データロガー講座 ①

2009年04月02日(木)

田中ミノルのデータロガー講座、

記念すべき? 第一回は、

ロガー解析の中でも、基本中の基本、

アクセルのロガーからです。

 

では、下のロガーを見てください。

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このロガーは、本庄サーキットのロガーで、

1ラップ分を表示しています。

 

赤のラインがアクセル開度となり、

一番下が全閉、

目盛りの4.5あたりになる部分が、全開となります。

 

また、コースがわかりやすいように、

上部にサーキットマップも入れておきました。

(Gセンサーと車速センサーで、コース図が書けるなんてスゴイ!)

 

コース図の ⑦と①の間にある、

小さな △ が、スタート/フィニッシュ ラインですので、

ここから、赤ラインのアクセルロガーはスタートします。

 

もちろん、スタート/フィニッシュ ライン は、

全開で通過しますので、ロガーも全開になっています。

 

そして、グラフ下の目盛り、50m付近では、

一旦アクセルが戻って、再び全開になってますよね?

これは、シフトアップによる、凹みです。

 

要は、この凹みが少ないほど、

シフトアップがうまいということです。

 

そして、1コーナーの減速のため、

アクセルは全閉になります。

 

この後で、全開までは行かないまでも、

一瞬アクセルをあおっていますよね。

これは、シフトダウン時のヒール&トゥです。

 

この一連の操作は、折り返しのヘアピンである、

③でも、同様に行われています。

 

なんとな~く、解ってきました?

次回は、アクセルロガーの続きです。