「ドラテク ライヴ」 まで、あと1ヶ月!

2009年11月18日(水)

いよいよ、あと、1ヶ月ですね、

「ドラテク ライヴ」 まで。

 

現在、約40名のエントリーが決まっており、

あと少しですが、

はじめてクラスも、エキスパートクラスも、

枠がありますので、

みなさんどーぞよろしくです。

 

エントリー希望の方は、こちら をどーぞ!

 

 

でね、今回、田中が

何をやりたいかというと、

それは、

「考えながら走る」 ということを

やってもらいたいわけですよ。

 

具体的に説明すると、

よく、走行会で、ラップタイムを出したい一心で、

頭の中を「真っ白」にして、

走っている人がいますが、

このタイプの人は、

なかなか上達しないばかりか、

コースアウト & クラッシュ のリスクや、

エンジンやギアボックスをはじめとする

自分のクルマを壊してしまうリスクを

大きく抱えています。

 

では、サーキットで、

どうすればドラテクが上達するか?

 

その答えは、

「考えながら走る」 ことです。

 

そして、

「考えながら走る」 を実践するのに、

一番大切なことは、

頭の中に、考えられるスペースを

作らなくてはならないことです。

 

 

と、いうことは、

走っているだけで、「頭が真っ白」 になり、

他のことを考えられないようでは、

完全にその人にとって、オーバーペース。

 

だから、頭の中で物事が考えられる

ペースまで、まず落とします。

 

でもね、アラ不思議!

この状況で、ラップタイムは落ちません!!

 

ブレーキも手前になって、

コーナーの飛び込みも、

かなり抑えてるのに・・・・・。

ラップタイムは落ちないんです。

 

これは、

「頭が真っ白」 になっている人は、

必ず、身体に力が入っている状態ですので、

力任せに、無駄なことをやっている証拠なんですね。

 

ここで、頭の中に考えるスペースができれば、

あとは、こっちのものです。

 

だって、運転って、記憶のスポーツなんです。

特に、サーキットでは・・・。

 

さっきのラップより少し進入スピードが速いとか、

このスピードで、曲がっているときには、

なにも起こらなかったとか、

過去の記憶を元に、現状に対応するのが

運転です。

 

頭の中に考えるスペースがある人は、

ブレーキングポイントにせよ、

コーナーへの進入スピードにせよ、

1km/h単位で、少しずつ、ペースを上げられます。

 

対して、「頭の中が真っ白」 の人は、

この細かな、ペースアップができません。

 

だから、急激にスピードを上げて、「エイヤー」 で、

コーナーに入るので、大きなリスクとなってしまうのです。

 

 

「ドラテク ライヴ」 では、

FUJI ショートのコースレイアウトを、

田中ミノル式 にして、

コ-ナーの数を減らし、操作量も少なくして、

できるだけ、頭の中に、

考えるスペースが作れるような

状況で、トレーニングをする予定です。

 

これなら、はじめてでも、

安全に、そして、確実に速くなると

田中は思うのです。

 

また、エキスパートの人たちにとっても

このコースレイアウトは、

奥が深い・・・・・。

 

だって、3つしかコーナーがないコースでは、

ヒール&トウ の精度ひとつで

ラップタイムは、上下します。

 

当然、間違えた運転をしていると、

ラップタイムは、頭打ち状態になるはずです。

 

だから、エキスパートの人には、

ラップタイムが、頭打ち状態になってから、

ドラテクを駆使して、

進歩&進化していただきたいと

考えています。

 

 

なかなか、運転って、奥が深いでしょ?

 

 

p10602001