今回は、ブレーキの踏み方の
もう少し、突っ込んだ、話を。
まず、下のグラフを見てください。
これは、WEBサイト内に表記している、
富士スピードウェイの1コーナーをレーシングカーで走ったときの
データロガーです。
ここで見てもらいたいのは、
① のブレーキ踏力の立ち上がりです。
250km/h オーバーのスピードから、
一気に最大踏力まで立ち上がっていますよね。
また、グラフの下の目盛りは、距離となっていますので、
それを読み取ると、ブレーキの踏み始めから、
最大踏力まで、約15メートル !
これぐらい、躊躇なく、一気に踏んでも、
安定してブレーキが効いてくれる
ブレーキパッドでないと、サーキットでは使えないのです。
そして、最大踏力の状態から、距離が進むと、
少しずつ、踏力が緩んできています。
これが、前回話をした、
スピードが落ちることにより、
μ が上がってくることに対する、踏力の調整です。
ということは、この ① と ② の間では、
少し踏力が緩んではいるものの、
ブレーキから発生している、制動力は、
ロックするかしないかの、ぎりぎりのラインを
キープしているのです。
こうして、ロガーで見ると、
ハッキリわかりますね。
ではでは。
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(ドラテク) by
TM-SQUARE
いよいよ、バッフルプレートも、販売開始です!
スイスポの最大の弱点。
それは、サーキット走行等による
エンジンオイルの片寄りから発生する、油膜切れ。
この症状は、
必ず、4番シリンダーのコンロッドメタルに、
ダメージを及ぼしてしまいます。
TM-SQUARE コンプリートエンジンの開発で、
私たちは、このメタルへのダメージを発見しており、
オイルパン加工により、対策をしてたんですね~。
オイルパンを加工するまで、
メタルへのダメージは、走行距離に応じて進み、
4番だけではなく、3番にもダメージを受けていました。
メタルへのダメージは、
最初は、多少、油膜切れをおこしても、
さほど、大きくはないのですが、
ある程度のダメージになると、そこからは加速度的に
症状が悪化します。
そういえば、ちょっと前ですが、
REV SPEED の「スイフト王子号」 も、
メタルがいったらしいですね・・・。
大井さんのドライブで・・・。
でもって、エンジンは全損。
積み替えを行ったようです。
そこで、本来、コンプリートエンジンのみに、
投入しようと思っていた、バッフルプレートを
TM-SQUARE のパーツとして、
リリースすることになりました。
どうです!
なかなか、こだわりの形状でしょ?
当初は、オイルパンと一体式のものを作る予定でしたが、
このパーツは、一人でも多くの、
サーキット大好きなユーザーの方に
装着して欲しいと思いましたので、
現行のオイルパンに、追加装着できる
仕様としました。
よって、商品の単体写真は、こんな感じです。
また、ただオイルの片寄りを抑制するだけでは、
ありきたりなので、
レーシングカーに使用されている
バッフルプレートと同様に、
クランクシャフトが撒き散らすエンジンオイルを
有効に、掻き落とす、フィンもしっかり付いてます。
斜めに2本ある、小さなフィンと、
その下にある溝が、すんごい機能を発揮します。
装着も、オイルパンを取外し、
バッフルプレートを交換すれば良いだけですので、
とっても簡単。
そして、気になるお値段は(通販番組???)、
税込み ¥26,000 で~す。
サーキット走るなら、
絶対、必需品のバッフルプレート。
ぜひぜひ、よろしくお願いします!
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