ZC31S 専用 TM-SQUARE 新製品 リリースのお知らせ!
2014年02月21日(金)
今夜は、TM-SQUARE 発
ZC31S 専用 の 新製品 のお知らせです!
じつは、ずっと前から、
TM ダンパー(ZC31S用) の 新仕様 を開発しており、
いよいよ、このたび 製品化 となりました!!
発売当時から、現在、販売分まで、
田中的には、まったく減衰力に不満がない、TM ダンパー。
(あれだけ、開発にお金と時間を使えばねぇ・・・・・笑)
また、今までに、180ポンドから 1200ポンドまで のスプリングを
デモカーに、使用しましたが、
まったく持って、減衰力に変更が必要とは、感じませんでした。
でも、ひとつだけ、気になっていたこと、があったのであります。
それは・・・・・・・・、
リアダンパーの 「長さ」 です。
スイフト の場合、リアサスペンション は、トーションビーム 式となり、
スプリング と ダンパー は、セパレート の状態で装着されますよね?
ですから、
① スプリングレート
② スプリング の レングス
で、車高が決まってしまいます。
よって、ハイレート に、なるればるほど、
低い車高を維持するには、短い スプリング が必要となります。
そこで、問題となるのが、 ダンパー の長さ なのであります。
だって、ダンパー 全長が長いと、
ハイレート の短い スプリング を装着したり、
スプリングシート を車高が下がる方向にセットすると・・・・・、
ジャッキアップ 時に、スプリングの遊びが 発生してしまうことがあるからです。
ということで、TM ダンパー の 新仕様 では、
リアダンパー を より ショート 化 させたのであります。
サイズ的には・・・・・、
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇最短 最長
通常品 ダンパー長 440mm 480mm
新仕様 ダンパー長 420mm 460mm
※ ダンパー 長の 最短⇔最長 の調整は、ブラケット (黒い ケース 部分)により行います。
※ 最短/最長ともに、ダンパー が伸びきっている時の サイズ です。
また、ストローク量は、
通常品 ストローク量 130mm
新仕様 ストローク量 110mm
となります。
要するに、現行ダンパーを 20mm ショートストローク化 させたものが、
新設定となりました。
※ リアダンパー のみの変更となり、フロントダンパー は、変更しておりません。
(右が、新仕様 左が、通常品 です)
でもって、
ショートストローク 化の メリット は、
〇 短いスプリングが、装着できる
〇 ハイレートスプリングが、装着できる
〇 より低い車高に、設定できる
〇 プリロードによる、セットアップが可能になる
また、デメリット は、
× 長いスプリングでは、プリロードがかかってしまう
× 高めの車高設定では、プリロードがかかってしまう
× リバウンドストロークが、少なくなってしまう
(乗り心地が、大きく悪化します・・・)
となります。
田中が思う、
このTM ダンパー 新仕様 (ショートストローク ダンパー)
と、マッチングが良い スイフト ユーザー さんは・・・、
① かなり、サーキット寄りの ハイレート & 低めの車高設定
② 車高 によっては、ジャッキアップ 時、スプリング が遊んでしまう
③ リア の リバウンドストローク を 短く設定したい
といった感じとなり、
具体的には、
チョイスされる スプリングレート(リア) が、
〇〇〇〇〇700~800ポンド 以上 (12.5k 以上)
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 +
設定する車高 600mm 以下 (路面 ⇔ フェンダーアーチ 間)
あたりですと、ショートストローク 仕様の方が、マッチング する可能性が高くなります。
また、700ポンド以下の スプリング を ご使用の場合は、
たとえ、設定車高が低めであっても、
乗り心地をはじめ、デメリット が多くなりますので、
圧倒的に、通常 ストローク 仕様が、マッチング します。
(この場合は、まったくもって、ショートストローク仕様 を オススメ しません)
また、マッチング に関する 詳しい お問い合わせは、
TEL 03-5706-1888 (月~金 9:00~19:00)
メール mail@tm-square.com
まで、お気軽にご連絡下さい!
そして、気になるプライスは・・・・・・、
新規購入の場合
TM ダンパー & HYPERCO スプリング & スプリングアタッチメント
の フルキット で、¥334,000 となります (通常品の ¥4,000 アップ です)。
また、「いつも、在庫がない・・・・」 で、有名な?
TM ダンパーではありますが、
なんと! 新仕様 を含めて 現在、在庫があります!!
(高橋さん、シーズンオフ に頑張りました!)
そして、
TM ダンパー ユーザーの場合
もちろん、オーバーホール の タイミング 等にて、
ショートストローク 化 への変更が可能です。
お値段は、通常の オーバーホール工賃 + 4,000円 (2本分) となります。
※ ショートストローク 化 への変更は、ダンパー を バラ して、
内部に パーツ を組み込みますので、 オーバーホール 時が オススメ です。
※ オーバーホールの基本工賃 (ウエアリング / シール 含む)は、
¥12,000/1本 (リアダンパー) となります。
さすが、TM ダンパー!
オーバーホール 時に、ストローク 量まで変更できるなんて、
なんて ステキ なんでしょう! (・・・、自我自慢)
以上、
TM ダンパー ショートストローク 仕様 (リア専用品)
発売のお知らせでした!
※ ちなみに、リアダンパー のみの販売は、行っておりません。
2015年8月追記
本製品は、ZC32S にも適合確認が取れておりますので、
ZC31S同様、ショートストローク仕様としてご使用いただけます。