タイヤサイズ のこと、あれこれ ②
2009年12月03日(木)
今日は、タイヤサイズの続きです。
205/40/17 作戦に敗れた、
田中少年?は、
今度は、他社メーカーの
ホイールを購入し
16インチに挑戦してみました。
タイヤサイズは、17インチと同じ幅の
215/45/16 です。
で、走ってみると・・・・・。
コーナーで最大G がかる部分で、
ほんの少しですが、
16インチの方がグリップを強く感じます。
イメージとして、キレイに接地している
感じがします。
理由は・・・・・、
エアボリュームにあったのです!
エアボリュームとは、タイヤを
ホイールに組み込んだとき、
注入できる、空気の量のことで、
当然、偏平率が大きい(タイヤが分厚い)
16インチの方が、17インチより、
空気の量が多くなります。
この空気の量は、多すぎると、
タイヤが変形しすぎてグリップダウンし、
(よく、タイヤがブリブリするって言ってる人いますよね?)
少なすぎると、
タイヤのショルダーに剛性を持たせることから、
今度は変形しにくく、
ロールやGフォースにより
接地離れ(タイヤの接地面が減る)となり、
グリップダウンします。
そうです、
要するに、16インチ の
エアボリュームが
スイフトの重量や、タイヤのグリップに、
ちょうど合っていると、
田中は感じました。
また、16インチ だと、
ホイールが小さくなり、
タイヤが分厚くなりますよね?
重量で考えると、
アルミ > ゴム となりますので、
タイヤ + ホイールのトータル重量は、
16インチ の方が、軽くなるんです!
だから、加速もピックアップも良くなる!!
オマケに、外径は、純正とほとんど同じです。
しかし、かなり優秀な結果となった16インチでも、
17インチに勝てないことがあります。
それは、剛性感です。
コーナーでの最大グリップは、
16インチに、少しアドバンテージがあるものの
最大グリップになるまでの過程を含め
剛性感と、この剛性感からくる
ドライバビリティーには、
17インチに軍配が上がります。
また、15インチも、
同様にテストしようと思ったのですが、
215/50/15 というサイズの設定が、
スポーツラジアルにないことから、断念です。
やはり、
タイヤ幅が重要だという結果は、
すでに出ていますから・・・。
ということで、
田中が出した結論は、
ドライバビリティーと、剛性感を
重要視するなら
215/40/17 (ホイールは、7.5JJ 17インチ)。
コーナーでの最大グリップと
加速特性を重要視するなら、
215/45/16 となります。
でも、ホイールが、7.5JJ 16インチ
となりますので、入手がかなり厳しいですね。
では、次回は、
17インチ と16インチの
セットアップのことをお話しますね。
つづく!