BILLION
FF車輌の 油温上昇に、新しい提案!

2011年05月11日(水)

 

これからの季節、やっぱ、油温は気になりますよね~。

 

 

 

特に、FF車輌は、

エキゾーストのレイアウトが、どうじても、オイルパンの近くを通りますから、

なおさら気になります・・・・・・・。

 

 

ということで、作っちゃいました!

FFのフロントパイプ専用サイズの エキゾーストバンテージを!!

 

 

たとえば、スイフトなら、オイルパン まわりに、

こんな形状のフロントパイプ があるのですが、

 

 

 

 

それに、クルクルと、バンテージを巻き付け、

 

 

 

 

 

 

装着すると、このとおり!

 

 

 

 

 

 

バッチリ と、オイルパン近辺の エキゾースト断熱ができるのです!

 

 

フロントパイプ 専用ということで、お値段も、お手ごろな、5,250円(税込)

固定に必要な、バンド&クリップ も、セットになっています。

(なんてったって、耐熱性バツグンの シリカファイバーですからね~)

 

 

 

詳しくは、こちらを!

 

 

 

もちろん、FF車輌の オイルパンまわり以外にも、

熱害を受けたくない エキゾーストまわりには、

かなり、便利に使用していただけると思います。

 

 

工具とジャッキ/ウマ があれば、

DIY でも、装着可能な商品ですので、ぜひ、みなさん、トライしてみてください!!

 

 

 

BILLION
勝手に 「道場破り」 Vol 5 in  鈴鹿ツイン 攻略法(ドラテク)

2011年04月05日(火)

p1m1

 

 

鈴鹿ツインが、ホームコースのみなさん、

お待たせしました。

 

 

 

 

では、はじめましょう。

 

 

 

 

鈴鹿ツイン Gコースのレイアウトは、下記のとおり。

 

 

68b2753da2

 

 

 

まず、ストレートは、3速までシフトアップし、①コーナーに向かいます。

(ストレートの最高速は、TM2号車で、125km/h)

 

 

①コーナー手前で、フルブレーキング & シフトダウン (3→2)

そこから、クリップを取りに行くのですが、この場所が、少々難しい・・・・・。

 

 

クリップが浅い(手前)と、出口がアンダーステアになるし、

かといって、深い(奥)だと、車速が落ちすぎるし・・・・・・・・。

 

 

イメージとして、斜めにカスメルでは、手前過ぎ。

ぐるっと曲がると、奥過ぎます。

 

 

このクリップの位置は、② 出口のラインで決まりますので、

まずは、② 出口のラインを確認することが優先です。

 

 

出口は、思ったより広くなっており、ライン的には、アウトの縁石に沿うように

立ち上がる感じです。

 

 

だから、アウトのスペースをよ~く考えて、可能な限り、ハイスピードで、

クリップできるラインを探します。

 

 

また、クリップは確実に取る必要があります。

 

 

少しでも(タイヤ2本分でも)インを空けると、

アンダーステアラインとなり、大きくステアを切り、

なかなかアクセルが踏めない状況になりますのでご注意を。

 

 

②コーナーをアウト縁石に沿うように立ち上がると、

③コーナーに対しておいしいラインに乗りますが、

もし、②コーナーのアウトいっぱいに、立ち上がれないと、

③コーナーは、かなり厳しいラインで進入しなければなりません・・・・・。

 

 

だから、②コーナーをアウトいっぱいに立ち上がることは、とっても重要なのです。ハイ。

 

 

 

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③コーナーの進入は、右の縁石あたりを狙いますが、

このコーナーのポイントは、アクセル全開で走るのは、当然ですが、

すご~く、大切なのは、どこで、シフトアップするかなのです。

 

 

ノーマルECU なら、右の縁石より手前で、2→3 となりますが、

チューニングECUなら、シフトアップは、まだ先まで、ガマンです。

 

 

ただ、このコーナー、最終的には、縁石を利用しなくても、

全開で曲がれるのですが、かなり精神的なプレッシャーがあります・・・・・。

 

 

 

だから、はじめは、縁石を踏みながら、ショートカットして走る方が、

とっても楽なんです。

でも・・・・、縁石の上で、クルマが暴れているときには、シフトアップができない・・・・。

 

 

で、仕方なく、③コーナーの直前でシフトアップする・・・・と、なりやすいんですが、

それじゃ、タイムは出ません。

 

 

2号車の TM  ECU は、みなさんと、まったく同じ仕様ですので、

REV は、7800rpm (2型です)

ですので、ショートカットする場合、

一個目の右側の縁石を乗り越えて、2個目の左側(④コーナーイン側の縁石)に、

乗る手前で、シフトアップします。

 

 

 

この場所なら、クルマにもシッカリと、トラクションが、かかっている状態で

シフトアップできますので、◎ です。

(もちろん、車種によって、シフトポイントは変わります)

 

 

でも、慣れるまではかなり、恐怖感がありますので、

走りはじめ、やコースに慣れるまでは、③コーナーの手前でシフトアップしてください。

 

 

いずれにせよ、ショートカットラインなら、クルマはかなり強く、上下動しますので、

しっかりステアリングを握って、クルマを壊さないレベルにしてくださいね!

 

 

 

68b2753da22

 

 

 

③コーナーの手前、もしくは、③コーナーと④コーナーの中間で、2→3 にシフトアップし、

全開で駆け抜けたら、⑤コーナー手前で、ブレーキングと、再び3→2 とシフトダウン。

 

 

ブレーキをリリースしながら、⑤コーナーのクリップへと向かうのですが、

ここでは、2種類の走行ラインがあります。

 

 

その2種類のラインとは、イン側の縁石に乗るか、タッチしないかのチョイスです。

 

 

じつは、この先の ⑦コーナー ⑨コーナー も、同様のチョイスが必要なのです。

 

 

 

では、ここで、イン側の縁石に乗るのと、乗らないのと、どっちが有利か、考えてみましょう。

 

 

縁石に乗るメリット 

なんといっても、最短距離で走れることと、出口のスペースが、大きくつかえることです。

 

 

 

縁石に乗るデメリット 

 

スプリングレートによっては、縁石に弾かれたり、縁石から降りるときに、

跳ねてトラクションが、うまく伝わらなかったりすることです。

 

 

 

で、反対に、

 

 

 

縁石に乗らないメリット 

これは、圧倒的に、トラクションが綺麗に伝わることです。

 

 

 

縁石に乗らないデメリット 

コース出口を ワイドに利用できないことです。

 

 

 

要するに、両者とも、メリット/デメリットが存在しますので、

やってみなければ、わからない・・・・・・。

 

 

ということで、やってみました。

 

 

 

2号車の持ち込みは、

700-600ポンドの組み合わせでしたが、このセットでは、やはり縁石に弾かれ、

うまくトラクションがかかりません・・・・・。

 

 

 

 

その後、フロントも600ポンドに交換しましたが、

それでも、縁石に乗らない方が、速かったです。

 

このコースは、いかにトラクションが大切かということですよね。

 

 

 

 

68b2753da23

 

 

 

 

ということで、縁石ギリギリをクリップし、⑤コーナーをクリアーし、2速のまま、

⑥コーナーへ向かいます。

 

⑥コーナーは、全開でクリアーできますが、

⑦コーナーに向けてどんなラインが有効か、試してみました。

 

 

まずは、⑥コーナーと ⑦コーナーの中間、アウト側にある、縁石を目標に、

まっすぐブレーキングをして、⑦コーナーのアウト側からアプローチする方法。

 

 

 

 

そして、次は、あまりアウトまで行かず、

⑦コーナーのイン側を小回りする方法をトライしました。

(少々、イン側の縁石を使用します)

 

 

 

動画で見ると、これがアウトからのライン。

 

 

 

 

 

 

そして、これが小回りするライン。

 

 

 


 

 

 

 

 

両者のラインをロガーで見ると、

 

 

 

 

 

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もちろん、青が小回りするラインです。

で、これを SPEED ロガー で見ると、

 

 

 

 

7e47ed8f96

 

 

 

 

となり、⑦コーナーのみ、車速が違いますよね?

 

 

ということで、

今回のセットアップでは、アウトから、トラクションのかかかるラインで走った方が、

速いという結果となりました(こうして見ると、わかりやすいですよね!)。

 

 

 

 

 

68b2753da24

 

 

 

 

で、⑦コーナーを2速で立ち上がると、2速のまま、⑧コーナーを抜け、

⑨コーナー(最終コーナーへと向かいます)。

 

 

この ⑧/⑨コーナーは複合コーナーですので、

⑧コーナーの右G が残っている状況で、⑨コーナーの ブレーキングとなりますから、

リズムがとっても大切です。

 

 

田中、オススメのラインは、

⑧コーナーは、ギリギリですが、縁石に乗らず、クリップ付近から、

真っ直ぐ⑨コーナーのクリップを目指し、ブレーキング。

 

 

そして、リリースと共に、ステアリングを切る作戦です。

 

 

これなら、Gは、右 → 前 → 左 と、移り変わり、

このタイミングが合えば、クルッと、クルマは曲がってくれます。

後は、アクセルを踏んで、アウトいっぱいに立ち上げれば、◎ です。

 

 

 

この、Gの移り変わりこそ、リズムなんです!

と、まぁ~、今回もマニアックですいません・・・・。

 

 

では、BEST 40.002 の 動画をどうぞ!!

(今回は恋人カメラの画像です)

 

 

 

 

 

以上、田中ミノル式 鈴鹿ツイン 攻略法 でした!

BILLION
3月 匠の日 通信 ①

2011年03月28日(月)

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横浜から、ご来店いただき、

オーリンズダンパー の リアスプリングを交換。

なんだか、最近 トレンド になりつつある、

ショートストローク化アタッチメント

スプリングアタッチメント(車高調整を可能とするアタッチメント)

HYPERCO スプリング 

の組み合わせ、です。

なんといっても、

車高のバランスが、絶妙ですよね~。

6028914285

徹底的な車高へのこだわり。

「匠の日」 & 「匠工房」 の真骨頂 なのです!

注  フロントスプリングは、オーリンズ 純正品です。

BILLION
TOHOKU and KANTO 応援ステッカー販売開始!

2011年03月25日(金)

みなさん、大変お待たせしました!

 

 

東日本大震災の被災地を、

みんなで、応援できるステッカーが、出来上がってきました。

 

 

田中の、そして全国のみなさんのエールが、

元気と勇気になって、被災地に届くように、

一生懸命 頑張って作りました。

 

 

 

 

カラーは、イエローとホワイト の2色。

 

 

 

イエロー

 

p13600983

 

 

 

ホワイト

 

p1360100

 

 

 

 

ステッカーは、切り文字タイプで、

サイズは、 170mm × 20mm (よこ × たて)  です。

 

 

 

お値段は、1枚 ¥2,000 

 

 

 

もちろん、製作費用は、すべて、田中の自腹ですので、

販売金額は、100% 義援金となります。

 

 

500枚 つくりましたので、完売すれば、100万円です!

ご購入は、下記オーダーフォームより、よろしくお願いします。

(お支払いは、銀行振込 となります)

 

 

 

         オーダーフォーム

 

 

 

当然、被災地に、エールを送りたいという お気持ちがあれば、

スイフトに限らず、どんな車種のオーナーでも、大歓迎です!

 

 

 

 

 

また、「頑張れ!」 という、ワードの意味合いは、

 

 

みんな応援してるよ! 

一緒に頑張ろう!

 

 

という強力な 「エール」 です。

 

 

今の状況から、

「がんばろう!」 では、被災地まで届かない気がして・・・・・・・・。

 

 

だから、被災地へのダイレクトな応援メッセージとして、

より強い想いを伝えたくて、「頑張れ!」 というワードにしました。

 

 

もちろん、

一方的に、被災地で頑張っている方の、頑張りを強いる ことではありませんので
    
ご理解いただけると嬉しいです。

 

 

 

 

 

きっと、このステッカーを見るたびに、

みなさんが、被災地を応援する その気持ちと

被災地で頑張ってられる方々の 「パワー」 を感じとっていただけると思います。

 

 

 

頑張れ!  東北!!

頑張れ!  関東!!

そして、 頑張ろう! 日本!!

 

 

 

被災地も、被災地じゃないところも、

ひとり ひとり が、今まで以上 頑張ったら、

きっと、素晴らしい未来が、必ず、そこには 「ある」! と思います。

 

 

 

その日まで、

 

頑張れ! 自分!!

 

 

 

みなさん、どうぞ、よろしくお願いします。

ZONE
ZONE WEB サイトに、スイフトの開発コメントを追加!

2011年03月25日(金)

「道場破り」 にて、適合をとった、ZONE のマッチングデータ(開発コメント)を

ZONE WEB サイトに、追加しました。

 

 

筑波1000

 

袖ヶ浦フォレストレースウェイ

 

岡山国際サーキット

 

 

ぜひ、ご活用くださいね!

 

 

 

zone_logo_w600_1

ZONE
TM-SQUARE WEBサイトに、道場破りコーナー登場!

2011年03月24日(木)

いままで、道場破りを行った、サーキット別の攻略法等が

TM-SQUARE WEB サイト の TOPページから、

アクセスできるように、なりました!

 

 

 

TM-SQUARE WEB サイト

 

 

 

今後も、どんどん追加したいと思いますので、

走行会の前に、ぜひ、ご活用くださいね!!

 

 

 

 

doujyou_bnr012

 

 

以上、 勝手に 「道場破り」 実行委員会?からの お知らせでした。

ZONE
勝手に 「道場破り」 Vol 4  in  岡山国際サーキット攻略法 (ドラテク編)

2011年03月17日(木)

 

 

ドラテクマニアのみなさん、お待たせしました。

今回は、岡山国際の攻略法をお伝えします。

 

長年、GT選手権を戦ってきた経験から、

岡国で、タイムに大きく影響するのは、

①コーナー ②コーナー ④/⑤コーナー の3箇所です。

 

11

 

 

コース後半部分も、もちろんタイムには、影響しますが、

ウエイトは、圧倒的に、上記3つのコーナーが大きいです。

 

 

では、はじめましょう。

 

 

まず、メインストレートは、4速までシフトアップし、

①コーナーを目指します。

 

 

①コーナー手前で、4 → 3 とシフトダウン。

確実にクリップをかすめ、かなりワイドラインで①コーナーを立ち上がります。

(コースアウト側は、かなり広いです)

 

①コーナーのポイントは、ボトムスピードと、立ち上がりのステアリング舵角です。

 

進入スピードをブレーキで落とし過ぎないように、

ブレーキのリリースをうまく使って向きを変えます。

 

クリップでの向きがどれぐらい変わっているかによって、

出口のステアリング舵角が決まってきますが、

向きの変わりが浅いと、出口でいつまでもステアリングを大きく切ることになり、

立ち上がりスピードが乗りません。

 

ベストなクルマの動きは、ターンインからクリップまでに、

スルスルッと、向きが変わりつつクリップに近づき、

クリップ付近で、ギュっと向きが変わりきるイメージです。

そうすると、少ない舵角で、立ち上がれるのです。

 

 

そして、岡国最大のタイムアップポイントである、②コーナーへと向かうのですが、

②コーナーを攻めるための大きなポイントは、コーナーの手前にあります。

それは、①コーナーと②コーナーのつなぎの部分です。

 

 

21

 

 

①コーナーをアウトいっぱいに立ち上がり、

3速キープで、今度は、②コーナーのアウトへ、クルマを振るのですが、

この振りは、早い方が絶対的に有利です。

 

エンジンパワーを食われないようにスムーズに、

この区間の振りを行うと、ちょうど振りきったときに、

②コーナーへステアリングを切るタイミングとなります。

 

また、②コーナーは、空力的にも、荷重移動によるグリップ変化も、

非常に大きく影響を受けるレイアウトです。

 

岡国を走った人なら、一度は経験があると思うのですが、

②コーナーをレイトブレーキで飛び込んで、

いつもより少し強くブレーキを踏んだ瞬間・・・・・・・、

クルマは、ブレイクしてオーバーステアとなり・・・・・・・・、なんてことになります。

 

 

これは、まさに②コーナーのレイアウトの影響なんです。

そうです、コーナーに向けて、路面が下っているので、

その区間で、少しでもブレーキを強く踏むと、

「フロントの荷重大 リアの荷重小」 となり、そこには、オーバーステアが、待っているのです。

 

 

ズバリ、田中ミノル式 ②コーナー攻略法は、進入時にクルマをあまり動かさないことです。

 

 

それを踏まえて、話を戻します。

 

①コーナーをアウトいっぱいまで、膨らんだら、

少々、抵抗になっても良いので、素早く強引に、②コーナーのアウトにクルマを振ります。

 

そして、少しだけハンドルを左に切り、右側に少しだけウエイトをかけた状態で、

②コーナーのクリップめがけてステアリングを切り込むのです。

 

この運転をする理由は、ただ一つ。

そうです、この走り方を行えば、その状態からブレーキを踏んだり、

ステアリングを切っても、クルマは大きく動かないからなんです。

 

もちろん、クルマを動かしたくない状況でのブレーキですから、

やさしく、その分、長くが基本です。

 

すると、ハイスピード & 安定した状態で、クリップに向かいますので、

②コーナーも、そしてその後の③コーナーの通過スピードも上がり、

大きくラップタイムが稼げるのです。

 

反対に、ここでオーバーステアになると、運良くクラッシュは免れたとしても、

精神的なダメージはかなり大きいはずです。

 

それが苦手意識となり、

いつまでも、②コーナーを攻略できない人って、かなり多いような気がします。

 

また、スイフトなら、②コーナーは、最終的には、ノーブレーキでOKでした。

もちろん、アクセルは、少し長めにOFF しますが、

ブレーキを踏まずに、エンジンブレーキだけで進入しても、

急激に前荷重になることもなく、とっても安定して、②コーナーをクリアーすることが可能です。

 

でも、これは、かなりの走り込みが必要だと、田中は思います。

 

31

 

 

それから、②コーナーの立ち上がりで、ギアは4速に入り、

高速S字に向かいますが、

ここは、問題なく全開でクリアー可能です(タイヤが温まるまでは、無理です・・・)。

 

そして、④/⑤コーナーへ向かいます。

このコーナーは、出口がかなり上っており、

アンダーパワーのクルマには、ホント厳しいコーナーです。

 

使用するギアは、3速ですが、最初は2速で走ってみることをオススメします。

ですから、ギアは、ブレーキと同時に、4 → 3 → (2)。

 

④コーナーのインをしっかりクリップし、かなり速いタイミングで、アクセルオン。

 

するとライン的には、⑤コーナーのクリップは取らず、

コースの真ん中あたりでステアリングを切った状態で走行する感じとなります。

 

⑤コーナーのアウト側は、かなり広い設定ですが、あまりアウトまで行ってしまうと、

出口が厳しくなりますので、要注意です。

 

イメージ的に、⑤がインにクリップできるようなら、

④のスピードが足りないか、アクセルオンが遅いと思われます。

 

かといって、アウト側が足りないようなら、

④で、向きが変わる前に、たくさんアクセルを踏み過ぎです。

 

そして、かなり長いストレートへと続き、4速までシフトアップし、⑥コーナーに向かいます。

 

 

 

 43

 

 

⑥コーナーは、岡国で一番のハードブレーキングが必要なコーナーです。

思い切ったブレーキングに合わせて、 4 → 3 → 2  とシフトダウンします。

 

ステアリングを切り込む直前のタイミングから、ブレーキをリリースして、

リリース量に合わせて、どんどんステアリングを切り込みます。

 

また、このコーナーも、出口が上りになっていますので、

できるだけ早くからアクセルを踏みたいので、クリップに付いたら、

少しだけアクセルに足を乗せます。

 

そして、ステアリングが戻るタイミングと同時に、どんどんアクセルを開けていきます。

 

⑥コーナーを アウトいっぱいに立ち上がったら、2速キープで、素早く⑦コーナーのアウトに

クルマを振り、⑦コーナーはアウトサイドから進入します。

 

この、⑦コーナーは、クリップ付近から、コースが急激に下っており、

特にイン側は、窪みのようになっていますので、少し早めからアウトにラインを取ります。

 

ここの出口は、2種類のラインがあります。

 

一つ目は、縁石のまだ、外側にある、緑のコンクリートの上を走るライン。

二つ目は、縁石にタッチせず、走るラインです。

 

ライン的には、縁石のまだ、外側にある、緑のコンクリートの上を走る方が、絶対に有利です。

でも、クルマはかなりバタバタしますので、ハイレートのスプリング、低い車高では、

次の⑧コーナーの進入が安定しません。

 

また、空力デバイスが効いているクルマも、バタバタするデメリットが大きくなってしまいます。

 

ですので、ある程度、車高が高く、スプリングも、さほどハイレートではなく、

安定してギャップを乗り越えることができる車両は、

緑のコンクリートの上を走る方が速いと田中は思います、ハイ。

 

 

で、お次は、通称「便所裏」の⑧コーナーですよね。

 

 

51

 

 

 

ここは、ステアリングを切る前に、2 → 3とシフトアップ。

(1型のミッションでは、2速ホールドの人もいるらしい)  3速で進入します。

 

少しだけ、車速を合わせるブレーキを踏み、ノーズをインに向けて、

クリップ付近から、ジワジワとアクセルを踏み込んで、

アウトいっぱい、いや、アウトの縁石をなめるように、立ち上がります。

 

アウト側の縁石は、踏んでもOKですが、角度に注意です。

向きが変わりきらないまま、ステアリングをいっぱい切っている(アンダーステ)状態で、

縁石に乗るのは、危険ですので、ご注意を。

 

でもって、3速のまま、⑨コーナーに向かいます。

 

⑨コーナーでは、3 → 2 とシフトダウンして、セオリーどおり、

アウトからブレーキをリリースしながら進入します。

立ち上がりは、あまりアウトまで行くと、次のコーナーが厳しくなるので、

クルマ1台分ぐらいは、アウトにスペースを残して立ち上がり、

2速キープのまま、アウト側から、⑩コーナーにアプローチします。

 

この⑩コーナーは、出口が上っていますので、アンダーステアになりやすいコーナーです。

だからといって、クリップ付近で向きが変わりきるまで待っていると、

ボトムスピードが落ち、トータルで速くない・・・・・・・。

 

ですから、クリップ付近で、ギュッ と向きを変え、

早くアクセルが全開になることよりも、ボトムスピードを優先します。

 

仮に、アクセルがすぐに全開にならないとしても、田中は、ボトムスピードを優先して走ります。

実は、その方が、トータルタイムが速いだけでなく、タイヤにもかなりやさしいんですね~。

 

 

61

 

 

 

 

⑩コーナーを2速で立ち上がると、短いストレートで、3速にシフトアップし、

⑪コーナーに向かいます。

 

⑪コーナーは、タイヤさえ温まっていれば、全開でOK!

このコーナーを全開で抜けるとき、なんとも言えない爽快感が、訪れますよね~。

田中は、この感覚が、大好きです。ハイ。

 

 

で、最終コーナー である、⑫コーナーとなるのです。

 

このコーナーは、3速のまま、弱めのレーキングをして、

ほんの少しだけ、奥目のクリップを目指します。

 

セッティングされたクルマは、クリップまでの減速区間で、

どんどんクルマが曲がりますので、インの縁石を10m ぐらいなめながら、

徐々にアクセルオン。アウトいっぱいを目指します。

 

また、このアウト側の縁石の外側にも、緑のコンクリートが、存在します。

ここを使用するかどうかは、アンダーステアの量によると、田中は思います。

 

アンダーステアで、向きは変わりきっていないけれど、

アクセルが踏みたいなら、出口ラインをワイドにするしかありませんから・・・・・・。

 

でも、そこには、リスクが存在することも、しっかり理解した上で、トライしてくださいね。

 

ちなみに、田中は、思いのほかクルマが良く曲がってくれましたので、

アウト側の縁石は、使用しませんでした(自我自慢・・・・・)。

 

⑫コーナーは、セットアップの良し悪しが、運転にも、タイムにも、

大きく影響しますので、冷や汗をかき続ける前に、

もう一度、セットアップを見直してみる方が、近道だと田中は思いますよ~。

 

 

以上、岡山国際 攻略法でした!

 

 

 

いやはや、今回も、マニアックですいません・・・・・・。

 

 

 

では、55秒2 のラップを

通称、恋人カメラ からの映像で、どーぞ!

ZONE
勝手に 「道場破り」 Vol 4 in 岡山国際サーキット攻略法 (セットアップ編)

2011年03月16日(水)

 

 

岡国が本拠地のみなさん、大変お待たせしました。

今回は、セットアップ編から、お届けしましょう!

 

 

まずは、

岡国 持込 セッティングデータは、以下のとおりです。

 

 

タイヤ/ホイール    F BBS 7.5J 16 +46  クムホ V700 225-45-16

              F BBS 7.5J 16 +46  クムホ V700 205-45-16

タイヤ内圧        F 2.8   R 2.9  (ともに温間)

ホイールスペーサー  F 10mm  R なし

リヤスタビ        38φ 

スプリング        F 65-07-600   R 60-06-600

ダンパー 減衰      F  MAX 5戻し  R   MAX 8戻し

車高            F 605  R 585

ブレーキパッド      F 10F  R 88B 

トー             F  OUT 0:20 

キャンバー        F  -5.8度   R  大盛りシム

 

 

コンディション的には、2日間とも、気温は4~6℃

路温 は、8~12℃ レベル。

 

初日は、奇跡的に走行時間だけ、雪が止み、問題なく走行できましたが、

2日目は、雪の影響で、ほとんどドライで走れませんでした・・・・・・・。

 

 

イニシャルのバランスは、

全体的にロールが大きく、パワーの食われ感も強かったので、

迷わず、スプリング変更。

バランス的には、悪くなかったんですけどね・・・・・。

 

また、この段階での、BESTタイムは、1:56:1 でした。

 

 

 

この日は、走行が2セッションあったのですが、連続だったので、

交換に、少々時間がかかるフロントは、そのままとし、

リアのスプリングのみ 

 

60-06-600ポンド  →  60-06-800ポンド    に変更。

 

(なんと、交換時間 10分間!  さすが、安部/佐藤ペアー)

 

 

 

すると、思ったとおり、全体にロールが小さくなり、ステアリング舵角が小さくなりました。

また、コーナーリング中の グリップ変化も小さくなり、パワーの食われ感が減少しました。

 

そして、初日のBESTである、1:55:2 をマーク!

(道場破り、成立です!!)

 

 

 

でもって、翌日のセット変更は、

 

フロントスプリング  65-07-600   →   65-07-800

リアスプリング    60-06-800   →   60-06-1000  

フロントパッド     10F  →   08H

 

 

ブレーキパッドは、大きな不満はありませんでしたが、

ま、トライ ということで、08H に、変更です。

 

 

 

でも・・・・・・、雪が・・・・・・・。

 

最初のセッションは、タイヤが温まる前に、

3ラップで中断・・・・・・。

 

BEST 1:56:4

 

 

ブレーキの効きが、少々不足していたので、

フロントパッドを 08H から、10F に戻し、

最後のセッションに望みましたが・・・・・・・・・、

 

走行前に雪が降り、完全ウエットで、スタート。

 

最後には、ほぼドライになりましたが、2つぐらいのコーナーで、

まだ、路面は、乾ききらず・・・・・・・・。

 

BEST 1:55:8 でした。

 

 

クルマのバランスは、ハイレートにしたことで、かなりいい感じになったのですが、

少々、アンダーステアが発生し、最終コーナーで、「待ち」 の時間が長くなりました。

 

ということで、田中ミノル式、岡国に適合するスプリングレートは、

 

F 600ポンド  R 700ポンド

F 700ポンド  R 800ポンド

F 800ポンド  R 800ポンド

F 800ポンド  R 900ポンド

 
あたりではないかと思います。ハイ。

(もちろん、タイヤにもよると思います)

 

 

また、ブレーキパッドは、

F 10F  R 88B  が、基本ですね。

 

 

では、ここで、動画を2つ。

 

 

まずは、 

フロントスプリング  65-07-600ポンド

リアスプリング    60-06-800ポンド

 

の組み合わせから。

 

(1:55:2)

そして、お次は、

 

フロントスプリング  65-07-800ポンド

リアスプリング    60-06-1000ポンド

 

の組み合わせです。

 

(1:55:8)

ちなみに、ほんの少し濡れています。

 

 

 

 

 

 

かなり、ブレブレで、申し訳ありませんが、

セットアップ違いによる、クルマの挙動を感じていただければと思います。

 

 

 

 

 

 

ガンバレ東北!

ガンバレ関東!

ZONE
勝手に 「道場破り」 Vol 3 in セントラルサーキット攻略法 (ドラテク編)

2011年03月09日(水)

 

 

ごく一部の方! お待たせしました!!

セントラルサーキットの攻略法(ドラテク編)です。

 

 

セントラルでは、3箇所、複合コーナーと呼ばれるコーナーが存在します。

この複合コーナーの攻略が、セントラルサーキットの基本となり、

3箇所とも、考え方は同じです。

 

 

 

では、はじめましょう。

 

 

1

 

まず、ストレートは、4速までシフトアップし、(ロガー上の最高速 156km/h)

①コーナーに向けて、4 → 3 → 2 と、シフトダウン。

 

①コーナーの手前は、路面がかなり荒れているので、

ブレーキングが安定せず難しいことから、アウトから、カックンと曲がるのではなく、

少し早めに、クリップを目指すイメージです。

 

そして、この ①②コーナーは、複合コーナーです。

 

複合コーナーを攻める王道は、2つ目のコーナーをしっかりクリップすること。

そのために、一つ目のコーナーのクリップは、必ずしも取らなくてもOKなんです。

 

カンタンに言ってしまうと、2つ目のコーナーをしっかりクリップできるラインで、

一つ目のコーナーのライン取りを考えるのです。

 

でも、アンダーパワーになればなるほど、一つ目のコーナーで、

ガッツリとイン側を空けるラインではなく、一つ目も、二つ目もクリップを取るような、

コンパクトなラインとなる・・・・・・・。 ここが、ちょっと複雑ですね・・・・・。

 

 

では、どのように、走るかを説明しますね。

 

 

ほんの短い区間ですが、①コーナーと、②コーナーの間に、

少しだけ、まっすぐな部分があるのですが、

この部分を、一定の横Gがかかるように、走りたいんです。

 

2

 

 

そのために、必要なことは、ある程度、スピードを持って、進入することと、

ほんの少し(40~50センチぐらい) ①コーナーのイン側を空けます。

 

すると、このつなぎの部分も、きれいに横Gがかかり、

ひとつのコーナーとして走れるんです。

 

そうです、すべては、②コーナーのクリップをガッツリと取るために、

どのように①コーナーを走ればよいかを考えるというわけなんです。

 

反対に、①コーナーでガッツリとクリップを取ると、横Gが、つなぎ部分で減少し、

ひとつのコーナーとして、走れなくなり、②コーナーが厳しくなってしまいます。

 

ですから、

一定の横Gで、①②コーナーをひとつのコーナーとして走り、

②コーナーのインをガッツリとクリップし、アウトいっぱいに立ち上がります。

 

すると、次の③コーナーは、ラインが少々タイトになりますが、全開で問題なく走れます。

そして、③コーナーに入る寸前で、3速へシフトアップです。

 

それから、ストレートで、4速までシフトアップし(ロガー上の最高速 157km/h) 

ブレーキを踏み、④コーナーは、2速で進入します。

 

 

ここは、路面が上っていることもあり、ブレーキはよく効くので、減速し過ぎないのがポイント。

また、ブレーキのリリースも少々早めとなり、リリースしながら、

④コーナーのクリップを目指しますが、ここも複合コーナーなんです。

 

 

 

3

 

 

だから、目指すことは、⑤コーナーのクリップをしっかり取ること。

④コーナーは、ほんの少し40~50センチぐらい、クリップを空けて、2速のまま、

⑤へとアプローチします。

 

ここも、①②コーナーと同じく、コーナーの間に少しだけ、直線区間があるので、

横G が、途切れないように、できるだけ、一定の横G が発生するラインで、

⑤コーナーのクリップをしっかり取ります。

 

もちろん、④コーナーでクリップを空ける量は、セットアップ等によっても変わってきますが、

1m以上空ける様なことは、ないように思います。ハイ。

 

そして、⑥へのアプローチ寸前で、ギアを、2 → 3速 にシフトアップし、

⑥コーナーのイン側を目指します。

 

このコーナーは、全開でクリアーできるか、できないかの設定ですが、

速度的にも、そこそこ高く、路面も悪いので、全開トライをするのは、

相当クルマが決まっているか、かなりの走り込みが必要だと思われます。

 

 

 41

 

また、⑥コーナーをハイスピードでクリアーすればするほど、

出口でアウト側へ膨らむことから、⑦コーナーへのアプローチは、

ライン的に厳しくなります。

(田中はアウト側にクルマ一台ぐらいのスペースがあるラインがBEST だと思います)

 

⑦コーナーは、全開では少々厳しいので、進入でアクセルコントロールを入れ、

ステアリングを切り込みます。

出口アウト側は、かなり広くなっていますが、このコーナーも路面がかなり荒れていますので、

アンダーステアの状況で、どんどん外側に膨れるのは、かなりリスクがあるのでご注意を。

後は、⑧コーナーに向けて、最短の直線的なラインを取ります。

 

 

5

 

そして、またまた、複合コーナーの⑧⑨コーナーへと続きます。

ブレーキング そして、 3 → 2 にシフトダウン。

 

田中は、この日、2通りのラインをトライしました。

 

一つ目は、⑧コーナーのクリップに向けて、直線的なラインで、しっかり⑧をクリップするライン。

二つ目のラインは、⑧コーナーのクリップを少し空けて、丸くラインを取り、

⑨コーナーのクリップを確実に取るライン。そうです、複合コーナーの王道ラインです。

 

一つ目の、直線的に進入するラインでは、スピードによっては、

⑨コーナーまでに、向きが変わりきらず、⑨コーナーのクリップに、ピッタリとは付けません。

 

確かに、⑨コーナーのアウト側は、そこそこ広いので、スイフトなら、

このラインでも問題なく走れるのですが、やっぱ、少々アクセルオンが遅れてしまいます。

 

でも、二つ目のライン(複合コーナーの王道ライン)では、

⑧コーナーのラインを少し膨らませることから、⑨コーナーのクリップもガッチリと取れて、

アクセルオンも、早いですね、やっぱり。

 

ロガーで見た感じだと、⑧⑨ 両方のコーナーのクリップを取るか、

⑨のみクリップを取る走り方の方が、速いようでした。

まあ、このあたりは、ケースバイケースで、よろしいかと思います。ハイ。

 

 

 

6

 

そして、セントラルで、1番難易度が高い、⑩ ⑪コーナーへと続きます。

⑨コーナーを2速で立ち上がり、⑩コーナー手前で、3速にシフトアップ。

3速ホールドで、⑩コーナーへ、進入しますが、ここはかなりの下り坂なので、

精神的なプレッシャーがあります。

 

コーナー手前で、大きくクルマの姿勢変化を起こさないように、やさしくブレーキングの後、

⑩コーナーのクリップを目指します。

ここは、イン側の路面が再舗装されていますので、まさにその上を走る感じです。

 

⑩コーナーのアクセルも、クルマに大きな挙動を与えないように、やさしく踏みはじめ、

コーナーを立ち上がります。

 

このコーナーも、通過スピードが上がれば、立ち上がりが、アウト側になることで、

次の⑪コーナーはライン的に、厳しくなります。

ですので、次の⑪コーナーのラインが、最低限確保できるように、

アウト側に少し余裕を持ったラインで立ち上がります。

 

そして、そして、セントラル最大の難関コーナー⑪のクリップに対して、切り返すのですが、

このコーナーは、立体交差下ですので、立ち上がりが見えないブラインドコーナー。

なのに、立ち上がりは、コース幅が、かなり広くなっています。

 

ですから、重要なのは、ボトムスピードと、アクセルオンのタイミングです。

 

ライン的には、イン側をシッカリとクリップして、まだ、先が見えない状況で、

早めのアクセルオンとなりますが・・・・・・・、失敗したときの代償がかなり大きいコーナーです。

だから、攻めるのは最後の最後にしてくださいね。

(出口のランオフエリアも、かなり狭いことから、一発いくとかなりのダメージです)

 

もちろん、⑪コーナーの出口は、アウトいっぱいまで使用し、⑫コーナーへと向かいます。

 

 

7

⑫コーナーの進入で、3 → 2速と、シフトダウン。

このコーナーは、折り返しのヘアピンコーナーとなり、長いストレートへと続きますので、

ブレーキのリリースは、少々早めに終了し、ほんの少しだけ、

早めにアクセルペダルに足を乗せます。

 

ポイントは、踏むのではなく、乗せるだけ。

クリップ付近で、アクセルを踏むと、カンタンに立ち上がりでアンダーとなりますので、

少しアクセルを乗せてガマンです。

 

で、ステアリングの戻りに合わせて、徐々にアクセルを踏み、アウトいっぱいに立ち上がれば、

メインストレートとなります。

 

 

 

いゃ~、今回も、マニアックになってしまいました・・・・・。

 

では、おさらいの意味で、動画をどうぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

画面、かなりブレてますよね・・・・・・・・。 なんだかスピード感もないし・・・・・・。

 

 

 

 

ということで、通称 「恋人カメラ」  (佐藤命名) 

 

 

 

8

 

 

での映像も、どうぞ!

(なにやら、恋人視線の映像だから・・・・、だそうです)

ZONE
勝手に 「道場破り」 Vol 3 in セントラルサーキット攻略法 (セットアップ編)

2011年03月08日(火)

 

 

走ってきましたよ~、セントラルサーキット!

 

 

でも天候が・・・・・・、

雪混じりの雨が、時より激しく降り、

結局、完全ドライで走れたのは、約10LAP。

  

 

114

 

 

 

でも、10LAP も走れたのですから、

セットアップの方向性は、十分に確認が取れました。

 

 

しかし、驚くような路面ですね・・・・・・・・。

ギャップや、路面のウネリが、かなりあり、

通常のサーキットセットでは、少々厳しそうな感じです。

(井入さん、早く最舗装してくださいな)

 

 

 

今回の持ち込みセットは、

 

 

ホイール     F BBS  7.5J 16 +46 (10mmmスペーサー)
            R BBS  7.5J 16 +46 

タイヤ       F クムホ 225-45-16(中古品) 
           R クムホ 205-45-16(中古品) 

内圧       F:2.8  R:2.9 (温間)

リヤスタビ    38φ 

スプリング    F 65-07-700 
           R 60-06-700 

ダンパー減衰  F MAX 5戻し  R MAX 8戻し

ブレーキパッド  F 03C R 88B 

車高       F 605  R 585  

トー        F  OUT 0:15

キャンバー   F  5.8度   R  大盛り   

 

といった、感じ。

 

213

 

 

走りはじめると、やっぱ、路面が悪く、ロール剛性が路面と合ってません・・・・。

また、ダンパーも少々強く感じました。

 

あと、ブレーキの効きも、足りないと感じましたので、

セッティング変更です。

 

 

変更したのは、

 

スプリング     F 65-07-700  →  65-07-600

           R 60-06-700  →  60-06-600

リヤスタビ    38φ  →  35φ

ダンパー減衰  F    5  → 7戻し

          R    8  → 10戻し

フロントブレーキパッド   03C  →  04M

 

です。

 

 

 

312

 

46

 

 

でもって、フィーリングは・・・・・、

 

スプリングと、スタビでロール剛性を下げたことにより、

随分、ギャップや、路面のウネリ に、対応するようになりました。

 

ですから、セントラル で使用する リアスプリングは、

やっぱ、MAX で、600ポンド レベルだと、田中は思います。

 

で、リアの600ポンドに合わせるとなると、

フロントは、500/550/600ポンドあたりからのチョイスになると思います。

 

 

 

また、フロントのブレーキパッドは、04M がマッチングしました。

効きが強過ぎもせず、足りないこともない。

リリースも、自由自在に、コントロールが可能です。

 

ちなみに、04Mは、まだ、WEBサイト 等には、ご案内できていませんが、

税込み価格 ¥23,100  にて、絶賛販売中で~す。

 

 

 

ということで、セントラルサーキットは、路面の問題で、

スプリング スタビ ダンパー減衰 とも、少し弱めがマッチングしました。

 

それから、フロントキャンバーが足りない状況で走ると、

ギャップの影響で、かなりタイヤの外側にダメージを受けそうな印象です。

 

また、跳ねることなく、路面の凹凸をクリアーするためには、

ピストンスピードが速くても、減衰が大きく立ち上がらないダンパーが、

マッチングすると思います。ハイ。

 

 

 

以上、セントラルサーキット攻略法(セットアップ編) でした!