目安として、ブレーキングを開始するあたりに、
路面のギャップがあるのですが(50m 看板の少し先)、
ここからのブレーキングでは、遅すぎます。
また、ちょうど、このギャップから ブレーキを開始すると、
ABSが誤作動して、ブレーキが想像より効きませんので、
必ず、このギャップの手前からブレーキングを開始してください。
「ちょっと早いかなぁ・・・」、 ぐらいが、BEST なブレーキングポイントです。
もちろん、このヘアピンも、完全に立ち上がり重視で、
1m でも早く、アクセルが踏めるように立ち上がります。
そして、ここから、なかなか手ごわい、インフィールドセクションです。
ヘアピンの出口はシッカリ縁石も使用し、立ち上がったら、
次のコーナーは、右コーナーなので、
左いっぱいにクルマを振りたいところなのですが、
ここは、振っても、コース真ん中までにします。
理由は・・・・・・、「最短距離を走りたいから」 なのであります。
まず、インフィールドのひとつ目 ⑥コーナーは、コース真ん中から、
優しいブレーキングとともに、2速ホールドのまま 「なだらか」 に、進入します。
ここでのポイントは、進入スピードにあります。
⑥コーナー クリップでのスピードが高ければ、
⑦コーナーまで、アクセルを一切踏むことなく、
軽い減速状態のまま走ることが可能となるからなのです。
もし、この、⑥~⑦コーナーのつなぎ部分で、
アクセルを少しでも踏まなければ、ならないなら、タイムは出ないと思いますよ~。
だって、一番クルマが曲がる、少しだけ、減速した状態で、
長い距離を走ることが、タイトコーナーには、バツグンに効きますからね。
また、この ⑥~⑦コーナーは、だんだん「R」 が、
きつくなる ひとつのコーナーと捕らえて、
この減速状態で走れれば、かなりタイムが短縮できると思います。
理想は、⑥コーナーの飛び込みで、減速をはじめ、
⑦コーナーの立ち上がり寸前で、この減速が終了するのが、◎ です。
ライン的には、⑥コーナーは、長く 「なだらか」 にクリップをとり、
つなぎの部分は、コース真ん中か、少しイン側を走り、
⑦コーナー は、コーナー出口まで、インから離れないようします。
そして、正面に、ポスト(白い鉄サク)が見えれば、
アクセルを踏みながら、それに向かって、⑧コーナーに、真っ直ぐアプローチします。
⑧コーナーも、非常にタイトな、複合コーナーです。
軽いブレーキングの後、
複合コーナーの鉄則である、2つ目のコーナーに、ガッツリとクリップするのですが、
コーナーが、かなりタイトで 曲がり込んでいるため、
ひとつ目のコーナーも、クリップするラインでよろしいかと思います。
ここでのクルマのバランスは、
どうしても、U/S となりますので、ひたすら「ガマン」ですね。
シッカリ最後までインにくっ付いて曲がったら、
少しアクセルを踏み、また、アクセルOFF にし、
最後の難関 最終コーナー(⑨)にアプローチします。
この最終コーナー・・・・・・、
写真をよ~く見ればわかるのですが、イン縁石の近辺が、陥没しています・・・・・・。
ですから、キレイにトラクションを伝えたいなら、少し、インを空けるライン。
そう、雨ラインのように、
コーナーのクリップ付近のインを空けるラインで走ります。
また、ある程度、スプリングレートがソフトなら、
最短ルート(通常ライン)で走ることも可能です。
もちろん、イン側が、かなり窪んでいますので、クルマは大きく跳ね、
なかなか走りは安定せず、難易度は高いですが、最短距離は走れます。
田中のお奨めは・・・・・、少しインを空けて走るラインです。
でも・・・・、BEST ラップのときは、通常ラインで走ってますね・・・・・・。
とま~、とんでもなく、マニアックに、
モーターランド鈴鹿 攻略法をお伝えしましたが、
ご理解いただけましたでしょうか?
ではでは、車載映像 & 車載映像+ロガー を
ジックリと、ご覧下さい!
まずは、車載映像のみです!