白状します・・・。  ZC32S 持ってました!

2013年11月28日(木)

 

 

 

 

 

 

 

TM メンバーズの みなさんには、

昨年末、クリスマスカードを お送りした時に、少々リークしておりましたが、

じつは、昨年から、ZC32S を 所有しておりました・・・。

 

(なんで黙ってたんだって??

だって、だ~れも聞いてくれなかったじゃない!・・・・・・・・・・・笑)

 

 

 

 

 

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( 「匠の日」 & 「匠工房」 にお越しの みなさんは、よ~くご存知ですよね~ )

 

 

でも・・・・・、

ZC32S 発売当初、

田中の 評価は、なかなか、煮え切らない 部分が多く、

 

 

新型スイフト 「試乗記」!   By  REV SPEED

 

乗ってきましたよ! 32 スイフト!!

 

ZC32S の足回りについて。

 

 

 

 

「田中は、32 には 否定的だ!」

といった、カラーになっていたことも 事実です。

 

 

 

でも・・・・、「食わず嫌いは良くない!」

とも、思っていましたので、

パーツを作る、作らないは別として、

まず、クルマは、買ってみよう ということになり、

昨年の8月に、納車されたのが、この ZC32S (通称 TM 4号車) なのであります。

 

 

 

 

 

 

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でもって、まず、行ったのは、

イニシャルの 計測作業 です。

 

 

 

 

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サスペンション ジオメトリー を メイン に、

イニシャルの状態を ガッツリ と、計測 しました。

 

でもって、TM ストリートの開発をはじめ、

純正の状態で、気になる部分を 何点か確認した 田中の感想は・・・・・・・、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

① ステアリングのギア比  &  パワステモーター 装着部の剛性

 

225サイズを入れても、思ったほど気になりませんでした!  ◎

 

 

 

 

 

 

② ボディー剛性

 

こちらも、まったく持って、十分です! ◎

 

 

 

 

 

 

③ フロント オーバーハング の拡大  &  ホイールベース の延長

 

うっ・・・・・・ん、これは、気になりました・・・・・・。

運転は、非常にカンタンになっているものの (リアの動きがマイルド)、

バランス的には、アンダーステアを強く感じました・・・・・。

 

 

そして、ここから、なかなか、開発に着手ができず・・・・・・、

時間ばかりが、過ぎてしまいました・・・・・・。

 

でもね、そんなある日、サーキットにて、

とあるパーツ を装着している ZC32S に乗る機会が ありました。

(みんカラの お友達の 車両です!)

 

 

そしたら・・・・・・・・、

田中がとっても、気になっていた、

 

③ フロント オーバーハング の拡大  &  ホイールベース の延長

が、まったく気にならないぐらいに、改善されているではありませんか!!

(いや~、驚くぐらい、グリグリ 曲がるんですよ!)

 

 

 

こうなったら、開発を はじめない なんて、ありえない ですよね~。

(おっと! 二重否定だから、肯定なのであります)

 

 

 

で、早速、サーキット走行ができるように、

セットアップを行い、今年の 2月に FSWショート を 走ってきました。

(もちろん、エンジン、ECU、吸排気 完全ノーマルです・・・・)

 

 

 

そしたら・・・・・・、

なんと・・・・、

驚きの・・・・・、

 

 

 

 

 

タイムが、出ちゃった・・・・・・。

 

 

 

 

正直、ビックリ でした・・・・・・。

(佐藤、こりゃ~、ちょっと、まずい・・・・・・・・・・・)

 

 

ということで、この段階から、

ZC32S の開発作業は、スタートしていたのであります。

 

 

 

そして、まず、着手したのは、

一番時間がかかる ボディーワーク (エアロパーツ) です。

(で、これがまだ完成していない・・・・・・・・・)

 

 

 

えっ! それだけ??

と、聞かれそうですが、TM のやり方で、ボディーワーク を作ったら、

まぁ~、10ヶ月は、かかるのであります・・・・・・・。

 

 

 

だって、デザインも、製作も、

とっても レーシーな メンバー で作っていますので、

時間と、お金が、いっぱい 必要なのであります。ハイ

 

 

 

おまけに、シーズン中には、

レーシングチームからの急ぎの仕事が、入ってきますからね・・・・・・・。

 

 

 

でね!

もし、スーパーバトル (12月6日) までに、ボディーワーク が完成したら、

 

「ダウンフォースの力だけで、スーパーバトルを戦ってみよう!」

という、企画を考えているんですね~。

 

 

 

でも、佐藤さんに進行具合を確認すると、

五分五分 のような感じです・・・・・・・。

(11月28日 現在)

 

 

 

 

なにやら、現在、最終的な 「合わせ作業中」 らしく、

24時間体制で これらを行って 12/2~3 に出来上がり、

そのまま塗装を行って、12月5日 (スーパーバトル前日!) に、

ギリギリに間に合うスケジュールらしい・・・・・・。

 

 

 

(走行準備のため 4号車では この 「合わせ」 を行えないことから、

今週火曜日に、とあるディーラーさんにて、32 を お借りしてきた らしい・・・・・・)

 

 

あっ、佐藤さんが、ここんとこ 会社に、いなかった理由は、

この ボディーワーク を作っている工場に、ずっと、行きっきりに なっていたのですね~。

(一説には、技術者が、弊社の ボディーワーク に集中できるよう、

佐藤さんが、レーシングカーパーツの 貼り込みを行っていた らしい・・・・・・)

 

 

 

 

でも・・・・・、

 

ボディーワーク 以外にも 問題があります。

4号車は、今年の2月に FSWショートを  走って以来、

(サーキットを走ったのは、この1回だけ・・・・・・)

 

その後は、まったく走っていませんので (というか、ずっと、ボディーワーク の工場に・・・・・)

ですから・・・・、

 

アタックに向けて、足回りのセットが、何もできておらず・・・・・、

たとえ、ボディーワーク が間に合っても、

タイム的には、ちょ~厳しい状態ですね、たぶん・・・・・・・・・。

 

 

現在、ボディーワーク の製作 と平行して、

何とか走れる状態にすべく、

タッシーが、

データロガー & センサー の装着等を、不眠不休で頑張ってくれており、

 

今夜には、阿部ちゃんの元へと、4号車 は届く予定となりますが、

明日予定している、FSWショート のテスト (ボディーワーク は装着できません) も、

かなり 厳しいような気がしますね・・・・・・。

 

 

 

もし、明日、走れなかった場合は、

アタックの前日、前々日に行われる 事前テスト (各々 2セッション) のみの走行

となりますから、強烈に厳しい状況なのであります。ハイ。

 

 

でも、まぁ~、今年の スーパーバトル は、

田中の入院/手術により、大きく計画が ズレ込み ましたので、

もし、間に合ったら、

 

 

 

 

 

 

「走れるだけ幸せ!」

 

 

 

という 感謝の気持ちで、アタックに挑みたいと思います。

(今年は、とっても謙虚ですよね~)

 

 

しかし、テスト が はじまれば・・・・・・・・・、

時間がないのに、「アレをこうして・・・・・・」 とか、はじまって、

 

 

 

 

 

「やる気があれば、できるはずだ!」

 

とか、

 

 

「今できないことは、一生できない!」

 

 

 

 

とか、言いそうですよね・・・・・、きっと(笑)

 

 

 

ということで、少しでもテストができれば、

その中で、できることを しっかり行って、

何とか、ダウンフォース を タイム に つなげたいと思っています。

 

 

あっ、ちなみにですが、

ZC32S の ボディーワーク を見て、

田中が思った イニシャルコメントは・・・・・・、

 

 

 

 

 

「えげつなぁ~!」

 

 

です(笑)。

 

 

もちろん、TM-SQUARE の エアロパーツ ですから、

カッコから入るのではなく、

ダウンフォース最優先の スタイルとなっており、

また、32 の キャラクター から考えて、

ラップタイムのために、フロントの ダウンフォース は、

強烈に必要と考え 作りましたので・・・・・・・、

 

 

今回は、前作 (ZC31S) 以上に、

ダウンフォース を追い求めた形状となり、

ホント 強烈な デザイン となりました・・・・・・・・。

 

 

とあるレース関係の方に、

「ミノルちゃん 売るつもりある?」 とまで言わせた

この 超スパルタン な 造形美!?

 

 

 

間違いなく、

好き嫌いが、ハッキリ するとは思いますが、

(好きになってもらえる人、いるのかなぁ・・・・・・・・・笑)

 

 

 

 

 

 

みなさん、おっ楽しみに!

 

 

あっ、もし、32 のボディーワークが、間に合わなければ・・・・・、

今回も、ZC31S (TM 2号車) にて、出場したいと、思います!

 

 

佐藤さん!

阿部ちゃん!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頑張ってくれ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TM クラッチキット の インプレ が届きました!

2013年11月07日(木)

 

 

本日は、TM クラッチキット を

装着していただいた、「某氏」 から、

インプレッション をいただきましたので、ご紹介したいと思います。

 

 

 

まず!重い!(笑)

と言いますか、純正から比べたら圧着が上がってる分、踏力は重いです。

 

 

ただ、少し重くなって踏力が必要になりましたが、

クラッチをリリースし、半クラの時に、カバーのダイヤフラムに

足が跳ねられないので、非常に扱いやすい強化クラッチだと思いました。

 

 

ふつう 強化カバーになると、踏むのはどうにかなっても

戻すときに重くて足がプルプルし、使いにくくなりますが、

まったくそれは感じなく、絶妙なダイヤフラムだと思いました。

 

 

それとまったくジャダーがおきない。

使いにくいクラッチは、リリースするときに、足で跳ねを耐え

ようやく、クラッチがつながったときにジャダーがおき、

発進苦になりますが、そのジャダーがおきない。

 

このジャダーが発生しないことで、リリース時のクラッチの軽さを余計に感じます。

 

 

 

また、距離を乗った純正クラッチと比べると、強化のカバーになって、

切れる、つながる のメリハリが、はっきりし扱いやすくもなり、

ミート時のニュルという感じもなくなり、シフトレスポンスも向上です。

 

 

いい感じのクラッチです。

 

 

 

 

と、お褒めのコメントをいただきました!

いや~、嬉し~いでは、ありませんか!!

 

 

ということで、TM クラッチキット は、絶賛販売中ですので、

みなさん、どうぞよろしくお願いしま~す!

 

 

TM クラッチキット の WEB サイトは、こちら!

 

 

 

 

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TM クラッチ リリース開始のお知らせ!

2013年10月29日(火)

 

 

スイフトユーザーのみなさん、大変お待たせしました。

 

 

 

 

TM クラッチキット の リリース開始が、

11月1日(金曜日)に、決定いたしました!

 

 

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TM クラッチキット は、ノーマル ~ 吸排気チューニング の

NA スイフト(ZC31S) に、完全適合するよう

田中が徹底的 に 合わせ込みを行った、マニア なクラッチキット なのであります!

 

なんと言っても、圧着力(クラッチディスクを押え付ける力) と、

ペダルの重さ の バランス を 田中ミノル仕様 にするために、

ダイヤフラムスプリングのレートまで、新設しちゃったんですよね~!!

 

 

開発コンセプト(ブログ)は、こちら!

 

 

そして、そして!WEB サイトも、本日開通なのであります!!

TM クラッチ の WEB サイト は、こちら!

 

 

 

 

でもって、田中が思う、クラッチを交換する タイミングは、

① クラッチが滑った時!

 

クラッチの寿命は、走行環境と、ドライバーによって、大きく違い、

早い人なら、20,000キロ ~ 30,000キロ

長持ちさせる人なら、80,000キロ ~ 100,000キロ オーバー!

平均的には、50,000キロ ~ 70,000キロ あたりが多いように思います。

また、サーキット走行をすると、かなり、寿命は短くなると思われます。ハイ。

 

 

② LSD / フライホイール の装着時!

これらの作業をする時は、ミッションを降ろしますので、

クラッチ交換の工賃が、ほぼ、「ゼロ円」 となります! (注  お店によって異なります)

ですから、これらの作業を行う時は、少々、タイミング的に早くても、

田中なら交換しちゃいます。(営業トークではありません・・・・・笑)

また、LSD のオーバーホール時も、上記と同様ですね。

③ ファイナルギアの交換 / ミッションオーバーホール 時!

 

これも、②同様、ミッションを降ろす作業となりますので、

クラッチ交換の工賃が、必要ないことから、お得なタイミングですね。

 

 

 

 

以上が、田中が思う GOOD なタイミングです。

 

 

もちろん、エンジンチューニングを行う時など、

エンジン & ミッション の両方を 車両から降ろす場合も、

絶好の交換タイミングなのであります。ハイ。

 

 

 

 

それと、クラッチの寿命が近づいてくると、

クラッチ が、だんだん重くなってきたり、

(クラッチカバーのダイヤフラムスプリングがNGです)

クラッチを踏んだ時だけ、「ガァーッ」 と、音が出たり、

(レリーズベアリングが、NG です)

 

全開時にシフトアップすると、クラッチミートの後、少しだけ回転が上がったり します。

(クラッチが滑り始めています・・・)

 

 

うっ~ん、こうなると、もう交換のタイミングですね。

 

 

 

 

あと・・・・・、

クラッチを交換する場合、クラッチカバー & クラッチディスク だけではなく、

レリーズベアリング(クラッチカバーを押すためのベアリング)も、

同時に交換する方が、田中は、オススメですね~。

 

だって、クラッチ交換後、ベアリングだけが、悪くなっても、

クラッチ交換と同じ工賃が、かかってしまいますから・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

ということで!

 

全国のスイフトオーナーのみなさん、

クラッチ交換がお得意なショップのみなさん、

そして、SUZUKI ディーラーのみなさん、

 

TM クラッチ どうぞよろしくお願いいたします!!

 

 

 

 

 

 

ちなみに、「匠工房」 でも、すでに、メニュー化 されています!!


「匠工房」 TM クラッチ の プライス は こちら!

 

 

 

(チャッカリ してますね・・・・・・笑)

 

 

 

 

 

以上、TM クラッチ リリースのお知らせでした!!

サクラム管 ZC32S 仕様 の登場です!

2013年10月12日(土)

先日、チラリ と ご紹介した

サクラム管 ZC32S 仕様。

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(いや~、美しい・・・・・・・・)

もちろん、加速騒音テストにも、合格した、

書類付きの 保安基準適合品で、ございます。

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お値段は・・・・・・、 175,000円!!

(リングガスケット/騒音試験成績書 付き)

でもって、今月末(10月26-27日)に、開催する

SA浜松さん のイベントで、プレリリース(2本限定!)となり、

正式、リリースは、11月中旬を予定しております。

ということで!

ZC32S オーナーのみなさん、どうぞ、よろしくお願いしま~す!!

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「ナイショ」 の サクラム管 入荷いたしました!

2013年10月10日(木)

今朝は、町田倉庫に立ち寄り、

秘密の サクラム管 と ご対面!

そして、 photo by 田中ミノル にて、

写真取りを行ってまいりました。

よく見ると、

サイレンサーには、加速騒音テストにクリアーし、

1台ずつに書類が出る証の 「シリアルプレート」 が、

誇らしげに、溶接されていたんですよね~。

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「M16A」 ・・・・・・、

でも・・・・・、ZC31S 用 じゃ~、ないんですよね~。

じつは、この製品、

今月末に、出張 「匠の日」 を開催する SA浜松さん より、

数ヶ月前から、ご注文いただいていた、TM-SQUARE の新製品なのであります。ハイ。

(今回のイベントに、2本 持ち込みます!!)

いや~、SA浜松さんのイベントにて、

どのスイフトオーナーさんが、「初サクラム」 を装着されるのか、

今から、とっても楽しみな、田中なのであります。

ちなみに、正式にリリースは、11月中旬を予定しております!

(11月中旬に、3本が 入荷予定です)

 

 

 

 

 

 

p1-11

 

 

 

 

 

TM-SQUARE 強化クラッチ もうすぐ販売開始です!

2013年10月08日(火)

 

 

本日は、TM-SQUARE の新製品

ZC31S 専用

「TM 強化クラッチ」 の お知らせです!

 

 

 

 

 

 

正直、強化クラッチ の開発に着手するまで、

クラッチに関して、田中は、「純正派」 でした・・・・・・・。

 

 

 

その理由は、

① ノーマルエンジン ですから、圧着力は純正で十分!

② 価格が安い!!

③ 強化クラッチの フィーリングが、どうも好きになれない・・・・!!?

 

 

といった感じです。

 

 

 

 

でもって、③ の どうも好きになれない理由は・・・・・・・、

1) クラッチペダルが重い (やっぱ、渋滞は厳しいです・・・・)

2) 半クラッチが、難しい (ちょっと、神経使いますよね・・・)

 

※ 上記の内容は、田中の超個人的な感想(偏見?)であり、

すべては、好みの問題であること、ご理解くださいね。

 

 

 

 

といったように、

純正クラッチ が大好きだった 田中ではありますが、

 

 

TM インテークBOX

& 専用 ECU DATA

 

そして、

 

TM エキマニ

& 専用 ECU DATA

 

と、どんどん、パワーが上がってきて・・・・・、

 

 

幾度も、ECU 適合を取る中で、

純正の新品クラッチなら問題はないのですが、

少々、使い込んだ クラッチにて、適合を取ると、

やっぱり、クラッチが滑っちゃうんですよね・・・・・。

 

 

 

 

かといって、いくら滑らないといっても、

やっぱり、強化品のフィーリングは、

好きになれないし・・・・・・・、と思い悩んでいたのですが、

「だったら、気に入る強化品を作れば良い!」 という、

結論に達して、某国内大手メーカーに、お願いしてみました。

 

 

 

 

田中からのニーズは、以下の5つ。

① 圧着力は、純正の20%アップレベルで十分 (約150PS 対応品)

② クラッチペダルの重さは、純正と、既存の強化品の中間レベル

③ 半クラッチの操作が、純正並みにカンタンなこと

④ クラッチが切れるポイントは、純正と同じ場所であること

⑤ 純正クラッチより、ライフが長くなること

 

 

です。

 

※ 圧着力とは、クラッチカバー が、クラッチディスク を押え付ける力です。

※ 一般的な、既存の強化クラッチ は、純正比 約 40% アップ の圧着力です。

 

 

 

そしたらね、さすが、大手メーカーさんですね。

少々時間はかかりましたが、上記の田中のニーズを

すべて、クリアー! (いや~、素晴らしい!!)

 

 

 

 

 

ということで、

まさに、田中ミノル テイスト 満載の

TM 強化クラッチ の誕生なのであります。ハイ。

 

(もちろん、他では同じ仕様がない、完全 TM オリジナル の商品ですよ~)

 

 

 

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でもって、気になる お値段は、

 

 

TM クラッチカバー & TM クラッチディスク

のセットで、 ¥39,800(税込)

 

TM クラッチカバー & TM クラッチディスク & レリーズベアリング

のセットで、 ¥43,200(税込)

 

 

 

となります。

(なかなか、リーズナブルでしょ?)

 

 

 

 

 

 

TM 強化クラッチ (ZC31S専用品) は、

 

吸排気 & ECU チューニング の NA 車両に、完全対応する、

既存の強化クラッチとも、純正クラッチとも違う 純正比 120% の圧着力。

(なんてったって、新規レートのダイヤフラムスプリング作ってもらいましたから!)

 

そして、クラッチペダルの重さも、純正より、ほんの少し重いレベルで、

渋滞でも気にならず、半クラッチの フィーリング も ◎

 

と、とっても使い勝手の良い 強化クラッチなのであります。

(サーキットでガンガン走っても、ロングライフですよ!)

 

 

 

 

ですから・・・・・・、

現行クラッチのトラブル時はもちろん、

フライホイール、LSDの作業等、ミッションを降ろすタイミングがあれば、

「転ばぬ先の杖」 として、TM 強化クラッチ のこと、ぜひ、思い出してくださいね!

 

 

 

正式リリースは、

代理店さんへの案内が終了して、

WEB サイト が開通してからとなりますので、

今月末あたりを予定しております。

 

 

 

それまでの間、

詳細等のお問い合わせは、

 

 

株式会社 ミノルインターナショナル

TEL 03-5706-1888 (月~金 9:00~19:00)

メール mail@tm-square.com

 

 

まで、よろしくお願いします!

 

 

 

 

 

ということで、今月末からいよいよリリースとなる 「TM 強化クラッチ セット」

みなさん、どうぞ、よろしくお願いします!!

 

 

 

 

ちなみに・・・・、初オーダーは、

SA京都ワンダー S田さん 所有の 「スギスポ号」 でした!!

 

(どこで情報がリークしたのか・・・・・・・・笑)

2012 勝手に「道場破り」 in 鈴鹿ツインサーキット (セットアップ編)

2012年05月30日(水)

  

今日は、鈴鹿ツインサーキット(Gコース)の

セットアップ編なのですが・・・・・、

 

モーターランド鈴鹿の攻略(いや、天候?)に手間取り、

3セッションだけの走行となりました。

 

 

 

オマケに、時間の関係で、

モーターランド鈴鹿にて、BEST が出た セットでの 走り出しとなりました。

 

 

 

ということで、走り出しのセットは・・・、

 

 

 

 

イニシャルセット

ホイール BBS       F 7.5J-16 +30  R 7.5J-16 +46

タイヤ KUMHO V700   F 225-45-16(中古/1分山) R 205-45-16(中古) 

内圧              F 2.7 R:2.9 (温間)

リアスタビ           38φ 

スプリング           F 65-07-600

                 R 60-06-500

ダンパー 減衰       F MAX 6戻し  R MAX 10戻し

キャリパー/ローター   F/R とも純正

ブレーキパッド       F 10F  R 03C

LSD             TM LSD   50-20 6.5kg

ファイナル         4.7  アールズ製 
          
エンジンオイル      TM-SQUARE 開発品 5W-40(継続使用)2イベント目

オイルクーラー      TM-SQUARE 開発品

                純正ヒートエクスチェンジャー取外しなし

車高             F  610  610

                R  590  590

トー              F  OUT 0:15  /  R トーレスシム(-30&-15) OUT 0:15  

キャンバー          F  実測 5.8度   /   R  並盛り 
 
フロント ロアアーム   TM-SQUARE 開発品

 

 

といった感じです。

 

 

 

 

モーターランド鈴鹿にて、相当、セットを変更しましたので、

おそらく、走り出しは、セットが合わないんだろうなぁ・・・・・と、

覚悟して、走り出したら・・・・・・・・、

 

 

 

 

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走行コメント

①-1 イニシャル コメント  BEST 39.5   (気温)9.1℃/ (路温)18.8℃

  バランス OK  600/500 でも、ロールが大きいとは感じない

  ① コーナー ブレーキ ~ ターンインで、 U/S

  ⑤ ⑦ ⑨ コーナーは、良く曲がる

  トラクション強い

  ブレーキは、 10F/03C にて、OK 

  カナードが効いている

 

 

 

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という結果に。

 

 

 

 

モーターランド鈴鹿のタイトコーナー対策で、

かなり、クルマを O/S 方向に振ったのに、

鈴鹿ツインでも、◎ なバランスでした。

 

 

こんなに、サーキットのキャラクターが違っても、

やっぱ、いいものは、いいんだと、改めて思い知りました。ハイ。

 

 

 

 

で、バランス的に、ある程度 出来上がっていましたので、

現在開発中の とあるサスペンションパーツを投入。

 

 

 

 

 

セット変更

  トーションビーム××× ON

 

 

 

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①-2  イニシャル コメント  BEST 39.6  

 

  リアの無駄な動きが、かなり小さくなる

  コントロールが簡単

  クルマが振られにくい

 

  ③ コーナー ハンドルを切り込むと、リアがグリップして、U/S 

  ① コーナー も、U/S 方向

 

 

 

 

とまぁ~、

ドライバビリティーは、すご~く 良くなるのですが、

今のバランスでは、U/S 方向でした。

 

 

しかし、リアのグリップは、かなり向上していますので、

今後、このパーツに合わせて、セットを合わせ込んでいきたいと思います。

 

 

 

 

 

でも、今回は、時間がなかったので、

あと、コンマ1秒 を削るためのバランス合わせに集中しました。

 

 

 

 

セット変更  

  トーションビーム××× OFF

  リアスタビ 38φ → 35φ

 

 

 

リアのロールを増やして、進入でもう少し、曲がるように、

リアスタビの強さを変更です。

 

 

 

②-1  イニシャル コメント  BEST 39.5   (気温)9.9℃/ (路温)17.8℃

  トーションビーム××× OFF により、リアの安定感は減少 (U/S 改善方向)

  しかし、まだ、バランス的には、少し U/S

  フロントタイヤは、かなり厳しい

 

 

 

 

セット変更

  R トーレスシム   -15  →  -30

 

 

 

タイヤの磨耗が、限界に近かったのですが、

もう少し、メカニカルで、U/S を抑制したかったので、

リアトーをもっと OUT に振りました。

 

 

 

 

②-2  イニシャル コメント  BEST 39.6  

  少し、リアがルーズにはなるが、曲がる方向

  バランス的には、まだ、O/S には、なっていない

  U/S は、タイヤの影響大

 

 

 

このあたりで、タイヤは限界と感じましたので、

少し山のあるタイヤに交換です。

 

 

 

 

セット変更

  タイヤ交換

  F  0分山  →   4分山
 
  R  3分山  →   8分山  

 

 

 

 

③-1  イニシャル コメント  BEST 39.4   (気温)9.3℃/ (路温)19.1℃

  F も、R ほどではないが、グリップが向上 し、タイムアップ

  Rのグリップは、大きく向上

  タイヤのバランスから、U/S 方向が強い

 

 

レコード、ブレイクです!

43

 

 

 

 

 

ここで、さらなる、コンマ1秒を目指して、かなり強引な戦略に・・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

セット変更

  R ウイング OFF

 

 

 

そうです。R ウイングを取り外しました。

TM のリアウイングは、かなり少ないドラックで、

有効なダウンフォースを発生させますが、

クルマが、U/S方向でしたので、TRY することに・・・・・・。

(1回やってみたかったので・・・・・・)

 

 

 

 

③-2 イニシャル コメント  BEST 39.5   

  ① コーナー の真ん中で、Rがルーズに

  コーナーでのボトムスピードが少し ↓

  ストレートスピードの比較では、ウイング レス が、1.5km/h 速い

 

 

 

とまぁ~、やっぱ、リアウイングの必要性を、実証する結果となりました。

 

 

 

 

 

そして、パワー的に、かなり厳しい戦いでしたが、

何とか、あのお方のレコードが、ブレイクできて、「ホッ」と、しましたね~。

 

 

 

 

53

 

 

 

 

 

ということで、鈴鹿ツインのセットップポイントは・・・・、

 

 

○ 連続周回を考えるなら、ブレーキは強めにセットするべし。
   (F 10F  R 88B/89R/03C あたりのチョイスです)

○ クルマのセットは、① コーナーと ⑦ コーナー 出口をメインに、
  早目からアクセルが踏めるように、徹底的にアンダーステアを抑制すべし。

○ 非常にフラットなサーキットですが、コーナーがタイトなので、
   あまりハイレートなスプリングより、ある程度、リアが動くセットの方が
   曲がりやすいことを理解すべし。

○ かなり、全開率(アクセルを踏んでいる割合)が高いので、油温の上昇に注意すべし。

○ 空力デバイスは、2速コーナーでも効くので、積極的に TRY すべし。

 

となります。

 

 

 

 

ちなみに、サーキットの方にお聞きすると、

「最近、たくさんの スイフトが来られます」 ということでした。

 

大阪、京都、神戸からも、かなり近いので、

スイフトのメッカになりつつあるんですね~。

 

 

 

以上、2012 勝手に「道場破り」 in 鈴鹿ツインサーキット(Gコース)

セットアップ編でした!

2012 勝手に「道場破り」 in モーターランド 鈴鹿 (ドラテク編) ①

2012年05月21日(月)

 

 

モーターランド 鈴鹿は、初日にタイムがブレイクできなかったので、

服部兄ちゃんのお掃除を手伝いながら、コースをジックリ観察しました。

 

 

 

ということで、ドラテクと一緒に、コースに隠れている秘密?も、

説明したいと思います。

 

題して、「モーターランド鈴鹿 の解体新書」 なのであります。ハイ。

 

 

 

 

(あっ、今回はあまりにも、超大作となりましたので、

2回に分けてお送りします)

 

 

 

 

 

では、はじめましょう。

 

 

 

 

11

 

 

 

 

 

まず、1コーナー(①)は、ブレーキング区間が、下っています。

乗っていると、さほど感じないのですが、ガッツリと 下っているのです。

 

 

 

 

 

21

 

 

 

 

そして、コーナーのクリップに向かって、軽くバンクが付いているのですが、

ブレーキング区間のアウト縁石の近くだけ、バンクが付いていません・・・・・・。

(いや、反対に付いてるかもです)

 

 

32

 

 

 

 

ですから、あまりアウト側で、ブレーキを開始すると、

ハンドルが、右方向にとられますので注意が必要です。

少なくても、アウトの縁石から、1mは、離れていた方が良さそうです。

 

 

 

 

 

でもって、クリップ が、一番低い位置にあり、

立ち上がりは登っています・・・・。

 

 

 

 

 

41

 

 

 

 

立ち上がりの縁石から、反対に、1コーナー(①)を見ると・・・・・・、

こんなにも、登っているのです!

 

 

 

 

 

51

 

 

 

 

 

入口が下りで、出口が登りのヘアピンの鉄則。

それは、「立ち上がり重視!」

 

 

だから、1コーナーは、飛び込めても、飛び込みません。

 

 

なんといっても、

 

1m でも、早くブレーキを終了させ、

1m でも早く、クルマを曲げて、

1m でも早く、アクセルに足を乗せる ことが重要です。

 

 

 

でも・・・、アクセルに足を乗せたら、ほんの少し 「待ち」 ます。

理由は、減速状態から、急激にアクセルを踏むと、

ギアのバックラッシュをはじめ、ドラシャ、クラッチ等々、

いろんな小さなクリアランスが集まり、一瞬フリーな状態から、

「ガツン」 とトラクションがかかってしまうからです。

 

 

 

そうすると、タイヤは限界を超え、

また、フロントの車高も急激に上がり、アンダーステアとなってしまします。

 

ですから、

ほんの少し、アクセルを踏んで、軽くトラクションがかかった状態にしてから、

全開にした方が、アンダーステアが抑制されると いうわけなのです。

(深いなぁ~・・・・・)

 

 

 

 

 

1コーナーを上手くトラクションをかけて立ち上がれれば、

少々、凸凹ですがアウトの縁石もしっかり使用して、

高速セクションへと向かいます。

 

 

3速にシフトアップし、最初に浅い右コーナー(②)となりますが、

ここは、問題なく全開でクリアー。

 

 

このコーナー(直線?)は、どこを走るかに、ポイントがあります。

 

 

 

61

 

 

 

少し、インを空けて、大きなR で走った方が、

次の高速コーナーへのアプローチは、「ラク」です。

 

でも、パワーがあまりないクルマの場合、

そのラインでは、走行距離が長くなり不利になるなることがあります。

 

田中は、いろんなラインをトライしましたが、

あまりインに張り付いていると、高速コーナー(③)で、曲がり難いので、

大外のラインと、インラインの ちょうど真ん中あたりで、走りました。

 

 

 

 

そして、お次は、モーターランド鈴鹿名物?の高速コーナー(③) です。

 

 

 

71

 

 

このコーナーは、セットさえ合っていれば、さほど難しくないと思います。

 

 

まず、コースの特徴で説明すると、

コーナーへのアプローチは登りになっており、

 

 

 

8

 

 

(ちょうど、服部兄ちゃんのクルマ? あたりに、

運転席がくるのが、スイフトのレコードラインだと思います。ハイ)

 

 

 

 

インの縁石を過ぎたあたりで、フラットとなり、

  

 

 

 

9

 

 

101

 

 

 

 

 

2つ目のクリップに向けて、下りになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 111

 

 

 

 

 

このように、コーナーの入口が登りで、

コーナーの出口が下りの場合、重要なことは・・・・・・、

 

 

 

① コーナーへの進入スピードが高いこと

② フラットな路面までに、しっかり向きが変わっていることです

ですから、ドラテク的に話をすれば、

 

可能な限りハイスピードで飛び込むことなりますが、

重要なポイントは、減速の仕方にあります。

 

 

 

ノーマルエンジンのスイフトの場合、高速コーナー(③)への到達スピードは、

105~107km/h レベルです。

 

 

 

まず、最悪なのは、ハイスピードで飛び込んでから、

「ギュッ」と、強めのブレーキを踏んでしまうことです。

 

 

この走り方なら、必ずや、O/Sとなり、

最悪の場合、そのまま、スピン → クラッシュ となってしまいます。

 

 

 

そうです、ブレーキにより、急減に前荷重となり、

リアのグリップが薄くなるから、O/S となるわけですから、

 

ハイスピードで飛び込むための ポイントは、

できるだけ、クルマを前荷重にしないことなのです。

 

 

前荷重にしない = ブレーキを強く踏まない

ということですので、

飛び込んでも、ブレーキペダルに、「足を乗せるレベル」 のブレーキが、MAX です。

 

 

セットアップが合ってくると、

ほぼ、ノーブレーキ(アクセルはOFFにします)でも、曲がれるコーナーですので、

 

 

この高速コーナー(⑧)の攻略方法は、

強いブレーキを踏まないように、トレーニングすることです。

まず、最初は、

かなり手前から、アクセルをOFFにして、加速の恐怖心を取り去ります。

 

スピードが、どんどん上がっていく状況で、飛び込むと、

どうしてもブレーキが強くなってしまうので、

そこで、加速というプレッシャーを取り去るのです。

 

すると、しっかりと、まわりも見えますので、

恐怖心なしで、曲がることができると思います。

 

 

 

そこから、ステップ By ステップで、

アクセルをOFFにするポイントや、量を調整しながら走ると、

とっても、カンタンに、そして安全に、攻略できると思います。ハイ。

 

 

 

 

 

また、クルマの向きを変えるのは、

進入スピードさえ、しっかり保つことができれば、あとは、クルマと路面がやってくれますので、

向きが変わった分だけ、アクセルを踏んでいけば、OKです。

 

 

 

ライン的には、③コーナー ④コーナー とも、シッカリとクリップしますが、

 

両コーナーとも、イン側の縁石には、タッチしません。

 

 

スプリングレートにもよると思いますが、500~600ポンド であれば、

必ず弾かれて、クルマ一台分、外に飛ばされてしまいます。

 

 

特に、③コーナーの進入スピードが上がると、クルマが曲がりやすくなりますので、

④コーナー のイン側縁石は、注意が必要ですね・・・・。

 

 

 

 

あと、④コーナー 出口 アウト側の縁石は、

コースレイアウト的に、ちょっと変な位置にあります。

 

よって、④コーナークリップから、出口 アウト側の縁石に向かって立ち上がると、

コースが足りなくなってしまいますので、この、アウト側縁石より、

少なくても、クルマ一台分は、イン側に向かって、立ち上がるようにしてくださいね。

 

この部分は、マジで要注意です!

 

 

 

 

 

そして、ヘアピンコーナー(⑤)に向かいます。

 

 

 

 

 

 

いや~、長文にお付き合い いいただき、ありがとうございます・・・・・・。

 

次回は、モーターランド鈴鹿 タイムアップのキモとなる 

インフィールドセクションの攻略法 お伝えしますね!

2012 勝手に「道場破り」 in モーターランド鈴鹿 (セットアップ編)

2012年05月21日(月)

 

 

 

3/16(金曜日)の、早朝に、自宅を出発し、

ちょうど、モーターランド 鈴鹿 に到着したのは、

正午近辺でした。

 

 

 

 

1

 

(佐藤、なんでシャツが出てんだ?????)

 

 

 

 

まずは、服部兄ちゃんに、挨拶し、

お昼休みということもあり、パジェロにて、

コースの説明を受けました。

 

 

 

で、田中の第一印象は・・・・・・・、

2つのヘアピン & 最終セクションが、

想像よりタイトなことと、路面が、かなりバンピー・・・・・。

 

 

 

でも、まぁ~、阿讃サーキット 帰りの田中ですから、

あまり気になりません・・・・・。(慣れって凄い・・・・・・)

 

 

 

 

それより、ヘアピンがタイトなので、

セットアップには、少々、特殊性があるように感じました。

 

 

 

 

 

 

ということで、セットアップスタートなのであります!

 

 

 

 

 

まず、持込のセットは、

 

 

 

 

イニシャルセット

ホイール BBS       F 7.5J-16 +30  R 7.5J-16 +46

タイヤ KUMHO V700   F 225-45-16(中古) R 205-45-16(中古) 

内圧              F 2.7 R:2.9 (温間)

リヤスタビ           38φ 

スプリング          F 65-07-700

                 R 60-06-700

ダンパー 減衰       F MAX 5戻し  R MAX 8戻し

キャリパー/ローター   F/R とも純正

ブレーキパッド       F 08H  R 88B

LSD             TM LSD   50-20 6.5kg

ファイナル         4.7  アールズ製

エンジンオイル      TM-SQUARE 開発品 5W-40(新油)

オイルクーラー      TM-SQUARE 開発品

                純正ヒートエクスチェンジャー取外しなし

車高             F  605  605

                R  585  585

トー              F  OUT 0:15  /  R トーレスシム(-30)0:00  

キャンバー          F  実測 5.8度   /   R  並盛り

フロント ロアアーム   TM-SQUARE 開発品

 

 

 

 

走行前に、スプリングは変更したい気もしましたが、

佐藤さんが、せっかく、セットしてくれたのですから、

ありがた~く、走ることにしました。ハイ。

 

 

 

 

 

走行コメント 金曜日

 

 

①-1 イニシャル コメント  BEST 49.1  (気温)12.3℃/ (路温)17.5℃ 

 

跳ねがスゴイ! まともに走れない!!

スプリングレートが高過ぎる!!!

 

 

やっぱりか・・・・と、思いましたが、

ま、仕方ないですね・・・・、700ポンドですから・・・・・。

 

 

 

で、セッション中ということもあり、

ダンパー減衰を落としてみました。

 

 

 

 

①-2  Fダンパー  -5 → -8 

Rダンパー  -8 → -10   BEST 48.7  

 

 

 

少しだけ、跳ねは改善 でも、まだまだのレベル

フロントがまだまだ、硬い

 

 

 

というのが、走り始めの田中コメントです。

 

 

 

モーターランド鈴鹿は、

ハイレート & 強いダンパー減衰は、

まったく持って、NG ですね・・・・。

 

 

 

 

ということで、

ガラッと、セットを変更しました。

 

 

 

 

2

 

 

 

 

 

セット変更

  Fスプリング   700  →  600

  Rスプリング   700  →  500

  Fダンパー     -8  →  -10  

  Rダンパー    -10  →  -12  

  Fパッド      08H  →  10F

  Rパッド      88B  →  03C

  Fトー      OUT 0:15  →  OUT 0:40

  Fキャンバー   -5.8  →  -6.2

  カナード ON

 

 

 

Fパッドを 08H → 10F に強めたのは、

ヘアピンのエスケープが狭いため、保険の意味合いで、

 

 

Rパッドを 88B → 03C に強めたのは、

ブレーキング時に、クルマがあまり前のめりに

ならないようにするためです。

 

 

だって、バンピーな路面で、前荷重が強すぎると、

ギャップにクルマが弾かれてしまいますからね。

 

 

 

 

それに、タイトなヘアピンで、イン側のタイヤの切れ角が

少しでも大きくなるように、トーアウト値を大きくし、

(阿讃サーキットと同じ戦略です)

 

 

 

高速区間が、U/S でしたので、

Fキャンバーを大きくし、カナードも装着しました。

 

 

(時間がないので、かなり思い切った変更です・・・・・)

 

 

 

 

 

で、2セッション目を走り出すと・・・・・、

 

 

②-1 イニシャル コメント  BEST 48.1  (気温)13℃/ (路温)18℃

 

  跳ねはかなり改善(70%レス)し、問題なくセットアップができるレベル

  すべてのコーナーで曲がるようになった

  高速コーナーは、キャンバー&ダウンフォースにより、進入で少し O/S

 
  

とまぁ~、クルマのセットも、かなり合ってきました。

 

 

 

 

また、モーターランド鈴鹿の高速区間は、

「恐ろしい・・・・」 とか、聞きますが、

エスケープはないけれど、コース幅は十二分にありますので、

セットさえ合わせれば、まったく問題無しでね。

 

 

 

それより、強敵はインフィールドのタイトコーナーです。

 

 

 

 

でも、フロントタイヤの磨耗が、かなり進んでおり、

(持ち込み時で、2分山レベル・・・・)

 

 

 

 

 

 31

 

 

 

 

 

時間もあまりなかったので、

NEW タイヤで、レコードの 47.7 に、挑みました。

(ちょっと、いや、かなり強引な戦略・・・・)

 

 

 

セット変更  

  F/R NEWタイヤ

  Rウイング↑ 

 

 

※ リアウイングの調整は、高速コーナー入口の O/Sを抑制するためです。

 

 

 

 

 

4

 

 

 

 

②-2  イニシャル コメント  BEST 48.2 

 

  Rウイング↑ により、リアが安定  高速入口 少し U/S 

  タイヤが温まりきる前に、チェッカー

 

 

 

うっ~ん、00分までと思い込んでいたら、

50分でチェッカーなんですね・・・・・・。

(アタック失敗・・・・)

 

 

 

 

 

でも、気を取り直して、

3時からの 最終セッション(4時からのセッションは、逆周りになってしまうので・・・・)を

走行です。

 

 

 

 

 

③-1 イニシャル コメント  BEST 47.9  (気温)11.7℃/ (路温)15.7℃

  NEWタイヤは、高速区間では効くが、ヘアピンでは、機能しない??

  後半のタイトセクションが遅い(キャンバー付け過ぎ?)

 

 

 

 

やばい・・・、

タイトコーナーでのグリップが足りな過ぎる・・・・・。

 

 

 

セット変更

  Rトーレスシム -15 追加

  F車高 3T↑ 

  R車高 3T↑  

  Fダンパー  -10 → -8

  Rダンパー  -12 → -10

 

 

 

ちなみに、リアは、タイトコーナーで曲がるように、トーアウト。

 

 

車高も少し上げて、荷重の戻るスピードをゆっくりにし、

タイトコーナーに合わせたセットにしてみました。

 

 

 

 

③-2 イニシャル コメント  BEST 47.8  

 

  高速は、かなり速い  クルマは、すごく曲がる

  タイトコーナー のU/Sは、変わらず

  キャンバーがタイトコーナーに合っていない! 

 

 

 

 

しかし、最終セッション終了・・・・。

 

 

この短時間では、

合わせ きれなかったです・・・・・。

あと、0.1秒なのに・・・。

 

 

 

いや~、詰めが甘かったですね。

最大の失敗は、Fキャンバーだと思います。

 

 

高速コーナーに適合させるため、

-5.8  →  -6.2 にしたのが、大失敗ですね・・・・。

 

 

お陰で、高速セクションは、

気持ち悪いぐらい、速くなりましたが・・・・・。

 

 

 

とま~、初日のBESTは、

 

 

 

 

5

 

 

 

 

 

スイフトのレコードに、0.1秒 足りませんでした・・・・・。

 

 

 

かなり、エンジンパワーが、ラップタイムに影響する

モーターランド鈴鹿で、

 

ノーマルエンジンとしては、

ありえなく、頑張ったんですけどね・・・・・。

でも、まぁ~、足りないんだから、仕方がない・・・・。

 

 

 

と、ここまでは、

ある面、想定範囲だったのですが・・・・・・、

 

翌土曜日は、雨・・・・・。

 

そして、翌々日曜日も、雨・・・・。

 

(マジかよ・・・・・・)

 

で、アタックができず、

結局、鈴鹿4日目の 月曜日まで待つことに・・・・。

 

 

 

オマケに、この日は夕方に、

名古屋でお仕事があったので、

なんとしても、朝一のセッションで レコードをブレイクして、

すぐさま、お隣の 鈴鹿ツインサーキットに向かわないと・・・・・、

間に合いません。

 

 

 

 

ということで、

金曜日の反省を しっかりと、セットに反映させて、

 

勝手に道場破り in モーターランド鈴鹿 (第二部) が、

晴天の中、スタートしたのであります。

 

 

 

 

 

6

 

 

 

 

 

セット変更  

  Fキャンバー   -6.2  →  -5.8

  F/Rタイヤ  山のないタイヤに戻し    

 

 
  

走行コメント 月曜日

 

④-1 イニシャル コメント  BEST 47.8  (気温)11.5℃/ (路温)12℃

 

  バランスOK

  Fタイヤの磨耗が大きく グリップしない

 

 

 

キャンバーを戻したことにより、

インフィールド区間がかなり速くなりました。

 

もちろん、高速区間は、少々厳しいですが、何とかなるレベルです。

 

 

 

そして、いよいよ、セッション終了前にアタックです。

 

 

 

 

④-2 F/R 山のあるタイヤに交換  BEST 47.6

 

  グリップは大きく変わらないが、タイトセクションで、少しだけ向上

  高速セクションは、タイヤのグリップ ↑ により、かなりバランスが良い

 

 

 

 

 

7

 

 

(ラスト 5LAP は、強烈なアタックですよね・・・・・)

 

 

 

 

 

いや~、やっとブレイクできました!

さぁ・・・、次は、鈴鹿ツインサーキットに急いで行かなきゃ!!

 

 

 

 

ということで、

モーターランド鈴鹿 セットアップのポイントは、

 

 

○ セットアップは、ヘアピンから先のインフィールド区間に合わせ込む

○ F キャンバーは、高速区間で足りなくても、インフィールドに合わせる

○ スプリングレートは、跳ねに強い HYPERCOでも、500~600ポンドが、MAX

○ ダンパーの減衰は、かなり弱め(強い減衰では、跳ねてセットできない)

○ ブレーキバランスは、少しリアを強めにセット(前荷重になり過ぎないように)

○ インフィールドに対応させるため 車高は、少し高めのバランス

○ タイトなヘアピンに対応させるため、フロントのトーアウトは、大き目の数値

 

 

 

となります。

 

 

今回は、時間があまりなく、

細かなところまで、セットアップを合わせ込めませんでしたが、

(4日滞在したのに・・・)

 

基本的なポイントは、押さえられたかと思います。

 

 

 

しかし、中部地方は、

エンジンチューニングが、進んでいますので、

かなり、骨が折れました・・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

以上、

2012 勝手に「道場破り」 in モーターランド鈴鹿 (セットアップ編)

 

でした!

2012 勝手に「道場破り」 in 阿讃サーキット (ドラテク編)

2012年03月27日(火)

 
少々、時間が経ってしまいましたが、

マニアックな 阿讃サーキットのセットアップ編。

いかがでしたか?

 

 

 

かなり、DEEP な内容となりましたが、

 

阿讃マイスターのみなさんには、

きっと、セットアップの方向性という部分で、

お役に立てたのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

ということで、

 

 

今回は、ドラテク編を

 またまた、マニアックにお伝えしたいと思います。

 

 
(最後に、動画 + ロガーも、バッチリ ご用意いたしました)

 

 

 

 

 

 

では、はじめましょう。

 

 

 

 

 asan11

 

 

 

 

 

 

最終コーナーを2速で立ち上がり、

ストレート後半で、2→3 にシフトアップ。

 

コースの右端から、1コーナーにアプローチします。

 

 

 

 

r14397151

 

 

 

 

 

 1コーナー(①)手前のブレーキング区間は、

完全なストレートではありませんので、

コースなりに、外に膨らみながらブレーキングをするのではなく、

 

 

1コーナー クリップの位置を優先して、

 少しナナメに、ブレーキング & 2速にシフトダウン。

 

 

 

 

r14398631

 

 

 

 

ブレーキをリリースしながら、

 ステアリングを切り込んでいくのですが、

 

 

 

ここで、ポイントが、2つ。

 

 

 

ひとつ目は、ガッチリ インをクリップすること。

 

 

でもね、このコーナー、イン側の縁石のすぐ近くに、

ガードレールがあるんですよね・・・・・・・。

だから、どーしても、インが少し空いちゃうんです。

 

 

 

でもね、ここは勇気を持って、縁石に、ガッチリとクリップしてください。

(もちろん、コースによ~く慣れてからね!)

 

 

 

 

 

そして、2つ目のポイントは、

 

 

1コーナー出口は、かなり登っていますので、

アクセルON のタイミングが、感覚より、かなり手前になります。

 

 

 

もちろん、その前に、クルマの向きが変わっていないと

 アクセルON は、できませんが、

ここは、可能な限り アクセルオンのタイミングを早めたいコーナーです。

 

 

 

なんといっても、1コーナーを抜けると、長いストレートとなりますので、

 登りとなる、1コーナー出口は、

1mでも、50cm手前からでも、アクセルをON にするタイミングが重要となります。

 

 

 

 

 

 

で、1コーナーを立ち上がると、2→3 へとシフトアップ。

 

ダウンヒルにて、ブレーキを開始し、3→2

阿讃サーキットで一番タイムに影響する

M字コーナー ひとつ目(②)へと向かいます。

 

 

 

 

このコーナーのクリップは、ガッツリ長めに取ります。

少しでも、出口で外にはらんでしまうと・・・・・、 

タイムは、出ませんので、しっかり出口まで、イン側をキープです。

 

 

 

 

かといって、イン側の縁石に乗り上げると、

縁石は高いので、カンタンに弾かれてしまいますので、ご注意を。

 

 

 

  

そして、M字コーナーの中でも、

いちばん重要な、M字コーナー2つ目(③)へと、

ステアリングを切り返すのですが、

 

 

ここは、ジムカーナの、180度ターンのように、

目が回るぐらい、「クルッ」と曲がれれば、◎

 

 

 

ですから、ドラテク以上に、

セットアップが重要なコーナーとなります。

 

 

 

 

 

走りはじめた時は、 

どうせ、このレイアウトなので、曲がらないのは、当然。

 

ステアリングを切っても、「待ち」になるので、

 タイムにはあまり影響しないだろう・・・・・・。

 

 

と、考えていたのですが、大きな間違いでした・・・・・・・。

 

 

通過スピードが遅いだけに、

ちょっとした、違いが、大きなタイム差になるのです。

 

 

 

ですから、田中は、この、M字コーナー 2つ目が、

阿讃サーキット タイムアタックのキモになると思います。

 

  

 

 

M字コーナー 2つ目を インの縁石に沿って、「クルッ」と曲がれれば、

 大きく下りながら、M字コーナー 3つ目(④)へと向かいます。

 

 

下り + クルマが真逆を向いている状況から、

 

M字コーナー 3つ目(④)のクリップを取りに行きますので、

やはりここも、アンダーステアになりやすい状況です。

 

 

 

 

 

ただ、このコーナーは、出口がかなり広いので、

ラインを選択することが可能です。

 

 

 

 

このコーナーの ラインは、 

パワーが、あまり大きくないクルマは、出口をワイドに取り、

 

過給器付き等で、パワーがあるクルマは、

 アクセルONを我慢して、直線的に立ち上がる のが、

セオリーだと思います。

 

 

 

ノーマルエンジンの2号車の場合、

迷わず、前者をチョイスし、出口はアウト ギリギリを狙いました。

 

 

 

 

 

でも、クリップから先、

出口の縁石に向かって、直角に近い角度で、

アクセルを踏んでいくのが、とっても、怖くて、いや~な感じです。

 

 

 

ま、この部分は、早めなら、アクセルOFF で、回避ができますので、

どれぐらいまでなら、可能なのか、

よ~く考えながら、試してみてください。

(ちなみに田中は、縁石の終わりの部分まで、使いました・・・・・)

 

  

 

 

 

そして、2速ホールドのまま、

 阿讃名物コーナー コークスクリュー(⑤)へと向かいます。

 

 

 

 asan11

 

 

 

 

  

このコーナーは、ブレーキング区間 ~ 出口まで、 

かなりの下り高配となりますので、

ただでさえ、フロントに荷重がかかりやすい。

 

 

 

また、コーナー手前の直線区間にて、

コース右に立ち上がり、それを左に振りますので、

右リアの荷重があまりない状態で、ブレーキングとなります。

 

 

 

おまけに、M字コーナーにクルマのセットを合わせてあると、

 驚くぐらいの オーバーステア となります。

 

 

 

  

ですから、「待ち」は、禁物。

 

 

 

 

「待ち」とは、 

ブレーキング → ターンイン → クルマの向きが変わる

といった、一連の動作を、待っちゃダメなんです。

 (特に、クルマの向きが変わる部分)

 

 

  

ブレーキング → ターンイン の次に、

リアを地面にくっ付けてあげないと、大オーバーステアとなります・・・・・・。

 

 

くっ付ける = 少しだけアクセルに足を乗せる

 

 

ということになります。

 

 

  

ここは、ドラテクで、何とかリアタイヤを

グリップさせて、大オーバーステアとなることを

抑制しなければなりません。

 

 

 

反対に、このコーナーで、フツーに乗って、

クルマのバランスが、◎ なら、

M字コーナー で、タイムをロスしていると、田中は思いますね~。

 (アンダーステアでね!)

 

 

 

 

ちなみになんですが、

このコーナー、オーバーステアを利用して曲げると、

タイムが出ません・・・・・・。

 

 

 

 

なぜなら・・・、 

オーバーステアを利用して曲げる = ドリフト状態 

 となることから、出口でアクセルを踏んでも

 

ドリフト状態ですから、パワーを食われ、

クルマが前に進んでくれません・・・・・・。

 

 

 

 

ということで、田中が思う、コークスクリュー(⑤)攻略法は、

 

 

 

 

① 飛び込むが、できるだけ、クルマが前傾しない、優しいブレーキング

② ブレーキリリース & ターンイン の区間は、可能な限り短く(待たない)

③ 本来なら、まったくアクセルON には、早いタイミングで、少しだけアクセルON
  (オーバーステア抑制のアクセル)

④ ③にて、リアを落ち着かせたら、ステアリングで曲がる

 

 

 

というのが、田中ミノル の攻略方法でした。

 

 

 

 

 

 

 

そして、下りの短いストレートを抜け、

 2速ホールドのまま、最終コーナー(⑥)へ向かいます。

 

 

 

 asan11

 

 

  

 

このコーナーも、ブレーキングの区間が、

下りとなっていて、ナナメに真っ直ぐブレーキを踏むのですが、

飛び込み過ぎには、十分な注意が必要です。

 

 

 

 

ここには、阿讃サーキットの「罠」があります。

 

 

 

 

どんな、「罠」かというと、

周回を重ね、どんどん、タイムが速くなってくると、

 必ずといって、コークスクリューの出口が速くなります。

 

(ま~、ダウンヒルのコーナーですので、タイヤが冷えているとき等々、

 あまりプッシュできませんからね・・・・・・)

 

 

 

 

するとね、今までのスピードでは、

 問題なく、最終コーナーが上手く曲がれていたのに、

だんだんアンダーステアが強くなってきます。

 

 

 

 

理由はカンタン。

 

コークスクリューの出口が速くなる前と、

最終コーナーのブレーキングを開始する位置が、同じだからです。

 

当然、手前のコーナーが速くなった場合は、

次のコーナーでブレーキを開始する位置は、

手前にならなければなりません。

 

 

 

でもね・・・、阿讃サーキットとの最終コーナーは、

 飛び込んでも、曲がれちゃうんです・・・・・。

 

 

 

 

これが 「罠」 なのであります。

 

 

 

 

 

普通なら、

BEST なブレーキングポイントより、飛び込むと、止まれないとか、

 曲がれなくて、大きくアンダーステアが出るとか、

失敗することによって、

ブレーキングポイントを修正するのですが、

 

 

最終コーナーは、 少々オーバースピードでも、

ある程度、バンク角も付いていますから、曲がれてしまいます。

 

 

 

でも、微妙にですが、 

ブレーキの終了ポイントは、奥になり、

 ハンドル舵角も、大きくなり、

 アクセルON のポイントも、奥になってしまいます。

 

 

そう、阿讃サーキットの最終コーナーは、

アンダーステアを自覚するのがとっても難しいコーナーなのです・・・・・・・。

 

 

 

 

この 「罠」 に、ハマッテル 人、

多いと田中は思いますよ~。

 

 

 

判断基準としては、最終コーナー手前の

 ブレーキ踏力が、イメージより少しでも強く踏んでしまう人は、

 間違いなく、この「罠」 に、ハマッテル と思います。

 

  

 

 ですから、「罠」 に、ハマリたくないなら、

コークスクリューの出口が速くなった分だけ、

 

少し手前からブレーキを意識的に踏むこと が、

ポイントだと思います。

 

 

 

  

 

 

また、このコーナーも、

 出口のラインに選択肢がありますね。

 

  

M字コーナー 3つ目(④) と同じように、

パワーが、ないクルマは、出口を少しワイドに取り、

パワーがあるクルマは、イン側を直線的に立ち上がる のが、

セオリーだと思います。

 

 

 

 

 

ただし、あまりにも手前から、

アウトの縁石に沿って、走るラインは、

距離的に不利となりますので、そのあたりは、

ラップタイムとニラメッコして、決めてください。

 

 

 

 

とま~、かなりの長文となってしまいましたが、

 

 

 

 

 

 田中のBEST 47秒3 のラップを

 動画 + ロガー にて、ご覧下さい!

 

 

 ちなみに、ストレートで、蛇行しているのは、

 Pラップのセンサーを拾うためで、

 (佐藤が、右側にセンサーを装着したため・・・・・・・)

  

本来なら、アウト側をコースに沿って走るのが

よろしいかと思います・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

以上、

2012 勝手に「道場破り」 in 阿讃サーキット (ドラテク編) でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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テメーラ、田中をなめんじゃない!! (笑)