TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース ダンパー②

2014年08月04日(月)

そうです!

今夜も、もちろん、ハイエース!!

 

 

 

ダンパーの試作品

 

試作品 Ver.1

試作品 Ver.2

 

と試し、

どうやら、方向感が怪しくなってきた、ダンパー開発・・・・・・・(汗)。

(TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース ダンパー① の

ブログ は、こちら!

 

 

 

ただ、どうしても、田中は、

乗り心地 を改善したい ニーズが強く、

試作品 Ver.2  よりも、もっと、ピストンスピードが速い状況にて、

減衰を抜いた試作品 Ver.3 を作ってもらいました。

 

 

で、コメントのほうは・・・・・、

 

 

 

 

試作品 Ver.3

 

車両      スーパー GL (3.0L ディーゼル ナローボディ)

タイヤ     195-80-15 バン用 ラジアル

車高      F/R 2インチ ダウン

ストッパー   ストロークストッパーは、効かない位置にセット

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

積荷 「ゼロ」 での コメント

 

 

①   F  -8   R  -20(フルソフト)

全体的に、かなりやわらかく、フワフワ感 フラフラ感が強い

路面の突き上げは、あまり感じない

 

 

②   F  -6   R  -20(フルソフト)

あまり変化がなく、全体的に、ストロークを抑制できていない

コーナーリングスピードが、Ver1 より、遅い

 

 

③   F  -4   R  -20(フルソフト)

シッカリ感が出てきて、レスポンスしはじめた

コーナーリングスピードも、少し向上したが、Ver1 よりは、明らかに遅い

 

 

④   F  -2   R  -20(フルソフト)

このダンパーの中では、BESTな減衰特性

安定感は、強くなったが、まだ、足りない

また、路面の突き上げを少し感じる

(ゴツゴツ感の種類は違うが Ver1 よりは、少ない)

 

 

 

総評

 

全体的に、フロントが簡単に動き、フラット感がなく、直進安定性が極めて悪い

空荷でこの減衰ポジションでは厳しい

また、レスポンスも悪く、運転がかなり難しい

Ver2/3 ともに、初期が簡単に動く部分が、NG

しかし、減衰調整を強くすると(-2~-5)低速側の減衰が立ち上がり、

ゴツゴツ感も発生している

高速側の減衰があまりにもなく、減衰調整を強くすると、

高速側はあまり立ち上がらず、低速側が大きく上がることが、NG

 

 

 

 

まったく持って、思っている方向に行きません・・・・・・。

 

 

 

この時点までに、わかったことは、

とにかく、高速側の減衰を弱くすると、レスポンスが悪く、

フラット感、コーナリング性能、乗り心地とも、悪くなること。

 

 

そして、ストローク初期の部分は、ある程度、減衰を立ち上げて、

フラット感を出しながらも、いかに路面の継ぎ目等、乗り心地に関する部分に、

折り合いをつけるかが、キモのように思いました。

 

 

ということを踏まえ、

試作品 Ver.4 を作りました。

 

 

 

 

 

 

 

試作品 Ver.4

 

積荷 「ゼロ」 での コメント

 

イニシャル コメント

いままでから、大きく前進している

バンプが シッカリあることで、レスポンスが ◎

追従性、切り足しに関しても、◎ (コーナーはかなり速い!)

 

 

①   F  -12   R  -20(フルソフト)

レスポンス、グリップは、◎

入力の速い小さなギャップで、少し減衰が強いと思われる

 

 

②   F  -17   R  -20(フルソフト)

レスポンス、グリップは、◎ KEEP

減衰を弱めても、バンプの減衰は、さほど変化していない

 

 

③   F  -25   R  -20(フルソフト)

クルマの動きが大きく、レスポンス、グリップ とも、ダウンするが、

Ver1~3 の同じポジションより、シッカリ感は、ある

 

 

 

総評

 

高速側のバンプが強くなったことで、コーナリング性能が、飛躍的に向上

バンプが強いと、レスポンスがよく、コーナーが速い ということは、間違いない。

 

 

これが、スポイルされないレベルで、もう、20%ぐらい バンプをソフトに振り、

乗り心地の向上に貢献したい・・・・。

 

やっと、出口が見えてきました・・・・・・・。