2014 勝手に 「道場破り」 in 鈴鹿ツイン セットアップ編!
2014年03月18日(火)
いや~、少々時間が、かかってしまいましたが、
やっと、DATA が、まとまりましたので、
今夜は、鈴鹿ツイン のセットアップ編を お届けしたいと思います。
使用車両は、ご存知、TM 2号車 (ZC31S) となり、
持ち込み時のセットアップは・・・・・・、
イニシャルSET
ホイール CLEAWAYS F:7.5J-16+30 R:7.5J-16+46
タイヤ KUMUHO V700 F:225-45-16(中古) R:205-45-16(中古)
内圧 F:2.7(温間) R:2.9 (温間)
リアスタビ φ35
スプリング F 65-06-700 パーチェ装着 R:58-05-600 パーチェ装着
(リバウンドストローク 0G 0タッチ)
ダンパー 減衰 F:MAX 5戻し R:MAX 8戻し
キャリパー F 純正 R 純正
ブレーキパッド F 10F R 03C
LSD TM-SQUARE
ミッションオイル BILLION FF-730
エンジンオイル TM-SQUARE M16A 5W-40(継続使用)
オイルクーラー TM-SQUARE (純正ヒートエクスチェンジャー外し)
E/Gマウント 開発品
ファイナル R’s 4.7
ドライブシャフト 開発品
車高 F 610 R 590
トー F OUT 0:30 / R トーレスシム(-30) + (-15)
キャンバー F 実測5.8度 / R 並盛り
フロントロアアーム TM-SQUARE ロングアーム
ナックル TM-SQUARE キャンバーナックル
空力デバイス カナード・サイドカバー装着
エンジン ミノカム・32ピストン
エキマニ TM-SQUARE + BILLION バンテージ100
ECU Ver.CP-EM
セットアップ的に、いつもと違うのは、
ミノカム・32 ピストン を使用した エンジン ですね、やっぱり。
仕様的には、匠工房限定の TM カムシャフト (かなり低~中回転域重視) に、
ZC32S の純正 ピストン を組み込んだ、あの エンジンです・・・・。ハイ。
それを、純正 ECU にて、適合 (Ver.CP-EM) を 合わせ込んであります。
(弊社にて、エンジン オーバーホール をされるスイフトオーナーさん限定のメニューです!)
でもって、走り始めの 田中の コメント は・・・・・、
① 走行1 雪 セミウエット BEST 39.449
路面は、完全 ドライ ではない
アタックは、4~5Lap のみ
バランス
1コーナー(①②) 進入~真ん中 弱U/S 出口 中U/S
Zコーナー(③④) 進入 OK 真ん中~出口 U/S方向
左90°(⑤) 進入~真ん中 弱U/S
ヘアピン(⑦) OK
最終(⑨) 進入~真ん中 弱U/S
2nd ギヤ が ショート すぎる
ブレーキ の効きが強い(温度が低すぎる?)
変更
F タイヤ 225-45-16 → 235-40-17 (V700)
R タイヤ 205-45-16 → 205-50-16 (V700)
天候も微妙だったので、
今回のテストで、一番の目的だった、タイヤテスト を行いました!
そうです、禁断の 235 投入なのであります!!
まぁ~、以前に、245 を トライ した時は、
コーナー の ボトム が、速くなることと、
グリップ により、パワー が食われることで、
不発に終わりましたからね・・・・・・・・・・。
2年前の 「道場破り」 in 袖ヶ浦 セットアップ編は、
で、マッチング は・・・・、いかに!!
② 走行2 DRY BEST 38.910
良く曲がる フロント グリップ は、かなり↑
O/S はない
フェンダータッチ は、ゼロ ではないが、問題ない レベル
フロントタイヤ の温まりが独特
なかなか温まらない状況から、急激にグリップが立ち上がる ↑(時間もかかる)
バランス 的にNG なのは、Z コーナー の 進入~真ん中 (ライン がずれる レスポンス 悪し)
(リアタイヤ が、たわんで、 ロール が大きく感じる)
タイヤが、少しだけ大径になった分、2nd ギアのレシオ は、最適になった
ブレーキは、温まると、鈴鹿ツインに 完全適合! 効きの強さ ◎
235 なかなか、やりますね~。
フロント の グリップ が上がった分、
鈴鹿ツイン では、タイムアップ 成功です!!
コンディションが違うので、的確なことは、言えませんが、
おそらく・・・・、0.2秒は、あるのではないかと・・・・・・。
また、リアタイヤ に関しては、
205-45-16 → 205-50-16 に変更したことで、
フロントグリップ が勝ちすぎて、O/S になることもありませんでした。
(前回の TC1000 でも、45 → 50 にすることで、リアグリップ が安定しましたからね~)
※ 注意
鈴鹿ツイン (特にGコース)は、U/S のバランスが強いサーキットです。
ですから・・・・、今回のように、セットアップ を かなり、O/S 方向に 振っても、
問題なく走れてしましますが、他の サーキット の場合、このままのバランスだと、
O/S になる可能性が高いと思われます。
変更
内圧 F 3.2 → 2.7
R 2.4 → 2.9
F/R とも、想定の内圧になっていない
リアタイヤ のたわみは、コレが原因! と思われる
R スタビ 35 → 38φ
Zコーナー の レスポンス 遅れは、リアタイヤ の内圧と思われましたが、
どうも、メカニカル 的にも、リア の ロール が大きく感じましたので、
リアスタビ も、硬くしてみました。
③ 走行3 DRY BEST 38.873
Z コーナー OK (ステアレスポンス向上)
バランス
1コーナー(①②) 進入 弱U/S 真ん中 OK 出口 弱U/S
Zコーナー(③④) 進入~真ん中 OK 出口 U/S方向
左90°(⑤) OK
ヘアピン(⑦) OK 少しだけ U/S 増
最終(⑨) OK 少しだけ U/S 増
走行② との比較で、Z コーナー が速くなっている
他の タイトコーナー は、タイヤ の グリップ↓ (NEW タイヤ の エクストラ グリップ がない)
R スタビ の変更により、タイトコーナー は、少し U/S 方向に
これで、 「道場破り」 達成!! なのであります。
いや~、NEW タイヤ からの グリップダウン より、
セットアップ を詰めた メリット の方が、少しだけ勝り、
なんとか、タイム を短縮できましたが、かなり際どい挑戦でしたね・・・・・・・・・。
おまけに、タイム が出た瞬間、
ドカッ~っ と、雪が降ってきましたからね・・・・・・。
ホント、我々は、かなり、ラッキー だったと、思います。ハイ。
ちなみに、走行後の タイヤ は・・・・・・・、
こんな感じで、ございました!
まぁまぁ、イイ感じですよね~。
さぁ~、これから、235 が、
スイフト タイムアタック の スタンダード になるのか!
それとも、215~225 の方が、カバーできるサーキットが多いのか!!
ジックリ、他のサーキットでも、確認したいと思います。
乞うご期待です!
佐藤さん・・・・・、
17インチの CLEAR WAYS 作る・・・・・?!