エンジン
2016-12-13 匠工房  愛知県 & 栃木県 から、ご来店!!

2016年12月21日(水)

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本日は、 匠工房にお越しいただいた

2名のスイフトオーナーさんを ご紹介したいと思います。

まずは、愛知県名古屋市から、

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カリスマ美容師さんが、ご来店!!

(初トランポ、いかがでしたでしょうか??)

で、作業のほうは・・・、

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在庫も残り少なくなった、

TM 強化 ドラシャ SPEC1 をご投入いただきました!

やっぱ、このカラー & 刻印 は、たまりませんよね~。

片道、3.5時間の旅、ありがとうございました!!!

そして、同じ日の午後からは・・・・・・、

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(あっ、3ナンバーだ!)

栃木県から、今シーズン 匠工房に、 6回目! のご登場となる

ZC31S & ZC32S オーナーさんが、ご来店!!

(そうです、2台所有の あのお方です!)

でもって、作業のほうは・・・・、

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TM エキマニ & 阿部巻き仕様のバンテージ

そして・・・・、

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TM ECU のバージョンアップ!!

TMエキマニ 専用 ECU DATA との 相乗効果

きっと、ご満足いただけているような気がしますね~!

また、いつも思いますが、

みなさん、遠いところから、弊社まで、

数時間かけて来ていただけること、本当に感謝感謝でございます!

そして、これからも、時間をかけても、行くだけの価値があると

みなさんに、感じていただける 匠工房を目指して、頑張りたいと思います。

ご来店いただきました スイフトオーナー様

今回も、ありがとうございました!!

エンジン
スイフトマイスター決定戦 2016  の リザルト!

2016年12月19日(月)

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いや~、身体が重いです・・・・(笑)

しかし、何度、思い出しても、素晴らしい戦いでしたよね~。

ということで、本日は、戦いのアウトラインをお伝えするため、

QF & スーパーラップ の リザルト を掲載したいと思います!

まずは、全 32台 にご参加いただいた QF(予選)のリザルトから!

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ちなみに、オレンジのマーカーの 「くりはら選手」 までが、

スーパーラップ出場 となりました!!

そして、スーパーラップ(決勝)は・・・・・、

以下のリザルトでございました。

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ちなみに・・・・・、

大田 錫(オオタスズ)選手 = スズオタさん です。

いや~、このリザルトで、展開を考えているだけで、

かる~く、ご飯3杯ぐらい いけそうな気がしますね~!!

ということで、詳細は、また後日にでも!!!

エンジン
2016 スイフトマイスター決定戦 & ワンメイクドライビングレッスン 速報!

2016年12月17日(土)

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快晴の冬空の下、開催された、
第6回スイフトマイスター決定戦 & ワンメイクドライビングレッスン。
(そう! 田中が、一年で一番楽しみにしているイベント!!)

そして、これほどまでに、
感動と、清々しさのある結末があっただろうか・・・・・・・・・。

でもって、勝利の裏にあったもの
それは、「誰にも負けない執着心!」

いや~、鳥肌もので、ございました!!
熱き勇者の戦いとなった、スーパーラップ

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そして、ただただ、速さを貪欲に求めた レッスンクラス!!

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いや~、夢は寝て見るものではなく、
全力で、手に入れるため 挑んだものだけが、
掴み取る権利があることを 改めて思い知りました!

それぐらい、この方の勝利は、
クラスを越えた、素晴らしい勝利だったっと田中は思います。

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本日、ご参加いただきました みなさん!
今回も、強力な体勢でサポートいただいた FSW の みなさん!
また、今年も、ノーギャラで、ご協力いただきました スイフトの神様!
そして、4年連続で参加いただいた REV 編集部  カモチン!
そして、そして、田中の趣味に、全面協力 いただいた 福木さん!
本当に本当に、ありがとうございました!!

やっぱ、同じ時代に、スイフトが好きになった
仲間同士の一体感のある イベント  いや~、ホント 最高です!
みなさん 本当に、ありがとう ございました!!

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やっぱ、スイフト最高!!!!!

エンジン
2016-11-24 匠工房 トーションビーム & キャンバーシム!

2016年12月14日(水)

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先日の大雪の中、神奈川県から、

ZC32S オーナー様に、匠工房 に、お越しいただきました!

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しかし、11月に、この雪とは・・・・・・、

初めての体験でございます。ハイ。

でもって、作業は・・・・!

トーションビーム(32φスタビ) に、

キャンバーシム(大盛り & トーイン 0°40’レス 仕様)

を Set いただきました!!

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しかし・・・・、作業を終了しても、

まだ、ナンバープレートには、雪が・・・・・・・。

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いや~、大変な天候の中、

ご来店ありがとうございました!!

(阿部ちゃんも、寒い中、ご苦労様でした!)

エンジン
2016 スーパーバトル TC2000 の 動画!

2016年12月13日(火)

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今夜は、2016 スーパーバトル の
車載動画 を UP したいと思います。
まず、クルマの仕様は・・・・・、

エンジン
1600cc NA  チューニングエンジン (試作品)
エンジンオイル TM-SQUARE M16A
インテークBOX (試作品)
エキマニ (試作品)
センターパイプ (試作品)
サイレンサー (試作品)
触媒 (試作品)

サスペンション
ダンパー  TM-SQUARE  (市販品)   F: 5戻し   R: 8戻し
スプリング  HYPERCO   (F 1200ポンド + PERCH   R 1100ポンド + PERCH )
ピロアッパーマウント  TM-SQUARE  (市販品)
トーションビーム  TM-SQUARE (市販品 スタビ32φ)
キャンバーシム  TM-SQUARE  大盛り トーイン 1°00’レス仕様 (市販品)

ブレーキ
ローター  (純正品)
キャリパー (純正品)
ブレーキパッド    F ZONE 10F RT    R ZONE 04M
ブレーキフルード   ZONE  ZF-031

駆動系
TM-SQUARE LSD  デュアルコア (市販品)
ミッション (純正品)
ミッションオイル BILLION OILS FF-730
ドライブシャフト (純正品   グリスは、BILLION OILS MFX6080 使用)
ファイナル (試作品)

タイヤ & ホイール
F  BBS RG-R 8.5J  17インチ    BS  RE-71R  235-40-17
R  BBS RG-R 7.5J  17インチ    BS  RE-71R  215-45-17

ボディワーク
TM-SQUARE フロントバンパー (市販品)
TM-SQUARE リアバンパー (市販品)
TM-SQUARE サイドステップ (市販品)
TM-SQUARE リアウイング (市販品)
TM-SQUARE ボンネット (市販品 + 加工)
フェンダー (試作品)
アンダーフロアー (試作品)

といった状態で、
ラップタイムの刻み方は、こんな感じでございました。

PIT OUT
1:11:010     まったくタイヤが温まらず・・・・(路面状況)
1:11:138     まったくタイヤが温まらず・・・・(路面状況)
1:14:364     まったくタイヤが温まらず・・・・(路面状況)
1:11:501     まったくタイヤが温まらず・・・・(路面状況)
1:05:289     仕方ないので、とりあえずペースアップ
1:03:400     ベストラップ (しかし、まだ、タイヤは完全には、温まらず・・・・)
1:04:710     仕切りなおし
1:03:669     アタックするも、ベストに届かず・・・・・(グリップダウン)
1:10:258     仕切りなおし
1:03:606     アタックするも、ベストに届かず・・・・・(グリップダウン)
PIT IN

いや~、本当に、路面状況が厳しかったです・・・・・・・。
スタート直後から、路面の一部が、軽~く濡れており、
タイヤが少し温まっては、水分で熱を奪われ・・・・・、の繰り返しで、
完全に温まりきらない状況で、アタックを開始するしか、手がありませんでした・・・・・・。

で、グリップが、ガッツリ来ていない中で、03秒4が出て、
その後も、2回アタックを行ったのですが、
タイヤが完全に温まりきらない状況のまま、タイヤがピークを終了し、
タイムを更新することが、できませんでした・・・・・・・・・。

まぁ~、我々が戦っている相手が、
相対的ではなく、
タイムという 絶対的なものであり、
NAエンジン & コーナーの速さでタイムを出す という スタイルでは、
やはり、コンディションに左右される部分が大きく
今回の路面では、02秒という領域には、入れませんでした・・・。

でも、クルマは、確実に速くなっています!
これは、間違いのない事実です。
でないと、このコンディションで、今までの BEST の 0.2秒落ちである、
03秒4なんて、出せなかった思います。
だから・・・・、悔しいんですよね・・・・・・・・・・・・・。

では、この厳しい路面状況の中で、
どうしても、欲しかったものを 追い続けた、
田中ミノル の 2016年 スーパーバトルの動画を どうぞ!!

やっばいぐらい、頑張ったんだけどなぁ・・・・・・・(悔)

BILLION
2016-11-15 匠工房 Rバンパー & エンジンマウント & FF-730!

2016年12月07日(水)

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いや~、強烈な主張でございます!!

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数ヶ月前に、匠工房にて、フロントバンパーを

ご装着いただいた あのお方に、

今度は、リアバンパーを投入いただきました!

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で、塗り分けも、コダワリの 塗り分けなのであります!

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しかし、インパクトありますよね~!!

もし、コンビニに とまっていたら、

きっと、見入ってしまうと思います。ハイ。

そして、千葉からお越しいただいた

スイフト ターボ な お方は・・・・・・、

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エンジンマウント × 2個仕様

シフトカラー 

ピロアッパー

といったパーツを投入いただきました!

(試乗での シフトフィール ◎ でしたね~!!)

それから、川崎からお越しいただいた 

こちらのスイフトオーナーさんは・・・・・、

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FF-730に、ミッションオイルを交換し、

ZONE 05K TT をお持ち帰りでご購入いただきました!!

(最近、TT RT の波が、きてるなぁ~ 嬉)

ということで!

匠工房をご利用いただきましたみなさん!

ありがとうございました!!

BILLION
速報! REV スーパーバトル 2016 in TC2000 !!

2016年12月01日(木)

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あいにくの雨模様でスタートした

REV スーパーバトル 2016 !!

(ちなみに、関係者の間では、カモウェザー と呼ぶらしい・・・・・)

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で、合計3セッション ある中、
第1セッション、第2セッションと、路面は WET・・・・・・。

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また、我々が、持ち込んだ 本番用タイヤは、
1セットのみ(RE-71R)でしたので、我々は、走行することなく、
第3セッション(最終セッション)に、DRY になることを信じ、待ち続けました・・・・・。

すると・・・・・、
太陽が顔を出し、気温がぐんぐん上がり、
第3セッションスタート前には、ドライパッチが発生し、

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何とか、ラインのみ DRY という状況で、
TM-SQUARE のアタックが、スタートしました!!!!!

そう・・・、
今回は、阿部ちゃんと、田中の二人!
司令塔(佐藤さん)の欠場で、
クルマ & パーツ & セットアップ の状況が、
まったくわかっておらず、
一瞬、参戦取りやめも、考えたぐらい、
今回は、本当に、準備段階から、超!大変でした・・・・・・。

そして!

いつものように、淡々と、正確な仕事をしてくれる阿部ちゃんと、

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気合十分の田中で、

今年も全力で 筑波 02秒台 へと挑みました!!

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しかし、結果は・・・・・・、
雨上がりの ラインだけDRY (微妙にWET な部分あり)
といった状況では、タイヤのグリップが足りず、
またしても、TC2000 02秒台の聖地は、
我々の挑戦を 受け入れては、くれませんでした・・・・・・・・。

想像以上に、タイヤの温まりが悪く、
そして、最後まで、フロントが本来のグリップを発揮しない・・・、

という、正直、まったくもって、為す術がない 状況でした。
やっぱり、コーナーの速さでタイムを出す 我々のスタイルには、
今回の路面コンディションは、強烈に厳しかったです・・・。

ということで、今年の BEST は、

1分 03秒 400

と、とっても悔しい タイムとなりました。

でも、まぁ~、あの環境の中で、
ドライバーとして、やれることは、すべてやりきったと、
言い切れる まさに 完全燃焼 !!

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ではありますが、

やっぱり・・・・・、欲しかったです・・・・・、02秒台。
昨年、すご~く悔しい思いをして、
その悔しさを エネルギーに、
目いっぱい 頑張って、準備して、挑んだつもりでしたが、
我々の 執着心 では、
NA 1600cc のスイフトで、02秒台 の領域には、入れませんでした。

だから、02秒台 の領域に、入るだけの資格がなかったことを、
もう一度、胸に刻み、来年も、チャレンジしたいと思います。

そして、今回、
プロジェクトリーダー(佐藤さん)の不在は、
やはり、かなり大きなダメージでした・・・・。
でも、それほどまで、佐藤さん 一人に
頼りきった プロジェクトであることも事実です。

ですから、来年は、もっともっと、社内の体制面を整えて、
少しぐらいコンディションが悪くても、
突発的な出来事があっても、
他の何かでカバーできる 「本当の強さ」 を
身に付けられるよう 頑張りたいと思います。

今年も応援していただいた みなさん!
本当にありがとうございました!!!

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BILLION
REV スーパーバトル 2016 決意表明! なのですが・・・。

2016年11月29日(火)

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明後日は、REV スーパーバトル 2016 が、

TC2000 にて開催され、

もちろん、TM-SQUARE も、

4号車にて、参戦するのですが・・・・・・・、

じつは、ね・・・・・、

TM-SQUARE スーパーバトル プロジェクトの

中心人物である、佐藤さんがね・・・、


入院しちゃったんです!

(なにやら・・・、かなり、痛いらしい・・・・・・・)

だから、まったく段取りが、わからないまま、

阿部ちゃんと二人で、明日、TC2000 に、出動して、

本番前日のテスト走行となります。

いや~、田中も、阿部ちゃんも、

車両の仕様、セットアップの方向性、装着バーツ等、

マジで、よくわからない状況ですが、

佐藤さん不在の中で、やるしかありません!!

(こんなことになるなら・・・、もう少し、詳しくいろいろ聞いておけば・・・・・・・・)

でもって!

今回のスーパーバトルに向けて、

4月のハイパミ以降、我々が行った作業は、

① 軽量化 

② ECU の 再適合

の2点です。

まず、軽量化に関しては、

地味に、コツコツ頑張って、約20kgは、軽量できたと、

佐藤さんから方向を受けています。(入院前・・・・・)

また、ECU の 再適合は、

気温が低くなるシーズンまで待って、

つい先日、静岡県某所にて、

佐藤さん & 4号車のエンジンを組んでくれた

某エンジン屋さんで、バッチリ 適合をとってきてくれました!

なんといっても・・・、

先日、リリースが始まった、

TM-SQUARE ZC32S ECU の 開発にて、

たくさん、秘密が見つかったので、

フィードバックしないという選択肢はありませんからね~。

そして、今年の目標は、

NA 1600cc & ラジアルタイヤ で、 02秒台 です!

ちなみに、昨年の仕様は、こちらから!

REV スーパーバトル 2015 in TC2000  決意表明!

で、リザルトは・・・・、

速報! REV スーパーバトル 2015 in TC2000!!

また、そのときの 動画は・・・・・、


2015 スーパーバトル TC2000 の 動画!

ですから・・・、

どうしても、昨年と、ほぼ変わらない仕様のままで、

2秒台に入れたいので、あります!!!

本番の天気は、少々、微妙な感じではありますが、

全力で、一緒に参加できない 佐藤さんの分まで、

田中 & 阿部ちゃん で、頑張ってくるつもりです!!

ということで!  みなさん!!

今年の TM-SQUARE の 挑戦と、

佐藤さんの 無事な帰還を どうぞ、応援してください!!!

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荷物の積み込みも、終了しましたので、

さぁ~、明日から、全身全霊で、挑みたいと思います!!

頑張れ! TM!!

頑張れ! 佐藤!!!!!

エンジン
TM-SQUARE ZC32S ECU TMエキマニ専用 DATA 完成!

2016年10月18日(火)

 

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いや~、待ちに待った、ZC32S の

TMエキマニ 専用DATA が、完成いたしました!

 

 

 

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先日、試乗した田中のインプレッションは、

① 強烈に太くなった中低速!

サーキットはもちろん、ストリートにおいても、コレは武器になると思いますよ~。


② トルクの谷を感じない4000~5000rpm!

まさに、シームレス! 継ぎ目のない加速感が、たまりません!!


③ 一気に突き抜ける高回転域!

6500rpm 近辺の力強さに、さらに磨きがかかりました!!

といった感じでございます。

もちろん、純正エキマニとの比較では、

低回転域~高回転域 まで、全域にて、パワーが出ております。ハイ。

また、適合の詳細は、

燃料噴射 ・・・・・・・・・・ プログラム変更

点火時期 ・・・・・・・・・・ プログラム変更

バルブタイミング ・・・・ プログラム変更

スロットル ・・・・・・・・・・ プログラム変更 (アクセルOFF時)

回転リミッター ・・・・・・  7000rpm → 7500rpm

スピードリミッター ・・・  180km/h → 280km/h

(純正エキマニ DATA と、TMエキマニ DATA では、

適合内容は異なりますが、適合箇所は、同じとなります)

でも、まぁ~、ECUの適合って、やっぱ、スゴイですよね~。

だって、乗ったらすぐに、大きな違いを感じられるのですから・・・・!

ということで、

TM-SQUARE ZC32S ECU TMエキマニ専用 DATA を

みなさん、どうぞよろしくお願いいたします!!

(でも、その前に・・・・、正式リリース 急がなきゃ!・・・笑)

 

 

 

 

 

エンジン
TM-SQUARE ZC32S リアキャンバーシム 正式リリースです!! ④

2016年09月30日(金)

さぁ~、今回は、キャンバーシム解説の最終回!

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ということで、ドラテクを交えた話を少々・・・・・。

まず、リアトーイン と、
アンダー/オーバーのバランスに関して、おさらいすると・・・・・・、

① リアトーイン値 が大きい  →  アンダーステア バランス が強い

② リアトーイン値 が小さい  →  アンダーステア バランス が弱い

③ リアトーアウト       →  オーバーステア バランス になる可能性がある

となります。

そして、このアンダー/オーバーとは、
コーナーのかなり前半部分のバランスとなります。

たとえば・・・・、
3速から、2速にシフトダウンを行って、
ヘアピンコーナーに進入するならば・・・・、

ステアリングを切り始めた瞬間から、
クリッピングポイントの手前あたりまでのバランスが、
このトーイン値の変更で、変化します。

リアトーイン値が、バッチリと、セットアップされていると、
ステアリングの切り始めから、クリップの直前までの区間にて、
リアがクルッと回り込んでくれるけど、
オーバーステアにはならないという、
絶妙なバランスになるのであります。ハイ。
(もちろん、アンダーステアが抑制されますので、ステアリングを切る量も少なくなります)

ただ、アンダーステアを大きく抑制しようと、
あまり大幅にリアトーインを少なくすると、
ステアリングを切った瞬間に、急にリアが軽くなり、
唐突なオーバーステアとなる
とっても、危険なセットアップになりますので、
リアトーイン変更後は、必ず安全が確保できる場所にて、
バランスの変化を事前に確認してくださいね。

また、リアキャンバーに関しては、

① リアキャンバー値が大きい

  → コーナリング中、リアのグリップが高い

  → アンダーステア バランス になりやすい

② ネガティブキャンバー値が小さい 

  → コーナリング中、リアのグリップが低い

  → オーバーステア バランス になりやすい

となりますので、
こちらも、車両のバランス、使用用途、使用タイヤ、
そして、ドライバーのニーズに合わせて、
リアキャンバーをセットアップする必要があります。

また、リアキャンバーが、
アンダーステア/オーバーステア に関与するのは、
3速から、2速にシフトダウンを行って、ヘアピンコーナーに進入する場合、
ステアリングを切り始めた瞬間から、クリッピングポイントの先まで
(場合によっては出口近くまで)
と、かなり広範囲にて、キャンバー値によりクルマのバランスが変化します。

(特に、ステアリングを切った瞬間と、
クリップ付近の最大Gがかかる部分では、キャンバー効果は大きいです)

そして、そして、TM-SQUARE のキャンバーシムは、
トーインがレスになる部分で、アンダーステアを抑制し
キャンバーがネガになる部分で、オーバーステアを抑制するという
2つの違う方向(テイスト)を同時に変更するパーツとなりますので、
バランスがとっても重要です。

ですから・・・・、
現状のアライメントを確認し、どのシムを装着すると、
どんなアライメントになるかをシッカリ想定してチョイスすること。

また、現状のバランスから、どれぐらい変化させたいのかを
シッカリ考えてチョイスすることが、何よりも重要なのであります。

ちなみに、誤解を恐れずに、
なんとな~くのシムチョイスのパターンをご紹介すると・・・・、

現行のアライメント   Fキャンバー  1°00’ネガ

Rキャンバー      1°00’ネガ

Rトーイン       IN 0°50’

車両バランス      アンダーステア(中)

ステージ        ストリート

チョイス  →   並盛  & トーイン 0°40’レス 仕様 

現行のアライメント   Fキャンバー  3°00’ネガ

Rキャンバー       1°00’ネガ

Rトーイン         IN  1°00’

車両バランス      アンダーステア(大)

ステージ        ミニサーキット

チョイス  →   並盛  & トーイン 1°00’レス 仕様
(アンダーステアの量によっては、並盛 & トーイン 0°40’レス仕様)

現行のアライメント   Fキャンバー  3°30’ネガ

Rキャンバー       0°30’ネガ

Rトーイン       IN  1°00’

車両バランス      アンダーステア(小)

ステージ       ストリート/ミニサーキット

チョイス  →   大盛り & トーイン 0°40’レス 仕様 

現行のアライメント   Fキャンバー  4°30’ネガ

Rキャンバー      1°00’ネガ

Rトーイン       IN  1°00’

車両バランス       アンダーステア(中)

ステージ         国際レーシングコース

チョイス  →   大盛り & トーイン 1°00’レス 仕様 }
(アンダーステアの量によっては、大盛り & トーイン 0°40’レス仕様)

といった感じとなります。

もし、キャンバーシムのチョイスで迷った場合は、

TEL   04-2788-7878

メール mail@tm-square.com

まで、ご相談くださいね!

(メールの場合、使用タイヤ/サイズ、フロントのキャンバー値、
現在のバランス、使用用途等も、教えてくださいね!!)

ご注意①

アンダー/オーバーのバランスは、サスペンションセット、
タイヤチョイスを含めトータルで考えるもので、
リアトーイン/リアキャンバーだけで、バランスを取る
ものではありません。

リアキャンバーは、バランスを取るためのひとつの要素(要因)
であることを十分にご理解いただいた上で、キャンバーシムを
ご使用下さい。また、必ず装着前のキャンバー値を計測し、
装着後のキャンバー値を確認してからご装着下さい。

ご注意②

上記の解説は、弊社デモカーによる走行DATAを元に、
開発ドライバーである田中ミノルの私的な意見として掲載しており、
車両のバランス、安全性を保障するものではございません。

キャンバーシム装着後は、安全が確保できる場所にて、
バランスの変化を必ず事前に確認し、もし、オーバーステアバランス
をはじめ、少しでもバランスが不安定な状況であれば、
使用を中止してください。

また、キャンバーシムの装着にて、バランスが変化したことにより
発生したトラブル等に関しましては、田中ミノル および
㈱ミノルインターナショナルは、一切責任を負いませんので、
すべて自己判断にて、チョイスを行ってください。

以上、とっても長くなってしまいましたが、
TM-SQUARE ZC32S リアキャンバーシム の解説でした!!