クムホタイヤ(V700)販売開始のお知らせ!③
2010年05月26日(水)
では、今日は、構造のお話を。
ご存知のように、タイヤの構造は、
スチールワイヤーや繊維による
構造部分が、存在します。
それを、ゴムでサンドイッチして、
荷重や、コーナリングフォースに
対応し、タイヤの変形を最適な状況にします。
一昔前は、構造を強くするとなると、
スチールワイヤーや繊維による
構造部分を強くする手法が主流でした。
住宅で言うところの、
柱を太しくたり、柱の数を増やすことで、
荷重に対応する、いわば、在来工法。
でもね、最近は、硬くて密度が高くても、
しっかりグリップする、ゴムの出現で、
壁により、強さが確保できる、
ツーバイフォー的な考えが出来るようになったのです!
密度の高いゴムを使用すると、
構造が荷重に負けることなく、シッカリとしますので、
トレッド面をいつも良い状態で、
路面に押し付けることが可能となるのです。
じつは、この効果は、絶大で、
ある面、密度の高いゴムを使用する
最大のメリットかも知れません。
特に、トレッド面の剛性が強く、
発熱しても、ゴムがヨレないことは、効果絶大!
だから、連続ラップでも、
安定してタイムを刻むことが可能となるのです。
そのひとつの証として、
クムホV700 の空気圧は、
1.7~1.9k ぐらいで十分なんです。
(ちなみに、ハイパーミーティングでのアタックは、
冷間1.5k スタートでした!)
この空気圧は、
ツーバイフォーの発想だからこそ、
可能なんだと田中は思います。ハイ。
韓国製タイヤ = 安いけど・・・・・
というのは、もう、昔の話しなんですね。
ガンバレ、国産メーカー!!