BILLION
BILLION OILS FR-780 の インプレッション が届きました!

2015年06月12日(金)

p19

本日のブログは、

先日、SA京都ワンダー イベントにて、

FR 機械式 LSD 専用 デフオイル BILLION OILS FR-780

を 投入いただきました、S2000 オーナー 様から

インプレッションが届きましたので、

みなさんにも、お伝えしたいと思います!

(今回いただいたインプレッションは、ストリートにおける インプレッションです!)

5月24日 SA京都ワウワンダーシティで開催されたイベントで、

田中氏の理想と拘りを詰め込んだというデフオイル 

BILLION OILS FR-780 と交換しました。

私の愛車はS2000…

デフケースが小さく油量不足からデフトラブルの多い車種としても有名です。

なので他メーカーで高性能とされる同粘度のデフオイルを今まで使ってきましたが、

交換直後でもある程度チャタリングノイズが発生し

サーキットで1〜2回使うと既に使い物にならずこまめに交換してきました。

同粘度で初めて使うFR-780はどれほどのものか?

その体感はオイル交換をしてピットから車を出した瞬間から分かりました。

なぜなら機械式LSD特有のチャタリング音がなくなってしまったからです。

音が小さくなったのではなく全くの無音になってしまい思わず本気で

田中氏に 『LSD外しました?』 と聞いてしまいましたww

その後、帰り道にある小さなワインディングを通って帰ったのですが、

そこでこのオイルの面白さが分かりました。

まずデフの音が聞こえなくなって街乗りだけだとイニシャルトルクに

大きな変化は感じずむしろイニシャルトルクは下がったような印象がありました。

ところが軽くコーナーを攻めると今までこのLSDでは体感した事ない

ハイトラクションを感じることができました。

今までのデフオイルだとコーナー進入ではデフが効いてたのが

コーナー出口に向けてアクセルをあけていくと油温上昇かオイルの性質で

ややアンダーが顔をのぞかせる感じだったのが

FR-780だとパーシャルからコーナー出口にかけてのアクセルオンで

安定感のあるロックにてアクセルをそこまであけなくても

結果的に速く曲がる事ができました。

そしてそのまま帰路につく途中の一般道では何事も無かったように

スムーズなデフの効き方とチャタリング音なしで超快適に乗る事ができました。

私の街乗りの感覚ですと、街乗りではオープンデフの如くマイルドなのですが、

スポーツな走りになると機械式LSDの性能を引き出してくれる

まさにチューニングパーツだと思いました。

また、このFR-780はサーキットでの使用を想定して作られているとの事なので

早速6月に走り慣れたセントラルサーキットを走ってきたいと思います。

前回の走行より気温も上がる事が予想されるので

どんなパフォーマンスを発揮してくれるのか…?

今から楽しみで仕方ありません。

いや~、素晴らしい!

BILLION OILS FR-780 イイ仕事してますよね~。

そして、きっと、セントラルサーキットでは、

連続周回でも、オーバーステアバランス にならない、

安定したトラクションを発揮すると思いますよ~~。

乞うご期待!

いや、超ご期待! でございまする!

そして、サーキット 走行後のコメントも、

ぜひぜひ、教えてくださいね!!

あっ! ちなみに、ライフはかなり長く、

1回 2回 のサーキット走行では、決して ヘコタレ ませんので、

ジックリ 使ってみてください。

ということで、今夜は、

BILLION OILS FR-780 の インプレッション をお届けしました!

S2000 オーナー様  インプレッション ありがとうございました!!

そして、明日は、いよいよ、

田中ミノル式 ドラテク道場   「これが、荷重移動だ!」 イベント ですよね~。

みなさんに、荷重移動の真髄を ガッツリ 理解いただけるよう 

全力で頑張りたいと思います。

ご参加のみなさん どうぞよろしくお願いします!!

BILLION
BILLION OILS 特約店  SA京都ワンダー さんの場合!

2015年05月29日(金)

p1-1

今年も、大好評をいただきました

SA京都ワンダー さんの  TM コレクション

田中は、試乗に、スイフト談義に、セットアップ談義にと、

終日 バタバタしておりましたが、

弊社、佐藤さんから・・・・・、

「社長! 売り場を見て来て下さい!!」 と、

何度も言われたので・・・・・・・・・、

日曜日の閉店間際に、店内を見学すると・・・・・・、

スンゲ~! 売り場を 発見いたしました!!

5c8e31dfc72

BILLION OILS の販売コーナーには、

なんと! 手書きの POP が!!

それも、ロゴが立体的!!!!!

8f7f096c9783

いや~、愛を感じて しまいました・・・・。

62c9de952c4

そして、このBILLION OILS の販売コーナー以外にも、

エンジンオイルコーナーには、

BILLION OILS  &  TM-SQUARE の エンジンオイル が、

e11cf110ce5

そして、ミッションオイルコーナーには、

BILLION OILS の ミッションオイルコーナーが!!

b4158bea1e86

ということで!

BILLION OILS 全国 No1 の販売量 を誇る

SA京都ワンダー さんでは、

BILLION OILS エンジンオイル  5w-40

BILLION OILS エンジンオイル  10w-40

BILLION OILS FF-315 (FF オープンデフ専用 ミッションオイル)

BILLION OILS FF-730 (FF 機械式 LSD専用 ミッションオイル)

BILLION OILS FR-780 (FR 機械式 LSD専用 デフオイル)

BILLION スーパー ブレーキフルード

BILLION BB4 ブレーキフルード

BILLION LLC Type PG+

BILLION LLC Type R+

BILLION LLC Type S+

TM-SQUARE エンジンオイル M16A

TM-SQUARE オイルフィルター

が、常時在庫 されていますので、

みなさん! どうぞご活用くださいね!!

c367531e127

ちなみに、この 怪しい 店員さんは、

常時在庫 されておりませんので、安心して お越し下さい!! (笑)

BILLION
RC350  スーパー耐久に登場!!

2015年05月18日(月)

 
p117

今週末に、スポーツランド菅生にて、開催される

スーパー耐久シリーズ 第二戦。

じつは、このレースから、

昨年まで、スーパーフォーミュラに参戦していた

ル・ボーセ という チーム が、新しいクルマで参戦するんですね~。

6f7ef4b5a92

(RC350 カッコいいですね~)

404f43eb903

(BILLION ステッカーだ!)

T社長 頑張って下さいよ~!!

BILLION
本日は、茨城県笠間市 に、行っておりました!

2015年05月14日(木)

p115

本日は、弊社、代理店 の 「K氏」 と一緒に、

先日、BILLION OILS 特約店 に ご登録いただいた

カーコーナー TREND さん に、行ってまいりました!

(常磐道 水戸インターから 10分ぐらいです!)

af5b5c34bc25

0b2701289b34

03e3e5fde842

もちろん、BILLION OILS の在庫も、バッチリ!

c237f34e6052

大山社長 のお話を お伺いすると、

ツインリンクもてぎ Joy耐 

ワンメイク シビック

フィット1.5チャレンジカップ

への レーシングカー製作や、メンティナンス がお得意で、

な、なんと!  筑波 & ツインリンクもてぎ  の

タイヤサービス(YOKOHAMA) のお手伝いもされているとか!

(そうです! サーキットのパドック内にある、あのタイヤサービスなのです!!)

そして、田中が驚いたのは、お店の奥に、

秘密の?ガレージがあり・・・・、

baff9fb2286

なんと、ガレージの 中には・・・・・・・、

83e47900967

fde9432efe8

5a704a7bf29

完全、レストア中の 高級車や・・・・・、

強烈なエンジンが載った こちらの高級車が・・・・・・・・・。

66b57a711910

25366476ea11

165647d0ae12

うっ~ん、素晴らしい!!

とまぁ~、とっても、

スポーツ色が強い お店ではありますが、

ノーマル車両でも、

もちろん、オイル交換のみでも、

完全対応いただけますので、

お近くのみなさん!

BILLION OILS 導入 の際は、 どーぞ よろしくお願いします!!

BILLION
BILLION OILS FR-780 インプレッションのお願い! at ASM

2015年05月12日(火)

p12

本日は、ASM YOKOHAMA さん に、行っておりました。

しかし、いつ見ても、

この RECARO タワー は、圧巻でございます・・・・。

97f829928e

でもって、本題は・・・・・・、

田中が 精魂を込めて、開発を行いました

こちらの LSDオイル を 

お試しいただこう という作戦でございます。

78a9d753e7

(坂上さん! よろしくお願いいたします!!)

いや~、どのように、評価いただけるか、

とっても、楽しみでございます!!

ASM さん の 本日のブログ は、こちらです!

(金山マネージャー ありがとうございました!!)

BILLION
BILLION OILS 特約店情報!  2015年 5月

2015年05月08日(金)

p13

ジワリ、ジワリ と、

人気拡大中 の BILLION OILS 

FF-730 FF 機械式 LSD 専用 ミッションオイル

FF-315 FF OPEN デフ専用 ミッションオイル

FR-780 FR 機械式 LSD 専用 デフオイル

5w-40 サーキット完全対応 エンジンオイル

10w-40 サーキット完全対応 エンジンオイル

MFX-1300 超高性能 ハブベアリング専用 グリース

MFX-6080 超高性能 ドライブシャフト専用 グリース

今夜は、BILLION OILS 特約店 に、

新規登録いただきました お店の ご案内でございます。


茨城県

カーコーナー トレンド

担当:大山さん

神奈川県

コクピット コジマ

担当:二見さん

愛知県

カーランド バーデン 安城店

担当:一ノ瀬さん/宇津野さん

いや~、ご登録ありがとうございました!

(そして、これからも、どうぞよろしくお願いいたします!!)

ちなみに、BILLION OILS 特約店 は、

現在、全国に 57店舗 !

全国の BILLION OILS 特約店 は、こちらから!

今週末は、BILLION OILS 特約店 にて、

ゴールデンウィークで、少々疲れた 

油脂類のリフレッシュなんて、イイと思いますよ~(笑)

以上、BILLION OILS 特約店情報 2015年 5月 でした!

BILLION OILS の WEB サイトは、こちら!

BILLION
カーランド バーデン安城店 さんにて、弊社商品 の 取り扱い スタート!

2015年04月21日(火)

p18

ハイエースに乗って、一路 東名高速を 西に!

岡崎インターで降りて・・・・、

cebfac29f9

愛知県は、安城市 にある、

「カーランド バーデン安城店」 さんに、行ってまいりました!

で、さっさと、商品を運び込み・・・・・・・・(笑)

61b02eebde

28a5115731

勝手に、売り場作り。

(もちろん、許可はいただいてます・・・・・笑)

そしたら! あっという間に!!

田中ミノル コーナーが、出来上がりました。

b871f524f9

28d2a700b3

搬入した商品はと言いますと・・・・、

まず、最上段は、BILLION OILS 

da86266284

BILLION OILS

エンジンオイル  5w-40

エンジンオイル  10w-40

FF LSD 専用 ミッションオイル FF-730

FF オープンデフ専用 ミッションオイル FF-315

FR LSD 専用 ミッションオイル FR-780

ちゃっかり、BILLION OILS 特約店 にも、ご登録いただきました!

あっ! もちろん、オイルコーナーにも、在庫を!!

687ebda2df

43185ee8ae

(抜けめない ですよね~  笑)

そして、2段目は・・・・・、

BRAKING MEISTER ZONE!

6c7ca76de4

在庫として、置いて参りましたのが・・・・、


ZC31S

フロント  03C 04M 05K TMストリート

リア    88B 89R TMストリート

ZC32S

フロント  04M 05K TMストリート

リア    88B TMストリート

ZN6/ZC6

フロント  ZONE ストリート

リア    ZONE ストリート (純正17インチ仕様)

※ BILLION ブレーキフルードも、スタンバイしました!!

で、3段目は・・・・、

TM-SQUARE コーナーでございます!!

107a7d7374

商品的には、

TM-SQUARE

M16A エンジンオイル

オイルフィルター

ピロアッパーマウント

キャンバーシム (並盛 & 大盛り)

ワイドレンジ ドアミラー (ZC31S & ZC32S)

TM ステッカー (イエロー/ホワイト/ブラック)

そして、そして、最下段は、

BILLION コーナーで、ございます!!

c3396a4643

BILLION

スーパーサーモ LLC  タイプR + (2L/4L)

スーパーサーモ LLC  タイプPG + (2L/4L)

スーパーサーモ LLC  タイプS + (2L/4L)

スーパーサーモ バンテージ 100 (フロントパイプ用)

でもって、弊社の商品説明を

ガッツリ聞いていただいた お店のスタッフの方々は・・・・・、

1357d87cb9

(坂井マネージャー)

e8ca102765

(左  鈴木さん   右  一ノ瀬さん)

70eedc5ad7

(宇津野さん)

となります。

ちなみに、

「カーランド バーデン安城店」 さんは、

レーシンググッズも充実してましたね~!!

d19e7e336c

b7c189021a

(なんと! ハンスまで!!)

また、敷地内に、塗装工場も ありましたので、

ボディワーク の塗装 & 装着も、 「◎」 でございます!

で、なぜに、今回、

弊社と、カーランド バーデン さんの

協力体制が可能になったのかと、申しますと・・・・・、

本プロジェクトの仕掛け人

「I 氏」 の存在が大きいですね~!!

62a272633d

じつは、この 「I 氏」 と、田中は、大親友!!

いや・・・・、戦友に近いかもです・・・・・・(笑)

その 「I 氏」 が、カーランド バーデン さんの

取締役に就任したことで、実現した

スーパープロジェクトなのであります!!

ですから・・・・・・、

TM-SQUARE も、

ZONE も、

BILLION も、

HYPERCO スプリングも、

これからは、全開で販売いただけますので、

中部圏のみなさん!

どうぞよろしく お願いいたしま~す!!

いや~、オヤジ同士の結束って、やっぱ、強いなぁ・・・・・・(笑)

BILLION
「前略 FR + 機械式LSD 乗りのみなさんへ!」 ②

2015年03月25日(水)

p116

今夜は、機械式 LSD 専用 デフオイル のこと、もう少し、掘り下げて、
お話したいと思います。(今回が、最終回です!)

もし、田中が、FR 機械式 LSD に使用する デフオイル の性能で、
「何を一番重要視するか?」 と、聞かれれば、「たとえ、オイルの温度が、
高温になっても、トラクション性能が安定していること」だと、即答します。

それぐらい、FR 車両にとって、トラクションは、重要な性能であり、
また、デフオイルの温度上昇が原因で、トラクションが不安定になるケースが、
とても多いように感じるからです。

では、まず、機械式 LSD を装着すると、なぜ、デフオイルの温度が
上昇してしまうのかを、解説しましょう!

最大の理由、それは・・・・・、純正デフ(OPENデフ)の構成品は、
ピニオン&ギア となりますが、機械式 LSD を装着する場合、
このピニオン&ギア に、多板式のLSD ディスクが追加されることです。

そうです!
ピニオン&ギア のみなら、サーキット走行にて、油温が上昇する
といっても限定的なのですが、そこに、LSDディスクが加わると・・・・、

LSDのロック ⇔  アンロックのたびに、このLSD ディスクから
大量の摩擦熱が発生 することから、デフオイルの温度は、
一気に上昇してしまうのです。

それから・・・・・、
このLSD ディスク が、追加されても、デフケース内のオイル容量は、
同じですよね・・・・。
となると・・・・、多板式ディスクを有する 機械式 LSD を装着すると、
ピニオン&ギアのみを想定された純正デフケースの容量(油量)では、
大量の摩擦熱に対して、絶対的な容量が足りない・・・・・・・、
という状況に、なってしまうのです。

いや~、機械式 LSD を装着すると、
油温的には、厳しいことばかりですよね・・・・・・・・・。

ちなみに、デファレンシャル内の 各パーツは、車速に比例して、
回転数が高くなりますので、平均スピードが高いサーキットの方が、
より温度が上がりやすい傾向にあります。

よって、ミニサーキットに比べると、
FSWレーシングコース、岡山国際、ツインリンク茂木 などの
ハイスピードサーキット方が、油温が格段に高くなるのは、
スピードの違いなのであります。

ハイ。それから、それから・・・、
この油温上昇により発生する、不安定なトラクション変化は、
機械式 LSD 特有の性能である 増摩擦性能 とも、深く関係しています。

みなさん ご存知のように、機械式 LSD は、多板式ディスクの摩擦抵抗で、LSD のロックをコントロールしており、このディスクが滑っている状態は、
左右のタイヤが連結されず、フリーに近い状態。

そして、ディスク同士がグリップすると、LSD がロックした状態となります。
ですから・・・・、機械式 LSD 専用 デフオイル には、

①LSD がロックしていないとき → LSDディスクを潤滑 (滑らせる)

②LSD がロックしているとき  → LSDディスクをロック(グリップさせる)

といった、相反した性能が求められます。
でもって、上記② の性能となる 強力で安定した、LSD のロックを
実現するために、LSD のロックが始まり、LSD ディスク間の
油膜が薄くなると、各ディスクの摩擦抵抗を増大させ、
強力にグリップさせる増摩擦剤 と呼ばれる添加剤が配合されています。

この 増摩擦剤 こそが、機械式 LSD 専用 デフオイル の 主役中の主役!

だって、 増摩擦剤 により、LSD のロックが、どのように始まり、
どれぐらいの強さで、そして、どれぐらいの安定感で 続くかという
ドラテクに直結する 性能を左右していますからね~。

また、増摩擦剤 は、ベースオイルに混ざった状態で、ディスク間の
摩擦抵抗を向上させますので、油温が上昇し、ベースオイルの粘度や、
油膜の厚さが変化すると、増摩擦剤 の効きも変化してしまいます。

よって、増摩擦剤 の 性能や、マッチングによっては、
油温が上昇すると、各LSDディスク間の摩擦抵抗が、うまく揃わず、
不安定なトラクションの原因に、なる場合があるのです・・・。

FR の車両にて、サーキットを全開 アタックしていると、
はじめの 数 LAP は、安定したイイ感じのトラクションなんですが、
5 LAP も走ると、油温上昇と共に、だんだん、トラクションが不安定になり、
ラップタイム が遅くなってしまう・・・・、
なんて、よくある話ですからね・・・・・。

まぁ~、それぐらい、高温時に、増摩擦剤 が、「どう作用するか?」
といった部分は、とっても重要なのであります。
また、同じ LSD を使用しても、チャタリングの有無をはじめ、
デフオイルによって、キャラクターが大きく異なるのは、
増摩擦剤 によるところが、大きいように思います。

ということで!

BILLION OILS FR-780 は、

超高温になっても、安定している増摩擦性能

増摩擦剤の効きを意識したベースオイルの粘度設定  

そして、可能な限り油温を上げないため 「抑温性の確保」

といった各種性能を武器に、FR & 4WD(リアデフ) に、
LSDを装着した車両 に対して、常温から、超高温まで、
田中ミノルが、追い求めた、安定したトラクションと、
ドライバビリティに優れる 扱いやすい LSD のロックを実現した
いかにも、ドライバー発進の FR 機械式 LSD 専用 デフオイル
なのです。

トラクションは、良くなって、はじめて、それまで不足していたことに気付く!BILLION OILS FR-780 を使用すると、きっと、この言葉の意味が、
ご理解いただけると思います。

自身、アリアリ ですよ~!!

f29bb4e3da



※本製品は、カーボンタイプのLSD にも、ご使用いただけます!

BILLION
「前略 FR + 機械式LSD 乗りのみなさんへ!」 ①

2015年03月24日(火)

p117

BILLION OILS FR-780   の発売によって、
またまた、スタートしました 田中ミノル の解説シリーズ・・・・・・。
(そうです・・・・、FR 機械式 LSD 専用 デフオイルに関しての
ウンチク です・・・)
ということで、全国の FR + 機械式LSD  乗りのみなさん、
ぜひ、ぜひ、お付き合い下さいね!

では、はじめましょう。

FR/4WD 車両 をセットアップするとき、
アンダーだ! オーバーだ! という前に、
絶対に確保しておかなければならない条件(性能?)が2つあります。

ひとつ目は、ブレーキングがシッカリ踏めること。

まぁ、当たり前といえば、当たり前なのですが、
ハイスピードから、フルブレーキをしても、
安定して (ドライバーが怖くない状況で) 減速ができることです。

たとえば、強い踏力で、ブレーキングすると、クルマが暴れるので、
ブレーキを踏む力をコントロールしなければ・・・・・・・・・、
といった状況では、セットアップを始める前に、
この状況を改善する必要があります。

ふたつ目は、トラクションが、シッカリかけられること。

こちらは、コーナーの立ち上がり区間で、アクセルを踏んだとき、
安定したトラクションにより、ドライバーが恐怖を感じることなく、
加速ができることです。

たとえば、徐々にアクセルを開けているのに、急激にトラクションが抜けたり、
唐突にオーバーステアになるようなら、セットアップを始める前に、
この状況を改善する必要があります。

以上の2点に関しては、「曲がる曲がらない」といったセットアップ以前に、
クルマのキャラクターを形成する中核的な部分となりますので、

ブレーキが安心して踏める

アクセルが安心して踏める

といった条件は、まずは、絶対にクリアーしておかなければならない、
とても重要な性能です。
だって・・・・・・、減速/加速 といった
スピードをコントロールする 指示をドライバーが、状況に応じて、
自由に出せないクルマって、楽しくないだけではなく、
やっぱり、速く走ることはできませんよね・・・・・・・。

ですから、上記の2点は、セットアップの基本中の基本となるのであります。
そして、みなさんご存知のように・・・・・・、

上記の両方に、効果があるのが、機械式 LSD です!
減速時には、左右のタイヤが連結しようとする力が働くことで(LSD 効果)、
直進安定性が増し、ブレーキング時の安定感が向上。
(1wayタイプのLSD でも、イニシャルトルク分は作用します)

そして、加速時には、このLSD 効果により、ガッツリとトラクションは
強くなりますので、アクセルを踏んだときの安定感が、格段に向上します。

このように、LSD を装着すると、セットアップの基本となる
減速時/加速時 の安定感という とっても重要な性能が強化されるのです。

では、もう少し突っ込んで、加速時のLSD の効きに関することを
ドラテクを交えて解説しましょう。
たとえば、減速を伴うコーナーにおいてドライバーは、

1 アクセルOFF   

2 ブレーキング  

3 ブレーキング(リリース) + 旋回  

4 旋回  

5 旋回 + アクセル 

といった順序でドライビングします。
この時、クリッピングポイント 付近にて、アクセル に足が、
ほんの少し乗った瞬間(上記 5 の部分)から、
アクセル開度によって、どのようにLSDのロックが変化するかによって、
クルマのキャラクターは、大きく左右されます。

ドラテク的に、一番 コントロールしやすい LSD の効き方は、
アクセルON (アクセル開度5~20%レベル) により、
優しく ロック がはじまり、その後は、アクセル 開度に応じて
LSD の ロック 率が リニア に反応すること(ドライバー が、アクセル を
踏む量で、ロック 率を コントロール できること)が理想となります。

ですから・・・・・、たとえば、アクセル に足が乗った瞬間、
「ガツン」 と LSD が ロック するようなピーキー な特性では、
コーナリング中に、急激なトラクションがかかることから、
一気にタイヤの限界を超え、クルマは挙動を乱し、

反対に、アクセルを踏み込んでも、LSDディスクの滑りによって、
的確にロックが行われない場合は、
ドライバーの指示がクルマに伝わらないことから、
トラクションをコントロールすることも、
タイヤのグリップを有効に使用することもできず、
ハイスピードでコーナーを曲がることはできません。

c2d7089fba

そして、一番最悪なのは、走り始めは問題がないものの・・・・・、
徐々に、上記の ピーキーなLSDのロック と、不安定なLSD の滑り が、
交互に、それも、非常に短時間(1秒間に数回レベル)に、繰り返し、
ランダムに訪れる場合です。

こうなると、アクセル開度を一定にしている状況でも、LSDが滑り、
そして、唐突にロックする を繰り返すことから、ロックしたときの衝撃が
大きく、ドライバーは、いつ発生するかわからない オーバーステアに
恐怖を感じながら、低い限界域を 恐る恐る走ることしかできませ・・・・・。

おまけに、困ったことに・・・、
この症状が発生しても、ドライバーは、「明らかにトラクションが悪化した」
といった認識がないんです・・・・・・・・。(そうなんです・・・、
トラクションが悪くなったという自覚がないのです・・・)

なぜなら、このとき、ドライバーが感じる症状としては、

○ 徐々に 運転が難しくなり、ドライビングミスが増える

○ 周回を重ねると、高速コーナーでの挙動が、だんだん不安定になる

○ タイトコーナー立ち上がりで、少しずつオーバーステアバランスが強くなる

といった感じで、この症状が、トラクション変化によるものだとは、
かなりの エキスパート でも、判断ができず、多くのドライバーは、
この変化を タイヤのグリップダウンと感じてしまう傾向にあるようです。

だって・・・・・・、
アクセルを踏むたびに、同じように 「ズバーッ」とリアが流れるのなら、
すぐに、トラクション性能の低下という判断ができるのですが、

毎LAP オーバーステアが発生するのではなく、発生する LAP があったり、
発生しない LAP があったり・・・・・、同じように走っているつもりでも、
ボトムスピードが、少しだけ高いとか、アクセルの踏み始めが、
ほんの少しだけ早いといった状況でのみクルマのバランスは崩れますので、
非常に判断が難しくなってしまうのです・・・・・・・・・。

田中は思うのですが、トラクションの良し悪しって、何かパーツを交換して、
トラクションが大きく向上してはじめて、それまでのトラクションが
安定していなかったことに気付くことも、しばしばです・・・・。

まぁ~、それぐらい、乗り慣れてしまうと、麻痺してしまう感覚なのかも
知れませんね。
そして、このドライバビリティを大きく悪化させるオーバーステア、
いや、不安定なトラクションの原因は、もちろん、LSD の特性や、
LSD のセットアップによって、発生することもあります。

しかし、クルマのバランスが、徐々にオーバーステア方向に 「変化」したり
だんだん トラクション が不安定な方向に、「変化」 する場合は、
デフオイル の油温が原因になっていることが、意外に多いように思います。

特に、サーキット走行において、走り始めの数LAP は、
まったく問題がないものの連続周回にて、油温が上昇すると、
上記の症状が顕著に現れる・・・・・・・・、こうなれば、かなりの確率で、
デフオイル の油温が関与していると思われます。

ということで!
次回は、トラクションのクォリティと密接に関係している
デフオイルの油温 のこと、ガッツリと解説したいと思います。

f29bb4e3da1

BILLION
BILLION OILS FR-780 デビュー!

2015年03月23日(月)

p119

現在、大好評をいただいております

FF 機械式 LSD 専用 デフオイル  BILLION OILS FF-730 に続き、 

いよいよ、正式リリースとなりました

FR 機械式 LSD 専用 デフオイル BILLION OILS FR-780

(FR乗り & 4WD乗り のみなさん、大変お待たせしました!)

約2年間、徹底的に開発を担当した田中には、

FR の 機械式 LSD 専用 デフオイル を作るなら、

「どうしても、この特性のオイルを作りたい!」 という、

明確な構想と、思い入れがあり、

その 田中の 「思い」 と、「想い」 を 

ギッシリ詰め込んだのが、

今回リリースした、BILLION OILS FR-780 なのであります。

でもって、いったいどんな タイプ の LSDオイル なのかを

WEB の文章を引用し、アウトラインを説明しますと・・・・・・、

推奨使用温度域 常温~150℃

用途

FR 機械式 LSD 装着車 の デフオイル

4WD 機械式 LSD 装着車(リアデフ) の デフオイル

適合

油温上昇が激しい車両への使用

ハイパワー FR & 4WD 車両への使用

サーキット走行時、オイルの噴出しがある車両への使用

ハイスピード サーキット への使用(FSW 岡山国際 ツインリンク茂木 etc)

デフケースのオイル容量が少ない車両への使用

BILLION OILS FR-780 は、LSD ディスクから発生する大量の摩擦熱により、油温上昇が

激しい車両にもマッチングする サーキット 完全対応の FR 機械式 LSD 専用 デフオイルです。

「厚く強靭な油膜」にて、超高温の状況下でも、各種ギア & LSD ディスクを的確に潤滑し、

そして、LSDのロックが始まると、最先端の増摩擦剤により、LSDディスク間にリニアで強力な

グリップ(ロック)を発生させることが可能です。

FR 機械式 LSD 専用 デフオイル FR-780 を開発するにあたり、

我々が目標としたテーマは、

○ 油温130℃~150℃といった超高温域でも、トラクション性能が低下しないこと

○ 連続周回でも、オーバーステアバランス にならないこと

○ すべての温度域で、LSDのロックをドライバーが同じようにコントロールできること

○ 超高温域でも、各種ギア、ピニオンおよびディスク面をシッカリ守れること

○ 高温耐久性を向上させることで、性能を長期間維持すること(ロングライフ)

○ ドライバビリティが大きく低下する チャタリングを発生させないこと

以上の6つです。

BILLION OILS FR-780 は、上記のニーズに合わせ込むため、油温上昇の激しい

ハイスピードサーキット(FSW)において、徹底的な開発テストを実施。

そして、田中ミノルのニーズを具現化するために、潤滑油のスペシャリストたちは、

国内に存在しない原料を海外から調達する等、原材料、製法にも一切、妥協する

ことなく 「機能最優先 & コスト度外視」 という環境下にて製造された、

100%化学合成の FR 機械式 LSD 専用 デフオイル です。

最大の特徴は、LSDディスクから発生する大量の摩擦熱によって、仮に油温が

大幅に上昇しても、リニアでコントロールしやすいLSD のロックを維持し続ける

ことができる 「高温安定性」 です。

この卓越した性能で、ハイパワー & ハイグリップ の厳しい環境下でも、LSD の

急激なロックや滑りを抑制し、コントロール性を最重視したLSD のロックと、安定

したトラクションを実現します。

スペック

100%化学合成油

動粘度40℃          440.2

動粘度100℃          46.89

粘度指数            165

粘度              80W-250

API                GL-5

価格(本体価格)     12,000円/2L

といった感じの製品なのであります。

(ね! 想い入れタップリでしょ?・・・・・・笑)

そして、田中が、絶対に実現したかった

こだわり抜いた特性は、なんといっても、

「油温上昇時のトラクション性能」 です。

そうです! サーキット走行において、油温が上昇しても、

いかに、トラクションを安定した状態で維持できるか といった性能を

追い求めたのであります。ハイ。

(やっぱ、FR を速く走らすためには、この性能がなくては、始まりません・・・・・)

ということで、

このドラテクと、ラップタイムに直結した特性は、

いったい、どのようなメリットがあり、

そして、ドライビングにどのような影響を与えるか・・・・・・・。

このあたりを 徹底的に、

次回のブログで、解説したいと思います。

題して、「前略  FR + LSD  乗りのみなさんへ!」

またまた、田中の解説シリーズとなりますが、

みなさん!  どうぞ、お楽しみに!!

いや~、いかにも、ドライバー視点から誕生した デフオイル の特性

きっと、速く走る ヒントが、たくさんあると思いますよ~!