TM-SQUARE
本当に高い? それとも・・・。

2009年04月18日(土)

TM-SQUARE  のエアロパーツは、

「カッコいいけど、値段がちょっと・・・高い・・・」。

なんて、よく言われます。

 

 

 

でもね、

 

”お値段以上 〇トリ” ではありませんが、

かなりコストをかけて、

こだわりまくって、作りましたので、

通常のエアロとは、ちょこっと違うのです。

 

 

 

 

だって、

フロントも、サイドも、リアバンパーも

すべて2分割ですから、

型代も、製品代も、

ほぼ2倍のコストがかかっています。

 

 

 

でも、2分割にしたからこそ、

圧倒的な機能とルックスを

実現できたと思っています。

 

 

 

たとえば、

TM-SQUARE のフロントバンパーだと、

通常のバンパーを2つ買うのと同じぐらいの

手間とコストがかかっているということです。

 

 

 

おまけに、

このエアロを作っているのは、

GT500 のボディーワークを作っている

いわば、レース屋さん。

 

 

 

 

そうです、この仕様のエアロを

このクォリティで作るには、

やはり、「匠」 の技術が必要なのです。

 

 

 

「匠」 たちが作った、

2分割のエアロ。

高いか、安いか、

よーく見て、決めて下さいね。

 

 

 

 

 

 

2009_apr12-021761

TM-SQUARE
カーボン ボンネットへの 質問

2009年04月10日(金)

最近、立て続けに、

カーボンボンネット(インテークダクトタイプ)の

ご質問をいただきました。

 

内容は、「インテークの裏側は、どうなっているの」?

ということでしたので、

特別?に、お見せしましょう!

 

2008_dec07-0191

裏側の形状は、こんな感じです。

 

「これじゃ、エアクリに雨が直撃するだろう」 って?

いいえ、そんなことはありません。

 

エアインテークがあると、イメージ的に、

ある程度のスピードになれば、

エンジンルーム内に風がすごい勢いで、

ビュービュー入ると思ってませんか?

 

でもね、実際に入る風は、「そよ風」 なんです。

 

なぜなら、フロントグリルの開口部から、

ラジエター等に空気を取り込むことから、

エンジンルーム内は、かなりの正圧。

 

そうです、エンジンルーム内は、

走行中、圧力が高い状態なのです。

 

だから、インテークが、このサイズなら、

雨の中を走ったって、ムキ出しのエアクリーナーが、

雨で、ベットリと濡れることはありません。

 

もちろん、水の浸入はゼロではありませんが、

ラジエターをすり抜けた水と、

走行により巻き上げられた水の方が、

圧倒的に多いです。

 

当然、実験もしましたので、

詳しくは、こちらをどーぞ。

 

それより、停車中に、

水が入る、可能性があるので、

開口部の下は、エッジを立てて、

水の進入を抑制しています。

ちょっと見にくいですかね・・。

ちょっと見にくいですかね・・。

ご理解いただけましたでしょうか?

 

吸入空気の温度が下がれば、

酸素密度が上がって、

パンチのあるエンジンパワーになりますので、

効果はテキメン。

 

ぜひ、お試しください!

TM-SQUARE
夜のエクスタシー!

2009年02月20日(金)

TM-SQUARE のエアロパーツの中でも、

最近、田中のお気に入りは、リアバンパーです。

 

特に、夜になると、カッコいいんですよ~。

なにがって、ナンバープレートの明かりが、カーボンファイバーに

反射して、カーボンの織り目がクッキリ見えるんです。

 

暗闇の中で強烈な存在感!

やっぱり田中は、エクスタシーを感じてしまいます。

 

たまんね~。

たまんね~。

TM-SQUARE
土砂降りでのテスト!

2009年02月02日(月)

先週末(金曜日の夜)の東京は、激しい雨でしたよ~。

まさに、台風のような雨だったので、ひとつのテストを思いつきました。

 

ちょうど、WEBサイトで、剥き出しのエアクリーナーの場合、

カーボンボンネットのエアインテーク部から、

“雨が入っても大丈夫?”と、質問をいただいておりましたので、

確認を兼ねて、土砂降りの東名を走ってみました。

 

しかし、雨の量は、かなりのもので、いくらワイパーを最速で作動させても、

ほとんど前が見えない状況でした。

 

そして、走ること約30分。

クルマを止めて、エンジンルームの写真を撮りました。  

img_4475 

ね、まったく問題ないでしょう?

実証  雨が降っても、カーボンボンネットのエアインテーク部は、

    そのままで大丈夫!

 

また、何か気になったことがあれば、どんどんテストしますね!

 

 

 

 

TM-SQUARE
ダウンフォース マジで感じますよ!

2009年01月28日(水)

入院中に、4キロも痩せてしまい、看護婦さんには、「リバウンドですぐ戻りますから」

なんて、言われていたのですが、まったく体重が戻らず、なんだかスリムな田中です。

 

田中の自宅は、東名横浜インターの近くで、会社は世田谷区等々力ですので、

毎日、東名高速をスイフトで通勤しているのですが、感じるんですよね~。

 

なにがって、ダウンフォースですよ!

スピード域でいうと、90km/hを越えたあたりから、あの独特の

ズッシリと安定したダウンフォースを感じれるのです。

 

直進安定性もビシッと良くなり、ステアリングのフィーリングも格段に向上し、

狙い通り、ダウンフォースの前後バランスも抜群でなので、

田中は、とってもエクスタシーを感じてしまいます。

 

早く本格的にタイムアタックを行ないたいと思っている今日この頃です。

 

このあたりの形状がキモです。

このあたりの形状がキモです。

 

そうだ、タイムアタックといえば、昨日、REV SPEED の前田さんからTELがあり、

な、なんと、筑波2000で、10秒5 が出たらしいのです! (REV号 最速記録!)

思わず、電話で「えっ~」と言ってしまいました・・・・・。

だって、昨年末に、ZONEのプロモーションビデオ撮影で走った時の田中のタイムは、

12秒0 ・・・・・。

1秒5 もちぎられてるなんて・・・。

 

でも、撮影の時は、右がRE11で、左がAD07といった、スペシャル仕様!?。

弊社、開発の 長谷川 が、いつものように、やらかしてくれ、

外径の違うタイヤで、出したタイムなので、あまり参考にはなりませんが・・・・・。

(言い訳言い訳・・・)

こうなったら、東名で感じるダウンフォースを味方に、

なんとか、「9秒台を出してやる」 とひそかに燃えているのであります。
PS 明日は、オプションさんの取材で、箱根まで行ってきま~す。

TM-SQUARE
エアインテークの位置は圧力が高い部分に!

2008年10月08日(水)

田中エアロプロジェクト?は、もちろん、カーボンボンネットも作ります。

最初は、ガッツリとアウトレットの空いたタイプを作ろうと思っていましたが、
ZC31Sの水温は、サーキットでもさほど上がらないことが発覚!

だったら、コスト的にもリーズナブルで作れる、純正形状にしようといきなり路線変更です。

でも、フレッシュエアを導入できるインテークはやっぱ欲しい。
特に、剥き出しタイプのエアクリーナーにすると、ちょうどラジエターの後方に位置するので、
吸入空気の温度が上がってしまいます。でも、インテークさえあれば、確実に吸入空気の温度は下がるハズです。
こうなると、同一体積中の酸素の数が多くなるので、充填効率ってものがよくなります。
これで、パワーが上がるという図式です。

まずは、エアインテークの位置決めからはじめました。

紙で形を作って(工場の中に某社のGTに使用したものがありましたので、ちょこっと拝借)、
一番効率が良さそうなところを探しました。

ちょっとマニアックな話ですが、ボンネットの前の方は、走行中、
かなりの正圧(圧力が高い)なのですが、真ん中あたりは、あまり高くない。
そして、ガラス周辺になると、またまた強い正圧となります。
だから、よく、ボンネットの後ろの部分を少し持ち上げて、隙間を作り、エンジンルームの
空気を抜こうとしている人がいますが、サーキット走行ではまったくの逆効果
(抜けるどころか入ってくる!)ですので、ご注意を。

話は戻って、エアインテークは、できるだけ正圧の強い部分で空けたいので、
エアクリーナとの位置関係を考慮しながらも、ほんの少し前で設定しました。

それから、写真のように純正のボンネットを切って形を作り、サーフェイサーで全体の形を整え、
型取り用とします。

後は、シッカリ型を作って、製品ができるのを待つばかりです。

なんだか、でき上がりが楽しみになってきましたが、スイスポのフロントバンパーを取外した
ルックスって、ターミネーターぽくって、カッコイイですね!

TM-SQUARE
リアバンパーは、こんな感じ です。

2008年10月03日(金)

リアバンパーも、いよいよ、ハードマスターに突入です。

 

計4ヶ所のエアアウトレット(空気の安売りとは訳しません・・・)と、少し後方にオフセットした
ディフューザー形状が、特徴です。(ちょうど、ナンバープレートの下あたりになりますが、
少し後方にディフューザーが飛び出しているのがわかるかと思います)

 

 

 

リアタイヤ後方のエアアウトレットは、リアタイヤハウス内の圧力を抜くのが目的となります。

 

今回のエアロは、インナーフェンダーが装着できる仕様ですので、この部分だけは、
インナーフェンダーに穴あけ加工が必要となります。
ドリルで穴を空け、ハサミか何かでチョキチョキとやってください。

また、ナンバープレート横のエアアウトレットは、かなり大きめなサイズとなっていますので、
リアバンパーが発生するドラッグをうまく抜いてくれます。

スーパー耐久を見ていると、接触等により、リアバンパーが脱落すると、ストレートが驚くほど速くなりますよね。
これは、まさにリアバンパーのドラッグが影響しているからです。
だから、最近のGTカーは、やたらリアバンパーが小さくなり、上部に装着されているのです。

あっ、それから、ASM金山氏のアドバイスで、ナンバープレートを付けたまま、バンパー交換ができるように、
ちょこっと加工が加えてありますので、封印を陸運局までもらいに行く手間も必要ありません。

そして、そして、こんな複雑な形状が、もちろん1ピースでできるハズもなく、当然のことながら、
2ピース構造となっております。あしからず・・・(もう、すでに居直りの領域?)。

TM-SQUARE
やっぱ、こっちだよな~。

2008年09月22日(月)

フロントバンパーの作り込みもほぼ終了し、少々「ホッ」としていたのですが、
ここで問題が発生しました。
問題とは、ダウンフォースを追ために、フロントバンパーの形状が二転三転したことで、
どうも、サイドステップとのバランスが悪くなってきたように思えるのです。

要するに、フロントバンパーの凹凸に対して、どうもサイドがスッキリしているというか・・・。

当初のイラストどおり進めた形状

当初のイラストどおり進めた形状

なんか、バランスが悪いような・・。

なんか、バランスが悪いような・・。

そこで、心機一転、サイドステップをゼロから作り変えてみました(また、お金が・・・・・)。
そうです、田中は妥協するのが大嫌いなのです。エアロ製作者や、社員から冷たい視線を

浴びても、気に入るもの、納得できるものしか作る気にはなりません。
と、言うことで、こんな形状にしてみました。ジャジャ~ン!
新型サイドステップ!!

やっぱ、こっちですよね。

やっぱ、こっちですよね。

これなら、ダウンフォースに影響するフラットな下面を広く取れるようになります。
そして、何よりもドア付近の乱流を下面に入れることなく、シッカリせき止めてくれそうです。

どうです、カッコいいでしょ!

でもね、またまた、大問題です。
じつは、このサイドステップの形状では、ひとつの型から抜けなくなってしまうのです。

でも、この形状はレーシングカーではあたり前だし・・・、うぅん・・どうしても妥協できません・・・。

で、もってどうしたかというと、得意の2分割しかありません!
下側が割れても交換できるし(もういいか・・・)。

ということで、TM-SQUAREのサイドステップは、めでたく?上下2分割の仕様として発売します。
(やっぱり、機能に妥協はできませんでした・・・)

あと、一点ご注意があります。
それは、このフラットアンダーパネルの飛び出しを製品ではもっと大きくとろうと思っています。
もちろん、その方が効果が高く、全幅もこのあたりはかなり内側に絞り込まれていることか

ら、広くならないのですが、注意があるのです。

それは、乗り降りするときに、意識しないと踏んでしまうのです。
恐らく、クルマの所有者は、すぐに慣れるので問題ないと思いますが、同乗者には、必ず乗り降りの前に、言ってほしいのです。
でないと、田中が作ったサイドステップで彼女と別れたなんて、あとで言われても、責任取れませんから・・・。

そこんとこ、ホントよろしくお願いしますね。

TM-SQUARE
ASM 金山氏 のアドバイス

2008年08月26日(火)

7月のはじめに、以前から仲良くしていただいている、
ASM 金山氏と一緒にエアロを作っている工場に行く機会がありました。

ASMのエアロは、かなりダウンフォースを求めた形状となっていますので、空力マニア同士、
いや、エアロパーツの先輩として、アドバイスをいただければという、私の下心です。

その、アドバイスの中に、純正のフォグライトは、「絶対付けたいユーザーがいる!」という、
金山氏のアドバイスを受けて、早速、形にしてみました。

 

オートバックスASM

 

また、せっかく大きな開口部に、オプションパーツとして取付けるわけですから、
ブレーキやエンジンルームに簡単にフレッシュエアが導入できるように、エアインテークを

装備し、後方に50φのダクトが接続できるように作り込みを行ないました。

現状では、まだ色が付いていませんが、バンパー本体をボディと同色にして、
インテークパネルを黒に塗り分けると、かなりカッコよくなると私は思っています。

自分で言うのもなんですが、ちょっと、ヨーロッパの香りがしてきませんか!

 

インテークなし

インテークなし

 

インテーク付き

インテーク付き

インテーク付き(正面)

インテーク付き(正面)

インテーク付き(上から)

インテーク付き(上から)

TM-SQUARE
フロント バンパーの形状

2008年08月09日(土)

やっぱ、人生も恋愛も出会いって、大切ですよね。
じつは、ダウンフォースにも出会いはとっても大切なのです。
ここで言う出会いとは、空気との出会いですので、フロントバンパー部の形状は、
とても重要だということです(強引って言わない!)。

 

 

まず、有効なダウンフォースを発生できる、ボディ下面にはできるだけ整流された空気を、
速度の速い状態で取り込みたい。そのためには、ボディ前面に当たった乱流が下面に入り込まないように、
バンパーの先端はちょっと飛び出した形状が望ましくなります。
また、この部分が飛び出すことで、ダウンフォースの発生源である、アンダーパネルが前後方向に長くなる
こともメリットとなります。

 

 

また、フロントコーナー部の形状は、最先端のノウハウがたくさん投入されています。
たとえば、上記写真の開口部、右側の形状は、通常の形状とは違い、逆Rになっています。

通称、工藤静香 形状!(だれだ、古いって言ったヤツ)。

これは、フロントコーナーに当たった空気を、勢い良く外側に向けるための工夫です。
ここで、空気を外側に角度をつけた状態で排出できると、あら不思議、フロントタイヤハウスの空気を
引き出してくれるのです。

 

 

まぁ、このあたりのことは、WEBサイト内にもバッチリ書くと思いますので、解説は乞うご期待ということで。

しかし、この形状を実現するには、大きな問題があります。
それは、バンパー本体とアンダー部を2分割で作るしか方法がないことです。
当然GTカーでは2分割で作っていますが、コストは無視ですよね・・、競技車輌ですから。
でも、2分割にすれば、バンパーを2つ作るのと同じコストが、型代にも製品コストにもかかってくるのです。
でも、こんな形状のものを1つの型から造るのは不可能だし・・・・・。

このフロントバンパーを市販するにあたって、本当にコストのことは考えました。
でもね、やっぱりここで妥協したら、面白いものなんて作れないと思うんですよ。
どーせ、趣味ではじめたプロジェクトだし、田中の考える面白さに共感してくれる人だけが買ってくれると
思いますので、思い切って2分割にしてみました。

そうだ、2分割だからこそのメリットもありますよ。
それは、アンダー部を破損した時、バンパー本体は生き残っていたら、パーツとしてアンダー部だけが買える!
ま、たいしたメリットじゃないかも知れませんが・・・。

 

巨大?なアンダーパネル部!

巨大?なアンダーパネル部!

なんと、アンダーパネルには溝加工まで!!

なんと、アンダーパネルには溝加工まで!!