じつは、先日の
筑波2000 のテスト項目は、
LSD だけでは、ありませんでした。
望月さんと、
以前から計画していた、必殺技、
キャンバーシム 特盛り を
試してみたんですね~。
キャンバーシム 特盛り の作り方? は、
いたってカンタン。
並盛り と 大盛り を
同時に使用するだけです。
なぜ、まだ大盛りが、
リリースされる前に、特盛り を
試してみたかったかと言いますと、
それは、キャンバーの問題ではなく、
トーインを少なくしたかったからです。
キャンバーシムを装着する前、
純正状態での、トーインは、
通常、in 50分。
スイフトの整備書によると、
トータルトー(左右の合計)で、
5mm ±5mm です。
整備書を鵜呑みにすると、
トータルトーで、
0mm~10mm のトーインということになります。
でもね、いくらトーションビームを
溶接で接合するといっても、
こんなに公差は、発生しません。
私が、実際に測定した、7台の車輌では、
トータルトーで、
in 4mm~6mm ぐらいでした。
また、デモカー2台では、
2台とも、in 5mm でした。
この、in 5mm を角度に直すと、
約 in 50分という訳です。
キャンバーシム並盛り は、
トーインが、20分 レスになりますので、
装着時は、in 30分。
大盛り は、
トーインが、30分 レスになりますので、
装着時は、in 20分。
で、この2枚を合体させれば、
夢の、トーイン0分 が完成します!
これがやってみたかったんです!!!
つづく!
今回は、誰に登場してもらおうか、
迷いましたが、
前回の望月さんつながりで、
校長しかいないかと。
と言うことで、
S谷校長のことを少し・・。
(まさか、このブログは見てないよな)
S谷校長は、レースファンなら
ご存知だと思いますが、
〇ヨタのワークスドライバーで、
グループC グループA
そして、F3000といった、
日本のトップカテゴリーにて
大活躍された、大先輩。
日本人ではじめて、
ル・マン24時間レースを
総合優勝されたり、
ま、きらびやかな過去を
お持ちになってるのです。
また、現役引退後は、
精力的に、〇ヨタの
若手育成プロジェクトの
校長先生として、活躍されています。
でも、でもですよ、
言動のすべてが、超感覚的なのです。
ま、私はご一緒させていただいている
時間が長いので、
よ~く理解ができるのですが・・・・・、
若手ドライバーが、
「あのコーナーは、どうやって走ったら良いですか?」
とでも、聞こうものなら、
「あのコーナーは、
ガッと入って、ギュッと曲がって、
ドーンとアクセルを踏むだけダ」
てな具合です・・・。
そう、まるで、
長嶋茂雄 さんの様なのです・・・・・。
じつは、TM-SQUARE の
パーツの開発も
開発をはじめた当初から、
いろいろご意見をいただいてます。
(大きな声では言えませんが、
かなり乗っていただいています!)
で、先日、久しぶりに、
富士スピードウェイで、
お会いすることがありました。
なぜだか、そのとき S谷校長は、
ご自身の健康のため、
なんと、自転車で、
ご自宅の御殿場市から、
駿東郡小山町の
富士スピードウェイまで
来られていたようなのですが・・・・・、
「おう、ミノル、
スイフトがどれぐらい進化したか、
ちょっと見てやる」 といって、
颯爽と、TM-SQUARE 号に乗車。
でもって、
ヘルメット(もちろん自転車用!!)を
すっと、私に渡し、
「じゃ、家で待ってるから」 と
言葉を残し、
あっという間に、走り去ってしまったのです。
「エッーーーーーーーーーー」
確かに、スピードウェイから、
御殿場市までは、下りがメインです。
でも、もちろん上りも
あるわけですよ・・・・・。
当然、普段、
自転車に乗る機会もない私は、
ヨロヨロになりながら、
S谷校長の自宅まで、
時には上り坂で、自転車を押しながら、
走ったのでした・・・・・。
(これって、何かの罰ゲーム???)
テストでフラフラになった身体に、
なれない自転車で、
S谷校長の自宅に着いたときは、
もう、息も絶え絶えです・・・。
でもね、困ったことに、
興味のあることの前では、
これらのことは、まったくもって、
悪気なんてありません・・・・・。
やっぱり、ミスターだ・・・・・。
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ちょっと、報告が遅れましたが、
今週の火曜日には、
本庄サーキットにて、
レブスピードの取材がありました。
今回の取材は、
田中が大好きなスプリング、
HYPERCO の取材でした。
オートプロデュース・BOSS さんの
デモカーに、
3メーカーのスプリングを装着し、
スプリングの違いによって、
走りがどのように変わるかといった
企画です。
そして、担当は、
あの K茂さん・・・・・。
(そう、マッサ のK茂さんです)
詳しくは、こちらを。
今回の取材では、
K茂さんから、事前に、
メカニックさんが必要と聞いてましたので、
望月さんに無理言って、
本庄サーキットに来てもらっていました。
で、K茂さんの話によると、
オートプロデュース・BOSS さんの
GRB を使用するので、
スプリングは、フロント/リアとも、
ID65 7インチ 450ポンド(8kg/mm) を
用意するように、お達しが出ていました。
そう、3メーカーとも同一スペックで戦う
ガチンコ 対決なのです!
でもね、朝、確かに、
オートプロデュース・BOSS さんの
デモカーがやってきたのですが、
どう見ても、GRB には見えない・・・。
エ、 エ、 エボ10 !
そう、これは誰がどう見ても、
エボ10 です。
K茂さん・・・、やりますね・・・。
といった具合に、取材はスタートしました。
(でも、ホント、
スプリングのスペックが同じで良かった・・・)
メカニックの方と、望月さんの
素早いスプリング交換で
サクサクと取材は進み、
あっという間に、
3セット終了です!
今回のテストは、ご存知、
木下みつひろ 選手 に
評価していただきました。
で、コメントの方は・・・・・、
いや~、バッチリです!
田中がいつも感じていることと
まったく同じことを
コメントしていただきましたので、
次号のレブスピードも、
楽しみがひとつ増えました。
今回の取材でお世話になった、
オートプロデュース・BOSS の
藤岡 社長も、
HYPERCO を気に入っていただいたようで、
なんと、テスト終了後に、
ハイパコを装着したまま、
お帰りになられました。
さすが、HYPERCO ですね!
さあ、ここから下は、
今日の オマケ。
そう、K茂 劇場 スタート!
まずは、木下選手とのやり取り編。
木下 ねえねえ、
次は何をコメントしたらいいんだっけ?
K茂 ××××××××××。
木下 聞いちゃいねえ・・・・・。
お次は、空気圧を計るだけなのに、
なぜか険しい、K茂 さん。
最後に、ガリガリ君を手に、
最高の笑顔になっちゃった、K茂 さん。
以上、とってもお茶目なK茂 さんとの
HYPERCO 取材でした。
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レブスピード取材 for HYPERCO はコメントを受け付けていません Read more
今日は、本庄サーキットで、
HYPERCO の取材でした。
このことは、帰ってから、
ゆっくり書きますね。
(ちなみに、明日は筑波2000 で、
秘密兵器?の開発です!!)
さてさて、
今までの二人が強烈?、
いや、個性的? だったので、
今回登場いただく、
望月さんは、かなりまとも? に、
見えてしまいますね~。
望月さんは、元々、
中嶋一貴パパの会社で、
JTCC シビックなどを
走らせていたのですが、
私が仲良くなったのは、
なんと言っても、望月さんが、
FTRS(フォーミュラ トヨタ レーシング スクール)の
チーフをやってた頃ですね。
その頃、私は、スクールの教頭先生。
(校長先生は、そう、ル・マン24レースで、
はじめての日本人優勝者のあの人です・・・)
まあ~、あの頃は、
いろいろあってですね・・・、
卒業生の成績が出なくって、
2人で、ああでもない、
こうでもないと、
策を講じていたんですね・・。
T社からのプレッシャーも、
アリ~ので、ま、大変でした。
だって、
超感覚派の校長先生と、
完全理論派の望月さんですから・・、
教頭先生としては、もー大変。
まさに、板挟み状態ですよ。
中間管理職の気持ちが、
よ~くわかった一年でした・・・。ハイ。
今年、望月さんは、
ダイシン フェラーリ(GT300ね)の
エンジニアをやってますが、
いつも無理を言って、
なんだかんだと、図面を書いてもらったり、
試作を作ってもらっています。
そう、大盛りのキャンバーシムも、
CADで、バッチリと
角度のシミュレーションしてもらってから
作りました。
エンジニアですから、
田中が、「こうしたい!」 って言ったことを
すぐにカタチにしてもらえるのは、
ホント心強いですね~。
作業も早いし、マイカーには、
窒素ガスまで積んであるし・・・・・。
これからも、よろしくお願いしま~す!
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