うぅ~ん、問題だ・・・。
色が決まらない・・・。何がって、ホイールの色ですよ。“イロ”。
現在の候補は、ホワイト、ガンメタ、ハイパーブラック、シルバー、ブラックポリッシュ、
そして、ガンメタポリッシュです。
もちろん、こんなにたくさんリリースしたら、在庫でお家が買えちゃいますので絞らねば。
できれば2色、MAXでも3色が限界です。
ホワイトは、どうしてもサーキットでは欲しい色なので、かなりの確率で当選確実と。
そうなると、やっぱり塗装してから表面に削りを入れる、ブラックポリッシュか、
ガンメタポリッシュとなるわけですよ。やっぱり。
じつは、エアロが形になる前に、ブラックポリッシュを純正のZC31Sにつけてみたんですよ。
そしたらね、もー、見た瞬間に、「うぉー、決まりだーっ」と確信が持てたのですが、
エアロができて、クルマがゴツゴツしてくると、洗練されすぎて力強さが・・・・・。
要するにポリッシュ系は、削った表面以外が、黒っぽくなって、視界から消えるのです。
この効果で、スポークが細く見えるのですが、ドハデなエアロが付くと、
ちょっと筋肉が足りない感じになるんですよ。
その点、リム部までバッチリ主張するシルバーは、やっぱ「筋肉モリモリ」で、
エアロとはマッチングするんですよ。
エアロが付いていないなら、ポリッシュ系の「洗練された上品さ」がドンピシャ!でくるのですが、
エアロが付くと、もう少し筋肉質の方が良く似合う・・・。
いや~、どうしよう・・・。
両者とも、捨てがたい・・・。でも、決めなきゃ・・・。
と、思っていると、また夜中の12時だ・・・・・。
ブラックポリッシュ
シルバーメタリック
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2008/09/25
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バージョン1のエンジンで、約20000kmの走行を終え、
信頼性に確信が持てたので、もう少し圧縮を攻めた仕様のバージョン2が、いよいよ完成しました。
芹沢さんの、「教頭、できたよ~」の電話で、一路新幹線で静岡へ。
(でも、なんでスクールでの役職?で呼ばれてんだ??)
工場に着いたら、もうすでに、バージョン2エンジンは載せ替えが終了しており、
冷却水の注入中でした。もちろん、使用したのは、BILLION SUPER THERMO LLC タイプ PG プラスです。
(誰だー、ミノル汁って言ってるヤツは!)
BILLIONの冷却水
その後、一発でエンジンもスタート。
しばし、エンジンが暖まるまで待ってはみたものの、冷却ラインのエアがうまく抜けない・・・。
芹沢さんの話によると、ZC31Sは、冷却ラインのエアがかなり抜けにくいらしく、
必殺技を教えていただきましたので、皆さんにもお伝えしておきましょう。
エア抜きの方法は、ちょうどブレーキフルード注入口の下あたりに位置する、細いホースを
抜き、そこからエア抜きを行ないます。エンジンをかけた状態で、ロアホースをパフパフしな
がらこの作業を行なえば、かなり短時間でエア抜き完了です。
無事エンジンの載せ換えも終了し、その後、慣らし運転のレクチャーも受けました。
だいたい、慣らし運転って、クソめんどくさくって大っ嫌いな私は、
「レーシングカーで、慣らしなんてやったことがないのに、なんで、慣らし運転が必要なの?」と、聞いてみると、
「あのね、あんたたちドライバーが乗る前に、レーシングエンジンはベンチの上で、ガソリンをドラム缶何本も使って、
我々エンジン屋が慣らしをやってるの」と、もっともらしい答えが。
そりゃそうですよね。
フォーミュラカーが、走行中にエンジンの慣らしなんかやってたら、カッコ悪いだけじゃなく、危ないもんね。
田中、すごーく納得でした。
で、芹沢式、慣らし運転の極意?は下記のとおり。
4000rpm以下 500km
5000rpm以下 200km
6000rpm以下 100km
合計、800kmの走行が、慣らし運転として必要だそうです。
ザ、エンジン屋さん
作業終了後、静岡の街をオッサン2人で試乗に出ました。
トルクの太り方はバージョン1と同じものの、やっぱり圧縮を少し上げただけで、
「高回転域のパンチがかなり良くなってる!」と、私が嬉しそうにコメントすると、なんだか芹沢さんの顔が怖い。
「ハイハイ、4000rpmでしたね・・・・・」。
それから、工場に帰り、一緒に食事に出掛けて、東名で東京まで帰ってきました。
大きな声では言えませんが、やっぱり、高回転のパンチはなかなかです・・・。
静岡では食べるんですよね。イルカ。
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バージョン2のコンプリートエンジン完成! はコメントを受け付けていません Read more
フロントバンパーの作り込みもほぼ終了し、少々「ホッ」としていたのですが、
ここで問題が発生しました。
問題とは、ダウンフォースを追ために、フロントバンパーの形状が二転三転したことで、
どうも、サイドステップとのバランスが悪くなってきたように思えるのです。
要するに、フロントバンパーの凹凸に対して、どうもサイドがスッキリしているというか・・・。
当初のイラストどおり進めた形状
なんか、バランスが悪いような・・。
そこで、心機一転、サイドステップをゼロから作り変えてみました(また、お金が・・・・・)。
そうです、田中は妥協するのが大嫌いなのです。エアロ製作者や、社員から冷たい視線を
浴びても、気に入るもの、納得できるものしか作る気にはなりません。
と、言うことで、こんな形状にしてみました。ジャジャ~ン!
新型サイドステップ!!
やっぱ、こっちですよね。
これなら、ダウンフォースに影響するフラットな下面を広く取れるようになります。
そして、何よりもドア付近の乱流を下面に入れることなく、シッカリせき止めてくれそうです。
どうです、カッコいいでしょ!
でもね、またまた、大問題です。
じつは、このサイドステップの形状では、ひとつの型から抜けなくなってしまうのです。
でも、この形状はレーシングカーではあたり前だし・・・、うぅん・・どうしても妥協できません・・・。
で、もってどうしたかというと、得意の2分割しかありません!
下側が割れても交換できるし(もういいか・・・)。
ということで、TM-SQUAREのサイドステップは、めでたく?上下2分割の仕様として発売します。
(やっぱり、機能に妥協はできませんでした・・・)
あと、一点ご注意があります。
それは、このフラットアンダーパネルの飛び出しを製品ではもっと大きくとろうと思っています。
もちろん、その方が効果が高く、全幅もこのあたりはかなり内側に絞り込まれていることか
ら、広くならないのですが、注意があるのです。
それは、乗り降りするときに、意識しないと踏んでしまうのです。
恐らく、クルマの所有者は、すぐに慣れるので問題ないと思いますが、同乗者には、必ず乗り降りの前に、言ってほしいのです。
でないと、田中が作ったサイドステップで彼女と別れたなんて、あとで言われても、責任取れませんから・・・。
そこんとこ、ホントよろしくお願いしますね。
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