駆動系パーツ
TM-SQUARE LSD  ZC32S スペックの 詳細!

2015年01月27日(火)

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いや~、前回で終了しました、

田中ミノル式  FF 機械式 LSD 完全解説   「曲げるための LSD 有効活用法」

みなさん、いかがでしたでしょうか?

LSD が、コーナリングパーツ であることを
もし、少しでもご理解いただけていたら 田中は幸せです。ハイ。

ということで、本日は、

TM-SQUARE LSD (ZC32Sスペック)の詳細を少々。
(そうです 新製品の宣伝です!)

先日のブログ

いよいよ リリース! TM-SQUARE LSD ZC32S スペック!!

でも、お伝えしましたように、


「ストリート では快適に、
そして、サーキット では、強力な ロック で クルマ を曲げることができる」


という コンセプトにて、スタートした ZC32S のLSD 開発。

でもって、次から次へと試作品を作り、開発を進めていくと、

「ZC32S のアンダーステアを解消するには、
今までとは、比較にならないぐらい 強いロックが必要」

という結論に達しました。

そうです、それぐらい強いロックでないと、ZC32S は、曲がらないのです・・・・・。

ただ・・・、LSD のロックを強めるために、
安易にイニシャルトルクを上げたり、カム角を大きくすると、
チャタリングという問題が発生し、ドライバビリティを大きくスポイルしてしまいます。

そこで、我々は、イニシャルトルク や、カム角で、LSD のロックを強めるのではなく、
斜めに切った サイドギア により、アクセル を踏み込むと、ロック がより強くなる
デュアルコア  というタイプの LSD を  ㈱ OS 技研 と共同開発しました。

このデュアルコアを超カンタンに説明すると、

通常なら、イニシャルトルク + カム角によって、
LSD ディスクを押さえつける力 (LSD のロックの強さ) は、決定しますが、

デュアルコア の場合、上記の状態から、
アクセルを踏むことで、斜めに切られた サイドギア の効果により、
LSD ディスクを押さえつける 力 がプラスされ、
より強力なロックが発生する仕組みになっています。

まぁ~、平たく言えば、

「アクセルONにより、イニシャルトルクが増大する」 という
新機構のLSD なのであります。

ちなみに、OS 技研 さんの WEB サイトでは、
「トルク感応型」 と 「回転感応型」 の融合!

という表現が使用されています。

OS 技研 WEB サイト

ですから、ディアルコア LSD の場合は、

ロックの強さ = イニシャルトルク + カム角 + アクセル開度


となりますので、曲げるために必要となる強力な LSD のロックを
ドライバー自身がアクセルにより作ることが出来ること、
そして、そのロックをコントロールできることが、大きなメリットとなります。

この新機構により、
アクセルを踏むとグイグイ曲がる究極のコーナリング性能と、
(マジで笑っちゃうぐらい曲がりますよ~!)
チャタリングのない快適なストリートの性能を両立させた
いかにも、TM-SQUARE らしい、まさに曲げるために生まれた
まったく新しい機械式 LSD が、TM-SQUARE LSD ZC32S スペック なのであります!

もちろん! イニシャルトルク、カム角、そして、サイドギアの角度とも、
前回まで、徹底解説しました、曲げるためのドラテクが、リンクするように、
また、ZC32S に、マッチングするように、
完全セットアップ済みの LSD ですので、そのまま組み込んでいただくだけで、OKです。

そして・・・・・、

気になる・・・・・、

お値段は・・・・・・・、


¥178,000!(税込)


まぁ~、決して安くはありませんが、
このコーナリング性能を体感すると、
決して高くないと、田中は思いますけどね~!(笑)

きっと、みなさんが ご存知の LSD とは、まったく違う、
異次元の 「曲がり」 を体感できると思います。ハイ。

そして、そして、現在、在庫も、「◎」 となりますので、
ZC32S オーナーのみなさん どうぞよろしくお願いいたします!!

ちなみに、「匠工房」でも、好評作業中です!

詳しくは、こちらを!!

ということで、以上、田中の超自信作!
TM-SQUARE LSD ZC32S スペック の 詳細 でした!!

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TM-SQUARE LSD ZC32S スペック の曲がり具合、

TC2000 1分3秒台 の動画でも、ぜひ、ご確認を!