本日は、COOLING MEISTER BILLION の新製品
スーパーサーモバンテージ 80 のご紹介でございます。
こちらの商品は、今まで販売を行っておりました
スーパーサーモバンテージ 70 の後継モデルとなる商品となります。
ちなみに!
スーパーサーモバンテージ とは、どんなパーツかと申しますと、
エキゾーストマニホールド、フロントパイプ、マフラーなど、高熱を発生するエキゾースト系の部品に巻き付けることで、放熱を抑制する耐熱バンテージとなり、メリットは、以下のとおり!
吸気温度を下げてパワーアップ!
エキゾーストマニホールドに、バンテージを巻き付けることで、エンジンルーム内への放熱を大幅抑制。バンテージ装着前に比べて、エンジンルーム内の温度が下がることで、吸入空気の温度が低下し、その結果、エンジンパワーの向上に貢献します。(空気は冷えると体積が小さくなりますので、同体積での酸素保有数が増加することから、酸素の密度が高くなります)
各種パーツを熱害から守る!
エキゾーストマニホールドをはじめとする、各種排気系パーツに装着することにより、ハーネス、各種センサー、ABSユニット、スターターモーター、オルタネーター、各種ブッシュ、ダンパー、ドライブシャフト等のパーツを熱害から守ります。
水温・油音の上昇を抑える!
前輪駆動車(FF車)は、オイルパンの真下をフロントパイプが通過するレイアウトが多く見受けられ、また、横置きのエンジンレイアウトでは、エキゾーストマニホールドと、ラジエターの距離がどうしても近くなってしまいます。これらの状況では、オイルパンやラジエターが排気管からの放熱の影響を受け、水温や油温が上昇するケースがあります。そこで、フロントパイプやエキゾーストマニホールドにバンテージを巻くことで、熱の影響を受けにくくなることから、水温・油温の上昇を抑制することが可能となります。
豊富なサイズラインナップ!
マテリアルは、シリカファイバーを使用した 100シリーズ と、今回、新しくバリエーションに加わった耐熱グラスファイバーを使用した 80シリーズ の2ラインナップ! 装着する箇所や、使用する環境に応じて、2つのマテリアルで、合計27アイテムのバンテージを設定しましたので、用途に応じたチョイスが可能です。
※ 今回、スーパーサーモバンテージ 80 の発売に伴い、
スーパーサーモバンテージ 70 は、廃盤となりました 。
といったようなメリットがあります。
でもって! 今回、リリースした スーパーサーモバンテージ 80 の商品詳細は、こんな感じでございます!!
BILLION スーパーサーモ バンテージ 80 は、新仕様のグラスファイバー繊維を採用した、NAエンジンに対応する耐熱エキゾーストバンテージです。グラスファイバー特有のチクチクする皮膚刺激を大幅に抑制しましたので、作業性が格段に向上。もちろん、装着により、エキゾーストマニホールド、フロントパイプ等からの放熱を大幅に抑制し、エンジンルーム内の温度を下げ、エキゾースト近辺のパーツを熱害から守ります。
●『チクチク』しない! 新仕様の グラスファイバー 採用!!
繊維の太さ、繊維の長さ、そして、織り方を変更することで、グラスファイバー特有の『チクチク』する皮膚刺激がなく、作業性が格段に向上しました!
●対応排気温は、最大950℃!
最大950℃までの排気温に対応するNAエンジン専用の耐熱エキゾーストバンテージです。なお、排気温度の高い車両で、サーキットを連続周回する場合は、エキマニの出口付近や触媒付近では、耐熱温度的に、ご使用いただけないケースもありますのでご注意下さい。
●優れたコストパフォーマンス!
排気温950℃までのNAエンジンのみに使用を限定したことで、優れたコストパフォーマンスを実現しました。
●35mm幅、50mm幅をバリエーション!
エキゾーストパイプの曲がりが複雑な部分にマッチングする35mm幅、比較的ストレートな部分にマッチングする50mm幅の2種類をバリエーション。また、バンテージの長さも、2m、5m、10m、15m の4種類をラインアップしましたので、使用用途にピッタリのバンテージがチョイス可能です。
BILLIONスーパーサーモバンテージ 80 の アイテムは、以下のとおりです!
●ステンレスバンド&クリップ付属!
バンテージの固定に必要な、ステンレスバンド&クリップが付属されています。
といった商品となります。
また、本製品は、
高性能NAエンジン、NAチューニングエンジン、サーキットの連続周回といった
排気温度の高い 使用環境では、耐熱温度的に、対応できない場合があります。
この場合は、より耐熱温度の高い BILLIONスーパーサーモバンテージ 100 をご使用下さい。
BILLIONスーパーサーモバンテージ 100 の解説ブログは、こちら!
このあたり・・・、じゃ~どっちを使うのが良いのよ? となりますよね・・・。
ということで、以下は、田中ミノル個人の見解でございます。
まず、NAエンジンのセンターパイプ、リアピース、テールエンド周辺 に使用される場合は、問題なく、スーパーサーモバンテージ 80 が使用可能です。
たとえば、
センターパイプの一部( 燃料タンクまわり)
センターパイプの一部(ドライブシャフト近辺)
センターパイプ全体
テールエンド周辺
ですと、耐熱温度的にも、問題なく使用いただけると思います。
また、NAエンジンのエキマニに使用される場合は、
高性能NAエンジン
NAチューニングエンジン
サーキットの連続周回
といった排気温度が高い環境で、
エキマニ の排気ポート周辺/ 触媒周辺 に使用されると、
耐熱温度的に厳しくなり、繊維がガラス化(繊維が溶けてカチカチになる)し、ライフが短くなってしまう場合があります。よって、サーキット走行の頻度が多い使用環境にて、エキマニに使用される場合は、BILLIONスーパーサーモバンテージ 100 の方が、温度的にもライフ的にも、安心だと思います。
もちろん、ストリート/ワインディング でのご使用や、排気温度が超高温状態をキープしない環境では、エキマニ にも使用いただけますので、このあたりは、使用環境によりチョイスをお願いします。
あと、排気温度の高いTURBOエンジンのエキマニ、タービンまわりには、
BILLION スーパーサーモバンテージ 80 は、使用できませんので、こちらも、
BILLION スーパーサーモバンテージ 100 をご使用くださいね!
ちなみに、サーキット大好きの田中ミノルが、
ZC31S/ZC32S に、バンテージを使用するなら、
エキマニ → BILLIONスーパーサーモバンテージ 100
Fパイプ → BILLIONスーパーサーモバンテージ 80
センターパイプ → BILLIONスーパーサーモバンテージ 80
というチョイスにすると思います。
また、スーパーサーモバンテージ 70 → スーパーサーモバンテージ 80 へ、
最大の進化は、作業性の向上(もう、チクチクしません!!)であります。
これは、なぜ耐熱グラスファイバーだけ、チクチクするのかを某繊維メーカーさんで教えていただくことができたのです! そして、そのノウハウを実際にバンテージを作っている工場に導入して誕生したのが、BILLIONスーパーサーモバンテージ 80 となりますので、スーパーサーモバンテージ 100 と同様に、装着作業時の不快なチクチク感がありません!
いや~、これは、マジに進化しましたよ~。
だって、耐熱グラスファイバー のバンテージは、コスパは高いものの、あの作業時のチクチク感は、本当に厳しいものがありましたから・・・。まぁ~、原料は
スーパーサーモバンテージ 70 と同じ耐熱グラスファイバーですので、 耐熱温度等は同じですが、このチクチク感の解消は、きっと、大きな違いになると思います。
また、アイテム的にも、スーパーサーモバンテージ 70 では、50mm幅のみのバリエーションでしたが、スーパーサーモバンテージ 80 になって、35mm幅と
50mm幅 になり、長さも、2m、5m、10m、15m の4種類 となりましたので、きっと、今まで以上にいろいろな用途に、ご使用いただけるのではないかと思っています。
ということで!
ネーミングも、繊維の形状も、アイテムバリエーションも、一新しました
BILLIONスーパーサーモバンテージ 80 を みなさん! どうぞよろしく
お願いいたします!!