サスペンション
HYPERCO製 リアスプリング 入荷しました!

2009年02月02日(月)

以前からHYPERCO社にオーダーしていた、ZC31Sスペシャルの
オリジナル リアスプリングが、やっと入荷しました。

 

 

このスプリングの開発には、田中のこだわりがギッシリと詰まっており、
今か今かと到着を待っていたのです。

 

 

では、今日は、2タイプの中、オリジナル ストリートスプリングのお話を。

 

 

オリジナル ストリートスプリングは、いろいろなレートバランスで
乗り比べを行って、田中が自信をもって、プロデュースした、
ストリート用リアスプリングです。

 

2008_nov27-0155

 

WEBサイトにもあるように、FFのサスペンションは、リアが大きなカギを
握っています。

 

リアの動きが、ステアリングフィールや乗り味、セットアップに
大きなウエイトを占めており、まさに、「リアを制するものがFFを制す!」
なのです。

 

 

中でも、特に田中が嫌いなのは、プログレッシブタイプのスプリングです。
プログレッシブタイプは、遊ばないというメリットはあるものの、
ステアリングフィールがダルになり、クルマの動きがしっかりドライバーに
伝わってきません。

 

 

ま、このあたりは、WEBサイトの中に、
ブログレッシブスプリングのメリット・デメリット として
追加しましたので、ぜひご覧ください。

 

 

そして、オリジナル ストリートスプリングの仕様の中でも、
スプリングレート3.3kg/mm というのが、ちょっと気になるでしょう?
現在、市販されているリアスプリングの中では、数値だけ見ると
かなりやわらかい部類に入ると思います。

 

 

でもね、オリジナル ストリートスプリングは、プログレッシブではなく、
ストローク中にレートが変化しない、シングルレートタイプのスプリングです。
この特性から、レートをグッと落としても、フラットなしっかり感があるんですね~。

 

 

恐らく、プログレッシブタイプの4~5kg/mmよりしっかり感があり、
それでもって、急激な入力にはレートの低さで対応しますので、
あのHYPERCO独特の乗り心地となるのです。

 

 

しかし、スプリングの下端(トーションビームのお皿に乗るところ)は
純正と同形状なのに、レート変化がしないスプリングが作るところは、
さすがHYPERCOですね。

 

 

また、線形(ワイヤーを巻く直系)を大経化し、直巻きタイプより
ワイヤー長(スプリング伸ばして一本のワイヤーにした時の長さ)を
長くしたことで、急激な入力にも対応しますので、特にZC31Sのように、
リアの過重が軽い車輌の乗り心地を大幅に改善することにも成功しました。

 

 

ストリートメインなら、リアスプリングは、
オリジナル ストリートスプリング をぜひよろしくお願いします。

 

 

ちなみに、フロントのスプリングレートは、車高調のダンパーが入っているなら、
ストリートでは、8インチの250ポンド近辺(もちろんHYPERCOの直巻タイプ!)が
マッチングします。

 

オリジナル ストリートスプリング(リア用)

 

では、次回(たぶん明日)は、車高調整機能のことを解説しますね。

 

 

 

 

 

TM-SQUARE
土砂降りでのテスト!

2009年02月02日(月)

先週末(金曜日の夜)の東京は、激しい雨でしたよ~。

まさに、台風のような雨だったので、ひとつのテストを思いつきました。

 

ちょうど、WEBサイトで、剥き出しのエアクリーナーの場合、

カーボンボンネットのエアインテーク部から、

“雨が入っても大丈夫?”と、質問をいただいておりましたので、

確認を兼ねて、土砂降りの東名を走ってみました。

 

しかし、雨の量は、かなりのもので、いくらワイパーを最速で作動させても、

ほとんど前が見えない状況でした。

 

そして、走ること約30分。

クルマを止めて、エンジンルームの写真を撮りました。  

img_4475 

ね、まったく問題ないでしょう?

実証  雨が降っても、カーボンボンネットのエアインテーク部は、

    そのままで大丈夫!

 

また、何か気になったことがあれば、どんどんテストしますね!