ブレーキの踏み方 ①

2009年02月25日(水)

一昨日は、「杜の都 仙台」で

代理店さんへの商品説明会を行いました。

 

こちらの代理店さんは、

社員全員がバリバリのサーキットマニアで、

開発段階から、かなりお世話になっています 。

 

そういえば、今から1年ぐらい前に、

ZONE の試作品を確認してもらうと、

「使えない!」 とかなり手厳しいコメント。

 

そして、制動力違いの試作品も

NGを出されてしまいました・・・・・。

 

でも、そんなハズはないと思い

一路、走行会が行われている、仙台ハイランドへ。

 

こちらの代理店の方々は、

もう10年以上サーキットを走っているエキスパート。

 

手強いのは覚悟の上で、

田中のドライブでパッドを試させていただきました。

 

で、走り始めると・・・・・、

「効きとリリースコントロール性能が完璧なバランス!」

もう、こうなれば、同乗走行しかないと思い

オーナーを助手席に乗せピットアウト。

 

そして、走行終了後にブレーキの踏み方がわかった!」とオーナー。

なんと、その後の走行で、

自己ベストを2秒も短縮したのです!!!

 

そうです、ZONEは、一気に踏力を立ち上げても、

ピーキーな制動特性にならないように作りましたので、

思い切ったブレーキングが可能となるのです。

 

マガジンの山田編集長の言葉を借りると

ZONEをはじめてを試したときのフィーリングは、

「あっ、ホント効かない!」 だったようです。

 

2008_dec10-0058

 

でも、その分ガツンと踏んでも安定して効いてくれ、

そして、奥でのロックコントロールも簡単にできる。

 

要するに、もし、いままで使用していたパッドが、

少しでも効きが強いタイプなら、

ブレーキ踏力の立ち上がり部分を少し変える必要があるようです。

 

そうです、ラップタイムが出る、正しいブレーキに、

この初期のブレーキングができれば、

十分な制動力を発揮し、

そして、ブレーキの後半、タイムアップに必要不可欠な、

リリースコントロール性能も同時に手に入るのです。

 

反対に、初期踏力をガツンとかけられないパッドでは、

タイムアップに直結するリリースコントロール性能は、

手に入りません。

 

 

でも、ブレーキの踏み方ひとつで、2秒はスゴイ!