サスペンション
トーレスシム 発売のお知らせ!
2011年10月12日(水)
アンダーステアの抑制に、とっても大きな効果がある、リアトーイン。
でも、スイフトの場合、
リアのトーインは、トーションビームによって、固定されていますので
微調整ができないんですよね~。
もちろん、キャンバーシムを装着すれば、
リアトーインは、かなり少なくなりますが、
トーションビームの個体差から、車輌によって、
その数値は、かなりバラバラ・・・・・・・。
そこで!
リアトーインの微調整を可能とする、
新製品の登場なのです。
その名は、「トーレスシム」!!
アイテムは、
0° 15’ レス仕様
(キャンバーはそのままに、トータルトーが、15分レスになります)
※ トーインは、角度により表記しますので、
0° 15’は、「0度 15分」 と読み、
0° 60’ (0度 60分) = 1° 00’ (1度 0分) となります。
0° 30’ レス仕様
(キャンバーはそのままに、トータルトーが、30分レスになります)
の2種類。
もちろん、キャンバーシムとの同時使用も可能。
(というか、そのために作ったパーツです!)
で、使い方はというと・・・・・、
たとえば、並盛キャンバーシムを装着した車輌の
トーインを計測すると、
トータルトー(左右合計のトーの数値)は、約10~30分ぐらいです。
(このあたりの数値は、かなりトーションビームの個体差で、違ってしまいます・・・・)
また、リアのトーは、車高が低い方が、
トーインが強くなる傾向となりますので、
車高を低くしている車輌は、かなりの確率で、
キャンバーシムを装着しても、若干トーインとなります。
仮に、並盛キャンバーシムを装着した車輌のトーインが、イン 20分 だとすると、
0°15′レス仕様のトーレスシムを装着すれば、
トータルトーは、イン 5分となります (ほぼ、トーインゼロですね)。
そして、0°30′レス仕様のトーレスシムを装着すると、
トータルトーは、アウト 10分となります。
トーアウト と聞くと、オーバーステアになるんじゃないの??
と、思われそうですが、
田中が開発を行ったところ、アウト 30分 ぐらいまでは、
セッティングとして、ありだと思いますよ~。
もちろん、セットアップにも、よりますが、
ゼロから、少しでもトーアウト方向に、いっちゃダメということはなさそうです。
リアのトーインの特性は、
トーインが強いと、どうしても、リアの直進安定性が高くなり、
アンダーステア方向のバランスになりがちです。
反対に、あまりにもトーアウトになると、
今度は、リアの直進安定性が低すぎて、
ハンドルを切ると、そのまま、リアが流れる
オーバーステアとなってしまいますので、
この特性を利用して、セットアップができるというわけです。
田中が思う、セッティングの範囲は、
イン 10分 ぐらいから、アウト 20分ぐらいに、
ベストセットがありそうな感じです。
まぁ~、基本的に、トーレスシムは、
付きすぎている、リアのトーインを
徹底的に微調整できる、セッティングアイテムですので、
現状のバランスに合わせて、
チョイスしていただければよろしいかと思います。
また、このあたりは、すべての車種で、確認を取ってませんので、
スイフト限定のセッティングの話として、捕らえてくださいね!
あっ、言い忘れてましたが、お値段は、
0°15′レス仕様も、0°30′レス仕様も、シム4枚で、
¥12,000(税込) となります。
ただ、トーレスシムのみの使用、
または、並盛キャンバーシムとの併用の場合は、
ロングタイプのボルトでないと、ネジのかかりが浅くなり、大変危険です。
ですから、そんなときは、
ロングボルトセット
(トーレスシム 0°15′レス仕様、または、0°30′レス仕様に、
SCM435 クロモリ ロングボルト8本がセット)
¥14,500(税込) をご使用ください。
0°15′レス仕様のトーレスシム + SCM435 クロモリ ロングボルト8本
0°15′レス仕様のトーレスシム + SCM435 クロモリ ロングボルト8本
なお、大盛りキャンバーシムとの併用の場合は、
このロングボルトが、すでに大盛りキャンバーシムに、
付属していますので、それを使用して、装着いただければ、OKです!
サーキットだけではなく、ストリートや、ワインディングでも、
かなり、いい仕事をしてくれる トーレスシム。
付き過ぎている 余分なリアトーインを適正化する
セッティングアイテムとして、
ぜひ、ご活用くださいね!
ちなみに、もうすで
に、「在庫あり」 です!!
(今月の 匠の日に向けて、先行発売です)
WEB サイトは、もう少々お待ちくださいね!