KUMHO V700 が、新コンパウンドに!

2018年01月17日(水)

 

 

 

 

いや~、BIG ニュース で、ございます!

 

 

 

タイムアタッカーに、絶大なる支持を得ている

KUMHO ECSTA V700 タイヤ。

 

 

田中も、このタイヤが大好きで、

ZC32S (TM 4号車) で、TC2000 を 

02秒台 で、駆け抜けたときも、このV700 を使用していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ~、田中の独断と偏見で、V700 を語るとすれば、

 

 

 

 

シッカリ上から押さえつけて(荷重をかけて)、

タイヤを使えるドライバーには、とっても好評価!

(あの高荷重時の剛性感は、やっぱ、たまりません!!)

 

 

でも、タイヤの表面グリップを重要視して、

ステアリングだけで曲がろうとするドライバーには、

少々、マッチングが悪いですね・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

このあたりは、過去に比較テストを行いましたので、

詳細は、こちらのブログから ご確認いただければ、幸いです。

 

 


V700 vs ZⅡ の比較 です!   2013年2月6日

 

田中ミノル の 勝手に、タイヤ比較! (A052 vs V700)   2017年6月20日

 

(ちなみに、田中は、KUMHOさん から、お金も、タイヤも、もらってませんから!  笑)

 

 

 

 

 

 

 

そして、タイムアタックシーズンに、V700 を使用するとき、

最大のウィークポイントは、やっぱ、温まりの悪さ だと、田中は思います。

 

 

まぁ~、密度の高いゴムに、薄いゲージの組み合わせですから、

このあたりは、致し方ない部分ではありますが、

 

温まり悪い = ドライバーとしての経験値 が、問われます・・・・・・。

 

 

 

 

たとえば、TC2000 真冬のアタック & FFのスイフト なら、

リアタイヤが、シッカリとグリップするまでに、

最低でも、4~5Lap は、必要となりますからね・・・・・・。

 

まぁ~、落ち着いて、ジックリ、4~5Lap 待てれば、

問題はないのですが、タイヤが温まる感覚に、不慣れだと、

やっぱ温まりの悪さはデメリットでしかありません・・・・。

 

 

 

とまぁ~、メリット/デメリット がハッキリしている 

KUMHO ECSTA V700 タイヤ ではありますが、

 

なにやら、新コンパウンド が、登場 するらしいですよ~。

 

 

 

 

 

じつは、昨年の秋に、

KUMHO さんの とあるお方より ご連絡いただき、

その 「新しいコンパウンド」 を試す機会がありました。

 

 

 

でもって、田中は、FSWショート と、TC2000 にて、

V700 の 現行コンパウンド と、新コンパウンド を 

比較することができましたので、

本日は、この極秘情報をガッツリ リークしたいと思います!

(大丈夫! ちゃんと許可はいただきましたから!!  笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、FSWショート で感じた違いは、

 

(テスト日    2017年9月20日)

(テスト車両  ZC32S/5号車)

 

 

 

 

〇 とにかく、温まりが早い!

〇 特にリアの温まりスピードは、まったく別物!

〇 現行コンパウンドより、グリップは高いが、ラップタイムは変わらなかった。

〇 連続ラップによる グリップダウンも、気にならないレベル。

〇 ケーシング剛性が、現行コンパウンドより、ほんの少し、ソフト方向に感じる。

 

 

 

といった感じで、確実にグリップは向上しているものの

 

新コンパウンドを使用したタイミング(コンディション)なのか・・・、

グリップによって、パワーを食われているのか・・・、

 

明確な理由はわかりませんが、タイムは変わりませんでした。

(正確には、0.1秒は速くなりましたが・・・・、ま、誤差の範囲かと・・・・・・・・)

 

 

でも、リアタイヤの温まりスピードは、

今まで、何セットも、V700 を使用してきた田中にとっては、

ちょっと、驚愕の早さ でございました。ハイ。

 

 

 

 

 

 

でもって、同じタイヤを持って、今度は、TC2000 に!

 

 

 

 

 

 

(テスト日    2017年12月6日)

(テスト車両  ZC33S/6号車)

 

 

 

 

〇 FSWショートと同様に、とにかく、温まりが早い!

〇 現行コンパウンドと比較すると、明らかにグリップレベルが高い!

〇 同一周回数の中古タイヤ比較で、0.8秒 新コンパウンドの方が速い!

〇 3Lap以上、連続ラップすると、少々、グリップダウンを感じる(0.3秒レベル)。

〇 DUNLOPコーナー、最終コーナーで、大幅レベルアップ!

〇 タイトコーナーのボトム周辺で、ステアリングが効く!

 

 

といった感じで、TC2000 では、グリップをタイムに結び付けることができました。

 

 

また、V700 のメリットである 高荷重状態でのシッカリ感はあるのに、

温まりの悪さというデメリットがなくなったことで、

「非常に使い勝手が良いタイヤ」 というのが、田中のインプレッションです。

 

まぁ~、タイヤ以外の部分は、まったく同じで、

タイヤだけの比較で、0.8秒 速いわけですから、

いかに、グリップが高いか、ご理解いただけると思います。ハイ。

 

 

 

それに、連続ラップによる タイヤのタレ に関しても、

0.3秒 Down レベル で、そのまま、連続周回ができますので、

「ま、許容範囲かな・・」 というのが、田中の感想です。

 

 

 

 

 

 

それから・・・・、

 

田中ミノルが入手した情報によりますと、

この 「新コンパウンドのV700」 は、今年の3月ぐらいから、

順次、切り替えとなるらしく・・・・・、

 

 

テスト協力したことにより、弊社から販売する場合は、

「旧コンパウンド」 なのか、「新コンパウンド」 なのかを

把握した状況で販売できる!  特典をいただきました!! 

(スゴイでしょ!)

 

 

 

ですから、弊社から、ご購入いただく場合は、

 

「新コンパウンド」 が到着したら発送 (バックオーダー) とか、

フロントは、「旧コンパウンド」  リアは、「新コンパウンド」 といったように、

バリエーションでご購入いただくことも可能となる予定です。 

 

(近々、3月に入荷予定の 「新コンパウンド」 リストをこのブログでお知らせしますね!)

 

ということで!

 

KUMHO ECSTA V700 「新コンパウンド」 の 裏情報と、

限定品販売のお知らせでした!!

 

 

2018年6月5日 追記

KUMHO V700 の 新コンパウンド は、既存品に対して、

ソフトコンパウンド仕様となりますので、路面温度が低い季節には、

「温まりが早い」とうメリットを発揮しますが、

路面温度が高い季節は、「ブロック剛性が低く感じる」ことがあります。

また、ソフトコンパウンド仕様であることから、既存品よりライフが

短くなることがあります。

 

 

 

 

 

 

詳しくは、こちらのブログ にて、ご確認下さい。