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セントラルサーキットの攻略法(ドラテク編)です。
セントラルでは、3箇所、複合コーナーと呼ばれるコーナーが存在します。
この複合コーナーの攻略が、セントラルサーキットの基本となり、
3箇所とも、考え方は同じです。
では、はじめましょう。
まず、ストレートは、4速までシフトアップし、(ロガー上の最高速 156km/h)
①コーナーに向けて、4 → 3 → 2 と、シフトダウン。
①コーナーの手前は、路面がかなり荒れているので、
ブレーキングが安定せず難しいことから、アウトから、カックンと曲がるのではなく、
少し早めに、クリップを目指すイメージです。
そして、この ①②コーナーは、複合コーナーです。
複合コーナーを攻める王道は、2つ目のコーナーをしっかりクリップすること。
そのために、一つ目のコーナーのクリップは、必ずしも取らなくてもOKなんです。
カンタンに言ってしまうと、2つ目のコーナーをしっかりクリップできるラインで、
一つ目のコーナーのライン取りを考えるのです。
でも、アンダーパワーになればなるほど、一つ目のコーナーで、
ガッツリとイン側を空けるラインではなく、一つ目も、二つ目もクリップを取るような、
コンパクトなラインとなる・・・・・・・。 ここが、ちょっと複雑ですね・・・・・。
では、どのように、走るかを説明しますね。
ほんの短い区間ですが、①コーナーと、②コーナーの間に、
少しだけ、まっすぐな部分があるのですが、
この部分を、一定の横Gがかかるように、走りたいんです。
そのために、必要なことは、ある程度、スピードを持って、進入することと、
ほんの少し(40~50センチぐらい) ①コーナーのイン側を空けます。
すると、このつなぎの部分も、きれいに横Gがかかり、
ひとつのコーナーとして走れるんです。
そうです、すべては、②コーナーのクリップをガッツリと取るために、
どのように①コーナーを走ればよいかを考えるというわけなんです。
反対に、①コーナーでガッツリとクリップを取ると、横Gが、つなぎ部分で減少し、
ひとつのコーナーとして、走れなくなり、②コーナーが厳しくなってしまいます。
ですから、
一定の横Gで、①②コーナーをひとつのコーナーとして走り、
②コーナーのインをガッツリとクリップし、アウトいっぱいに立ち上がります。
すると、次の③コーナーは、ラインが少々タイトになりますが、全開で問題なく走れます。
そして、③コーナーに入る寸前で、3速へシフトアップです。
それから、ストレートで、4速までシフトアップし(ロガー上の最高速 157km/h)
ブレーキを踏み、④コーナーは、2速で進入します。
ここは、路面が上っていることもあり、ブレーキはよく効くので、減速し過ぎないのがポイント。
また、ブレーキのリリースも少々早めとなり、リリースしながら、
④コーナーのクリップを目指しますが、ここも複合コーナーなんです。
だから、目指すことは、⑤コーナーのクリップをしっかり取ること。
④コーナーは、ほんの少し40~50センチぐらい、クリップを空けて、2速のまま、
⑤へとアプローチします。
ここも、①②コーナーと同じく、コーナーの間に少しだけ、直線区間があるので、
横G が、途切れないように、できるだけ、一定の横G が発生するラインで、
⑤コーナーのクリップをしっかり取ります。
もちろん、④コーナーでクリップを空ける量は、セットアップ等によっても変わってきますが、
1m以上空ける様なことは、ないように思います。ハイ。
そして、⑥へのアプローチ寸前で、ギアを、2 → 3速 にシフトアップし、
⑥コーナーのイン側を目指します。
このコーナーは、全開でクリアーできるか、できないかの設定ですが、
速度的にも、そこそこ高く、路面も悪いので、全開トライをするのは、
相当クルマが決まっているか、かなりの走り込みが必要だと思われます。
また、⑥コーナーをハイスピードでクリアーすればするほど、
出口でアウト側へ膨らむことから、⑦コーナーへのアプローチは、
ライン的に厳しくなります。
(田中はアウト側にクルマ一台ぐらいのスペースがあるラインがBEST だと思います)
⑦コーナーは、全開では少々厳しいので、進入でアクセルコントロールを入れ、
ステアリングを切り込みます。
出口アウト側は、かなり広くなっていますが、このコーナーも路面がかなり荒れていますので、
アンダーステアの状況で、どんどん外側に膨れるのは、かなりリスクがあるのでご注意を。
後は、⑧コーナーに向けて、最短の直線的なラインを取ります。
そして、またまた、複合コーナーの⑧⑨コーナーへと続きます。
ブレーキング そして、 3 → 2 にシフトダウン。
田中は、この日、2通りのラインをトライしました。
一つ目は、⑧コーナーのクリップに向けて、直線的なラインで、しっかり⑧をクリップするライン。
二つ目のラインは、⑧コーナーのクリップを少し空けて、丸くラインを取り、
⑨コーナーのクリップを確実に取るライン。そうです、複合コーナーの王道ラインです。
一つ目の、直線的に進入するラインでは、スピードによっては、
⑨コーナーまでに、向きが変わりきらず、⑨コーナーのクリップに、ピッタリとは付けません。
確かに、⑨コーナーのアウト側は、そこそこ広いので、スイフトなら、
このラインでも問題なく走れるのですが、やっぱ、少々アクセルオンが遅れてしまいます。
でも、二つ目のライン(複合コーナーの王道ライン)では、
⑧コーナーのラインを少し膨らませることから、⑨コーナーのクリップもガッチリと取れて、
アクセルオンも、早いですね、やっぱり。
ロガーで見た感じだと、⑧⑨ 両方のコーナーのクリップを取るか、
⑨のみクリップを取る走り方の方が、速いようでした。
まあ、このあたりは、ケースバイケースで、よろしいかと思います。ハイ。
そして、セントラルで、1番難易度が高い、⑩ ⑪コーナーへと続きます。
⑨コーナーを2速で立ち上がり、⑩コーナー手前で、3速にシフトアップ。
3速ホールドで、⑩コーナーへ、進入しますが、ここはかなりの下り坂なので、
精神的なプレッシャーがあります。
コーナー手前で、大きくクルマの姿勢変化を起こさないように、やさしくブレーキングの後、
⑩コーナーのクリップを目指します。
ここは、イン側の路面が再舗装されていますので、まさにその上を走る感じです。
⑩コーナーのアクセルも、クルマに大きな挙動を与えないように、やさしく踏みはじめ、
コーナーを立ち上がります。
このコーナーも、通過スピードが上がれば、立ち上がりが、アウト側になることで、
次の⑪コーナーはライン的に、厳しくなります。
ですので、次の⑪コーナーのラインが、最低限確保できるように、
アウト側に少し余裕を持ったラインで立ち上がります。
そして、そして、セントラル最大の難関コーナー⑪のクリップに対して、切り返すのですが、
このコーナーは、立体交差下ですので、立ち上がりが見えないブラインドコーナー。
なのに、立ち上がりは、コース幅が、かなり広くなっています。
ですから、重要なのは、ボトムスピードと、アクセルオンのタイミングです。
ライン的には、イン側をシッカリとクリップして、まだ、先が見えない状況で、
早めのアクセルオンとなりますが・・・・・・・、失敗したときの代償がかなり大きいコーナーです。
だから、攻めるのは最後の最後にしてくださいね。
(出口のランオフエリアも、かなり狭いことから、一発いくとかなりのダメージです)
もちろん、⑪コーナーの出口は、アウトいっぱいまで使用し、⑫コーナーへと向かいます。
⑫コーナーの進入で、3 → 2速と、シフトダウン。
このコーナーは、折り返しのヘアピンコーナーとなり、長いストレートへと続きますので、
ブレーキのリリースは、少々早めに終了し、ほんの少しだけ、
早めにアクセルペダルに足を乗せます。
ポイントは、踏むのではなく、乗せるだけ。
クリップ付近で、アクセルを踏むと、カンタンに立ち上がりでアンダーとなりますので、
少しアクセルを乗せてガマンです。
で、ステアリングの戻りに合わせて、徐々にアクセルを踏み、アウトいっぱいに立ち上がれば、
メインストレートとなります。
いゃ~、今回も、マニアックになってしまいました・・・・・。
では、おさらいの意味で、動画をどうぞ!
画面、かなりブレてますよね・・・・・・・・。 なんだかスピード感もないし・・・・・・。
ということで、通称 「恋人カメラ」 (佐藤命名)
での映像も、どうぞ!
(なにやら、恋人視線の映像だから・・・・、だそうです)