ヒール&トゥ ができない? ②
2009年03月25日(水)
ヒール&トゥ の精度には、
ブレーキパッド摩材の特性が大きく関与していること、
理解いただけたでしょうか?
今回は、ヒール&トゥ の話を
もう少し突っ込んで、
ロガーで確認しながら、行いたいと思います。
まず、上手な ヒール&トゥ から。
各ラインの詳細は、
ピンク ライン スピード
ブルー ライン エンジン回転
レッド ライン ブレーキ踏力
ブッラク ライン アクセル開度 (上が全開)
となります。
まず、下の方にある、
ブッラク ライン と、レッド ライン の
アクセルとブレーキの解説を少し。
ストレートを全開で来て、アクセルをOFFに
したと同時に、ブレーキ踏力が立ち上がります。
そして、そのあと、
ブレーキを踏みながら、アクセルが
ほんの少しだけ、計4回、開いています。
そう、これが、
ヒール&トゥ の正体です。
ブルー ライン のエンジン回転を
見ればわかるように、
アクセルに”アオリ”を入れた直後に、
シフトダウンをしますので、
エンジンブレーキにより回転が上がっています。
そして、そのとき、
レッド ライン のブレーキ踏力は変化していません。
このドライバーは、なかなか上手いですね!
(誰かは言えませんが・・・、もしかして、現役F1ドライバーかも!!)
次回は、今ひとつのヒール&トゥ をお伝えします。