エンジン
TM-SQUARE ZC32S ECU 完成です!!
2016年07月27日(水)
いや~、ついに!
あの ウルサイ・・・・、
田中ミノル の OK が、出ました!!
そうです!
TM-SQUARE ECU Ver.1 ZC32S SPEC の完成なのであります!!
今回も、長い道のり でございました・・・・・。
ちなみに、今回の適合は、
ZC32S マニュアルトランスミッション
ノーマルエンジン
純正エキマニ
純正センターパイプ
純正インテーク
にて行いました。ハイ。
(※ 純正以外のインテークにも、適合します)
で、どんな感じの ECU DATA になったかと、申しますと・・・・、
それは、それは!
中速の一番欲しい ところが、ガッツリ とある
いかにも、TM らしい DATA となりましたよ~。
ですから・・・、
サーキットにも、ストリートにも、ワインディングにも、
スーパー 「◎」 なのであります!! ハイ。
では、開発秘話 を少々・・・・。
弊社にて、ECU DATA の開発をスタートする場合、
まずは、フルコン(海外製) を装着して、
徹底的に、最大限のパワーとトルクを発揮できるように、適合を行います。
で、VVT も、点火も、燃調も、
どの回転域でも、これ以上は、無理かなぁ・・・・・・という状態まで、
合わせ込みを行います。
まぁ~、実際は、純正ECU を書き換えますので、
一見無意味に思える、このフルコンでの適合には・・・・・・・、
じつは、大きな意味合いがあるのであります。ハイ。
それはね・・・・・、
純正 ECU を書き換えて、適合を取る場合、
ゴールが見えない状況での作業となってしまいます。
だって、たとえば、もう少し、パワーが出るのではないかと思われる回転域があっても、
それが、エンジンの機械的な限界なのか、
それとも、ECU のシステムを理解できていなくて、
適合を合わせきれていないのか・・・・・、明確には、わかりませんよね・・・。
でも、お金はかかりますが、
最初に、DATA 的な制約がなく、何でもできる フルコンにて、
ガッツリ適合をとっておくと、
「ここまで、パワーは出るはず!」 といった、
ゴールが明確にわかっていますので、
もし、計測値が、ゴールの数値では なかったら、
「まだ、やる必要がある!」 と、なるのであります。
そうです! このやり方なら、
どこにどれだけのマージンがあるのか、
答えがわかった状態で、適合をとりますので、
足りないところは、徹底的に、ECU のシステムを含めて、
頑張ることができることが、大きなメリットなのであります!!
ね・・・、
いかにも、TM らしいでしょ? (笑)
みなさんに、どのように評価していただけるか?
そして、どれぐらい、感動していただけるか?
とっても、とっても、楽しみで、仕方がありません!
いや~、やっと、この日を迎えることだできて、
田中は嬉しゅうございます。