TOYOTA 86 FSW レーシングコース テスト (ドラテク後編)!
2014年04月18日(金)
本日は、TOYOTA 86 の
FSW レーシングコース ドラテク編 (後編) です。
では早速、はじめましょう。
③ 100R を クリアー し、
コースの真ん中あたりまで膨らんだラインを 再び右へと修正して、
④ ヘアピン (最近は、アドバンコーナー と言うらしい・・・・・) に
4 → 3 と シフトダウン し、アプローチ します。
この ④ ヘアピン で、重要なことは、
86 ドラテク 最大の攻略ポイントである
「ブレーキを あまり残し過ぎないこと」 です。
特に ④ ヘアピン は、進入区間が、下り坂 となりますので、
どうしても、車速が落ちきらず、
ブレーキを奥まで残した走りと なりがちですが、
86 に、このブレーキを残した (残し過ぎた) 走りは禁物です。
ですから、リリースを意識的に早め
イン側のクリップを 少し曲がりながら かすめて 立ち上がる、イメージとなります。
また、この ④ ヘアピン は、
コース幅が、かなり広い設定になっていますので、
入口から 出口まで、めいっぱい コース幅 を活用して走ることも、重要となります。
ただ・・・・、クリップ近辺で、アンダーステア が出ている状況なら、
大きくアクセルを踏んで立ち上がると、出口でコースが、
足りなくなりますので、ご注意を!
でもって、300R (④ ヘアピン と、⑤ DUNLOP コーナー のつなぎの部分) は、
あまりアウトに出ることなく、最短距離を走行して、⑤ DUNLOP コーナー へと向かいます。
⑤ DUNLOP コーナー (1) は、
ブレーキング区間が、下り坂 となりますので、
ほぼ フラット な ① 1コーナー と比較すると、
ブレーキ の効きが弱くなる イメージ です。
ですから、しっかりと、踏力を上げて、ブレーキング。
5 → 4 → 3 → 2 と、シフトダウンし、
インの縁石に沿って、ぐるっと回り込みます。
※ このインの縁石は、ガッツリ使用しても、問題ありません!
そして、出口では、次の ⑥ DUNLOP コーナー (2) を見越して、
コース 真ん中あたり に立ちあがり、そのまま、クリップを取りに行きます。
アクセル開度的には、⑤ DUNLOP コーナー (1) の立ち上がりで、
一旦、全開になり、そのまま、⑥ DUNLOP コーナー (2) に進入。
⑥ DUNLOP コーナー (2) の立ち上がりでは、
トラクションと相談して、そのままイケそうなら、アクセル全開を KEEP
少々厳しいようなら、厳しい分だけ、やさしく アクセルコントロール といった感じです。
そして、しばし急な上り坂 (⑥ DUNLOP コーナー と、 ⑦ 13コーナーのつなぎの部分)
を走行し、3速に シフトアップ して、 ⑦ 13コーナー に進入します。
⑦ 13コーナー の攻略ポイントは、
コーナーが、坂の頂点に位置することから、ブレーキが強くても、リリースが遅くても、
アンダーステア になりやすい コーナー となり、ある程度のスピードで飛び込んでも、
弱い踏力 & 早目のリリースを 行う必要があります。
ブレーキを 「ギュッ」 と踏みたい 気持ちを 抑え
ブレーキを もう少し残したい 気持ちも 抑え
アクセル OFF の状態で、うまく クリップ できれば、
アウトのスペースと相談しながら、アクセルON!
(出口は、逆バンク状態となっていますので、ご注意を!!)
そのまま、コース左端を走り、お次の ⑧ ネッツコーナー に向います。
⑧ ネッツコーナー は、アウトから進入しません。
コース真ん中から、ややイン側より、アプローチ。
(3速ホールドです)
アウトから進入しないのは、
ライン的な優位性 以上に、
荷重移動による優位性(安定した状態でブレーキングできる)を
重要視しているからです。
このコーナーは、路面の傾きが、とても複雑で、
飛び込み過ぎや、強引にアクセルON のタイミングを早めると、
コースの罠にまんまと引っかかりますので、
このコーナーで、タイムを稼ぐ という スタンス ではなく、
このコーナーで、ミスしてタイムロスしない という スタンス の方が、
きっと、うまくいくように、思います。
で、しっかり トラクションが かかった状態で、
アウトいっぱいに立ち上がったら、
これまた、あまり、クルマを左に振らず、
コースの中央より、右側を走行して、⑨ 最終コーナー に 向かいます。
3速ホールドで で迎える ⑨ 最終コーナー は、
アウトから進入せず、コース中央より 右側から進入。
(ここも、ライン的なメリットが大きくありません・・・・・)
また、この ⑨ 最終コーナー も、ブレーキを残し過ぎると、
アンダーステア となりますので、意識的に、早めのリリースがポイントになります。
そして、小さく、コーナーを回って、できるだけ早めに アクセルON!
アクセルON のタイミングは、インの縁石付近に存在する、
2~3個 のウネリのような小さなギャップがあるのですが、
◎ ギャップの上で、全開近くアクセルが開いている
△ ギャップの上で、50%ぐらいアクセルが開いている
× ギャップの上から、アクセルON がはじまる
× ギャップの存在がわからない (ラインが間違っている)
となります。
あとは、ひたすら、的確 & 素早い シフトアップにて、
1.5km におよぶ、長いストレートを全開で走行すれば OK です。
いや~、今回も、マニアックに、なってしまいました・・・・・・・・。
では、
FSW レーシング コース & TOYOTA 86
2:06:2 の車載動画(後半部分)を どうぞ!!
ということで、FSWレーシングコース の 攻略ポイントは・・・・・、
タイムを削るのは、コースの前半部分 が とっても重要!
コースの後半部分は、タイムを削る より、ミスをしないことが重要!
ブレーキングポイントでは、コース外の看板を凝視しない!
ブレーキの残し過ぎには、アンダーステアになりやすい ので要注意!
③ 100R ⑧ ネッツコーナー ⑨ 最終コーナー は、アウト から進入しない方が速い!
だと、田中は思いますよ~。
では、前半/後半 をつないで、1Lap 通しにて、
FSW レーシング コース & TOYOTA 86
2:06:2 の LAP を どうぞ!!
以上、
TOYOTA 86 FSW レーシングコース テスト ドラテク編 でした!!