昨年BILLION スーパーブレーキフルード BB4 の
リニューアル に引き続きまして、
今度は、BILLION ブランド、最高峰のブレーキフルード
BILLION スーパーブレーキフルード が、
BILLION スーパーブレーキフルード BR5 へと、
リニューアル いたしましたので、本日は、そのご案内で、ございます。
まずは、広告文章を どうぞ!
<メインキャッチ>
高沸点 & 強靭なペダルフィール
サーキットで安心して使用できる ブレーキフルード!
「DOT規格」をより進化させ、実用域での性能を重視して開発された、
BILLION スーパーブレーキフルードBR5。
BILLION 独自の規格から生まれたその性能は、実用使用域にて混入するだろうと
想定される水分量 0%~1% 間の高沸点化をメインに開発を進めました。
そして、サーキットでも安心して使用できる、DRY沸点 (平衡還流沸点) 320℃、
1%WET沸点283℃ の高沸点性能と、交換した瞬間から実感できる強靭な
ペダルフィールを実現しました。
また、高沸点ながらも、各種ラバーや金属に対する攻撃性を抑制し、ハイレベルな
酸化防止剤の使用により、純正同等のメンテナンス性でご使用いただける
レーシングスペックのブレーキフルードです。
(もちろん、ストリートONLYの使用環境にも適合します)
※ BILLION スーパーブレーキフルード BR5 は、
BILLION スーパーブレーキフルード (BBF-01) の後継モデルとなります。
スペック
平衡還流沸点(DRY沸点) 320℃
1% WET沸点 283℃
3.5% WET沸点 210℃
使用条件 外気温-10℃以上
フルードカラー ブルー
まぁ~、カンタンに解説しますと、
特徴①
高沸点であること。
特に、実用使用域と呼ばれる 水分混入量 0%~1% 間の沸点を
可能な限り、引き上げました。やはり、ベーパーロックを抑制するため、
スポーツフルード = 高沸点であること は、必要不可欠な条件です。
特徴②
フルードの動粘度 (フルードの硬さ、粘度)を向上させることで、
強靭なペダルフィール を実現しました。このペダルの剛性感によって、
踏力コントロールをより細かく行えることから、リリースコントロール性が向上します。
特徴③
高沸点でありながら、グリコール系のフルードですので、
ライフも、攻撃性に関しても、通常のフルードと同等レベルのメンティナンス性にて、
安心して、ご使用いただけます。
特徴④
サーキット対応品 のイメージとして、サーキットには適合するけれど、
ストリートでの使用環境では、何らかのデメリットが、発生すると思われがちですが、
グリコール系の高沸点ブレーキフルードの場合、対応できる範囲が広くなるだけで、
ストリートでの 「使いにくさ」 等は、発生しません。
といった感じになります。
ちなみに、今回のリニューアルで、DRY沸点が、変更になりました。
旧製品 スーパーブレーキフルード (BBF-01) → 330℃
新製品 スーパーブレーキフルード BR5 → 320℃
これには、理由があります。
理由①
今まで、旧商品にて使用していた材料の一部が、入手困難となりました。
これは、国の規則で、使用禁止になったのではなく、
あまりにも、需要が少ないことから、原料工場が作ってくれなくなりました・・・・。
理由②
旧製品では、DRY沸点 という表記となりますが、
新製品 スーパーブレーキフルード BR5 では、JIS規格の試験方法となっている
より厳正な 平衡還流(へいきんかんりゅう)沸点という表記に変更しました。
以上、2つの理由により、
DRY沸点 の表記温度が、変更となりました。
我々としましても、何とか、このDRY沸点性能は、
旧製品と同等レベルにしたかったのですが・・・・・、
時代の流れには、勝てませんでした・・・・・・・・・・・。
また、1% WET 沸点は、まったく同じ温度 (283℃) となり、
3.5% WET 沸点は、180℃ → 210℃ と、
新製品 スーパーブレーキフルード BR5 の方が、沸点性能が向上しました。
(このあたりは、日本の工業技術力ですよね~!)
そして、旧製品と新製品の その他の部分を比較すると、
プライス → 同じ (4,500円/税抜)
カラー → 同じ (ブルー)
動粘度 → 同レベル
ペダルフィール → 同レベル
ライフサイクル → 同レベル
といった感じとなります。ハイ。
それでは!
スーパーブレーキフルード BR5 も、
リリースになりましたので、弊社が販売しております、
BILLION スーパーブレーキフルード BB4
BILLION スーパーブレーキフルード BR5
ZONE ブレーキフルード ZF-031
上記、3種類のブレーキフルードが、どのような使用用途にマッチングするのか、
すべて、田中の個人的な見解とはなりますが、ご説明したいと思います!
まずは、フルードのスペックを比較してみましょう!
うっ~ん、なんだか、見ているだけで楽しくなってきますよね~、
この手の比較って!!
では、はじめましょう!
BILLION スーパーブレーキフルード BB4
◎ ストリート & ワインディング
◎ ストリートメインで、たまに、ミニサーキット
◎ 寒冷地等、冬に気温が低くなる地域での オールシーズン使用
△ サーキットでの連続周回
× レース、タイムアタック競技への使用
BILLION スーパーブレーキフルード BB4 は、コストパフォーマンスに優れながらも、
DRY沸点 296℃の高沸点スペックにより、スポーツ走行での安定した効きと剛性感ある
ペダルタッチを実現するブレーキフルードです。もちろん、メンテナンス性にデリケートな
部分は無く、DOT4クラスと同様にご使用いただけます。
BILLION スーパーブレーキフルード BB4 の WEBサイト
BILLION スーパーブレーキフルード BR5
◎ ストリート & ワインディング & ミニサーキット & 国際レーシングコース
◎ サーキットでの連続周回
◎ レース、タイムアタック競技への使用
△ 寒冷地等での オールシーズン使用 (-10℃以下の環境では使用できません)
BILLION スーパーブレーキフルード BR5 は、BILLION が誇る 大人気商品
BILLION スーパーブレーキフルード の後継モデル。
レース、ラリー、ジムカーナ、ダートトライアル、タイムアタック、ドリフト等々、
モータースポーツで支持され続けた実績と、ストリート & ワインディングでも、
明確メリットを感じられる、強靭なペダルフィールは、そのままに、2017年4月に
リニューアルされた新モデルです。
BILLION スーパーブレーキフルード BR5 の WEBサイト
(ちなみに、BR5 が、箱入りの理由は・・・・・・、
「イイ焼酎は、箱に入っている!」 からだとか・・・・・・笑)
ZONE ブレーキフルード ZF-031
◎ ストリート & ワインディング & ミニサーキット & 国際レーシングコース
◎ サーキットでの連続周回
◎ レース、タイムアタック競技への使用
× 寒冷地、準寒冷地 でのオールシーズン使用 (-5℃以下の環境では使用できません)
ZONE ブレーキフルード ZF-031 は、動粘度(フルードの硬さ)を、他のラインナップ以上に
高く設定したことにより、ブレーキペダルのストローク量を大幅に抑制し、「ガッチリ」 とした
「ダイレクトなペダルフィール」 を実現。 また、フルードの粘度により発生する、スムーシング効果
により、ブレーキのリリースコントロール性の向上に特化したブレーキフルードです。
ZONE ブレーキフルード ZF-031 の WEBサイト
以上の3アイテムが、弊社にて、ラインアップされておりますので、
きっと、みなさんのニーズに、ピッタリのフルードが、あると思いますよ~。
また、ブレーキフルードは、交換直後が、一番パフォーマンスが高く、
ほんの少しずつ、性能が落ちてきます。
だから、毎日/毎週 クルマに乗っていると、
この性能の劣化に気付かないんですよね~。
で、ブレーキフルードを交換したときに、
「やっぱ、新品はこんなに違うんだ!」 と、感動するという訳です。
それから、たま~に、エア抜きを行う分だけ、フルードを交換するというか、
継ぎ足すことってありますよね?
たとえば、現在使用しているブレーキフルードが劣化していて、
沸点が200℃ まで落ちているとしますよね?
そこに、沸点が300℃ の新品フルードを 50%分の量を継ぎ足したら、
トータルの沸点って、どれぐらいになると想像します???
200℃と、300℃ だから、250℃ ぐらい・・・?
と、考えがちですが、
ブレーキフルードの場合、混ぜ合わせると、性能の低い方の影響を大きく受けますので、
このパターンですと、沸点は、205℃ とか、210℃ といったレベルにしか、回復しません。
そう! いくら優秀なブレーキフルードでも、継ぎ足して使用してしまうと、
新品フルードの性能を十分に発揮出来なくなってしまうのです。
だから・・・・、
ブレーキフルードって、やっぱり、全量交換が、オススメなのであります。ハイ。
ちなみに・・・・・、
BILLION & ZONE の ブレーキフルードは、
全アイテム 容量 1L のタイプとなりますので、全量交換に、最適でございます(笑) 。
ということで! このたび、新登場となりました、
BILLION スーパーブレーキフルード BR5 をはじめ、
BILLION & ZONE のブレーキフルードを どうぞよろしくお願いします!!