さぁ~、今夜は、鈴鹿 ツイン の ドラテク 編 です。
まず、鈴鹿ツイン の Gコース は、こんな感じ!
ストレート の左端を 3速全開で走り、
1コーナー (①②) に アプローチ。
ブレーキング & 3→2 へ シフトダウン。
少々、早目から、ゆっくりと ステアリング を切り、
やや ナナメ に、ブレーキ を リリース しながら進入します。
ここ 1コーナー (①②) の ポイント は、
◎ イン の縁石は、ギリギリを狙う
◎ イン の縁石に向かう時、あまり強い前荷重にならないようにする
◎ (ブレーキ の リリース は、早めに)
◎ イン の縁石は、タッチ ではなく、少し沿って走る
◎ イン の縁石付近では、少しだけ クルマ が曲がってくれるのを待つ (最重要)
◎ イン の縁石付近で、クルマ が曲がったことを確認して、アクセル ON → アウト の縁石へ
◎ 立ち上がりは、アウト の縁石に沿う様な ライン で!
でもって、NG な パターン は・・・・・・、
× 強い ブレーキ のまま、ステアリング を切り始める
× 十分に、ブレーキリリース ができていない状況で、イン の縁石を タッチ する
× イン の縁石付近で、クルマが曲がる前に アクセル ON
× アウト の縁石に向かって、アンダーステア の状況 + アクセル ON
× アウト の縁石に、乗り上げる
となります。
要するに、1コーナー は、少しだけ前荷重になった、
一番曲がりやすい アングル を KEEP して、
「曲がるまで待つ」 ことが重要なのであります。
でもって、お次が、
G コース で、タイム の感度がいちばん高い、Z コーナー (③④) です。
いや~、とにかく、鈴鹿 ツイン で、
タイムを出すための 最重要 コーナー は、
間違いなく、この Z コーナー です。
それぐらい、この コーナー の中には、たくさんタイムが隠れているのです。
この コーナー、まず、ポイント となるのは、進入する角度。
進入の ポイント を まとめると、
◎ 1コーナー の立ち上がりから、Zコーナー の進入を 1つの コーナー として、つなげる
◎ 1コーナー から、Zコーナー の進入 まで、ずっと左に 「G 」 が、かかるように走る
NG なパターンは・・・・・・、
× 1コーナー から、Zコーナー の進入まで、一瞬でも、直線的な区間がある
× ライン 的に、Z コーナー を アウト から進入できない
となります。
そして、Zコーナー の中は、
やはり、どこで シフトアップ するかが、ポイント です。
田中が試したところ、
コーナー の中(③と④の中間地点)で、レブリミット になるのなら、
③の手前で、シフトアップ する 場合と、
しっかり、ギリギリ まで、2速で引っ張って、
③と④の中間地点で、シフトアップ する 場合で、
同じ全開でも、コンマ 2~3 は、ありましたから・・・・・・。
でも、「レブリミット ギリギリ まで、引っ張る」 って、
口で言うのは カンタン ですが、
コーナー の中での シフトアップ は、かなり難易度が高いですよね・・・・・。
ですから、ここの シフトアップ は、地道に練習して、
少しずつ レブリミット に近い回転数で、シフトアップ ができるよう
トレーニング するしか手はありません。
(回転 リミッター に入らないように、気をつけて下さいね!)
もちろん、レブリミット や、ファイナル & タイヤ 径 によっては、
2 → 3速 の シフトアップ が、コーナー を抜けてからになる場合もあります。
(ECUにて、レブリミット が上がっている ZC32S なら、コーナー を抜けてからですね! )
それから、縁石をどこまで使うかも、とっても重要。
ちょっとだけなのか、ガッツリ なのか・・・・・・、悩む部分ですよね~。
まず、縁石に乗るには、「掟」 があるます。
それは、「必ず、アクセル を踏んだ状態で、縁石に乗ること」
これは、MUST です。
最悪なのは、縁石の上で、アクセル ON → OFF という パターン。
この場合、あらぬ方向に、クルマ は飛んで行き、
かなりの確率で 大クラッシュ となります・・・・・・・・・・。
※ この Zコーナー は、タイム の感度が、一番大きな コーナー ですが、
クラッシュ の リスク も、一番大きな コーナー ですので、十二分に注意してくださいね!
また、Z コーナー の縁石にどれぐらい乗れるかは、
スプリングレート や、ダンパー減衰の強さによっても、大きく異なります。
もちろん、
ローレイト → ガッツリ 乗れます
ハイレート → あまり乗れません
となり、
攻略の順序としては、
1) ③の手前で、アクセル OFF 縁石は踏まない
2) ③の手前で、アクセル OFF 縁石を少し踏む (縁石の上は、アクセル ON)
3) ③の手前で、アクセル OFF 縁石をある程度 踏む (縁石の上は、アクセル ON)
4) ③の手前の アクセル OFF を 少しずつ短く
5) ③の手前で、全閉にならない アクセル OFF
6) ③を全開で進入 + 縁石をある程度 踏む
7) ③を全開で進入 + 縁石を少し 踏む
※ 全開の場合、縁石をあまり踏まない方が、難易度が高くなりますが、
ラップタイム は、速くなります。ハイ。
もちろん、 4) から先は、たくさんの練習と、
有効な セットアップ ができていないと、クリアー できませんので、
ジックリ と挑戦してみてください。
注 上記は、 スイフト + ノーマルエンジン + スポーツラジアル での バランス となり、
もっと パワー のある車両や、タイヤ の グリップ、セットップ によっては、
③ が、全開で進入できない場合もありますので、 ご注意下さい。
そして、お次は、⑤ コーナー
この コーナー
イン 側の縁石に、
ガッツリ 乗る方が速いのか、
少しだけ乗るのが速いのか、
それとも、まったく乗らないのが、速いのか・・・・、
いままで、セットアップ別には、明確な答えが出ていなかったので、
今回は、徹底的に、TRY してみました。
でもって、田中が出した 結論は、
すべてのセットアップにて、
ほんの少しだけ乗る (縁石を微妙に、かすめる レベル ) が、◎ でした。
縁石に ガッツリ 乗ると、
最短距離は、走れますが、
どうしても、アクセル ON が遅れ、
縁石に タッチ しないと、
ワイド な ライン になってしまい 走行距離が長くなります。
ということで、
いろんな、ライン、いろんな乗り方を TRY しましたが、
タイム 的に、一番速かったのは、ほんの少しだけ乗る パターン でした。
では、⑤コーナー の ポイント をまとめますと、
◎ ブレーキリリース & ターンイン は、少し早めの イメージ
◎ 左 フロントタイヤ で、縁石を微妙に タッチ
◎ アクセル ON は、可能な限り 早める (縁石の少し手前から、アクセル ON)
◎ 立ち上がりは、アウト 側 ギリギリ に!
NG な パターン は・・・・・・、
× ブレーキ を コーナー の中まで、残し過ぎると、アンダーステア になりやすい
× 少しでも、縁石に弾かれる感じがあれば、縁石に乗り過ぎ
× アクセル が一気に全開になるなら、アクセル ON の タイミング が遅い
となります。
また、この コーナー は、セットアップ が、とっても重要ですね!
そして、非常に難しい、⑥⑦ コーナー に向かいます。
この、⑥⑦ コーナー は、かなり タイト で 、
少しでも、飛び込み過ぎると、すべてが、後手後手となり、
ラップタイム は期待できません・・・・・・・。
でも、かといって、飛び込まないと・・・・、
荷重移動が大きく活用できず、アンダーステア が強くなってしまいます・・・・。
だから・・・・、一番大切なこと、
それは、進入時の スピードコンロール。
ポイント をまとめますと、
◎ 思い切って、飛び込みまが、減速は ジックリ、そして、ゆっくり
◎ 特に、ハンドル を切り込むときは、十分な ブレーキリリース を!
◎ ずっと、ステアリング が重い状況を KEEP する ゆったりとした ステアリング 操作
◎ イン の縁石は、ノータッチ
◎ アクセル ON の タイミング は、可能な限り早く、そして、少し時間をかけて全開に
◎ 立ち上がりは、アウト 側 縁石も活用!
NG な パターン は・・・・・・、
× 飛び込み過ぎて、ブレーキリリース が遅れる
× 減速が早すぎて、コーナー の中まで、最適な フロント 荷重を持ち込めない
× 進入時、ステアリング を切るスピードが早い (ステアリング が急に軽くなる)
× イン 側縁石にタッチして、トラクション が、かからない (または、アクセル ON が遅れる)
× アクセル が一気に全開になるなら、アクセル ON の タイミング が遅い
となりますが、やはり、この コーナーの 「キモ」 になるのは、
減速区間での スピードコントロール です。
ですから・・・・、進入の ライン は、
極端に、大回りをするのではなく、
飛び込んでも、ブレーキ を
じっくり リリース できる ナチュラル な ライン がよろしいかと思います。
そして、最後の難関 ⑨ 最終 コーナー に向かうのであります!
ま
まず、⑨ コーナー の手前には、
軽く左に曲がっている ⑧ コーナー があるのですが、
ここの縁石は、ゼッタイ に踏んではいけません・・・・。
(踏むと、⑨ コーナー の進入で、クルマ が、暴れます・・・・・・・)
かといって、縁石から離れ過ぎると、ライン 的に厳しくなりますので、
狙うのは、縁石 ギリギリ のライン なのであります。
でもって、 最終 コーナー ⑨ のポイントは・・・・、
◎ 進入の ステアリング は、できるだけ、ゆっくりと、一定の スピード で!
◎ 「ギュ」 と、強く踏みたくなる ブレーキ を 弱く、長く の ブレーキ に!
◎ イン の縁石は、軽くタッチする レベル までとする
◎ 立ち上がりは、縁石 ギリギリ まで、ワイド に!
NG な パターン は・・・・・・、
× 進入時のブレーキが強い (アンダーステア になっちゃいます・・・)
× 進入時に、ハンドル を切る スピード が速過ぎる (ステアリング が軽くなったら NG です)
× イン の縁石で、クルマ が跳ねてトラクション がかからない (縁石に乗り過ぎです)
× アウト の縁石で、クルマ が ハネる (縁石に乗り過ぎです)
となります。
鈴鹿ツイン の G コースは、コーナー の数も少ないので、
地道に、細かなことを積み重ねないと、ラックタイム を短縮できません。
(まぁ、それが、タイムアタック の醍醐味ですが・・・・・・)
そのためには、熱くなり過ぎることなく、
タイヤ の グリップ をいかに ラップタイム に結び付けられるかを
ジックリ 考えながら走ることが、とても大切なのであります。ハイ。
ということで、
先日、公開した TM 2号車 (ZC31S) の動画 と、
ちょっとだけ走らせた、TM 4号車 (ZC32S) の動画 を どーぞ!
TM 2号車 (ZC31S) ラップタイム 38.8
TM 4号車 (ZC32S) 雪降ってる!!・・・(笑)
以上、鈴鹿ツイン Gコース の ドラテク でした!
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