーツを作るか作らないかは、

新型のスポーツが出てから、決めたいと思います。ハイ。

やっぱり、乗ってみないと、楽しいかどうかは、わかりませんからね~。

 

 

 

 

 

 

 

もし、これから登場するスポーツモデルの、フロント オーバーハングが、

ガッツリ短くなった専用デザインで、

ディメンションに負けない、速く走るためのボディー剛性が確保されていて、

ハイグリップでも、ステアリングがピーキーにならなければ、間違いなく買うと思いま~す。

(えっ?言いたいこと言ってる?? すいません・・・)

 

 

 

 

 

 

ま、決断は、スポーツがリリースされてからですね。

今回、試乗の機会を与えていただいた、REV SPEED に感謝です!

 

 

 

 

 

 

 

 

以上、田中の新型スイフト「試乗記」 でした。

 

サスペンション
ピロアッパー専用 ダンパーカラー完成!

2010年09月15日(水)

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待ちに待った、

ダンパーカラーが、できてきましたよ~。

まず、これが、オーリンズ用。

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これが、トラスト用です。

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素材は、もちろん、ステンレス!

このカラーがあれば、車高が、7mm上がってしまう、

オーリンズダンパーにも、

減衰調整のクリックが装着できなかった、トラストダンパーにも、

TM-SQUARE の ピロアッパーマウントが、バッチリ装着できちゃうんですよね~。

スラストシートは、もう手元にあるし、これで、オプションパーツを含め、

リリースの準備が整いました。

あとは、オプションパーツの、取説を作れば、いよいよリリースです!

サスペンション
TM-SQUARE ピロアッパーマウント解説 最終回

2010年09月14日(火)

 

 

さぁ~、今日は、

TM-SQUARE ピロアッパーマウント解説 の 最終回。

 

 

最終回の内容は、

「どんな、ダンパーに装着ができるか?」 です。

 

 

この話は、とっても簡単。

 

 

 

答えは、

 

「純正アッパーマウントを使用しているならどんな、ダンパーにも装着が可能です」

 


社外のダンパーであっても、ほとんどのダンパーメーカーのダンパーは、

純正アッパーマウント対応品だと思いますので、まったく問題ないですよ~。

 

 

 

もちろん、純正のダンパーにも装着可能です。

 

 

 

ただ、オーリンズダンパーへの適合 でも書きましたが、全長調整式ではない

車高調や純正ダンパーでは、装着後の車高が、約7mm 上がりますので、

この部分は、ご了承くださいね。

 

 

 

 

もちろん、全長調整式では、ダンパーの長さを変更して、元どおりの車高に

することが可能です。

 

 

 

また、全長調整式ではないタイプでも、現状でスプリングにプリロードが

かかっていれば、それを緩めれば、元どおりの車高にすることが可能です。

 

 

 

ちょっとマニアックな商品となりますので、ダンパーへの適合や、装着後の車高等は、

交換予定の方は、以下まで、直接ご連絡いただければと思います。

 

 

 

TEL 03-5706-1888

メール mail@tm-square.com

 

 

もちろん、装着されるお店の担当の方に、

直接ご連絡することも可能です。

 

 

 

TM-SQUARE ピロアッパーマウント。

 

¥18,000(税込) にて、発売秒読みです。

 

 

以上、

TM-SQUARE ピロアッパーマウント の解説でした!

 

 

 

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サスペンション
TM-SQUARE ピロアッパーマウント解説 ④

2010年09月13日(月)

 

 

今日は、構成部品のお話を。

 

 

まずは、

TM-SQUARE ピロアッパーマウントの 「キモ」、

ピロポールが圧入されている、部分です。

 

 

その名も、ズバリ、ピロアッパーマウント です。

 

 

 

 

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このパーツが、純正アッパーマウントのゴムブッシュの換わりになります。

でもって、これが、ピロサポートブロック。

 

 

 

 

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通称、富士山です。

 

 

ピロアッパーマウントと、アッパーシートの間に、装着します。

 

 

 

 

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お次は、アッパーサポートプレート。

 

 

 

 

p12401991

 

 

 

エンジンルームから、見えるプレートですね。

 

 

このプレートと、ピロアッパーマウントで、

スイフトのボディーをサンドイッチします。

 

 

そして、

サンドイッチにするときに使用するボルト

 

アッパーボルト。

 

 

 

 

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全部で12本。

 

装着すると、こんな感じです。

 

 

 

 

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そして、ダンパーシャフトをピロアッパーに固定する、ピロナットカラーです。

 

 

 

p12400881

 

 

 

 

装着すると、

 

 

 

 

p1190788

 

 

 

 

こうなります。

 

 

以上が構成部品となり、

集合写真では・・・・・・・・、

 

 

 

 

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こんな感じです。

 

 

 

以上、キャスト(構成部品)のご紹介でした!

 

 

次回は、ピロアッパーの最終回です。

 

つづく。

 

 

 

サスペンション
TM-SQUARE ピロアッパーマウント解説 ③

2010年09月11日(土)

 

 

FSWテストで、確信した、

完璧なまでのパフォーマンス。

 

 

でも、ピロアッパーマウントのメリットは、

それだけでは、ありませんでした。

 

 

たとえば、

ゴムブッシュによる、純正アッパーマウントでは、

ギャップへの乗り上げや、荷重移動により、スプリングや、ダンパーが、動く前に、

純正アッパーマウントのゴムブッシュが、先に変形してしまいます。

 

 

 

ここでは、サスペンション全体としては、ストロークしているものの、

スプリングや、ダンパーが、動いていないということが、発生してしまうのです。

 

 

 

要するに、乗り味に直結する、サスペンションの動きはじめに、

ダンパーやスプリングが、関与せず、

 

ゴムブッシュのみが動いていることから、

タイヤグリップをうまく引き出せないだけではなく、

乗り心地にも、乗り味にも、大きく影響するのです。

 

 

 

 

TM-SQUARE ピロアッパーマウントは、

コーナリングフォースに対して、キャンバーが戻されないとこ。

 

 

そして、ストロークの初期段階から、

スプリング/ダンパーがシッカリ動くこと。

 

 

この2つのメリットにより、リニアでダイレクトな、

レスポンスの良いステアリングフィールを生み出します。

 

 

 

反対に、デメリットは、

タイヤの走行ノイズや、サスペンションの上下動により発生するノイズを

吸収できないことです。

 

 

 

純正のアッパーマウントでは、

サスペンションとボディーの間に、ゴムブッシュが存在するため、

これらのノイズの大部分を吸収しますが、

 

TM-SQUARE ピロアッパーマウントは、

アルミブロック製ですので、これらのノイズを純正アッパーマウント並に、

吸収することはできません。

 

 

 

 

でも、田中の個人的な感覚だと、

ノイズは、 20% アップ (相当、敏感な人でないとわからない)

という感じです。

 

 

また、経年変化により、

ピロポール部に、「ガタ」 が生じると、ギャップを乗り越えるときに、

ゴトゴト音が、発生します。

 

(この場合は、交換する以外、手がありません・・・)

 

 

 

以上が、ピロアッパーマウントを装着する、メリット/デメリット です。

 

次回は、構成部品の紹介です。

 

 

 

 

サスペンション
TM-SQUARE ピロアッパーマウント解説 ②

2010年09月10日(金)

 

 

少々、時間が空きましたが、今回は、前回の続きを。

 

 

筑波スーパーバトルで、純正アッパーマウントが、動いて、

キャンバーが減少していた事実。

 

 

その証拠写真が、コレです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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結構、ビックリでしょ?

 

(推定2センチは動いてる・・・・・)

 

 

ということで、だったら、

「動かないものを作ればよい」 ということで、

TM-SQUARE ピロアッパーマウント の開発は始まりました。

 

 

 

 

そして、

アッパーマウントの構造を変形しないアルミブロックとし、

内部にピロポールを装着するという仕様としました。

 

 

 

 

 

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これで、コーナリングフォースによって、

ダンパーの装着ポイントが動くことを回避でき、

走行中にキャンバーが減る症状が大きく抑制されるハズです。

 

 

 

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で、早速、コーナリングフォースが一番かかかる、FSW のメインコースに

テストへ出かけました。

 

 

 

試作ピロアッパーマウントのパフォーマンスは、コースインしたラップから

確実に、そして、明らかでした。

 

 

 

一番、「Gフォース」 のかかる、100R では、

驚くほど、クルマは、曲がってくれます。

 

 

これは、感動的でしたね~。

 

 

 

これに、1コーナーのような、2速のコーナーも、

今までは、アンダーステアになると、

コーナーを抜けるまで、ずっとアンダーステアだったのが、

アンダーステアになっても、途中で復帰してくれるのです。

 

 

 

このときに、改めて、今まで(純正アッパーマウント)は、

ダンパー取付け位置が動いて、キャンバーが減少していたことが、明確となりました。

 

 

 

また、ステアリングレスポンスも

より、リニアになり、タイヤの状況も、ダイレクトに伝わってきます。

 

 

も~、これは、衝撃的でした!

 

 

そうです、スーパーバトル後に、我々が考え、そして、作った試作品は、

完璧に、的を得たものだったのです!

 

 

 

つづく。

 

 

 

 

サスペンション
TM-SQUARE ピロアッパーマウント解説

2010年09月06日(月)

 

 

さて、今回から、TM-SQUARE ピロアッパーマウント の詳細と、

なぜ、ピロアッパーマウントを作ろうと思ったかとか、

 

ピロアッパーマウントのメリット、デメリットは、どんなことなのか等々、

ジックリ解説していきたいと思います。ハイ。

 

 

 

まずは、作ろうと思ったキッカケは、昨年末に開催された、

筑波2000 スーパーバトルでの出来事でした。

 

 

 

 

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TM 1号車は、フロントキャンバーを -5.8°に設定し、

渾身のアタックを行ったのですが、走行後のセットダウンで、各部をチェックしていると、

明らかに左フロントタイヤの外側が、磨耗していました。

 

 

そうです、タイヤの 「外あたり」 状況が激しいのです・・・・・・。

 

 

このキャンバー角で、これほどまで、「外あたり」 することは、まず考えられず、

「どこかで、動いてはいけない、何かが動いている」

という結論に達しました。

 

 

 

そして、その後の検証により、この犯人は、

純正のアッパーマウントであることが、判明しました。

 

 

 

要するに、大きなコーナリングフォース(ヨコG) が

発生すると、ゴムのブッシュである純正のアッパーマウントが、変形して、

ダンパーの装着ポイントが、外側に動くのです。

 

 

 

 

下の図を見て下さい。

 

 

 

 

 

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このダンパーの装着ポイントが、外側に動くと、キャンバーが減る方向となるため、

タイヤの 「外あたり」 が、発生し、有効な接地面が確保されません。

 

 

 

このことが原因で、

アンダーステアも強まっていたのです。

 

 

もちろん、この症状は、

大きなコーナリングフォースが、発生すればするほど、

悪化の一途をたどってしまうんですね~。

 

 

つづく!

 

 

 

サスペンション
TM ピロアッパー完全適合!(トラスト ダンパー編) 

2010年09月03日(金)

今日は、TM ピロアッパー のトラストダンパーへの、

マッチング編です。

 

 

ご存知のように、トラストダンパーは、正立式ですので、

ダンパーの減衰力調整は、ダンパーの上部に位置します。

 

 

 

しかし、TM ピロアッパーは、

ダンパーシャフトを固定するナットが、特殊形状となり、高さがあるんです・・・。

 

 

 

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だから、TM ピロアッパーをトラストダンパーに装着すると、

このナットから、ダンパーシャフトが飛び出す量が足りず、

減衰力調整用ナットが、取付けできません。

 

 

 

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(写真はイメージです)

 

 

そこで、オーリンズダンパーと同様に、

ダンパーカラー の長さを変更した、

「トラスト専用 ダンパーカラー」 を作りました。

 

これで、ダンパーシャフトが、ナットを貫通しますので、

 

 

 

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減衰力調整用のナットも、

問題なく、装着することが可能となります。

 

 

 

 

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が、しかし・・・・、

室内から、減衰力を調整できるリモートコントロールキット は、

カウルトップ(上部のプラスチック製カバー)とのクリアランスが十分になく、

装着することができません・・・・・。

 

 

 

 

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よって、トラスト ダンパー の場合、

「トラスト専用 ダンパーカラー」 を購入いただいても、

手動式減衰力調整のみの適合となります。

 

 

「トラスト専用 ダンパーカラー」 は、

近々、リリースの予定ですので、

 

リリース後は、手動式減衰力調整のみ、

装着可能となりま~す。

 

今しばらくお待ちを!

 

 

 

以上、

トラストダンパーとのマッチングでした!!