なに? エンジンがない?? Vol.2 (笑)
2017年01月26日(木)
調子に乗って、第二弾です(笑)!!
M16A エンジンを 徹底的にチューニングすることで、
我々が、学んだこと・・・・・・、
それはね・・・、
どうしても、改善しなければならない、部分が、
M16A エンジン には、あるんですよ・・・・・・。
その どうしても、越えなければならない 最大の壁 とは・・・、
吸入できる空気量をいかに増やすか・・・、でした。
要するに、M16A エンジン を
過激にエンジンチューニングする時、
最大のウィークポイントとなるのは、
空気がエンジンの中に、一定レベル以上、入らないことなのです。
(だから、M16A エンジンでは、高回転域でパワーを出すようなカムが、
まったくマッチングしないのであります・・・。だって、カムが機能する
回転域になったら、空気が入らないのですから・・・・・)
で、4号車のエンジンは、どうしたかと言いますと・・・・・、
某自動車メーカーのレーシングエンジンを設計している
すんごいところに、エンジンを持ち込み、
シリンダーヘッドを切り刻み、
インテークポート近辺にどれだけ肉厚があるかを計測。
そして、どこをどう削り、どこをどう埋めれば、
吸入空気量がどれぐらい増えるかという シミュレーター を
使用しながら、ファンネル、スロットルボディ、インマニ、インテークポートという
空気が通過するトンネル内の形状を決定しました!
(いや~、あるんですよ、そんな、夢のようなソフトが!!)
そしたらね・・・・・、
な、な、なんと!
純正形状より 51% も、流れる空気量が、増加したのであります!!
(いや~、エンジンって、そうやって、作るのね・・・・・・・)
でも、まぁ~、まったく、販売できない ものであっても、
徹底的に、限界を追い続ける こと こそが、
TM-SQUARE の美学なのであります・・・・・・・・・・・(笑)
ということで!
外観だけでも、ご飯3杯は、イケますが、
内部の形状を見たら、あと、5杯ぐらい おかわりできそうな
インテーク トンネル (2) のお話でした!!