2年前に行った、
道場破り in 岡山国際 サーキットでは、
雪の影響で、思うように走れず・・・・・・・、
2011 道場破り in 岡山国際 サーキット セットアップ編
2011 道場破り in 岡山国際 サーキット ドラテク編
かなり不完全燃焼・・・・・・・。
で、今回も、かなり天候的には厳しかったものの
佐藤、インチキ気象予報士 の予想が、ドンピシャとあたり、
今年は、完全ドライで、走ることができました。
では、今回の持込から!
日時 : 2013-02-01
サーキット : 岡山国際
ドライバー : 田中 ミノル
メカニック : 阿部
車輌 : ZC31S スイフト2号車
天候 : DRY
イニシャルSET 岡山国際サーキット
ホイール CLEAWAYS(ガンメタ) F:7.5J-16+30 R:7.5J-16+46
タイヤ KUMHO V700 F:225-45-16(中古) R:205-45-16(中古)
内圧 F:2.7 R:2.9 (温間)
リヤスタビ φ35
スプリング F:65-06-800 パーチェ装着
R:58-05-900
ダンパー 減衰 F:MAX 5戻し R:MAX 8戻し
キャリパー F 純正 R 純正
ブレーキパッド F 10F R 89R
カーツデフ 50-20 6.5kg
ミッションオイル 開発品
エンジンオイル TM-SQUARE M16A 5W-40(継続使用)
オイルクーラー TM-SQUARE
E/Gマウント 強化タイプ 試作品
ファイナル 4.7(アールズ)
車高 F 605mm R 585mm
トー F OUT 0:20 R トーレスシム(-30仕様)
キャンバー F 5.8度ネガ R 大盛り
フロントロアアーム TM-SQUARE ロングアーム
ナックル TM-SQUARE キャンバーナックル
空力デバイス カナード装着
エキマニ 試作品 + バンテージ100
ECU TM-SQUARE V3.0 AB EX
ポイントは、
スプリング F 800ポンド R 900ポンド の ハイレート仕様
リアキャンバー 大盛り キャンバーシム
ブレーキパッド F 10F R 89R
あたりでしょうか?
これらは、2年前のテストデータを参考に、合わせ込みを行いました。
また、佐藤さんが、レシオ ソフト で確認したところ、
4.7 ファイナルで、問題ない という結論となりましたので、
TS タカタ サーキットのまま、4.7で、走りはじめました。
で、コメントのほうは・・・・・、
イニシャル① 10:20~ 気温7.7℃ 路温9℃ DRY BEST 1:53.5
Maxのグリップは高いが、ターンイン → 最大グリップ まで、クルマの動きが大きい
フロントレート が、足りない リアのロールも大きい
エンジンは、◎ エキマニ + ECU 効果が大きい (1秒は、ラップタイムに貢献!)
エンジンオイル 136℃(カバーあり) 水温 80℃ ミッションオイル 95℃
セット変更
F スプリング 800 → 1000
R スプリング 900 → 1200
LSD オイル テスト品4 → テスト品6
オイルクーラー カバー OFF
(インターバル 40分!)
あと、1セッションのみの走行となりましたので、
思い切って、スプリングを ハイレート方向に、振ってみました。
(作戦名 「イチかバチか!」・・・・・笑)
(頑張れ! 阿部ちゃん!!)
走行② 11:40~ 気温8℃ 路温10℃(推定) BEST 1:52.8
リア スプリングが硬すぎる (ストレートでも、ハネ発生)
レスポンスは、◎ 高速コーナーの MID は、速い
MID の食われ感が弱い
ターンイン後 リアの安定感がなく、ナーバスな動き (1コーナー アトウッド)
ブレーキング → フロントダイブ → R の離れ感が急激
便所裏 ターンイン後に、ハネが大きい
Wヘアピン 1つ目 出口で ハネが大きい
リア は、バンプしないが、リバウンド方向には、カンタンに動く(動きも急)
エンジンオイル 115~120℃ 水温 85℃ ミッションオイル 104℃
BEST を更新し、「道場破り」 成立です!!
でも、ちょっと・・・・・・、
ハイレート過ぎましたね・・・・・・・。
ということで、スプリングレート のマッチングは、
F 1000ポンド R 900~1000
あたりが、マッチングすると思われます。
前回訪れた時のコメントより、少し、レートが高めになっているのは、
フェンダー等の装着により、ダウンフォースが増えていることが、
要因かと思います。
F 1000ポンド R 1200ポンド のバランスでは、
リアの荷重減に、少々、対応ができなかったですね・・・・・・・。
また、4.7 ファイナル のマッチングは、
リボルバーのみ 2速だと、ちょっとショート気味 でしたが、
他のコーナーは、すべて純正(2型純正ファイナル)より、
4.7の方が速いですね。
ただ、このあたりは、
使用するタイヤ外径に、左右される部分ですので、
205/45R16
195/55R15
等、外径が小さなタイヤを使用されるなら、
4.7ファイナルより、純正ファイナルの方が、
レシオ は、合うかも知れないです。
ブレーキパッドに関しては、
基本的には、
F 10F R 88B
となりますが、今回トライした、 R 89R も、アリアリですね~。
また、上記のバランスだと、少し効きが強いので、
F 08H R 89R~03C
の可能性もあるように感じました。
(次回、訪れる時に、試してみたいと思います)
でも、まぁ~、今回のアタックは、
試作エキマニ + ECU マッチング (ECU を エキマニに合わせました)
の効果が、大きいと思います。
確実に、1秒は あったように思います。
このあたり、エキマニ の優位性 を
どのように、ラップタイムに結びつけるかは、
ECU データ の作り方で、決まるんですよね~~。
もし、リリースが決まったら、バッチリ解説しますが、
みなさんが、想像されている 方向性 とは、真逆の考え方かもしれないですよ。
でも、まぁ~、ノーマルエンジンン の スイフト で、
最高速 166km/h でも、52秒台まで、いけるんですよね~。
やっぱり、サスペンションの セットアップ は、重要です。
では、アンダーパワーで、効率の良い運転に関しては、
次回、ドラテク編で、バッチリ解説 いたします。ハイ。