CLEAR WAYS TT-10F 年間生産数のお話

2012年06月14日(木)

CLEAR WAYS TT-10F は、

F1をはじめとするレーシングカーに使用されている

BBS鍛造ホイール(通称 レーシングライン)にて、

生産を行っている生粋のスポーツホイールです。

ですから・・・・・、

生産していただける本数に、かなり制限があります。

先日発売を開始した、

CLEAR WAYS TT-10F 18インチ の場合、

MAXで、年間 約100本 のみしか製造ができません。

だって、1本のホイールを作る時間を

先日 BBSさんに、お聞きしたのですが、かなりビックリでした!

だから・・・・、

「もっと、作ってくださいよ~」 とは、

さすがの田中もお願いできませんでした・・・・・・・。

まぁ~、これだけの こだわりと精度で、

妥協することなく、作っていただいているんですから、仕方ないですね。

これからも、作っていただける分を大切に、販売していきたいと思います。

2012_feb24-0017511

ということで、来年の春までに、デリバリーが可能なのは、

「25台分」限定となりますが、

ホイール剛性と、ライトウエイトが織り成す

究極のドライバビリティを求めるタイムアタッカーのみなさんに

お届けできればと思っております。

このホイールは、100% 機能部品です。

一般道で数十メートル走っただけでも、

BBSテクノロジーは、必ず理解いただけると思いますよ~。

CLEAR WAYS WEB サイトは、こちら!!

CLEAR WAYS TT-10F  ホイールに、剛性が必要な理由

2012年06月13日(水)

まずは、下の写真を見てください。

 

 

 

3y8c08011

 

 

 

これは、FSW の 13コーナー と、プリウスコーナー の

「つなぎ」の部分を、Z33 にて走行している写真です。

注目するのは、右リアのタイヤ。

 

 

 

3y8c08012

 

 

 

 

どうです、この「たわみ量」!

FSW を走った方なら、良くご存知だと思いますが、

ここは、コーナーではなく、

全開で駆け抜ける コーナーとコーナーの 「つなぎ」の部分。

 

 

 

ということは、100R なんて、

まぁ~、凄いことになっているわけですよ。

タイヤはここまで、「たわむ」ということは、

当然、ホイールも内側に引っ張られ、「変形」しています。

 

 

 

 

車高3mm、トーイン1mmで、セッティングが変わる

タイムアタック車輌で、このセンチ単位の

「ヨレ」や、「たわみ」が、発生している事実。

 

 

 

いかに、ホイールの剛性が必要か?

その解説は、どんな文章より、

この写真が、すべてを物語っていると、田中は思います。

 

 

 

ホイール剛性の詳しい解説は、こちらまで!

 

 

 

 


img_01151

CLEAR WAYS TT-10F  タイヤサイズのお話

2012年06月12日(火)

ホイールサイズと、タイヤ幅には、密接な関係があります。

 

 

たとえば、Z33の場合。

 

 

 

img_01691

 

 

 

265-35-18 タイヤ を 10.5J のホイールに装着すると、

全体的に 「硬い」 イメージとなり、

ドライバーは少々ピーキーな状況で、タイムアタックを行うことになります。

 

 

しかし、その 265-35-18 タイヤ を

今度は、10.0J のホイールに装着すると、このピーキーさが減少し、

ドライバビリティが大きく向上するのです。

 

 

反対に、275-35-18 タイヤ を

10.0J のホイールに装着すると、

今度は、ステアレスポンスの遅れや、

一般的に、「ヨーが残る」 と表現される、グニュグニュ感が発生してしまします。

 

 

たった、0.5J(12.7mm)のホイール幅の違いでも、

タイムアタックの世界では、

サイドウォールの引っ張り方によって、

タイヤのグリップ性能が、左右されてしまうんですよね~。

 

 

 

ということで、

 

CLEAR WAYS では、

 

10.5J 幅 には、275サイズ

10.0J 幅 には、265サイズ

 

をオススメしています。

 

 

 

 

以上、ラップタイムを出すための

ホイール選び ウンチク でした!!

 

 

 

 

img_08881

鍛造アルミホイール CLEAR WAYS 専用 WEB サイト!!

2012年06月11日(月)

Z33 Z34 GT-R エボ インプ オーナー をはじめ

18インチ タイムアタッカーのみなさん、

大変お待たせいたしました!

 

 

 

CLEAR WAYS TT-10F 専用 WEB サイト が、完成しました!

(もちろん、商品写真も、バッチリ掲載しましたよ~!!)

 

 

 

CLEAR WAYS TT-10F WEB サイト

 

 

 

まだまだ、WEB サイト として、不完全な部分もありますが、
 
今後、少しずつ 充実していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

では、今日は、キャリパーマッチングについて、少々。

 

 

 

CLEAR WAYS TT-10F は、

タイムアタッカーのために、プロデュースされたホイールですので、

大容量キャリパーとの干渉がないよう、設計段階から、十分に配慮されています。

 

 

 

たとえば、10.0J ×18 および、10.5J ×18 を 

Z33 に装着される場合、

 

エンドレスさんの6POTキャリパーをはじめ、

装着が一番厳しいと思われる、35GT-R のブレーキ流用も、

可能なデザインとなっています。ハイ。

 

 

 

 

やっぱり、キャリパーとのマッチングは、

気になる部分ですからね~。

 

 

 

 

r14656791

 

 

 

 

 

 

あっ、それから、

 

現在は、

 

10.5J 18インチ  →  マットブラック (在庫あり)

10.0J 18インチ  →  DBK (在庫あり)

 

のみの、カラー設定となっておりますが、

 

 

 
10.5J 18インチ  →  DBK  が、7月上旬に入荷することが、決定いたしました!

 

 

 

 

商品に関する お問い合わせは、

CLEAR WAYS TT-10F 専用 WEB サイト 内 の

お問い合わせ から、お気軽にご連絡下さいね!

 

 

 

 

いや~、いよいよ、スタートです!

 

BBS 生まれの

タイムアタッカー 御用達  鍛造 アルミホイール ブランド。

 

CLEAR WAYS TT-10F を みなさん、どうぞよろしくお願いします!!

 

 

 

2012_feb24-00048

エンジン
本日から正式リリース! TM-SQUARE エンジンオイル 「M16A」 !!

2012年06月05日(火)

p12

いよいよ、本日から、リリースがスタートした、

TM-SQUARE エンジンオイル 「M16A」

今日時点で、店舗在庫として、導入が決まっているのは、

スーパーオートバックス 八王子店  (担当 スポーツ 星野さん)    WEB サイト

スーパーオートバック 京都ワンダー店  (担当 スポーツ 杉田さん)  WEB サイト

スズキアリーナ 宏有皆野店 (担当 野口さん)  WEB サイト

となりますが、今後は、どんどん増えていく予定です。

このあたりは、田中のブログ または、 WEB サイト  にて、

お知らせしますね!

(代理店のみなさん、ぜひ、導入情報をお知らせ下さい!!)

もちろん、TM-SQUARE の WEB サイト でも、

本日より、購入可能となっております!!

TM-SQUARE WEB サイト

ベースオイルにも、

油温が高い状況での粘度にも、

「せん断」による、粘度低下の抑制にも、

油温があまり高くない状況での粘度にも、

添加剤のセレクションにも、

そして、最後の砦 新規化学物質 「FTソフトマター」 にも、

すべてに、こだわりと、スイフトへのマッチングを最優先させて

作り込みましたので、ぜひ、この性能を ご満喫下さいね!!

みなさん、よろしくお願いしま~す!

エンジン
TM エンジンオイル の WEB サイト 完成!

2012年06月04日(月)

 

 

 

 

 

tope380802efbc88e694b9efbc89_a1

 

 

 

 

またまた、マニアックな、WEB サイト と、

なってしまいました・・・・・。

 

 

だって、全力で開発をかけて、作り上げた

スイフト専用 エンジンオイルですから、

書きたいこと、伝えたいこと が、たくさん ありました。

 

 

 

エンジンオイルって、「攻めか守りか」と聞かれれば、

田中にとっては、絶対に、「守り」のパーツです。

 

 

 

どんなときでも、ドライバーが、

エンジンのことを気にせず、攻めたい分だけ攻められる

これが、エンジンオイル の使命だと思うからです。

 

 

もちろん、サーキットで、0.1秒のアドバンテージが、欲しいなら、

ガッツリと、粘度を落として、エンジンオイルを攻めるパーツとして、

使用するのもアリかもしれません。

 

 

でも、そのために、踏まなければいけない、リスクの大きさを

このエンジンオイルを開発していて、イヤと言うほど、知りました。

 

 

だって、スイフトの油温 高過ぎますよ・・・・・。

 

 

 

オイルクーラーなしでサーキットを走ったら、

カンタンに 150℃ !

 

 

チューニングが進んだ、1号車なんて、

オイルクーラーを装着しても、140℃ ですからね・・・・・。

 

 

おまけに、オイルのデリバリーシステムも、

最新のシステムって、言えないんですよ・・・、「M16A」って。

 

 

この 油温 150℃ の環境で、連続走行して、

シッカリ油圧がかかるエンジンオイルは、やっぱ、少なかったです。

 

 

全開のときは、まだしも、

アクセルOFF + 強烈なG となると、やっぱね~。

 

 

 

 

開発の終盤、某メーカーの某オイルが、

とっても、守りの性能が高く、

 

なかなか牙城が崩せませんでしたが、

最後は、TM エンジンオイルに軍配が上がりました。

 

 

 

 

ですから、田中には自信ありますよ~。

 

 

 

 

また、エンジン内部の各状況も、

サーキット & ストリートを ガッツリ走ってから、

確認しましたので、「絶対!」って、言い切れます。ハイ。

 

(WEB サイト内には、エンジンオイル使用後の

各部エンジンパーツの写真も掲載されています)

 

 

 

田中が、普段から、よく口にしている、

「本当に良いものは、誰にでも良いものである」という言葉。

 

 

TM エンジンオイル 「M16A」は、

まさに、そんなオイルだと思います。

 

 

だって、サーキットでエンジンを守ってくれるエンジンオイルが、

ストリートで悪いハズがない・・・・・。

 

 

この守りの 「力」 が、ストリートでは、

交換サイクルの長さになるだけでなく、

もしものときでも、安心して、全開走行を可能にしてくれますからね。

 

 

 

 

ということで、明日から、いよいよリリースになる

TM-SQUARE エンジンオイル 「M16A」

 

みなさん、ヨロシクお願いしま~す!

 

 

 

 

TM-SQUARE エンジンオイル 「M16A」  WEB サイト

 

 

 

 

いや~、マニアな内容だ・・・・・・。

 

 

 

あっ、ちなみに、現在、「FTスフトマター」 の イラストと、

格闘中です・・・・・。

 

こちらは、近日公開となります!

エンジン
2012 勝手に「道場破り」 in 鈴鹿ツインサーキット (ドラテク編)

2012年05月30日(水)

  

いやはや、大変遅くなりましたが、

今夜は、3月に強行軍にて行いました、2012 勝手に「道場破り」。

最終章  鈴鹿 ツインサーキット(G)コース です。

 

 

 

14

 

 

ここは、昨年も訪れており、そのときのタイムは、40秒0

(この時点での「道場破り」成立!)

 

 

しかし、道場破り以降に、「道場破り」破り? にて、ブレイクされていましたので、

なんとしても、負けられない 戦いだったのであります。

 

 

 

 

では、はじめましょう。

 

 

 

最終コーナー(⑨)を2速で立ち上がり、

ある程度、距離のあるストレートの半ばにて、3速にシフトアップ。

 

 

ストレート区間は、

1コーナー(①)のアプローチのために、コースの左側 ギリギリを走ります。

 

 

 

ストレートエンドの最高速は、

 

昨年 →  125km/h

今年 →  125km/h

 

エンジンは、同じノーマルエンジンなので、違いはありませんでした。

(それなのに、0.6秒も速くなったんですよね~~!!)

 

 

 

そして、1コーナー(①)に向けて、ブレーキング & 3→2 へシフトダウン。

 

 

少々、早目から、ゆっくりとステアリングを切り、

ややナナメに、ブレーキをリリースしながら進入します。

 

1コーナー(①)は、出口が、ワイドになっているのですが、

クリップをカスメルぐらいでは、曲がりきれないので、

縁石付近で、少しだけクルマが曲がってくれるのを待ち、

その後、アウト縁石(縁石のようなもの??) ギリギリを狙って立ち上がります。

 

 

 

25

 

 

 

 

1コーナー(①)を立ち上がると、

ライン的には、③コーナーへの進入までの区間、

①コーナー出口 ②コーナー ③コーナー入口を ひとつのコーナーと見立て、

同じRで、旋回できるようなライン取りをします。

 

 

 

これで、ずいぶんと、S字コーナー(③④)が、楽になるんですね~!

 

 

 

S字コーナー(③④)は、全開でクリアーできますが、

 

縁石をショートカットすると、クルマはかなり不安定になりますので、

慣れるまでは、アクセルOFF にて走り、レイアウト、縁石の状況が

詳しく、理解できれば、全開にトライしてみてください。

 

 

 

また、このS字コーナー(③④)は、シフトアップのポイントが

かなり、悩ましい・・・・・・。

 

 

この部分は、昨年のドラテクにて、詳しく書きましたので、

 

こちらをご参考に!

 

 

 

なお、このS字コーナー(③④)立ち上がりは、このコースで、唯一、デンジャーなゾーンです。

 

④コーナー イン側の縁石に乗り、大きくバランスを崩してしまったら、

アクセルを踏むことをやめて、アウトの縁石付近は近づかないようにしてください。

 

もし、イン側の縁石に乗り、大きくバランスを崩した状態なのに、

アクセル全開のままなら、タイヤバリアがお待ちかねです(笑)。

 

ここは、ミスはミスとして、認める勇気が重要ですね。

 

 

35

 

 

 

 

 

 

そして、2速ホールドのまま 次の ⑤ コーナー へと、向かいます。

 

 

44

 

 

このコーナー、

今回走行した、F 700ポンド  R 500 ポンド のスプリングバランスなら、

ギリギリ イン側の縁石に乗ることができました。

 

 

ただ、縁石から降りるときに、

すでにトラアクションは、かかっていますから、

ドライブシャフトには、かなり負担がかかりそうな気がします。

 

 

 

ちなみに、この ⑤コーナーで、

インの縁石を使用しても、しなくても、

ラップタイムは変わりませんでしたので、

いくら、ドライブシャフトが強いスイフトと言えども、

縁石にタッチするかしないか、ギリギリのラインが、無難なような気がします。

 

 

 

54

 

 

 

 

そして、⑤コーナー出口は、アウトいっぱいまで使用し、

⑥⑦コーナーへと向かいます。

 

 

64

 

 

 

 

⑥→⑦コーナー のラインは、今回のセットでも、

⑦コーナー のクリップに対して、少し膨らませた方が、

⑦コーナー でのアクセルONが、早いため、今回も ⑦コーナーのアウトから進入。

 

 

また、今回のスプリングレートでも、

⑦コーナー イン側の縁石は、使用しない方が速かったため

イン側縁石には、ノータッチで走行しました。

 

 

 

 

で、昨年と今年の一番大きな違い、それは、この ⑦コーナー の曲がり具合でした。

 

スプリングレートのバランス、トーレスシムでの調整、

フロントキャンバーの増量?、

それに、ファイナルを 4.7 へ、 そして、フライホイールを軽量したことで、

クルマはかなり曲がり、曲がってからのピックアップも

格段に昨年より速くなったと思います。

 

 

 

 

73

 

 

 

それから、

パワーバンドの中で、⑦コーナー をアウトいっぱいに立ち上がり、

最終コーナー(⑨)へと、向かうのですが、

ここのラインが、またまた、悩ましい・・・・・・・・。

 

 

 

最短距離を優先すると、⑧~⑨のラインがタイトになり、

 

⑧~⑨のラインをワイドに取るためには、

アプローチ区間で、最短距離が、走れない・・・・・・。

 

 

 

ということで、田中のオススメ ラインは、

最終コーナー(⑨)の進入がタイトにならないレベルで、

一番距離が短いアプローチラインです。

具体的には、

 

 

 

⑦コーナー をアウトいっぱいに立ち上がって、

コースの半分まで行くか、行かないかぐらいまで、

クルマを右に振り、⑧~⑨コーナー にアプローチします。

 

 

でもって、リズム良く、⑧コーナー を全開でクリアーし、

最終コーナー(⑨)にアプローチするのですが、

ここで、ポイントがひとつあります。

 

 

 

 

⑧コーナー のイン側 縁石なのですが、

ショートカットのため、リアタイヤを縁石に乗せると、

ABSが、誤作動することがあります。

 

 

 

誤作動という言葉は、もしかしたら、正しくないのかも知れないのですが、

リアタイヤが縁石に乗り、降りる瞬間に、

ちょうどブレーキの開始となることから、

ASBが、激しく介入して、ブレーキがあまり効かなくなってしまうのです。

 

 

 

フィーリングとしては、ブレーキペダルが、

板を踏んでいるように、カチカチ になり、制動距離も伸びてしまいます。

 

 

ですから、⑧コーナー イン側の縁石を使用するラインは、

あまりオススメすることができません・・・・。

 

 

 

 

で、優しいブレーキングにて、最終コーナー(⑨)に飛び込んだら、

少々、クルマが曲がってくれるのを待って、

少しアクセルを開け、その後、全開にて、アウトいっぱいに立ち上がります。

 

 

最終コーナー出口の縁石は、かなりガタガタなので、

使用しませんが(失敗したときだけ使用します)、

それでも、アウト ギリギリを狙って立ち上がります。

(ある面、ピットロードに入るぐらいのラインとなります)

 

 

 

83

 

 

 

 

 

そして、後は、ひたすら全開でストレートを走るのですが、

ここでも、ひとつポイントがあります。

 

 

このストレート、前半部分は、登りになっていますので、

シフトアップ(2→3)の速さが効くんです!

 

 

もちろん、シンクロ付きのミッションですので、

レーシングカーのようには、シフトアップできませんが、

 

少しでも、素早くシフトチェンジができれば、

ストレートスピードに影響してきます。

では、下のグラフを見てください。

 

 

 

 

92

 

 

 

 

 

最終コーナーをほぼ同じスピードで立ち上がり、

ストレートで、2→3 へ、シフトアップしている部分の

スピードのロガーですが、違いがわかるでしょうか?

 

 

そうです、赤ラインの方が、

微妙ですが、シフトアップが素早いことから、

3速に入ってからのスピードに違いが出ていますよね~。

 

 

 

シフトアップは、サーキット走行の基本中の基本。

 

上手くいくと、0.1秒ぐらいは、平気でラップタイムを

短縮できますので、普段から 練習しておいて、損はないと思いますよ~。

 

 

 

 

ということで、

田中ミノル式 鈴鹿ツインサーキット攻略法は・・・・・、

 

 

○ 1コーナー (①)は、ボトムスピードを落とさないように、

   可能な限り 出口をワイドに取るべし。

○ S字をより効率的に走るため、①コーナー の出口から、S字ひとつ目のクリップ(③)

   までを  ひとつの大きなコーナーとして、ライン取りを考えるべし。

○ S字の中(③④)は、どのライン取り、どこでのシフトアップが、一番車速がのるか

  必ずトライすべし。

○ ヘアピン(⑦コーナー)は、インの縁石ギリギリを走行するが、縁石にはタッチせず

  立ち上がり重視で走るべし。

○ 最終コーナーは、アプローチ区間を色々なリズムで走り、どのリズムが一番

   立上り区間でアクセルON のタイミングが早いか、確認すべし。

となります。

 

 

 

 

 

では、動画にて、各ポイントを確認してくださいね!

 

 

 

 

車載動画のみ

 

 

 

 

 

 

車載動画 + ロガー

 

 

 

 

以上、

2012 勝手に「道場破り」 in 鈴鹿ツインサーキット ドラテク編でした!!

エンジン
2012 勝手に「道場破り」 in 鈴鹿ツインサーキット (セットアップ編)

2012年05月30日(水)

  

今日は、鈴鹿ツインサーキット(Gコース)の

セットアップ編なのですが・・・・・、

 

モーターランド鈴鹿の攻略(いや、天候?)に手間取り、

3セッションだけの走行となりました。

 

 

 

オマケに、時間の関係で、

モーターランド鈴鹿にて、BEST が出た セットでの 走り出しとなりました。

 

 

 

ということで、走り出しのセットは・・・、

 

 

 

 

イニシャルセット

ホイール BBS       F 7.5J-16 +30  R 7.5J-16 +46

タイヤ KUMHO V700   F 225-45-16(中古/1分山) R 205-45-16(中古) 

内圧              F 2.7 R:2.9 (温間)

リアスタビ           38φ 

スプリング           F 65-07-600

                 R 60-06-500

ダンパー 減衰       F MAX 6戻し  R MAX 10戻し

キャリパー/ローター   F/R とも純正

ブレーキパッド       F 10F  R 03C

LSD             TM LSD   50-20 6.5kg

ファイナル         4.7  アールズ製 
          
エンジンオイル      TM-SQUARE 開発品 5W-40(継続使用)2イベント目

オイルクーラー      TM-SQUARE 開発品

                純正ヒートエクスチェンジャー取外しなし

車高             F  610  610

                R  590  590

トー              F  OUT 0:15  /  R トーレスシム(-30&-15) OUT 0:15  

キャンバー          F  実測 5.8度   /   R  並盛り 
 
フロント ロアアーム   TM-SQUARE 開発品

 

 

といった感じです。

 

 

 

 

モーターランド鈴鹿にて、相当、セットを変更しましたので、

おそらく、走り出しは、セットが合わないんだろうなぁ・・・・・と、

覚悟して、走り出したら・・・・・・・・、

 

 

 

 

13

走行コメント

①-1 イニシャル コメント  BEST 39.5   (気温)9.1℃/ (路温)18.8℃

  バランス OK  600/500 でも、ロールが大きいとは感じない

  ① コーナー ブレーキ ~ ターンインで、 U/S

  ⑤ ⑦ ⑨ コーナーは、良く曲がる

  トラクション強い

  ブレーキは、 10F/03C にて、OK 

  カナードが効いている

 

 

 

24

 

 

 

という結果に。

 

 

 

 

モーターランド鈴鹿のタイトコーナー対策で、

かなり、クルマを O/S 方向に振ったのに、

鈴鹿ツインでも、◎ なバランスでした。

 

 

こんなに、サーキットのキャラクターが違っても、

やっぱ、いいものは、いいんだと、改めて思い知りました。ハイ。

 

 

 

 

で、バランス的に、ある程度 出来上がっていましたので、

現在開発中の とあるサスペンションパーツを投入。

 

 

 

 

 

セット変更

  トーションビーム××× ON

 

 

 

34

①-2  イニシャル コメント  BEST 39.6  

 

  リアの無駄な動きが、かなり小さくなる

  コントロールが簡単

  クルマが振られにくい

 

  ③ コーナー ハンドルを切り込むと、リアがグリップして、U/S 

  ① コーナー も、U/S 方向

 

 

 

 

とまぁ~、

ドライバビリティーは、すご~く 良くなるのですが、

今のバランスでは、U/S 方向でした。

 

 

しかし、リアのグリップは、かなり向上していますので、

今後、このパーツに合わせて、セットを合わせ込んでいきたいと思います。

 

 

 

 

 

でも、今回は、時間がなかったので、

あと、コンマ1秒 を削るためのバランス合わせに集中しました。

 

 

 

 

セット変更  

  トーションビーム××× OFF

  リアスタビ 38φ → 35φ

 

 

 

リアのロールを増やして、進入でもう少し、曲がるように、

リアスタビの強さを変更です。

 

 

 

②-1  イニシャル コメント  BEST 39.5   (気温)9.9℃/ (路温)17.8℃

  トーションビーム××× OFF により、リアの安定感は減少 (U/S 改善方向)

  しかし、まだ、バランス的には、少し U/S

  フロントタイヤは、かなり厳しい

 

 

 

 

セット変更

  R トーレスシム   -15  →  -30

 

 

 

タイヤの磨耗が、限界に近かったのですが、

もう少し、メカニカルで、U/S を抑制したかったので、

リアトーをもっと OUT に振りました。

 

 

 

 

②-2  イニシャル コメント  BEST 39.6  

  少し、リアがルーズにはなるが、曲がる方向

  バランス的には、まだ、O/S には、なっていない

  U/S は、タイヤの影響大

 

 

 

このあたりで、タイヤは限界と感じましたので、

少し山のあるタイヤに交換です。

 

 

 

 

セット変更

  タイヤ交換

  F  0分山  →   4分山
 
  R  3分山  →   8分山  

 

 

 

 

③-1  イニシャル コメント  BEST 39.4   (気温)9.3℃/ (路温)19.1℃

  F も、R ほどではないが、グリップが向上 し、タイムアップ

  Rのグリップは、大きく向上

  タイヤのバランスから、U/S 方向が強い

 

 

レコード、ブレイクです!

43

 

 

 

 

 

ここで、さらなる、コンマ1秒を目指して、かなり強引な戦略に・・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

セット変更

  R ウイング OFF

 

 

 

そうです。R ウイングを取り外しました。

TM のリアウイングは、かなり少ないドラックで、

有効なダウンフォースを発生させますが、

クルマが、U/S方向でしたので、TRY することに・・・・・・。

(1回やってみたかったので・・・・・・)

 

 

 

 

③-2 イニシャル コメント  BEST 39.5   

  ① コーナー の真ん中で、Rがルーズに

  コーナーでのボトムスピードが少し ↓

  ストレートスピードの比較では、ウイング レス が、1.5km/h 速い

 

 

 

とまぁ~、やっぱ、リアウイングの必要性を、実証する結果となりました。

 

 

 

 

 

そして、パワー的に、かなり厳しい戦いでしたが、

何とか、あのお方のレコードが、ブレイクできて、「ホッ」と、しましたね~。

 

 

 

 

53

 

 

 

 

 

ということで、鈴鹿ツインのセットップポイントは・・・・、

 

 

○ 連続周回を考えるなら、ブレーキは強めにセットするべし。
   (F 10F  R 88B/89R/03C あたりのチョイスです)

○ クルマのセットは、① コーナーと ⑦ コーナー 出口をメインに、
  早目からアクセルが踏めるように、徹底的にアンダーステアを抑制すべし。

○ 非常にフラットなサーキットですが、コーナーがタイトなので、
   あまりハイレートなスプリングより、ある程度、リアが動くセットの方が
   曲がりやすいことを理解すべし。

○ かなり、全開率(アクセルを踏んでいる割合)が高いので、油温の上昇に注意すべし。

○ 空力デバイスは、2速コーナーでも効くので、積極的に TRY すべし。

 

となります。

 

 

 

 

ちなみに、サーキットの方にお聞きすると、

「最近、たくさんの スイフトが来られます」 ということでした。

 

大阪、京都、神戸からも、かなり近いので、

スイフトのメッカになりつつあるんですね~。

 

 

 

以上、2012 勝手に「道場破り」 in 鈴鹿ツインサーキット(Gコース)

セットアップ編でした!

エンジン
2012 勝手に「道場破り」 in モーターランド 鈴鹿 (ドラテク編) ②

2012年05月29日(火)

今夜は、

モーターランド鈴鹿 ドラテク ② を

ヘアピンコーナー(⑤)から、今回は、はじめたいと思います。

 

 

 

12

 

 

 

 

 

ブレーキングは、50m 看板近辺ではじめますが、

ここも、コースのアウト側は、バンクが付いていません・・・・・。

 

 

 

23

 

 

ですから、あまりアウトいっぱいからのアプローチは、

ブレーキング後半で、ハンドルが右にとられ、とっても危険ですのでお奨めしません・・・。

(だって、コースの右側は、ほとんどエスケープがありませんから・・・・)

 

そう、写真の服部兄ちゃんの愛車? に向かってのブレーキングは、かなりデンジャーです。

 

 

クルマ、半分ぐらい(服部兄ちゃんの愛車にギリギリ当たらないぐらい)

アウトには、スペースがあったほうが、安全です。

 

 

 

 

でもって、このヘアピンも、入口が下っていて、

 

 

33

 

  

出口が登っています・・・・・。

  

 

42

 

(ホント 意地悪なレイアウト・・・・・)

 

 

 

 

 

よって、飛び込んじゃ ラップタイムは出ません・・・。

そう、1コーナーと同様に、徹底的に、出口重視なのであります。

 

 

目安として、ブレーキングを開始するあたりに、

路面のギャップがあるのですが(50m 看板の少し先)、

ここからのブレーキングでは、遅すぎます。

 

 

また、ちょうど、このギャップから ブレーキを開始すると、

ABSが誤作動して、ブレーキが想像より効きませんので、

必ず、このギャップの手前からブレーキングを開始してください。

 

 

「ちょっと早いかなぁ・・・」、 ぐらいが、BEST なブレーキングポイントです。

 

 

もちろん、このヘアピンも、完全に立ち上がり重視で、

1m でも早く、アクセルが踏めるように立ち上がります。

 

 

 

 

 

 

 

そして、ここから、なかなか手ごわい、インフィールドセクションです。

  

 

52

 

 

 

ヘアピンの出口はシッカリ縁石も使用し、立ち上がったら、

 

 

63

 

  

 

次のコーナーは、右コーナーなので、

左いっぱいにクルマを振りたいところなのですが、

ここは、振っても、コース真ん中までにします。

 

 

 

理由は・・・・・・、「最短距離を走りたいから」 なのであります。

 

 

 

まず、インフィールドのひとつ目 ⑥コーナーは、コース真ん中から、

優しいブレーキングとともに、2速ホールドのまま 「なだらか」 に、進入します。

 

 

  

72

 

  

 

ここでのポイントは、進入スピードにあります。

 

 

⑥コーナー クリップでのスピードが高ければ、

⑦コーナーまで、アクセルを一切踏むことなく、

軽い減速状態のまま走ることが可能となるからなのです。

 

 

 

もし、この、⑥~⑦コーナーのつなぎ部分で、

 

  

 82

 

 

 

アクセルを少しでも踏まなければ、ならないなら、タイムは出ないと思いますよ~。

 

 

 

だって、一番クルマが曲がる、少しだけ、減速した状態で、

長い距離を走ることが、タイトコーナーには、バツグンに効きますからね。

 

 

 

また、この ⑥~⑦コーナーは、だんだん「R」 が、

きつくなる ひとつのコーナーと捕らえて、

この減速状態で走れれば、かなりタイムが短縮できると思います。

 

 

理想は、⑥コーナーの飛び込みで、減速をはじめ、

⑦コーナーの立ち上がり寸前で、この減速が終了するのが、◎ です。

 

 

 

ライン的には、⑥コーナーは、長く 「なだらか」 にクリップをとり、

つなぎの部分は、コース真ん中か、少しイン側を走り、

⑦コーナー は、コーナー出口まで、インから離れないようします。

 

 

 

91

 

  

 

そして、正面に、ポスト(白い鉄サク)が見えれば、

アクセルを踏みながら、それに向かって、⑧コーナーに、真っ直ぐアプローチします。

 

 

 

 

⑧コーナーも、非常にタイトな、複合コーナーです。

  

 

102

 

 

 

軽いブレーキングの後、

複合コーナーの鉄則である、2つ目のコーナーに、ガッツリとクリップするのですが、

コーナーが、かなりタイトで 曲がり込んでいるため、

ひとつ目のコーナーも、クリップするラインでよろしいかと思います。

 

 

 

ここでのクルマのバランスは、

どうしても、U/S となりますので、ひたすら「ガマン」ですね。

 

 

 

 

シッカリ最後までインにくっ付いて曲がったら、

少しアクセルを踏み、また、アクセルOFF にし、

最後の難関 最終コーナー(⑨)にアプローチします。

 

 

 

 

112

 

 

 

 

 

この最終コーナー・・・・・・、

写真をよ~く見ればわかるのですが、イン縁石の近辺が、陥没しています・・・・・・。

 

 

 

 

121

 

 

 

 

ですから、キレイにトラクションを伝えたいなら、少し、インを空けるライン。

 

そう、雨ラインのように、

コーナーのクリップ付近のインを空けるラインで走ります。

 

 

 

また、ある程度、スプリングレートがソフトなら、

最短ルート(通常ライン)で走ることも可能です。

 

もちろん、イン側が、かなり窪んでいますので、クルマは大きく跳ね、

なかなか走りは安定せず、難易度は高いですが、最短距離は走れます。

 

 

 

田中のお奨めは・・・・・、少しインを空けて走るラインです。

でも・・・・、BEST ラップのときは、通常ラインで走ってますね・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

とま~、とんでもなく、マニアックに、

モーターランド鈴鹿 攻略法をお伝えしましたが、

ご理解いただけましたでしょうか?

 

 

 

ではでは、車載映像 & 車載映像+ロガー を

ジックリと、ご覧下さい!

 

 

 

 

 

 

 

まずは、車載映像のみです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、ロガー連動の動画もどうぞ!!

 

 

 

エンジン
TM アルミ ファン シュラウド 好評発売中!

2012年05月29日(火)

これからの シーズン

熱対策は、とっても 重要ですよね。

ということで、TM アルミ ファン シュラウド の宣伝です(笑)。

 

 

 

p1-14

 

 

このアイテムは、電動ファンのみに冷却を頼るのではなく、

走ることで、フロントグリル から入ってくる、走行風を有効活用して、

冷却効果を上げるパーツです。

では、解説しましょう。

走行風が、ラジエターを通過しにくい

アイドリングや低速走行時に、確実な冷却を行うため装着されている

純正電動ファン。

そして、その電動ファンにより、ラジエター全体から熱気を吸い出すために、

ラジエターを覆うカバーとして、純正ファンシュラウドも装着されています。

d815618fd3

しかし、走行風が大量に入り込む、サーキット、ワインディングでの

スポーツ走行時は、この純正ファンシュラウドは、大きなデメリットとなります。

だって、いくらラジエター前面に、大量の走行風が当たっても、

ラジエター背面をシュラウドにより覆われていますので、

ラジエターを通過できるのは、電動ファンによって吸い出される風だけと

なってしまうからです。

特に、高回転を多用するスポーツ走行では、発熱量が多いことから、

水温の上昇により、電動ファンが作動し続けてしまいます。

(とーぜん、電動ファンが回れば、ジェネレターの抵抗が大きくなり パワーダウンします)

そこで!

TM-SQUARE アルミファンシュラウド の登場です!

be7e4f2e59

このシュラウドは、電動ファン装着部以外は、スリット構造になっていますので、

走行風が、ラジエターを通過することが可能です。

結果、走行中は、ほとんど電動ファンが作動することなく、

走行風によってアクティブにラジエターが冷却できるという訳です。

また、TM アルミ ファン シュラウドは、

薄型、軽量のBILLLION製 電動ファンとのコンビネーションとなりますので、

オーバーハング部分の軽量化にも貢献(純正電動ファンは装着できません)。

もちろん、走行風が当たらない、アイドリングや低速走行時には、

BILLLION 電動ファンが作動しますので安心です。

これを、図解で説明すると、

3da5ab1672

形状違いは、こんな感じで、

bc4bec813f

 

低速時に、電動ファンが作動すると、純正はファンの作動部のみ

風が抜けますが、TM アルミ ファン シュラウド は、

電動ファン + スリットの部分から、風が抜ける仕組みとなります。

e52de776ea

 

また、高速時に、電動ファンが作動していない状況では、

スリットの部分から、かなり大量の風が抜けてくれます。

71eaf09c2b

 

 

そして、もし、高速時に、電動ファンが作動しても、

ノーマルより、多くの風が、ラジエターを抜けますので、

バッチリ、冷却できるという訳です。

なお、アイドリング時に、電動ファンが作動した場合のみ、

ラジエターを抜ける風量は、ノーマルの方が、若干多くはなりますが、

真夏の渋滞でも、まったく問題ないレベルです。

過給器付きの車輌や、エンジンチューニングが進んで、

発熱量の多い車輌は、もちろんのこと、ノーマルエンジンでも、

サーキット走行中は、電動ファンが作動しません

(ファンが作動しなくても、よく冷えちゃいます)ので、

ジェネレターの抵抗が減ることから、タイムアタックには、有効なパーツなのであります。

ちなみに、純正の電動ファンコネクターに、カプラーON で、装着できる

専用カプラーも、SET になっていますので、

装着は、さほど難しくないと思います。

(ラジエターのアッパーホースは、外しますが・・・・・・・)

以上、夏アイテムのご紹介でした!!

TM アルミ ファン シュラウド WEB サイト