BILLION
BILLION OILS 使用油 分析結果 TOYOTA 86 の場合!
2014年05月01日(木)
エンジンオイル の開発にとって、
使用油の解析は、とっても重要な項目です。
ということで、本日は、
我々が、エンジンオイルの開発を行ったときに、ご協力いただいた
とある お方の 使用油の 解析結果 を 少しだけ、リークしたいと思います。
テスト 車両 TOYOTA 86
使用油 BILLION OILS 5w-40
新油からの 総走行距離 3,192km
サーキット 走行距離 212km
(86のタイムアタックでは、かなり有名な あの お方の車両です!)
まずは、油圧低下の最大の敵である
粘度 (動粘度) を確認すると・・・・・、
新油 使用油
動粘度 40℃ (mm2/s) 79.14 71.16
動粘度 100℃ (mm2/s) 13.58 12.43
という結果が出ました。
(通常、この数値を公表するメーカーは、なかなか、ないと思いますよ~)
今回のサンプルは、
サーキットで、212km の走行ということですから、
全長1km なら、212LAP となり、
そこそこは、走っているにもかかわらず、
かなり優秀な粘度の低下状況となりました。
だって、一般的には、
新油から 粘度が 約20% 低下したときが、
そろそろ、交換のタイミング って、言われているのに・・・・・、
上記、BILLION OILS の 使用油の粘度は、
40℃ → 新油から 10.1% の粘度低下
100℃ → 新油から、8.5% の粘度低下
なんですから・・・・!! (スゴッ!)
また、塩基価と呼ばれる
エンジンオイル内の劣化物質 (酸化劣化等で生成する酸性物質) を
中和する添加剤の消耗レベルは・・・・・・・、
新油から、40% 程度の消耗でした。
交換目安は 90% 程度の消耗になった状況 と なりますので、
こちらも、まだまだ、まったくもって、余裕です。
それから、
潤滑時に磨耗した鉄分が、
どれぐらい エンジンオイル に、溶け込んでいるかを 確認する テスト (蛍光X線) や、
潤滑性能の劣化を確認するテスト (摩擦係数を計測する 潤滑性SRV試験) においても、
まだまだ、使用しても問題がない とっても優秀な テスト結果となりました。
(さすがに、このあたりの数値表記は、工場から、STOP が・・・・・笑)
でね、このテスト結果から、
田中が何を言いたいのか・・・・・・・、
それは、
エンジンオイル をはじめとする油脂類は、
「ド新品」 の スペック もとっても大切ですが、
使用中に、どのように性能が低下していくのかが、
もっと大切だということなのであります。
交換時期が近づいていても、しっかりと、守ることができる。
だからこそ、
BILLION OILS の モットー である
「壊れる不安がないから、攻めることができる!」
という、「究極のドライバビリティ」 を実現することができるのです。
ということで、
とっても、骨太で、頼りになる
BILLION OILS エンジンオイルシリーズ の自慢話 でした!
販売店(特約店)に関する情報は、こちら ブログ で!!
ちなみに、スイフトには、
スイフト専用 エンジン オイル 「M16A」 が、オススメ です!
※ スイフト の 過給器装着車 は、BILLION OILS 10w-40 がオススメ となります。